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2014年05月01日 イイね!

ふと、連休なかばに

ふと、連休なかばに車以外のことを書いてもかまわないし、
無理やり車に話を導こうとするきらいも
ここのところある。
きょうは最初から、違うと断っておこう。

昨年、シニア社会を考えて行くNPOに理事
として呼ばれた。




僕の企画も何回かやってみたが、昨夜は私の人脈で
「目からウロコのNPO勉強会」という企画をやってみた。

呼びかけは、個人的に。一部はFacebook経由である。
だから、読まれ方のフラットに近い、みんカラに感想を書こうという
気持ちになった。

参加者は10人弱だが、内容的には非常に良かったのではないか。
朝一番に元気な理事長から「よかったよ」と電話がかかってきた。



Facebookは、基本的な使い方は1年弱でマスターした。
とんでもないところから、弾が飛んで来るので、最初は「守備」に
まごついたが、何とか3アウトチェンジまで、こぎつける方法もおぼえた。



ところで、こんなことは、変なことなので、普段は言わないのだが、
あっと思ったことがある。
嘘つきって、やっぱり、たまにいるのだと思う。


駄シャレやギャグみたいなものでない。
また、強弁や、子どものままで大きくなったようなタイプでもない。
真性のそれは、一見なかなかそうと見抜けない。


それから、一種の作偽癖の病だから、尻尾は簡単に出そうとはしない。
見抜く方法は、目と、あと言動では捕まえられないから、やりとりの形跡で
違和感を覚えた時に、こいつはなにをとぼけてんのか、だけである。

普段は普通の人の中に紛れ込んでいるので、見分けがつきにくい。
僕は出自や、国籍の差別や区別は、反対だが、こういうタイプには気をつける。

一緒になったり、苦楽を共にしてみて、後で裏切られると、人は立ち直れなく
なってしまうことがある。

普通の人は生活空間の中でこういう人物がよぎったとしても、痕跡など
残さないので気が付かない。よくいう狸に化かされたんじゃないかという
のが、これに近い。
あれ、何でこんなことになっているんだろうというのが、そう。



今日はそんな話を書こうと言うことではない。
少し難しいのだが、世のため人のために、やれることってなんだろう。

ちょっと昔は、安閑として勤めていて、勤め上げられるまで無難に生きて
老後も迎えられることができた。
それは戦争が終わって、混乱が終わってからの半世紀の物語である。

今は違うと思う。しかし戦乱や空腹で命を落とすことは国内ではない。
なのに、人には優しくない、社会になってしまった。

これからの時代は、高度経済成長のような大きな物語は書けない。
車を持つとか、海外旅行に飛行機に乗り世界一周のような、判りやすい
達成感のある、イベントは減って行くのだろうと思う。

Facebookで友達500人、1000人も意味が無い。
ほんとうに味方になるか武器になる交友の方が大事だ。
昨夜の会合では、真のソーシャルな関係や、目的意識に付いて、どうやって
アプローチするのか。若手からも、シニアからも、普通でないレベルに到達
するための、入口について研究してみた。

こうやって書くと、自己啓発の、詐欺のセミナーのようだ。苦笑する。
しかしそのくらい、この内容を平易に表すのは難しい。



そんな時代に会社に入って社会の一員だったことのことばかり
並べ立ててもしようがない。
これからはどうなるんだろう。それも簡単に言い切れない。

不安を感じてしがみついた幸福を離さずに怯えて生きるのもどうだろう。
既存の権威や有名に近づいて傘の下に居るのも、居られなくなって
しまうことだってある。

だから、動くしかないのじゃ、ないのかな。これからは。
昨日は夕方からの勉強会の前に、四天王寺に行き、古書市の終わりかけた頃に
本を眺めて、いろんなことを思っていた。

面白い本もあるのだが、やっぱり古本稼業は、自分に似合いそうでも
違うなと思った。
来歴や分類をすることは、得意なのだが、それは一寸も新しいことと違う。
生業でやっている人にケチをつける物でもない。

ただ、ここに並べられているものは、すべて過去の歴史のいろんな情報だと
したら、それは必要とされているところに、持って行かれたらいい。
それに希少価値をつけるのは、古本屋のやり方であり、大きな社会使命で
ないと、思っただけである。

