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kotaroのブログ一覧

2025年04月29日 イイね!

一区切り

一区切り30年ぶりくらいに自動車雑誌の取材を受けました。

個人的にはニュースなんだと思います。
打診が来て、私でいいのか?と思ったくらいです。

取材は4月3週の月曜日で、その後事実確認のやりとりをして、もうゲラまで見て
へえーっと感心しました。

私の長い趣味人人生の、総まとめ。一区切りのイベントだったのかもしれません。

最近60代中盤から後半に向かう私は、色々と時代の針が進んで、自分のことを
時代が追い付いて、評価や認められるようなケースが、徐々に出ていることを
感じています。



SNSのあるところで、やりとりだけしている若い方(と思ってる)が
私の自動車遍歴を見て、地味な欧州車をピックアップしてきた
一つも目立とうというクルマの無い私のキャリアにびっくりして、
そういった知られないクルマ世界まで、最近の若い人は興味の触手を
広げていることにも気づきました。

もちろん私も嬉しいですが、国産車の世界が10年以上落ち込んで
新車の性能向上で、車が勢いで売れた時代は遠い過去になり、国産車から
外国車。現代の車が面白いのが少なく、過去のプロダクトの欧州車の良さとか
そういったものに、やっと目を向けられる時代が来ていると思います。

地味な欧州車こそ味があると思うようになったのは、大学時代に、周囲が
新車のターボだ、ツインカムだ、という時代に、ちょっと大人の感覚と
見識の高い「カーグラフィック」という高級な自動車雑誌に、世界の扉を
開かれた友人先輩らがいました。
私には編集長の小林彰太郎信者にしか見えなかったのは、へそまがりだったからです。

そこでどっちも、なんかなりたくなかった私は、独自の道を、洋書雑誌店に
売っていた、英国の「motor」「Autocar」といった地味なスタンド売りの雑誌を
読むことで、やっと本来の自動車というものは、主観的なインプレッション記事を
読むのでなく、こういった性能や室内長の比較から始めるものだと気がつきます。



記事を書きかけて10日以上止まってしまいました。

27日には大阪の羽曳野で行われたイベントに久しぶりに出ています。




Posted at 2025/05/10 03:55:57 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2025年03月25日 イイね!

技術系企業の悩み

技術系企業の悩み今はテック企業という言い方もあるが、日本の会社には世界を舞台に通用した会社も多くあった。

中でもソニーの存在は日本が産んだ世界に通用する(した)スター企業だったと歴史を振り返る。

ソニーはテープレコーダー技術で、世界に飛び出して、映像を記録する装置の方式で、ベータ規格を押し出してその優位性を謳い、VHS方式と雌雄を決する戦いに長く挑んでいたことを、覚えている人はいるだろう。

最近、ソニーはMDミニディスクから、完全に撤退を決めた。
私は2000年頃からデッキを買って、カセットデッキの代わりによく録音して、自動車の中で再生するのにちょうど良いと思い、実は最近、自動車の音源をMDデッキに戻した。

レコードや、カセットテープの音をMDに録音し、自分の好みのやや旧い
音源を聴くのにちょうど良い。

しかしこのMDで聴いている音楽ソースを、年配の人が再生装置で聴きたいというと
CDに入れ直したりしないといけない。MDは普及しなかったから、そこは一つの
障壁である。

さらにパソコンで取り込むのに、実はMDはWindows系の昔のパソコンだけが
対応で、Mac派の私は今頃になって、付属ソフトの不対応に驚いて呆れた。

おそらく想像だが、MDは出た時は優位性のある方式であったが、どうやらApple社のiTuneの出現を快く思っていなかったように思える。

パソコンの普及の30年間で、最初の頃の単機能からアプリケーションの発想が広がって、写真や音楽をこの箱に取り込めるように変わっていき、今はインターネットを介在して、音楽や動画、写真を世界に発信できるように変わっていった。


そういう時代の移り変わりの中で、パソコンはWindows系とMac系の併立が悩ましかった時代もあったが、今では穏やかに共生できているように思える。


そのパソコンが社会を変える以前の1980年代にソニーはウオークマンで社会を変えてしまった。
今から見ればアナログ方式のカセットテープを小型の再生装置で、持ち歩けるようにしただけのものだったが、瞬く間にこれは世界の人の心を掴んだ。

