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イイね!
2012年11月23日

長く乗ることに秘訣はあるのか

長く乗ることに秘訣はあるのか 巡り会った1台のクルマを、長く乗る。
10年で一人前、20年以上はさすがに少なくなってきます。
今まで、私もこのことを、特に意識しませんでしたが、
これだけ毎日のように、文章を書いているなら、たまには
長く乗り続ける意味について、語りましょう。

自動車を売る立場の人には、申し訳ありませんが、同じ
クルマに長く乗れた方が、私は楽と思うタイプです。
850に出会った時はショックでした。セリカ2000GTから
乗り換えたのは、変わったものに乗りたかった好奇心と、
セリカが私には、荷が重いと感じられていました。

あれっ、何なの、これ!で乗り初めて今年で満26年。
今は27年目に入るのですね。あらためてビックリ!

私が物持ちが良いのと、真の保守的(コンサバティブ)な
所が強いのと、単に貧乏症の、めんどくさがりだけ、なの
かもしれません。
特別な家の子でもなく、同じ住宅で保管し続けているの
でもない。
この辺が理由になっているのは、京都や「品」ナンバーの
オールドタイマーなどには、ありそうです。

ただこの車を手に入れてからの人生は、ずっと関西に
住み続けてきました。
それも考えると、面白い偶然です。
単純な要素が沢山重なってこういう面白い現象が、
起きるのでしょう。
だんだん広がってきましたが、旧いイタリア車を維持する
土壌が、昔から関西にあったこと。
特に京都には、旧い物が息づく「地霊」の力があります。

今は地方でも旧車は維持可能になりましたが、70年代、
80年代には技術と文化がありませんでした。
北九州のイデオートが、九州に出来た90年代には、私は
故郷に夜明けが来たように喜びました。

国産車と外車の維持は、逆輸入文化みたいなもので、
僕も外国雑誌をせっせと読んだ日々があります。

旧い日本車が省みられるようになった経緯は、外車の
旧いのに乗る人たちの影響が大で、元々箱スカやホンダや
トヨタのS800に乗り続ける人がいたのが、裾野が広がった
のです。
さてクルマはね、維持するファクトリーというと大袈裟ですが、
工場(掛かり付け医)の存在と乗ってる方のオーナーの考えや
姿勢、それらが上手く行くと長く維持出来ます。

勿論中心軸はオーナーで車の個体、状態も大きく影響が
あります。
でもね、結局のところはオーナーが、そのクルマを好きか、
満足しているかに尽きると思うのです。
そろそろ終わりますが、オーナーの成長も要るということを、
最後に付け加えておきます。
ブログ一覧 | オンザカー | クルマ
Posted at 2012/11/23 06:28:09

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渾身の(笑)ベレルネタが大して反響を呼 ... From [ meganet ] 2012年12月13日 04:05
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この記事へのコメント

2012年11月23日 6:42
前にある漫画で読んだ「常に最新、最高の車に乗り変えてる人はある意味可哀想だ。自分にとっての最高の一台に巡り逢えていないのだから」というセリフに妙に納得したのを思い出しました
自分はようやく5年目になります。気持ちだけは全然冷めないので、末永くヨタハチと一緒にいたいものですねぇ
コメントへの返答
2012年11月23日 15:46
ヨタハチ5年目、それも若いオーナーさん。
すごく新鮮に感じました。
私もいろんなクルマに乗りましたが、
850クーペの室内に戻り、ハンドルを握ると
古い車なのに、新鮮に思うところが毎回ある。

それが乗り続けることになった
理由でしょうね。
2012年11月23日 9:28
これって日野ルノー?

私も失職、転居がなければひっとして一生944S2とPiazzaに乗っていたかもしれません。
何しろそれまで2年ごとに乗り換えてきたのがピタッとやんで2台とも15年以上持っていましたから。。
(Piazzaだけだと帰国してからずっと18年間)
でも、私の場合、いろんな思い出の染みついたすべてをいったんチャラにしてみたかった、、という理由もありました。。
コメントへの返答
2012年11月23日 15:51
これはトルクステアさんが正解ですが
ドイツのDKWです。
借り物の写真で、携帯でアップした記事なので
オーナー様にはお許しを(平身低頭)。
関西では近年復活した有名なクルマです。