活字の役割は終わっていない。印刷媒体は、情報を伝える時のやり方が
決まってしまっているだけである。



私は、50数年生きて来て、一体何を学んできたのだろう。
そしてこれから、尽きるまでの日に何が出来るのだろう。

今はアクションするしかないように思われる。
いろんな人に出くわして、能力を感じたら、その能力を活かせる道筋を
考える。
自分自身が、いろんなものを融合させるハブやギヤになる。
そんなことをして行くのが、自分の使命と思うようになった。

もちろん書いたり表現することは、好きである。
そのための時間も欲しいし、最低限のレベルで健康でいたい。
もう、つまらないことには、左右されたくなくなってきた。

もちろん感情ある生き物だから、朝日を浴びる喜びも持っていたい。
そんなことをふと、日々の暮らしの中で、考える。
やがてこんな私が、いなくなっても、誰かが志を受け継いで
次の時代のことを、考えてくれるであろう。

Posted at 2014/05/01 10:35:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 日記
2014年04月21日 イイね!

旅行最後の日 クラシックカーミーティングに参加して

旅行最後の日 クラシックカーミーティングに参加して今年の桜も、ほぼいってしまった。
そんな季節に、西日本を1200km走って
普通に暮らせれば、普通に走れれば、
あと何の憂いがあるだろうと思う。

自分の将来は判らない。先細りにも見えるし
これだけ動けるのなら、どこからか引き合いも
くるかもしれない。


それより、心身の健康が普通に維持できて、
歩けて、食べられて、頭で考えたことを行動に移し、
自由に旅が出来たら、こんな幸せなことはない。


米子の一夜は、同宿者があり、きいてみると昔から
存在を知っているマニアの方であった。
その人は横浜から長駆、山陰まで来られていると奇遇に驚いた。

前夜は少し飲み過ぎたので、頭が重い。

ユーロクラシックカーミーティング米子は、鳥取県米子市旗が崎にある
米子自動車学校の、市民祭みたいな行事の一環である。

米子と言うところは、鳥取県下の西の端に近い交通の要所で、
島根県の松江市の方が鳥取市より近い。
鉄道の管理局が国鉄時代にあり、今でもJR西の中堅支社がある。

鳥取県にはタクシーで有名なバス会社兼業の日本交通があり、
西側には日の丸自動車というバス路線が今でも会社を堅持している。
この舞台となった自動車学校は、教習所と名乗らず学校と言っているのが
面白い。
だから、クルマ好き達に取り、最終学歴は「自動車学校卒」なのかもしれない。



横浜からの来賓と主役の人と、私の3台が一番乗りして車を誘導する。
数はそんなに多くなく、30台以下だから楽だ。
1台、また1台と会場の端のイベントエリアに到着し、みんな運転教習時には
恐々だった、クランク部に車を寄せる。
イタリア車が多いが、イギリス車も少しいる。
70年代と80年代車が多いが、フェラーリ355のような90年代車もいる。

そう、「スーパーカーの来ない自動車イベント」と名付けたこの集まりも
今回は新しめのフェラーリとロータス・エスプリが並んだ。
ほかに新旧の911もいたので、決して非スーパーカー行事ではない。
しかし、癇高いサーキット系の空間に比べると、自動車関係の場所なのだが
停めたクルマの中で、昼寝でもしようかという穏やかな空気だ。
コース内に桜が咲いていることもあるのだろう。



参加車両も大人しいうえ、子供連れと奥さん同伴の参加者も多い。
周囲で子供の喜びそうな行事も開かれているし、賑わいを作り出すために
音楽イベントや食べ物のブースなどもたくさん出店している。

僕から見れば30−40代の頃、妻に休みを与えるために子供らを乗せて
サンデーイベントに参加するエンスーは、自分だけだったが、今はこういう
感覚がずいぶん普通になった。
まあ、クルマなんて自己が満足できれば買える範囲、なんだって良いんである。
それでどこかこういう軽めの非日常的な祝祭があればいい。
このイベントだって、最初から落としどころを練り込んで作った企画ではない。
参加する車両の範囲と、声かけ出来る人の繫がりと、僕らはそう変化を求めて
いないが、会場に偶然来た人たちが、珍しそうに覗き込むのが面白いのだろう。




震災の年は義援金のカンパ捻出のオークションもあったが、今年はフリマが
やりたい方はやられているくらいであった。
クルマを持っていると、大抵要らない部品や、入手したが不要になったり
そんなものが増えて来る。たまに捨て値で出して、新しい貰い手が着けば
それで良いじゃないか。

