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2024年06月30日 イイね!

showの幕開け直感デスティニー!わたくしにだけかしらねしろデミちゃん

showの幕開け直感デスティニー!わたくしにだけかしらねしろデミちゃん穏やかな気持ちと秋の風が舞って
 縁側の風鈴が季節外れの音色を奏でて揺れる


「落ちた瞬間焼きたてラブロマンスそして沼」


1892年、わたしは初めて恋をした。


......


「シロミ―、あなたにお手紙よ」
「ありがとうございます、シンディ様」
「ご両親からかしら?」
「...そのようです」
「律儀なものね」
「ご迷惑をおかけします...」
「ふふ冗談よ、お返事、書くわよね?」
「そのつもりです」
「はい便箋、これ使ってくれて」
「そんな、恐れ多い」
「その分しっかり働いてくれればいいわ」
「はい...ありがとうございます」


......


家事使用人として働く彼女の名前はシロミ―。
地方の山間にある静かな農村で生まれ育ったシロミ―は、12歳になった頃に両親の元を離れ、国家王室からほど近いいわゆる都市部、このナミローク男爵家に雇われて毎日をあくせくと働いて過ごしていた。
趣味などに費やす時間はあって無いようなもので、毎月の両親への仕送りのためだけに身体を酷使して働き続け、ただいたずらに時間が過ぎ...気が付けば16歳。心と身体がちぐはぐになるほどに年齢だけを重ねてきてしまっていた。事実、鏡に映る自分の姿を見るたびにそう思わざるを得なかった。
とはいえ、シロミ―が気付いていないだけで、心の方も時間と共に確実に大人へと成長していたのも事実。闇雲ではない、しっかりと...はっきりとした感情が芽生えるようになってきていた。


......


「シ ・ ロ ・ ミ ー !!」
「えっ?!あ、はいはい!お待ちください今行きます!」

「はやくー!シロミーこっちきてー!!」

テテテテテ...

「はぁはぁはぁ...キャンディお嬢さま...」
「おっそーい」
「はぁはぁ...も、申し訳ございません今お皿を洗って...」
「ねえねえシロミ―」
「え?えっ、なんでしょう?」

ヒラヒラヒラ

「どう思う?」
「?」
「ねえどう思う?」
「あ...えっと、何がですか?」
「もう!シロミ―ってば!ほらわからない?!」

ヒラヒラヒラ

「あ...クルクルと回られて...新しいダンスですか?」
「ちっがーう!!」
「え?!」
「ドレスよ!ド・レ・ス!!」
「あぁそちらでしたか」
「あぁそちらでしたかじゃないわよ!もぅ...それでどう?」
「とても素敵ですよ、キャンディお嬢さま」
「あ、やっぱりー?」
「ええ、お嬢さまには白のドレスがよくお似合いです」
「そっかーありがとシロミ―」
「そんな、恐れ多い」
「今日のパーティ―用なのよ」
「確かご学友の9歳のお誕生日」
「そうね」
「キャンディお嬢さま、素敵です」
「ねえシロミ―」
「はい、キャンディお嬢さま」
「あたし、おいしいパンが食べたい」
「パン...ですか?」


......


昼時、人で賑わう市場を抜けて。
日々の目が回るような忙しい毎日の中では買い出しに費やせる時間もさほどなく、令嬢の言いつけとはいえ、こんなところまで来られたのも久しぶりでシロミ―は心躍っていた。
色鮮やかで新鮮そうな魚、丸い野菜たち、塩、ソーセージ。多くの店が連なり様々なものが売られ、大勢の客が買い付けていく。その独特な雰囲気に圧倒されて足がすくむ思いの中、ふいに風にのってやってきた香ばしい匂いにつられ、市場を抜けた先に最近できたばかりのおいしいと噂のパン屋の前にシロミ―は立っていた。
シロミ―を見て微笑む好青年な店主と、顔を赤らめてぎくしゃくとした動きを見せるシロミ―。


......


「いらっしゃい」
「...」
「どれにします?」
「...」
「お嬢さん?」
「あ...あ、あの!!」
「はい?」
「パンをください!!」
「ふぇ?!」
「おいしいパンをください!!」
「...」
「あ、ダ...ダメ...です...か?」
「...あはははは!」
「え?」
「お嬢さん、おもしろいね」
「な、なんで笑うんですか...」
「あーごめんごめんなんか分かんないけど笑えた」
「おいしいパンを買わないと帰れないんです...」
「それならお嬢さんうちに来て正解だね」
「?」
「だって俺が作るパンは全部うまいから」
「ほんと?!」
「今日はとりあえずおすすめを買っていきなよ」
「はい!はい!はい!」
「はは、ほんと笑える...はい、これとこれとこれ」
「ありがとうございます!」
「あとこれ...ほら手出して」
「え?」
「はい、サービス」
「これ...かわいいパン...」
「帰りにでも食べてみて」
「...」
「気に入ったらまた買いにきてくれよ」
「はい...また...来ます」


......