44loveさんは、944S2とピアッツア2台体制が長かったのでしょうか。非常に美意識の顕著な選択だと思います。

リセットは私も考えました。なにしろ3年前に会社を辞めて失ったものの多かったこと(苦笑)。850を手放すと、いかんと友人に怒られて目が覚めたこともあります。
2012年11月23日 9:50
あと、維持していくモチベーションとして、
旧車仲間というのは大きいですね。
部品をシェアしたりというハード面ももちろん、
クルマを肴に話の尽きない仲間によって、
ソフト(精神)面も充実していき、
そのクルマを手放せなくなると言うことも。

でも、他の車も乗ってみたいという欲望から、
今の車も維持しつつ”増車”と言うことになってしまうんですね。
そして、気が付けばクーラーの無い車ばかり...。
コメントへの返答
2012年11月23日 15:58
今回字数の制限で書けなかったのですが、仲間と理解者については、また書きます。

私のクルマについては今までにお世話になったいろんな工場の担当者さんが、創意工夫で直してくれた秘密の装置が山ほど付いているのですよ。

良き工場に巡りあって、車は長生きできるのでは、ないでしょうか。
2012年11月23日 12:39
結局のところはオーナーが、そのクルマを好きか、満足しているかに尽きると思うのです

↑、

い、イタイトコロ
突かれました、

先日FTO手放しただけに・・・。
(苦笑)
コメントへの返答
2012年11月23日 16:06
お母さんのスープラと、ちょい古のFTO、僕はそういう国産車の愛し方も、大好きな傾向でした。あとは機械式カメラがお好きですよね。

僕もたまに、ランサーに戻りたいと思うことがあります。あれはもうちょっと乗ってやりたかった。けど、若さで別れたような。
別れた女性と同じように、時々傷心が傷むというような、そんな自動車とのストーリーも、あっていいのでは、ないでしょうか。
2012年11月23日 13:55
私にとって永遠のテーマです。

結果的に今迄で一番長く乗っていっる車は、好きでも満足しているわけでもない所に私の苦悩があります(笑)

本当に好きで買った車ってほとんど無いなぁ・・・・・・・

DKWはワンオーナーなのでしょうか?素晴らしい!!
コメントへの返答
2012年11月23日 16:08
トルクステアさんは、すごい方だと思います。
でも、僕みたいに、家庭に居て子供が見ている番組に文句を言うような父親は、今の時代はやっていけません。クルマの世界は「男の浪漫」で、いいんじゃないですか。少し憧れますよ(笑)。

あと、よし丸さんが書いておられませんが、わが家のように、「妥協点が高い」夫婦は食べにいっても店を選ぶだけでケンカばかり(苦笑)。

DKWのことについては、またゆっくりストーリーを書きたいと思います。
2012年11月23日 17:05
わたしの周りでも、長く大事に乗っていらっしゃる方は、
概してオリジナルを保っておられますね。全然飽きないそうです。

逆に言えば、オリジナルの状態が一番のお気に入りでないと、長くは乗れない気がします。
オーナーが新鮮さを感じ続けられれば最高ですね。
わたしの場合、ある程度乗るとアラも目についてしまうのです。
コメントへの返答
2012年11月24日 9:32
おはようございます。
オリジナル車に関しては、全く無頓着で長く乗るのと、意識して維持する人とふた通りあると思います。

私の場合、後者のようで、前者です(笑)。でも最近は、クルマをいじらない時代になり、天の邪鬼ゆえ、旧車はオリジナル。最近のはクールないじったクルマをもう少し見たいと、思います。

60年代前後のヨーロッパ車は、そのままで十分見るに耐える美形度が高いですね。映画の時代だったからでしょうか。
2012年12月13日 4:08
超遅ればせながら、この車が掲載された大昔のCG誌に再会しましたのでトラバさせて頂きました♪
コメントへの返答
2012年12月13日 13:23
ありがとうございます。
このクルマを知ったのは、たしか1980年代のスクランブルカーマガジンで、その存在を紹介する記事があったかと思います。
こちらの号は、記事も読み落としていました。
みんからのニッチな使われ方は、かたまり(メディア)と個別(個人)の繋がり方、個人と個人のコミュニケーション、その間を行くP2Pの情報交換だけれどオープンソースになり、これを見たうちの何人かは情報共有できることでしょうね。
立ち飲みで飲んでいるとよく大学の先生?と聞かれるのですが、ただの本好きのおっさんです(笑



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「大きなニュースだと思う。日産が本社屋を売却して引き続き使用。すなわち撤退や廃業が前提と考えられる。https://www.kanaloco.jp/news/economy/article-1231923.html
何シテル?   12/14 01:49
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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