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2011年08月07日 イイね!

イスタンブールの街角

イスタンブールの街角7年前の旅。
パリから飛行機に乗ってトルコの世界歴史都市
イスタンブールに行ったことがある。
少し裏通りに入ると、オスマン朝の石畳が残っており
その鉄甲馬車が走った凸凹の道を
いまはゴムタイヤをつけたフィアットとルノーが
走っている。
フィアットは長く作られてきた。
124セダン、131セダンと作られ、
往時のスルタンの名をとり
ムラートと呼んでいる。

ルノーは日本のトラディショナルサニーに似た
9とルーマニアで長くダキアの名で作り続けられた
12がたくさんいた。
12は警察車両もいて、エンジンのオーバーホール
中の車が路上の端に置いてあるのが面白かった。

立派な屋根付きの工場で車を整備するのは
日本ならではで、海外ではインドネシアのジャカルタ
でも、路上でシトロエンGSを全塗装していた。

日本の車社会が元気が無い。
収入が大きく下がって来ているのに、
依然自動車は贅沢品に位置づけられている。

バブルの頃に3ナンバーの税金を思い切って下げたことで
今や3ナンバーは普通車になった。

これからやるべきは、タクシーや仕事で使う車の
補助と、緑ナンバーの税制特典であろう。
そして最後に、
趣味で乗っている20年以上経った車の税金は
文化財法で大幅に割り引くこと。
リサイクル法とエコ減税の見直しをして、
旧い車を大事に乗ることの、社会的顕彰をしなければ
ならない。

自動車社会の成熟、文化としての旧車の意義、
趣味対象車の存続補助、旧ナンバー維持への
制度補助など。
日本は欧米以外で最も自動車を深く愛する民族として
誇りを持って欲しい。

自動車に関わる人々、ジャーナリスト、元経営者
たちにも、声を上げて欲しい。
景気を改善する前に、大事なことを思い出して。
内実やテーストの伴ったウエルライフを目指さなくては
21世紀は実につまらぬ、世紀であったと
言われかねないであろう。





Posted at 2011/08/07 09:02:14 | トラックバック(0) | 日々の旅 | 旅行/地域

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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