ナミローク男爵、男爵夫人、男爵令嬢。
シロミ―が腕によりをかけた料理とお酒ととっておきのパンで始まった一日の終わりの晩餐。その一日が無事に終わり、胸を撫でおろした表情でキャンディ令嬢の後ろに少し離れて立つシロミ―。
微笑み振る舞い、体は一日の疲れを感じながらも、今日のパン屋の店主の顔が頭に浮かんで気持ちが高ぶってくる。そして、妙に幸せでふわふわとした不思議な気持ち。

なんでだろう...。

若すぎるシロミ―にはその答えは出せなかった。


......


「いやあ酒がうまい」
「随分と楽しまれたご様子ですわね」
「わかるかい?」
「顔に出てらっしゃいますもの」
「はは、実は今日デッミモンド男爵にお会いしてね」
「あら」
「実に愉快な方でね、いい友になりそうだ」
「だれー?アーモンドってー?」
「キャンディ、デッミモンド男爵よ」
「はははシンディ、よいではないか」
「あなたはキャンディに優しすぎますわ」
「ははは、まあそう怒るな」
「シロミ―もそう思うでしょ?」
「え、あ、は...いえ、その...」
「こらこら、シロミ―が困っているではないか」
「キャンディにもナミローク家としての誇りを...」
「あーそれはそうとシロミ―、このパンだが...」
「...え?!あっ、はい!」
「実にうまいではないか」
「またそうやってはぐらかして...あら、悪くないわね」
「ムフフ」
「どうしたのキャンディ変な笑い方して」
「へへ、あたしがシロミ―に買ってきてって頼んだの」
「そうなのシロミ―?」
「え?!あっ、あー...はい!」
「さすがはキャンディだな」
「また!すぐに褒めるのはあなたの悪い癖です」
「褒めて何が悪いのだ」
「訳も聴かずに褒めるのが悪いと言っているのです」
「パンがうまければそれでよいではないか」
「まーまーまーおちついて」
「キャンディ!大人の真似ごとをするんじゃありません!」
「こわーい」
「はははシンディ、よいではないか」
「まったく二人とも...」
「さてと...それでだがシロミ―」
「え?!あっ、なんでしょうナミローク男爵」
「このパンはどこで手に入れてきたのだ?」
「あ...あの、市場を抜けた先に最近新しくできた...」
「ほぅ、で、パンの種類はほかにもあるのか?」
「はい、わたしが見た限り沢山ございました」
「それはいい!是非ほかのパンも食べてみたい!」
「は、はい、仰せのままに!」


......


また...会える...。

街の灯りが消える頃、幸せな眠りが訪れる。
...恋の始まりに気付ける人などいない。
気が付いた時にはすでに落ちてしまっているのだから。





あ、ロンパメです。




てっきり貴族と家事使用人との禁断の恋的な既視感モリモリ物語かと思ったらまさかのパン屋の店主と家事使用人との極普通過ぎる恋的アリキタリ物語だったから『いやこれそもそも貴族設定とか必要?』って感じでほぼ全員が思っちゃったけどそのほぼ全員の中の恋をしたくてしょうがない女子という女子がパン屋の好青年店主を狙って街中のパン屋を手あたり次第に漁りまくった結果『ただいまクリームパン焼きたてでーす』って言って奥から出てくる店主という店主が軒並みヒゲモジャおじさんっていう残酷ゲンジツ物語の主人公になっちゃって『終わった...』って心底思って2週間くらい落ち込んで家にこもっていそうでしたが、今日は最高のロケーションに行ってきました。



最高の天気、最高の景色、そして誰もいない駐車場。これは最高のロケーションですよね。これまでのクル活人生史上(言い過ぎ)、トップをねらえるくらいの最高さ加減でした。で、そんなトップをねらえるくらい最高なロケーションに到着したしろデミちゃんは『え?!うそ!これってなにやだそういう感じもしかして?!』ってなって最高のロケーションには最高のかわいさも必要だよねって感じでそれってつまりトップをねらえ!!(語彙力)

こんな風にね!