私はあれを嫌って最初から持たなかった一人である。偏屈でなんでもアンチだった。

ソニーの80年代の成功は、80年代後半にアメリカの大手の映像産業の本体まで買収できるくらいの時価総額になり、あの頃の日本は凄い力を蓄えていた。

その日本は40年弱でこれほど冴えない状況になった話は前回書いた。

私はこんな今、もしソニーがiTuneを受け入れて、MDにも簡単にデジタルインターフェースしていたら、今でも世界のAppleショップの横にソニー製品が並んでいて、MDはCDより先に廃れずに済んだのでは、それか、次のステージの機器をソニーが共同開発したかもしれないと思った。ここは個人的な頭の想像で、テック系にもっと詳しい人は即座に否定されても構わない。

ソニーはmoraという日本独自の音楽サービスを始めて、何年維持しただろう。

私はもうMac愛用者になっていたので2000年代はソニーから離れた。
最初のプロバイダーはSo-netにするくらいソニーが好きだった。
だがCEOが技術系の人物から変わって、会社の体臭が「あれっ」と違ってきて、
当時は命の次に大事だったメールアドレスとホームページのうち、ホームページの
URLを利用者殺到でいきなり桁数字変更されてしまった。

今から見るとその程度のことであるが、私は年賀状の印刷も終えていたので
厳重に抗議した。回答が出るまで何回もメールで、いかがなものかと問い糺し
結局So-netを解約した。
その頃のCEOは最近亡くなった出井氏でGEのジャックウエルチを参考にしたのか
ソニーが保険代理業、続いて今も続けてる銀行業と言っても店舗を持たない
金融業に参入したから「あれー」そんなことよりも本体の電器の新製品や
ソニーレコードの方は?という裏切られた気分の方が強かった。



テック系企業は大半がアメリカ。後は中国という今の世界地図。台湾も頑張ってる。
日本はトランジスタ技術、次のIC、その次のLSI時代まで、もの凄く躍進を続けた。

80年代の優位から、ここまで転落した原因や理由は、いろんな記事と本を読んだ。

アメリカがソ連の崩壊で、東西対立が終わる前に、次は日本をやっつける国の方針に
なって、そこからの国際競争社会の変化。これは当たっている。
しかし武力で侵攻されたり、イラクやアフガンのようなことは無かった。

日本は技術力ともの作りで、戦後のカメラからテレビ、オーディオ、そして自動車と
何でも一時期は優位に立てたが、次の時代をゼロから考える力が乏しかったように思える。

日産がブルーバードP510と、初代のフェアレディ240Zを出した頃、特に後者は、当時のスポーツカー、ジャガーEタイプ、それと高価なポルシェ911(901)に比べて、驚くような廉価で高性能で、品質が良く壊れなかった。


ここまで書いてきて日本は凡庸なのか悩む。
ジョブズのようなゼロから家庭用パソコンに挑むとか、携帯電話の次、今は当たり前のスマホという日本語になったガジェットとか、それに近かったのがウオークマンだが、プリミティブな機械である。
私はあと、オートフォーカスのカメラも「日本的発想」と小馬鹿にして手を出さなかった。目先目的過ぎるのである。

その最初に出したMDがなぜ好きかというと、カセットテープに近い使用感と
CDの盤面傷が起きないから、私はアナログな自動車運転が得意なので、非常に
マッチングが良いと今も見直して、思った。
最近は老後になり時間もたっぷりあるので、レコードを日常的に聴いて録音し
クルマでも聴いている。

日本は世界をリードするようなテック国家になれなかったのは、当然のような気がするが、私のような好奇心型の人間のために、中間的なメディア方式の維持や、開発を継続して欲しい。自分は技術者になれなかったが、子供の頃から模型工作、今でも家庭内の機械を修理や日常的にやっている。
日本が立ち直るのは、少年とかの好奇心の涵養じゃないか。数十年かかるけれど
そう思う。

Posted at 2025/03/25 04:20:22 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2024年03月05日 イイね!

