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2018年04月07日 イイね!

もう少し考えてみる(私の趣味考)

もう少し考えてみる(私の趣味考)前の投稿は自動車と殆ど関係が無いにも関わらず、
ちゃんと読んで感想を書いていただいたコメントがついていた。

私も返事を書きながら気がついた点が、数点あった。

自動車趣味に関してと、もう少し広く社会のことを考えてみたい。


遊びについて、
私は1959年生まれだから、もうすぐ天皇が譲位されて次に即位される方と同年代だ。

幼い子どもの頃は、高度経済成長時代で、自動車は憧れや、夢の持ち物に近かった。


自動車の情報は、雑誌など買えない頃は、新聞広告、およびチラシ(随分集めていたが、全部実家の納屋で雨漏りでダメになった)とか、小学生の読む子ども雑誌に着いてくる付録があったくらいである。

自動車に興味を強く持ち出したのは、1970年に大分市に転校し、学校の窓の下に国道が走っており、ちょうど「セリカ」と「ギャランGTO」がデビューした年である。

クラスのクルマ好きが昼休みに窓の下を見て「あっ、セリカ」、「ヒップアップクーペ!」
これはギャランGTOの仇名である。

それで子どもだから、覚える楽しみが生まれて、知識がどんどん膨らんで行った。
2年後中1になるまでに、大分三菱のディーラーでカタログをもらったことから、
新車発表のニュースと広告が出ると、自転車を漕いで、新車を見るよりカタログを
もらうことが、目映かった。そんな石油ショック前の時代である。

中1になると大人びて、小遣いでカートップや、オートスポーツ誌をたまに買う
こともあるようになった。
オートスポーツは、プラモデルの自動車を、レーシング風に改造する際の
参考資料である。





そんな時代の産だったので、遊びと趣味は、人から教えてもらうだけでなく、
自分の好きなことや、やりたいことを見つけたら、調べ上げて、自分に合うよう
構築して行くものと、最初から認識していたのである。


そこが今の時代の子どもや、若者と、私のような世代の考え方の、大きく違う
部分ではないかと気がついた。


私たちの世代はそれでも、親世代から見れば、戦後に生まれて、命の危害もなく
物心ついたら、社会の上昇の波に乗り、玩具はたくさん生産されて、次第に
豪華になり、批判や批評の対象にもなった。

また、お小遣いで買えないもの。買ってもらえるお金持ちの子どもと自分を比較
して、社会のルールや我慢と言う言葉の意味も、覚えて行った。

今年で59歳になる私が、40〜50年前のことを思い出して書いてみても
何の意味があるのかと思いかけたが、ひょっとしたらここに今の時代の問題を
解決するヒントがあるかもしれない。


◎活時代の悩ましさと、ちょっと距離を置く。

私の子供の頃は、戦後やっと余裕が生まれて、遊びや余暇、趣味と言ったものの
意義や意味が問われだした頃である。

しかしそう言った生活の余白は、レディーメイドでなく、自分でクリエートする
分野であった。
そういう意味では趣味は「趣味活」で、自分でテーマを探して、やるものであったが
いやいややるものでは全く無かった。

さて、現代の生きにくさの大きな原因は、自由があるようで無いと言うことだろう。

その辺で熟考しないといけないが、初めからお膳立てされた世の中と人生は、
楽なようだが、経済とか、躓く原因があると、とたんに楽でなくなってくる。

そうすると出て来るのが、権利を受け取れない(と思う)人の不満感である。
ここが、前回の取り上げた本に見られるベクトルと言うか思想だと思う。
私はサヨク批判は決して書きたくはないが、どのあたりから社会問題の意識を
持って取り組んだら良いのだろう。


普通に生きられないというレベルは、政治や解決の方法が必ず要る。
しかし都市圏に集中しすぎる今の時代構造にも、何か無理があるようにも感じる。

この話題は、もうやめておく。

趣味が、だんだん変わって来て、難易度の高いことをやるのは、リターンが
早く出ないと、見限られるようになっていないか。

マテリアルの段階から、じっくり取り組んで、長い時間がかかってから
満足のいく結果を、受け取れたり、取れなかったり。

これって、人生とか、子育てとか、教育にも通じるように思える。

私の考察はきょうはここまでである。午後から仕事に行って、一服出来たら
このテーマに沿ってもう少し、いろんなことを考えてみたい。



Posted at 2018/04/07 12:13:17 | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「暴論と思うが日産をトヨタが救済することは無理だろうか http://cvw.jp/b/176891/48492730/
何シテル?   06/18 16:04
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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