(確かに誰もいないね)

果てしない大空が味方してくれていますよ。

(悪天候極まりない)

景色に溶け込むかわいさ。

(溶け込みすぎててもはや行方不明)

落ち着くことも必要です。

(それな)

さて、今日は雨降りでした。梅雨入りした以上、これからしばらくは雨クル活を強いられます。雨が降っていても、しろデミちゃんはかわいいです。なのでこれからは、梅雨入りして雨続きだけどそれでもかわいいしろデミちゃんの写真を撮影する活動を引き続きしていこうと思います。あ、略すと雨ちゃん(略し方)ですね。

それってこんな感じかも!

(こ...これが...雨ちゃん...?!)

まさかですよね。

(夢かと思った)

でもね...。

(?)

これが雨ちゃんトップってこと!!

(なんとぉー!!)





“焼きたてのパンと笑顔の君
 それはもう幸せの予感しかない”





駅近に最近できたパン屋さん知ってる?
噂だけどシナモンロールだけがおいしいらしいよ。

やっぱりね、それでもしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/06/30 20:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月16日 イイね!

chronicleは大荒れ現実プリンシプル!まかせて...絶対に命中させるわしろデミちゃん

chronicleは大荒れ現実プリンシプル!まかせて...絶対に命中させるわしろデミちゃん夜の南風が夏の匂いを届け
 ホタルがすべり落ちて幸せ溢れ


「アナタニコイシテコイコガレ」


episode - 2

ぐう~

日曜、昼の11時半。ショッピングセンターに着いた途端、わたしのおなかが鳴った。だってあっちこっちからいい匂いがするんだもーん。

ウィーン...カタカタカタ...

『ドチラヘイカレルノデスカ・オジョウサマ』
「んー?しろみんちゃんとついてきてねー」

しろみんって、AIロボットの名前。ちっちゃいしカタカタ動くし、なんかかわいいし、今日は一緒にショッピングセンターで買い物するのだ。

『クツウリバハハンタイデス・オジョウサマ』
「いいからついてきてー」

お目当ての靴を買いにきたんだけど、足はまっすぐにフードコートに向かってる。人生気の向くまま足の向くままって誰かが言ってたもん。いいよね。

ウィーン...カタカタカタ...

『オマチクダサイ・オジョウサマ』
「もうちょっとだよー」


『オジョウサマ・オジョウサマ』
「...」


『ヒトリボッチ二シナイデ・オジョウサマ』
「...」


バタン!


その音でわたしはハッとして振り返った。誰かとぶつかったのか、しろみんが倒れちゃってる。ちっちゃいしろみんが遠くにいてもっとちっちゃく見えた。

ウィーン...カタカタカタ...

『オジョウサマ...』

しろみんごめん!泣きそうなくらいにごめん!おなか空いてて足の向くまま生きちゃってたわたし大反省しかない!しろみん待ってて!今走って助けにいくからね!

テテテテテ...
「ごめんしろみん大丈夫っ?!」

ウィーン...カタカタカタ...

『ダイジョウブデス・オジョウサマ』
「よかった!けがしてない?」

『ダイジョウブデス・オジョウサマ』
「ほんとごめんねー」

『イインデス』
「これからはちゃんと一緒に歩くね」

『キニシナイデクダサイ』
「しろみんって優しいね」

『ドウセクウフク二マケルテイドノミブンデスカラ』
「なんか嫌みたっぷりね...」


......


日曜、昼の11時45分。フードコートにいるわたしとしろみん。人がいっぱい!誘惑もいっぱい!とりあえず一周ぐるりとまわってみる。わくわく♪

ウィーン...カタカタカタ...

『ハラゴシラエデスカ・オジョウサマ』
「なんかしろみん武士っぽーい」

『ガイショクハウシニナリマス・オジョウサマ』
「どこでそんな言葉覚えてきたのよ~」

うどん、ラーメン中華、韓国ビビンバ、海鮮丼、ハンバーガーショップ、クレープ屋さん、ソフトクリーム、たこやき屋さん...うーん迷っちゃうよー。

『ナニヲタベルノデスカ・オジョウサマ』
「ん~?」

『マヨッテイルノデスカ・オジョウサマ』
「そうねー」

『イソガバマワレ・オジョウサマ』
「いやそれ使いどころ間違ってるー」

『ソロソロアルキツカレマ...』
「これにきめたー!たっこやきー♪」

『ヤットキメタカ・オジョウサマ』
「なんかタメぐち...」


......