長期おやすみ中

長期おやすみ中しばらくこちらの方も書いていなかった。
今年に入り3月になったが非常に憂鬱な1年になりそう。
あまり楽しい話題もない。
自動車の趣味は乗ることもないし、今更イベント目標もない。
去年久しぶりに行ったフィアットフェスタも悪くはなかったが
結構疲れたこともある。
実際にこういう半世紀以上前の大昔の自動車を乗るのは気疲れも多い。
毎日の日課はインターネットでちょこちょこクルマの話題を見る程度。
もちろん海外中心で昔のクルマの写真や記事程度。
日本の自動車のグループにはあまり入らない。
みんカラもそんな所属は無いが他のSNSで酷い目にあったこともある。
私の言動に問題発言があったのでなく珍しいクルマに乗って居た
過去を含めてだが、友達申請は受けたくないからである。
これは自分の感じたことなのだが、そういう人に「ヘンな人が」多い
それでちょっとどころかかなり迷惑も受けた。
そういうことをこちらに書いたら「おれのことか」と怒って来るような
その段階でもうおかしいと思うし、一方的に批判を覚悟でここに書いて
いるつもりもない。
特殊な話を全体みたいに受け止めるのは自分が代表のように思われる
のかもしれない。

80年代、90年代ときて2000年代くらいまでで緩い空気は終わって行った。
10年代に頑張って最後の方のニューイヤーミーティングに積極的に
参加したが、もうあれも終わってしまった。今は趣味のフィールドは
解体されてバラバラか、ずっと同人的な輪で続けられて30年というような
文芸サークル的な旧車集まりくらいだと思う。

こういった現状については自動車雑誌が旗を振っていた時代も遠くなり
もう諦め切っているのが現状だ。
なぜこうなって行ったのかも、いろいろ考察して書いてきた。
ロックとか音楽のシーンにはフェスというものがある。
自分も若い頃は、野外の長時間のジャズフェスによく行っていた。
体験と熱気の共有が音楽のイベントの享楽だと思う。
自動車は音楽産業に比べると、すごく内実が変わって行った。
いまセダンやクーペで自動車を語る人は居ないというか過去遺物に近い。
私は開き直っているだけである。
趣味車というのはレア度で価値が付く程度。
全体的な自動車のバランスの良さや完成度を比べあったのは、遠い時代である。

今の現行車は殆ど興味が湧かない。実際情熱の対象でなく、高いんだぞ
珍しいんだぞ、そのレベルで見せあいっこで、好きにやってればいい。
いや実際に行かなくなって久しいから口はつぼむ。

自動車の趣味やジャーナリズムに近い交通整理は、以前は相応しい人が
創成期から居て、成る程と耳を傾ける意見も多かった。
それも居なくなってもう10年くらい経った。だから今は交通整理が値段とか
金持ちとか、そんな感じで基準が展開されているだけに見える。日本は。

いま
「夢」ってなんだろうと急に思ったが、夢はとっくに覚めてしまい
本当にあとの物語を拾遺して生きてるだけのように思える。
身も蓋も無いと言ってしまえばそれまでだが。
あと
自動車って経済の指標みたいな判り易い優等生だったと思う。
みんなが好きなクルマを買って好きに乗れたのが良い時代。
私みたいな偏屈は、他人が乗らない珍しいクルマを世界中から探して来て
こっそり所有して秘かに愉しんで、たまに集まりにいって
「どや」と人を驚かせていた。

今ころそういうことをやっている人もいるが、ネットの情報が回り過ぎて
しまった現在は、なんか最初から狙っている方向が、クルマが好き過ぎて
ではなく、ウケてる自分が好き過ぎてみたいに感じるのは何故だろうか。








Posted at 2024/03/05 03:50:44 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2024年01月03日 イイね!

正月雑感

正月雑感今年も新しい年がスタートしたが元日の能登半島大地震、
2日は救援物資を積んだ海保の航空機と日本航空の国内便機が羽田空港で衝突し、炎上すると言う痛ましい年明けになった。

背景とか政治の話題には触れないが、とても国内は不安定な状況が起きている。

私事ではあるが、今年の誕生日で自分はついに高齢者のゾーンに含まれるようになり、いよいよ自動車の未来より自分がいつまで乗れるのかを、真剣に考えないといけないような現実も、今年のテーマになりそうだ。

師走の12月は旅が多く、前半に東京に行くことが有り、
後半は自動車を運転して西日本を長距離ドライブした。

その際に思ったことなどをまとめる。




まず、今は西暦2024年で、人類はまだ地球上で営みを続けている。
我らは移動と言う目的と行為をするので、交通機関が要る。

移動は鉄道のような公共交通に代価を払って乗り込むのと、
自転車や自動車のような、個人所有物で、自分の方法論でエネルギーを使い
道路交通などの社会的な場所でルールを守り移動する私的な交通との
2つに大きく分かれて、大半の人はこれまで両方を使いこなして来たが
今後は大都市圏に住み、公共交通大半+自転車程度の人が増加の傾向にある。