少し草臥れたパンダを売りたい方がおられたが、もう、その手は
18や20才くらいの若い人に乗ってもらった方が面白くはないか。
もちろん人の目的は、いろいろだが。

私の75は、アルファロメオの4台並んだ端に置かせてもらった。
隣のグリーンの1750セダンは、山陽・山陰のクルマ好きならご存じの
ダンツキ風ノルドに乗られるポスター主人の奥様である。
“つがい”で飼うなんて、昔のカーマガジンふうに表現すると、月並みだが
それが地方で実現できている、個性と価値観と、暮らしがあるということに
私は日本の成長と成熟を感じている。

最近はFacebookによく外国人からリクエストが来るのは、こういった内実を
私なりに外国に発信しているからである。
小国二ポンという謙遜か自虐か判らない態度は、私にはない。
傲岸でもない。
淡々と人の生き様と、自分の暮らしと、私たちの現実を客観視する。
それでこの国で、やっていけたらいいのではないか。

鉄道の町米子だから、こんな面白いものも会場を走っている。
後藤センター(鉄道車両工場)特製のサンライズ出雲号自走車である。



この電車寝台特急は、東京から今は岡山を経て、伯備線を上がり、
米子を経て出雲市まで走っている歴史ある列車だ。
こういうものは、有形無形で町の価値を上げる実は財産だと言うことを
米子の人は、少なくとも後藤工場に関係する鉄道マンは知っているのである。

子供たちがこれに親しんで、大きくなったらこういう「直通」列車に乗り
東京に勤めに行っても、故郷のことを時々思い出せば、それが「文化」という
故郷の薫陶なのである。

今の日本はスピードアップで、新幹線を採算無理して建設して、在来線は
ガタガタになり、3セク転換などで悲哀に満ちてしまう。急行特急停車駅も
崩壊して、駅前は寂れてしまう。
そう言う町から秀才や俊秀は、育たなくなり、学校のレベルも下がるだろう。

地方から上京列車に乗り出て来た僕は、何もノスタルジーを謳う訳ではない。
首都圏、中京圏、関西圏の3都市圏ばかりが栄えるでもない。
国内がバランスよく、釣り合えないと、最後は東京も棄てて、NYか上海に
移住しないと、やってられないことにもなりかねない。

そのための地方を考えるのは、地方を一度でも体験しないと、判らない。
大阪生まれの私の家人には、やっぱり見えていなかったような気がする。




昼下がりの空気は花曇りの春の午後となり、周囲のイベントも3時に終了。
私は主催者の方の娘さんと、いつまでも遊んでいたので、会場を引き上げるのは
最後の方に。デルタの方は横浜に。私は大阪に四日ぶりに戻る。



何も急ぐ用はないので、大山の見える方向に、アルファ75を走らせ、
途中から旧出雲街道を走ってゆく。





旧友と2台並べて満開の桜の下で、成年期を謳歌した思い出の新庄村を抜けて、
真庭の満開の桜並木の下を駆けて、姫新線の中国勝山駅まで走り抜ける。



かつては大阪から湯原温泉に向かう湯治客で賑わった駅も、今は直通もない。
しかし私はこの駅にある、すごくウマいうどん屋のじゃこ飯が、大の好物で、
米子のイベントに参加する度に、立ち寄って喰って行くのである。



旅の最後に贅沢をと、いつもはかけうどん+じゃこめしなのだが、
200円高いかきあげうどんを注文したら、写真のような巨大なかきあげが
ついていた。

さすがに完食すると、胃が一杯になり、落合から中国道に乗ったが、何度も
休憩しながら帰る羽目に成った。
それとかき揚げの味があったためにじゃこ飯のシンプルな味がほんの少し
削がれてしまったのが、残念であった。

次回からは素うどんに戻すか、かき揚げうどんだけにしよう。

家のある町にたどり着いたのはちょうど9時だった。
オドメーターは1200kmに10km余すのみ。今回もよく走ったが、
幸せな充実感は、食べて走って、無事に戻ってから、しみじみと思う物だと
痛感した。

アルファの方も、さすがに、点検にに出そうと思った。(完)


Posted at 2014/04/21 15:35:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年04月16日 イイね!