日曜、昼の12時。今、わたしの目の前にはたこやきがいる。焼きたてで中はとろとろのたこやき。たこやきという名の幸せ。つまりそういうこと。

ウィーン...カタカタカタ...

『コレハナンデスカ・オジョウサマ』
「えー知らないのー?」

『マルヤキデスカ』
「...変な言葉は知ってるのね」

しろみんてば変なの。でもやっぱりしろみんかわいいな。お外で一緒にランチなんて初めてだけど、案外楽しいかも。しろみんはどう思ってるのかな。

『タベナイノデスカ・オジョウサマ』
「まだーたこやきってあっついんだからね」

『ヤケドシソウデスネ」
「そういうこと」

ウィーン...カタカタカタ...

『フウフウシマショウカ・オジョウサマ』
「あはは」

『ドウシテワラウノデスカ』
「たこやきはふうふうしたって無駄なのよ」

『?』
「中のとろとろにふうふうは届かないでしょ?」

『タコヤキハガンジョウデスネ』
「まあそういうこと」


......


『マダタベナイノデスカ・オジョウサマ』
「えーまだ熱そうだけどー?」

『オソラクモウダイジョウブソウデス』
「えー?ほんとにー?」

『チョウセンアルノミデス』
「わかったわよ~あーん...あっつ!!」

『デショウネ』
「なにそれー?!いじわるしないでよー」

ウィーン...カタカタカタ...

『キットモウダイジョウブデショウ』
「やだー、絶対うそだしー」

『...』
「はーい図星ね」

『イソガバマワレ・オジョウサマ』
「...だからそれ使いどころ間違ってるって」


......


日曜、昼の12時半。やけどしながら食べるたこやきはやっぱり最高だった。こんなに楽しいならまた来たいな。

『カンガエゴトデスカ・オジョウサマ』
「...ちょっとね」

『オシエテクダサイ』
「ん?うん...たこやきまた食べたいなって」

『オヒトリデデスカ』
「そんなわけないじゃん」

『...』
「ん?しろみん?」

『ダレトデスカ・オジョウサマ』
「...なに、気になるの?」

『オシエテクダサイ』
「やーだよ」

ウィーン...カタカタカタ...

『マタタベ二クレバイイデスヨ』
「そうするー」

『...』
「いつにしよっかなー」

『イッテラッシャイマ...』
「もうバカね!あんたと一緒に食べるの!」

ウィーン...カタカタカタ...

『...ハイ・オジョウサマ』


......


「じゃあしろみん、靴買いに行こっか」



これはロボットが一般女子に恋をする未来の物語。
その関係はあくまでも一般女子はご主人様であって、
ロボットは雇用契約を結んだ使用人でしかなく...
思ったとしても叶うことはない恋。
そんな未来の物語。






あ、ロンパメです。





第二話となるこの物語の制作者サイドの制作意図としては儚い恋という誰しもが経験しそうなシナリオを大筋として展開しつつロボットが人間に恋をするなんていうまさかそんなありえないドラマを強引に組み合わせてえぐいほどのギャップを生み出すことで壮絶な笑いとドキドキな感動が巻き起こるウルトラダブルアップチャンスストーリーによって見てくれたほぼ全員がなんとなくでもほっこりして素敵な人生を歩んでいってくれたらいいかなって感じだったけど現実はそううまくはいかなくてこの物語を知ったほぼ全員がネット通販で¥26,800で買ったAIロボットを連れてショッピングセンターに駆け込んだ結果AIロボットたちがショッピングセンター内で転びに転んじゃって週末をショッピングセンターで楽しく過ごしたい家族という家族から『なんかアレ邪魔なんですけど』っていうクレームにつながっちゃって困り果てたショッピングセンターの店長がショッピングセンターのすべての入り口に『ロボット進入禁止』の立て看板を置こうか置くまいか夜な夜なひとりで悩んでいそうでしたが、先日は峠に行ってきました。



以前に峠に行った際は、峠の中腹で断念して峠の中腹にある神社でクル活をしましたが、今回は本当の峠でクル活をしてきました。

☆以前の“友達はクロミちゃん”ブログはこちら
神社の鳥居と、しろデミちゃん

ただ本当に残念なことに、私には峠をザザザッと攻められるような運転技術が無いのは確かなので、峠に差し掛かったところにある駐車場でのクル活となりました。で、そんな峠に差し掛かったところにある駐車場で壮大な空と山をあざとく利用してかわいさを盛りまくったしろデミちゃんをご覧ください。

それってこんな感じかも!