私的な交通機関の代表であるマイカーは、内燃エンジンの時代から
代替の動力である電気式になる可能性が高いが、日本はそこに「ハイブリッド」
などという中途半端な装置をツっ込んで、それが準主流になり20年以上。
それが一気に電気化になれぬ理由の大きな原因だが、おそらく「装置産業」
としての自動車を、ある日ガソリン廃止と決めたら、工業界から、燃料産業や
石油精製産業までが枯渇する怖れが大きいから、こんな中途半端な状況が続き
その間に日本は世界中から遅れをとるようになった。

私は東京に行くのに費用を抑えたいので、青春18切符をつかい、列車乗り継ぎで
10時間以上かけて、関東まで移動している。
宿泊は近年増えた安いゲストハウスで、1泊3000円程度。3泊で1万くらいに抑えた。

メリットは安さと運転しないので安全度が非常に高い。デメリットは
新幹線に比べると数倍の所用時間だが、移動の途中で飲食が出来る。



西日本への旅行は、目的は親戚訪問と墓参りで、当初は鉄道を予定したが
取り止めて、軽自動車を運転して行った。
高齢の親戚が墓参りに同行したいという希望が出たからである。

20年前の減価償却の終わった660ccの軽自動車でも、整備が出来ていれば
快適に350キロ程度の片道は走れる。
こういう時の機動力は鉄道にくらべて自動車に軍配があがると思う。
私はそして高速中心に走ってみて、周囲を意識するのが、自分と他人の
確認作業のように思えるので、これは必要な経験行為だと思っている。

自動車を一切乗らない、都会だけに住む下の世代にはこの経験値が無い。

私は趣味車とか旧車の遭遇率や、いまはどんなクルマが路上を走っている
のを見るのが楽しかったのだが、いよいよ旧車、趣味車はイベントか
特殊な用途に限られるようになったなあと、改めて思った。

東京旅行の際にも、街角でウオッチングしていたが、本当にコロナ3年以降は
珍しいクルマは得意になって乗る人がずっと減って来ている。

ここにそんなことをよく書くのは、自分の役目みたいなものと思う。



地味な古いスズキアルトを運転していても、ボロに見えるので肩身が狭い。
高速を走る車は、アクアのような廉価版のハイブリッド車が実に多くなった。
おんぼろアルトで抜くと向きになって追い上げて来るのは、格下に見ている
相撲取りに負けたような気分を味わうからだろう。

まだマイカー社会の中には20世紀的なヒエラルキーや優劣感覚が残っているのが
可笑しい。
マイカー産業を推進して売って来た原動力の中に、その辺の自尊心がけっこう
含まれてきていたと思えるからである。

東京電車旅の帰路、静岡駅前で買い物の用を足していたら、中国のバイドゥの
ショールームが出来ていたので、接客中の営業マンに一声かけ、カタログを
貰って来た。

見ていると結構廉価版にも力を入れて、流石はチャイナ。テスラよりも
私のような老後を視野にしたビンボー人をターゲットに入れていると思う。

値段も問題だが、アルトに20年乗れたように、やっぱりチャイナ製でも
10年から15年はもって欲しい気がする。まだ電気自動車の寿命は非常に
短いことがネックなので。



そんなことを今年65歳になる私が考えるようになった。

それと、クルマは「個性の象徴」と若い頃から主張してきたが、今や日本の
自動車産業の代表と言えるダイハツ工業やビッグモータが去年次々と不祥事が
明らかになり、もう自動車に過大な未来の期待をかけることは、本人らが
アップアップしているとさえ、思えるような状況だと思う。

中国は40年前は社会主義国で、今でも建前はそうであるが、自動車デザインに
自由競争の花なんて咲いていなかった。

だけど中国の自動車産業は、米国のような商業とモデルチェンジと言う
資本主義の毒のような時代がとっくに去り、テスラのような無個性の
新興企業が急成長する時代に、世界の覇権争いにまで躍り出た。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN022SE0S4A100C2000000/

これは時代を象徴している出来事だなあと思う。
バイドゥを将来私が買うことがあるかもしれない。850クーペの次はいきなり
電気自動車である。
私は過渡期の方法論が好きでないから、機械式1眼レフのあと、フィルムAF機は
使わずに次はデジタルカメラまで新品は買わなかった。

クルマに何を求めるか。妥協かもしれないが、日本がハイブリッドや
ガソリン・ディーゼルエンジンに固執している間に世界はこんなことに
なっていたのである。

Posted at 2024/01/03 05:46:41 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2023年12月02日 イイね!