850クーペの近況

旅行の記事を書いている途中ですが、
少し酷使したアルファロメオを入場させ
850をどんな状況か、久しぶりに見てきました。

板金は8割仕上がり、新たに見つかった穴や錆をもう一回
直す工程にかかる直前です。
その後は、再塗装、それから艤装ということになります。
さて、あとどのくらい待てば、復帰できるのでしょうか。

期待を暖めているところです。



Posted at 2014/04/16 22:25:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年03月16日 イイね!

イベントシーズンの始まり

イベントシーズンの始まり昨夜から、イベントの前夜祭で、
グリーンピア三木に泊まっています。

「ちっちゃいクルマ大集合」といい、
2000年頃より続いている春の兵庫県の
ローカルイベントです。

昨夜の食後の2次会は、私がギターを弾き、
歌を歌って貸し切りのロッジで騒いで、
高校の同窓会みたいなノリでした。

10年前のアルバムをみながら酒を酌み交わせば、半分現役から、
務めを終えかけた年代に移りつつあり、これからのテーマ探しが
出てきそうです。

私は相棒850がレストア途上にて、アルファ75も仰々しいと思って、
叔母からもらって5年になる年金アルトで来てみました。

華も無いし、イベントの主役に成れませんが、もう人を驚かすような
歌舞伎なクルマに乗ることも、その気が収まって来ました。

人様の珍しいクルマを拝見して、楽しく一日を過ごせれば充分かと。

それと50歳代での隠居志向の方って、増えているのですね。



私の身をもって体現中のテーマであり、体力の余裕を持ちながら
70歳以降の、生きる目標探しも要ります。

みんなが同じような、ワンパターン思考になっている時は、社会が
危険な方向にいく手前です。

ミドルからシニアに行く私たちが、知恵と手本を示しながら、
今年の春という絵巻を綴ってゆきたいと思いました。

ここに泊まったのは、1999年の、第1回カーグラフィック関西
読者イベントの前夜祭以来です。
その時には、派手な80年代のような着飾ったパーティーに出席して、
名刺交換会のノリでした。

カーグラスタッフと、会話したかったが、彼らはホテルと別の所に
泊まっており、取り巻きが厚く、相手にしてもらえなかった
記憶が残っています。

そのロッジに今夜は泊まり、ギターのエンターテイメントを披露する
という巡り合わせに、少々感慨深いものがありました。

イベントの観客動員のため、自宅から850クーペを出して、さらに
いったん三木‐西宮を往復して、ローバーP6まで運んで、2台供出
した功労も、全く人ゴミの騒ぎに評価されずに、祭は終わりました。

若気の至りの苦い思い出、カーグラフィックも二玄社を離れて、
人気のあったファセルに乗られる女性スタッフも亡くなり、大小林
彰太郎も鬼籍に入られましたが、私は“嗚呼15年”を感じております。


Posted at 2014/03/16 05:40:06 | コメント(4) | トラックバック(1) | つれづれ日記 | クルマ
2014年03月03日 イイね!

28年目の近況

28年目の近況1987年3月3日
フィアット850クーペを京都の街角で見かけて
驚き感心しつつも、購入に迷いもあり
翌日に仕事場の近いVWビートルに乗る学校時代の
先輩に相談。2日後に仕事終わって一緒に見に行き
迷う私に「○クン、これは運命だよ!」とお尻を押されて
判をつくことを決意して、それから2週間後に
フィアットは私の愛車になりました。



当時27歳のサラリーマン5年目目前のころ、
よくこれを買ったなと、いう気持ちと感想が残ります。

前にも話したかもしれませんが、大学時代に京都の叡電元田中駅近くの
古本屋でカーグラフィックの「69年世界のスポーツカー特集」号という
古い雑誌を古本で買いました。

フェアレディSRやいすゞ117クーペのオリジナル。
こういった今で言う旧車が好きで、いつか買おうと思っていた。
117ハンドメイドの中古は、京都いすゞでも2台くらい売っており、
1台は安い(19万くらい)けどぼろぼろでした。

ランサー、セリカで国産のやや古いクルマは学習というより懲りており
出来た頃の堀井トレーディングでも安いアルファも売ってましたが
手強いイメージが強かった。

それでもやっぱり古いクルマに乗りたいという願望。
それと京55ナンバーが残っているというのにひかれました。

初めてクルマと出会った日、家に帰って参考書はあるのかと思ったら
くだんの雑誌に一発で写真と記事が載っていた。
こんな偶然がなければ、私も未知の外車の中古車には、手を出さなかった
と思います。