(盛りがえぐい)

どうでしょうか。

(距離感がえぐい)

恐怖の峠にいるとは思えないかわいさ。

(どんな峠だよ)

じゃあみんなも盛っていこうか!

(断る)

さて、峠にいようが神社にいようが永遠のかわいさ(言い過ぎ)がそこにはありました。なのでシャッターを押す回数が自然と増えていってしまって、この日はちょっと写真を撮り過ぎました。だいたい1000枚(言い過ぎ)くらい撮りましたが、その中からかわいいが最高な4枚にまで厳選してみました。

こんな風にね!

(今はその厳選力に驚いているよ)

厳選するのに丸一日かかりました。

(逆に落選した996枚が気になる)

THE・峠映えの3枚目。

(峠感ゼロ)

みんな一緒に Let's 峠映え!

(賛同者ゼロの予感しかない)





“毎朝食パンを食べるように
 毎朝君におはようを言いたい”





ほら、焼く前の食パンってまっ白じゃない?
だから、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/06/16 23:08:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月09日 イイね!

accidentが逆転ミラクルパートナー!だめ...このままじゃもたないわしろデミちゃん

accidentが逆転ミラクルパートナー!だめ...このままじゃもたないわしろデミちゃん君の笑顔が見たくてあげた
 シロツメクサの花かんむり


「さりげなく違和感マナーオブパスタ」


私は今、手記を書いている。

若かりし新卒で入った会社を立派に定年まで勤め上げた今、気が付いてみれば、パートに出る妻を朝8時に見送った後は近所のスーパーまで散歩し、家に帰れば金魚を眺めて過ごす毎日。そんな何も起きない日も多い中、何かあった時は忘れないように手記に書き留めておくわけだ。手記を書くことが、これからの豊かな人生の起点になることを期待して。

そういえば、この手記を書き始めてから一年以上が経つな。書いてばかりでは面白くないから、これまでの手記を少し振り返るとするか。と言っても、普段と変わった出来事なんて月に一度あるかないかだからページ数にするとさほどでもない。だいたい14ページくらいか。


page 1
今日は記念すべき日だ。これといって趣味の無い私は、定年で仕事から離れてからというもの時間とお金を持て余していた。だが今日からは違う。今がまさにそうだ。この日記...いや、手記と呼んだほうが大人っぽい響きだな。そう、私は手記を書くことを始める。何も起きない毎日だが、手記に残そうと思うと普段気にも留めないことでも、なぜか光って見える。こんなに素晴らしいことをなぜもっと早く始めなかったのか。あぁ素晴らしい。私の人生は、ここからが始まりかも知れない。大げさに言えば、第二の人生の始まりだ。

page 2
手記を書き始めたことを思い切って妻に伝えた。「へぇ」という返事を妻はくれた。これまで妻の顔色をうかがってばかりいた私だったが、これからはもっと自由に生きようと思う。そう思えるようになったのもこの手記のおかげだ。昨日も書いたが、なんて素晴らしいんだ手記というのは。

page 3
手記を書くと決めてからはやひと月が過ぎた。想像以上に何も起きなさすぎる毎日に、私は驚きを隠せないでいる。ちなみに今日も何も起きてはいないが、手記を書きたい衝動が強すぎて我慢できずにペンを手にとってしまった。当然だが、書くことは何も無い。

page 4
今日も何も起きてはいないが、私はノートに向かっている。今日の天気は晴れだった。それ以外、書くことは何も無い。

page 5
庭のチューリップがきれいだった。
...ただ、それだけ。

page 6
これまでの手記が壮絶な無駄に感じるくらいに、今日は思わぬ事が起きた。何かが起きれば手記に書き留めるという、基本であり本来の流れを忘れてしまっていたくらいだ。ペンが踊るようにノートの上を走りだす。スラスラと書くとはこのことを言うのだろう、1ページだけでは足りないような気がしてきたが、とりあえず書き進めてみることにしよう。