今年を振り返って

今年を振り返って何ともはや師走である。
今年はクルマ以外のことは大きくやれたことがあるのだが、自動車にほとんど乗らなくなってしまった。
みんカラ事実上の引退みたいな感じで、これからは自動車のことを書く回数は減る。
ここは唯一のブログとして過去の投稿なども読めるから、置いておこうと思う。
しかしここの会社が撤退して全部消える日もあるだろう。その時は仕方ないと諦める。

ブログを書き始めて、自分自身が50歳から64歳まで変化した。
明くる年には本当の高齢者である。
最近周りの同年代で卒車してしまった人が結構いてる。
こういう水を差すような記事は歓迎されないと判っているが事実なのである。

日本の未来は私が断定は出来ないが非常に不安が多い。
しかし世界を見渡すとまだマシな方である。
地球規模で見ると自動車の時代は20世紀と言って良いのではないか。
もう新世紀に入り来年で24年。四半世紀が経ち、自動車はだんだん趣味の
域から自動交通の手段に変わって行っている。

遊びや趣味といった世界は、なくならないと思う。しかしそこに至る道が
21世紀になってから、ずいぶん変わった。
ネットとコンピュータ社会の発達と頭打ちが背後にある。
今時PCの方が時間がスマホより多い人は私を含めても少数派になった。
現金決済の場面も減り、硬貨や紙幣を持つ人も減ってきて、自分の代で
終わりに思える。
銀行に行ってATMからお金を下ろして生活する人は高齢者ばかりだ。
お金のトランスフォーメーションが大胆に変わる中で、都市銀行と地方銀行は
5年で人が殆ど寄らなくなっている。
カードの磁気が弱くなり、久しぶりに窓口に行ったらずいぶん縮小されて
対応の行員がクレーマーを見るような目線で見ていることに気づいた。
銀行の窓口業務も喜べない職種なのかもしれない。

だから自分勝手に自動車に乗るという行為は冒険に分類されだすと考える。
その行為は事故を起こすとセキュリティーチェックにかけられて、
次第に行動制限がかかるのは未来においてあり得るのではないか。

自動車の時代というのは、アナログな寛容と包括社会の中で発展をした。
しかしどんな文化も収斂と衰退を繰り返す。
今はどのあたりの時代に生きているのかは、現代人で生きている人は
常に考えていないと取り残される。

ここ以外のSNSを10年使ってみて、今年に入り大幅にSNSにくる人が減って
いるのを感じる。もう熱が冷めたのだと考えて来ている。
twitterがイーロンマスクの手でXになり、ごっそり人が抜けたか、関心が
下がったと私は考えている。
ごみのような中傷投稿がなくなるように、大富豪が考えたのだと思う。
そうするとfacebookとtwitterの2大SNSの時代が、もうすぐ終わる。

今のコミュニケーション手段とツールはLINEとかが多くなり、まだ電子メール
を大事に使ってる私は回りから笑われるようになった。
私はLINEをやらないから時代遅れである。
たまに書きに来るブログは古いなあと私でさえ思う。
今後はもっと浅い文化とツールの時代になり、私のようなややこしい文章を
書く人は減っていく。
チャットGPTで文章が書けるようになるから、音声呼びかけで具現化もする
だろう。
そうすると最後に残るのは私のような偏屈の人だけになる。
偏屈上等と開き直っても、やがては時代の流れから排除されて行く。
まあそんなに悲観していない。アンプラグドの部分を残しておいたら
良いのである。



私は昨年から畑を借りて野菜を作っていて、これが精神衛生に良い効果が
あるように思える。

来年はもうちょっと車に乗れるようにしたいと思っているがハードルは高そうである。
Posted at 2023/12/02 05:13:57 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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趣味とかその対象はどうなっていくのか 
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2020/04/01 18:15:22
タイ製L70ミラ・ピックアップのすべて 
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2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
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2014/05/11 05:49:46

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