先の一緒に見聞した先輩には、このことを話しており「運命だよ」と
いう後押しは、同じマニア体質を共有する人ならではの、「決断一瞬、
後悔一生」のマニア勘だと思います。



それからの27年の星霜は、ベストカー誌上で半分は話していると思います。

いろんなことを、人間はやりたいと思っても、中々行動できません。
実はその2年前に、ボクはサラリーマンの味気なさと限界も感じて、
毎週、仕事が終わってから夜に2日、音楽学校に通っていました。

学生時代は、例の先輩のいた鉄道好きのサークルに行って、すぐに溶け込め
歓迎されましたが、本当は音楽がやりたかったのでした。
ただ、実演に自信が無く、門を叩こうと迷って第2希望の鉄道サークルを
のぞいた所、メジャーなSLや特急列車でなく、廃線跡や廃車体、古い
地方私鉄の好きな先輩に、捕まって、入部させられたのです。

でも4年間がすごく幸せで、他のサークルに目移りする時間がありません
でした。
人生は、この年になっても2毛作は、ありだと思います。

社会人になってすぐ、自動二輪の中型の免許を取りに行きました。
返納しなかった学生生協の割引を活用して、安くとれました。

音楽学校は、個人レッスンのローカルでなく、キーボードマガジンに載っている
レベルの高い所を見比べて、京都に関西校のあったアン・スクールオブ
ミュージックに入り、高度な音楽理論もきちんと学びました。
実技は、自信がありませんが、理論はいつもトップで解答できています。



適当に生きているようでも、やりたいことはやってみることが大切です。

夜学でジャズ理論とアレンジメントを学んでいた1年は、学費が60万かかり
頭金をのぞいても毎月の支払いで、給料貰って半月もしないうちに赤信号
が点きそうな状態。クルマを乗らなかったのはこの時のことですが、
やがて大型キーボード類を運ぶのに、クルマが要ると判断して、タダのクルマは
ないかと、口コミで後輩の自宅の庭にセリカLBが転がっており譲り受けたと
いうわけです。

ミュージシャンや音楽家に25歳の時には、とても資金が続かずなれないと思い
学校は1年で“卒業”しました。
それでもいろんな音楽を聴きながら、加古隆が主宰する学校で学んだことは
伊達でなく、コード展開や進行の妙は聴いていても、いつも気になり
この音はどのルートと照らし合わせているんだろうと、品詞分解しながら
聴く癖がついています。


さて、今日で850の連続滞空時間は、28年目に入ります。
昨年夏より、豊中市の修理工場に入れて本格的な再生作業に入りました。

かなりの時間がかかることを覚悟していたのですが、雑誌に載るという
“ハプニング”もあり、不可能と思われたドアのヒンジ部や、ヘッドライト周りの
台座も、ご覧の通りに見事な再生です。











この近況を、しばらく工場に行っていなかったのですが、工場の家族従業員
の娘さんが、ブログに上げていることを思い出して、久しぶりに見て
びっくりするとともに、大変勇気とエネルギーを貰い、喜んでいるところです。


28年の愛車ライフにも、思い出はいっぱいあります。

15年の付き合いになる、紺の豚さんが日記に書いていることを、ご存じの
方もいるかもしれませんが、私たちの共通の付き合いの、長い友人が最近
急逝されました。

悔やんでも帰って来ない日々。



当時の私が主催したイベントの記念写真を掲載して、彼の魂を偲び追悼
したいと思います。


私は、ここまで来れたことは、自動車の友たち、愛車を整備し、心骨砕いて
クルマを維持してくれる工場スタッフ。それから理解してくれた家族たち。
こうやってストーリーとして読んでくれる皆さんまで含めて、支えられて
きたのだと、理解いたします。

まだまだ、走ることを止める訳にはいけないだろうと、新しく生まれ変わり
つつある我が愛車に思いを込めて、万感の28年目を迎えている明け方です。

Posted at 2014/03/03 01:29:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ

プロフィール

「やっぱり。言わんこっちゃない。「トヨタ、センチュリーを独立ブランドに クーペ開発でラグジュアリー市場拡大」https://x.com/i/trending/1977788758218219921
何シテル?   10/14 09:32
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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