今日のお昼時、妻が、ぎょうざを焦がした。

妻はフライパンを犯罪者呼ばわりしていたようだが、とにかく部屋中が焦げ臭くなった。しかしだ、妻よありがとう。ぎょうざを焦がしてくれてありがとう。今の私は心の底から感謝できる。今こうして手記を書けているのは、今日に限っては紛れもなく妻のおかげだ。やはり素晴らしい、手記というのは素晴らしい。妻よ、これからも焦がしてくれて構わない。

page 7
あの手記の喜びから二日が経った。私の今の気分は、興奮冷めやらぬといった感じだ。何も起きない日常を良しとする考えを私は否定しない。だが、手記という術があるのならば、何が起きても怖くはない。そう思う。

page 8
あの喜びをもう一度。...喜びが欲しい。今日も何も起きなかった。そして、何も起きなかったことをこうして書いてしまっている。なんという無駄か。

page 9
最近分かったことがある。事というのは探しても見つからないものだということ。自然に事が起きるのをただひたすらに待つしかないのだ。手記を書き始めてから半年。手記というのは実に奥が深い。

page 10
何も起きない日が続く。私が勝手に決めた手記ルールからは反するが、何も起きないということを書いている。そうでもしないと一向にノートが埋まりそうにない。いかんな。ノートを埋めることが目的のようになってしまっていて、このように無駄を繰り返してしまっている。これからの人生を豊かにするために始めた手記だったが、無駄を繰り返してしまっている自分が嫌になりそうだ。これを本末転倒と言う。

page 11
昨日はお酒を飲み過ぎたせいか、ネガティブな手記を書いてしまった。大いに反省だ。しかし愚痴をこぼしたことで、少しだけだが人生の本質に迫れたような気がする。今日はもう遅いからこのことを書くのはまたいつかの機会にしよう。寝るのも手記のためには良いことかも知れない。

page 12
今日は記念すべき日だ。手記を書き始めて丸一年が経つ。ほとんど真っ白なノートを見ても分かるように、この一年本当に何も起きなかった。何もだ。それでも今こうしているように、私のこの一年は手記と共にあった。誰も気づいてはいないが、手記が私の人生を華やかに彩ってくれていた。ありがとう。そしてこれからもよろしく、手記。

今日の夕飯は肉無しカレーライスだった。

肉がなんだい。野菜上等。
妻が作るカレーライスは絶品だ。
こんなことしか書けなくてすまん、手記よ。

page 13
リビングのソファに座ってコーヒーを飲んでいた昼下がり、部屋に漂う香ばし過ぎるカレーの匂いに私の鼻は敏感に即座に反応した。後ろを振り返ると、妻が照れくさそうに苦笑いをしている。私は笑みがこぼれるのを必死に我慢し、さも心配そうな顔を装いながら内心こう思った。

『やりよったな!妻よ!久しぶりにきた!半年ぶりにきた!頭の中はもうすでに手記の1ページが焦げカレーテキストで満載だ!この時を待ってた!期待を裏切らないところがさすがだ妻よ!こんなことなら朝からテンション爆上げしておけばよかった!ははあー!!今日の夕飯の心配より手記を書ける楽しみが勝っててすごい!待っててくれよ手記!今日は何も起きない日じゃなかった!書いてるのが焦げた話ばかりかも知れないが私は気にしない!手記の喜びは書くことにある!という訳で最後に言わせてくれ!妻よ、ありがとう!』

夕飯は久しぶりに妻と外食へ。
フォークとスプーンを上手に使って、
海老トマトクリームパスタを食べる妻。
妻が食べる姿を眺めては、
スプーンを持つ手が止まる私。

page 14
あの手記の喜びに酔いしれた夜から一か月が経とうとしている。もちろん今日も何も起きてはいない。それでも今日は、どうしても書きたいことがある。

毎日、何も起きていないと思っていた。
しかし、違った。
特別な事ではなく、
“おはよう”、“おかえり”の言葉とか、
一緒にご飯を食べる時間とか。
いつもとなりには妻がいて、
私の人生はそれだけで豊かになっていた。
焦がし気味なところはあるけれど、
妻よ、愛している。




あ、ロンパメです。




同窓会に行った時にこの手記の話を大手出版社のマーケティング部に勤める親友につい話しちゃったら小賢しいその友人が『手記が定年後の人生を豊かにする』っていう謳い文句で『手記に最適!B5サイズリングノート』を各地の文房具屋でターゲットである高年齢層に売りまくった結果センシティブワード盛り盛りで誰得不毛すぎる手記が大量に誕生しちゃってその手記という手記が軒並みパンドラの箱行きで決定していそうでしたが、先日は誰もいない街に行ってきました。



この場所は問屋町で、この日はお休みだったようです。



厳密に言うと誰かがいたのかも知れませんが、わたしには見えませんでした。なので、クル活スポットとしてはすっごくいい場所でした。で、まずはそんなクル活民憧れの愛車がとにかく映える誰もいない街感をしろデミちゃんと一緒にご覧いただきましょう。

それってこんな感じかも!

