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2023年02月22日

あきらめの2023年になるのか、それとも

あきらめの2023年になるのか、それとも












かつて自動車というパーソナルな乗り物が発明されて1世紀以上
世界中の民衆が狂喜して所有して、1台1台が物語の主役になれた。
ざっと500年後に歴史家が書いたら「自動車の世紀」はこんなふうに
書かれるかもしれない。人類史的に。

そんな乗りものを巡る人類と機械の付き合った時代が、今非常に危機的な
印象に私は思えるのだが、皆さんは感じていないだろうか。

自動車が無くったって、都会に住めば電車があるからいい。
日本人の6割が三大都市圏に住み私も同様な条件である。

しかし「乗せられる」公共交通機関と、自動車の違いは
「マイカー」というように自分の運転で、能動的にどこにでも自由な時間に
行けることである。



私が今さら改めてこんなことを言い出すのもヘンであるが、
今の時代の人間は、自分から動くこと、旅も含めて行動すること、
自分の意思で異性と付き合うこと含めて、下手になってきている。
これは人類の退化でないのか。

私は今の時代の自動車が退屈にどんどんなっていることに対して
自動車雑誌も含めて、それは自動車ジャーナリズムが期待していた
30年間にどんどん衰退したことを、「この先」に未来はあるのかと
いうように、大きく憂慮して、未だにみんカラのようなステージで
残り火のような記事を書いているのである。



私のような民間の一市井に住む人間が、トヨタのことをどう言おうとも
蚊ほどの影響もないことは判っているが、先日のトヨタの社長交代は
既存のメディアに広報をプレスせずにトヨタがメディアなのだと
言わんばかりの手法で行い物議をかもした。

https://www.j-cast.com/2023/01/27454958.html?p=all

元局アナを”雇用”しての手の込んだやり方は別に新しくも何もない。
トヨタの老獪さが目立っただけで、既存のマスコミは追い掛けて取材した。
それだけである。気分が悪かったと昔の記者なら言うだろう。
今はマスコミが凋落気味だから、こんなトリック(はったり)が出来ただけである。

この一件を見ても判るが、自動車産業もマスコミ同様、前世紀の遺物である。

しかしわれわれ含めて生きているヒューマンビーイング、人間が(物語の)
主体である。それをトヨタや最近の自動車産業は忘れていないか。

とにかくガソリンから電気かなにかに、動力源が交代する時期というだけで、
自動車に関する話題に全く「ワクワク」感じるものが無いのである。

女性に対する好奇心やいろんな「欲」が薄れて行った現代、
端的に「少子化」という結果が25年で出ているが、それと同じではなかろうか。

今「異次元の少子化対策」と日本の総理までが言い出して、63歳で
ガールフレンドのいっぱい居る私は思わず飯を噴きそうになった。



勃たなくなった老人にまで”ドーピング”してまで協力させるのだろうか。
優等生が頭だけで答えを出そうとしているみたいで気持ちが悪い。

少子化を食い止めて人口を増やすのなら、セックスに対する好奇心や
昔のように自由にやらせるのか、いずれにしろ性欲抜きの少子化対策って
あんた、気は正気かと言いたい。

それとクルマを今日の話題で無理やり持ち上げたくはないが、
クルマをもうちょっと魅力的や無駄を含んだ”感情刺激物体”に
戻して行かないと、自動車の周辺には草木も生えない無味乾燥になる。

つまり紙の雑誌の時代のように周囲に雑誌ジャーナリズムも、
ロードサイドのドライブショップも潤った時代、あれは成功事例の
ひとつだったと誰も思わないのだろうか。




私はもう、本当に人生の残り時間と、今から自分がやれる、出来そうな
テーマに残るエネルギーを集中させたい。
自動車はもうほとんど眼中にないのだが、やっぱり好きである。
自動車で個性を主張したなんて時代が遠い昔にあったと、若い人に
エレジーを奏でているだけであるが、でも人類の歴史は発明のくりかえし。

これから出てくる新しい乗り物が、自由に何処でも連れて行ってくれて、
しかも駐車場所に困らないとか、片道は鉄道で旅しても無事に自分の
手元に戻って来る。
しかも美しいデザインで保有することに満足感を与えてくれる。
人類が真剣に追求していかないといけないテーマは
そっちではないだろうか。



ブログ一覧 | つれづれ日記 | クルマ
Posted at 2023/02/22 04:57:15

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車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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