(ほほぅ確かに)

映えて上等どんなもんだい。

(いや誰も憧れない言い回しだな)

証拠はあがっている。

(そろそろ観念するか)

エビデンスがとにかくすごい。

(ん?エビデンス?何それおいしいの?)

さて、そんな街でしろデミちゃんは、誰もいないのをいいことに暴れまわっていました。あ、「暴れまわる」と言うと語弊がありそうなので言い直します。しろデミちゃんはキレッキレッにかわいくまわっていました。(謎行動)

こんな風にね!

(どんな風よ)

かわいさがキレッキレッ!

(かわいさだけは分かる)

証拠はあがっている。

(ん?)

だってかわいいんだもーん!!

(なんとぉー!!)




“100点満点中3点の時もある
 でも愛おしさはいつだって100点満点”



不変の真理が今目の前に。
やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/06/09 11:32:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月02日 イイね!

solutionが思いつき絶対味方なの!夢でも見ていたのかしらねしろデミちゃん

solutionが思いつき絶対味方なの!夢でも見ていたのかしらねしろデミちゃんイブに灯る哀愁キャンドルライト
 暗がりで食べるししゃもの味が別格マジ


「騙し騙され愛されロマンス」


よぅみんな。今日も勇者を全力でやってるか。
...なに?やれてねぇだ?!
なにやってんだおい!勇者なんてもんはなぁとにかく振り切って何もかも捨ててっちまうくらいの気持ちでやらねぇとだなぁ...ん?ああすまんな、つい熱くなっちまった。

さて...と、勇者塾はじめるぞ。今日の勇者塾のテーマは大衆食堂だ。大衆食堂をこよなく愛する者としては、大衆食堂ランキングなんてもんを勝手につけたくなっちまう。まあそれが俺...いや、勇者ってもんだ。
いいか、こっからは大事なところだから全部頭に入れろよ。
...なに?メモしていいかだと?!
何言ってんだ!メモは禁止だって前々から言ってんだろ!俺からしたら邪道なんだよメモなんてもんはよ!勇者は黙って記憶なんだよ!『やば!忘れた!完全に忘れた!あれなんだっけ?!でもでも~メモしてるもんね~やっぱメモしといてよかった最高』なんてもんは勇者がやる事じゃねぇ!分かったか!

おいみんな!!
みんな勇者になりたくてここに来てるんだろ?
勇者である俺の話を聞きに来てるんだろ?
毎日全力勇者するって誓っただろ?
最初の気持ち忘れんじゃねぇ!!


さあ集中集中!勇者集中!
用意はいいか、大衆食堂の話続けるぞ。

ランキングつけるって言ってもだなあ、勇者としてのランキングなんだよ。まあつまりは普通じゃねぇってことだ。当店人気ナンバーワンとか創業から続く味なんて関係ねえ。勇者にしか見いだせない、勇者にしか見えない世界があるんだよ。
今日のところは分かりやすいように、みんなが知ってる大衆食堂を例に挙げて具体的に説明していく。ほらここに来る途中の本屋の並びにあるだろ。歴史を感じる食品サンプルがショーケースに並んでる...そう、そこだ。みんなも自分でランキングをつける気持ちで聞いてくれ。ちなみに言っとくが、日替わりはランキングに入れんじゃねえぞ。そもそもだが、勇者は日替わりを選ばない。



☆きらきら勇者ランキング
〜 大衆食堂へようこそ! 〜



No.5 カツカレー(福神漬けのみ許可)
まず見るべきポイントは価格だ。1000円以下の場合はほぼダミーだと思っていい。だがここのカツカレーは1200円。この価格帯には大衆食堂の十八番である天ざるそばや、エビチリ定食などがいる。つまり、本気のカツカレーってことだ。この本気というのはカレーソースに顕著に現れる。
当日やっつけ業務用カレールウではなく独自で調合したスパイスが使われ、厳選野菜がしっかりと煮込まれた深い味わいのカレーがかかった揚げたてのカツを想像してみろ。白飯がいくらあっても足りねえはずだ。勇者なら大盛にしろ。そして一応忠告しておくが、カツに中農ソースかけたりすんじゃねえぞ。絶対にな。


No.4 五目ラーメン(ちぢれ麺限定)
実は大衆食堂というのはラーメンへのこだわりがめっぽう強くてな。この五目ラーメンもそのこだわりを強く感じられるひとつだ。もやしラーメンでもなく、チャーシューメンでもないところがポイントだ。つまり、五目が正解ってことだ。
『ここのラーメンおいしいけど体に悪そう概念』を突破すべく先人たちによって考えられた『それ野菜のっければほぼ解決じゃね?作戦』が大成功を収めたわけだが、そもそも勇者はカロリー過多で勇者なわけだから四の五の言わずに丼ぶり直飲みでかきこめばいいんだよ。レンゲなんか必要ねえ、フーフーしたら負け、やけど上等だよ。


No.3 ぎょうざ定食(ぎょうざ一人前15個)
どこの大衆食堂にもだいたいこのぎょうざ定食ってのがあるもんだ。これがどういうことか分かるか?つまりその言葉の通りだ。
正直理由は俺にも分からないが、勇者はぎょうざ定食を好む傾向にある。だからみんなも大衆食堂に行ったらまずはぎょうざ定食を食べねえとな。しょうゆとラー油はたっぷりつけろ、どんなに大きくてもひと口でほおばれ。そしてにんにくを感じろ。それが勇者への近道になるかも知れないおそらくたぶんきっと知らんけど。


No.2 チキンライス(オムライス禁止)
ケチャップライスを無性に食べたくなる瞬間がある。勇者なら誰だってそうだ。そうに違いない。分かってくれるかこの気持ち。
そこでだ、ちょっと想像してみてくれ。ケチャップライスを我を忘れてかきこみたい時に、そのケチャップライスがたまご焼きで包まれてたりしてみろ。なんとなくお上品に食べざるを得なくなるだろ。そうじゃねえんだ!今はそうじゃねえ!



さて...と、みんなどうだ。大衆食堂ランキング。勇者感てのはこういうことなんだよ。このあとNo.1をみんなに伝えようと思ったが、時間の都合上今日の勇者塾はここまでだ。また次回だな。
...なに?メニューだけ知りたいだと?!
なんて図々しい!図々しい勇者とかだめだろ!反省しろ!だけどな、俺は優しくて立派な勇者だからしょうがなくその要望に応えるとするか。いいか、メニューを伝えるからな、次回までに予習しとけよ!






No.1 キムチ納豆春巻き定食(ケチャップオンリー)






あ、ロンパメです。


この不審な塾の不審な話を聞いて勇者気取りになったほぼ全員が大衆食堂でやけどするっていう『大衆食堂軒並みやけど多発事件』が発生して警察が動いた結果この塾の講師が『やけどをあおった罪』で捕まっちゃってただでさえ少ない勇者がまたひとり減っちゃって困った勇者組合が新聞の折り込みに勇者募集の広告を入れてその募集要項の中に『やけどをあおったりしない方』という謎条件が入っていそうでしたが、先日は渓流沿いに行っていました。



この場所は自然しかない(言い方)、すっごく素敵な場所でした。



で、そんな自然と触れ合って心も体もリフレッシュしたしろデミちゃんはリフレッシュかわいいっていう新ジャンルを確立しようとしていました。

こんな風にね!

(標識がリフレッシュ)

どうでしょうか。

(こ、これは?!)

リフレッシュっていいですよね。

(伝わらん!伝わらんぞ!!)

どんなもんだい。

(何が)

さて、リフレッシュかわいいっていう新ジャンルの確立に失敗したしろデミちゃんですが、新緑クロスオーバーには成功しました。いつかはおしゃれなビル街クロスオーバーも試してみたいですが、今はこれでよしとします。それでは、新緑だからこそかわいいしろデミちゃんをご覧いただきましょう。

それってこんな感じかも!

(新緑感ゼロ)

みんな新緑へ GO !

(いや辿り着けてないよね新緑に)

Let's crossover 新緑 !

(逆に新緑しかない)

それ~!

(なんとぉー!!)




“今目の前に君がいて
 それだけで幸せで景色なんて目に入らない”




いつだって信じなきゃダメだよ!
だって、やっぱりしろデミちゃんはかわいいんだから。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/06/02 10:30:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「deepが本命パケ買いしてなお幾久し!それで...勝てる見込みはあるのかしらしろデミちゃん http://cvw.jp/b/1746028/48437524/
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こんにちは、LONPAMEです。 あ、ロンパメで大丈夫です。 車が好きで、車を運転するのも好きです。 でも整備系は全く出来ないので、 全部プロにお任せしてい...

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漢気ミーティング ⑥ 
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2013/10/05 21:26:50

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