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2020年01月03日 イイね!

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。










自動車の話でも正月だからしよう。

私は普段はSNSのうちFacebookを使っている。
現在、日本の自動車好きグループで入っているのは、一つだけ。
それ以外は、海外のサークルに10以上入っていて、タイムラインを眺めている。

私の乗っているフィアット850のサークルも複数あって、私は必要と思う程度に
2つ加入して、たまーに、日本の四季の中の風景を投稿する。

やっぱり感動してくれる人がいて、海外の友人は大抵この流れで友達申請が来た。



日産のゴーン事件の後味の悪さに着いて、経済マター以上にショックだった。
もう日産車は倒産して消える可能性がある。

そのくらい日本の自動車シーンと言うものは、人気がないし、国民の支持を集めていない。
クルマに乗らない若い世代から見ると、日産は一時期の不良債権みたいな企業だと思う。

国が支えているジャパンディスプレイの苦境みたいに、税金を投入してまで、みたいな印象ではないのか。


ところで、海外では自動車産業は曲がり角を過ぎていると言え、まだ自動車趣味とカーライフは、日常の中で占める割合いは大きく、外国人友人のタイムラインは見ていて楽しい。

それは、現在のものだけでなく、過去の資料や写真も、隔てなく投稿するからだ。

日本だって、日産サニーが元気が良かった頃のパンフレットや、写真を次々眺めたら、そうだ日産車に乗ろうかという気持ちが出るかもしれない。



Facebookに在るミドルエッジという中高年の思い出ネタのグループには、
時々自動車に関する話題がポストされて、反応が着く。
ところが日本の場合、どこか乾いた部分が少なく、ウエットな感じがする。
大手を振って旧いクルマに乗り難いことが、背景に無いか。

日本は古いモノに対するリスペクトが薄く、生まれにくい。
30年以上前から、私は説いているが、それほど進んだと思うことなく、お金があれば
タワーマンションに新車のベンツ、BMW、フェラーリという脳味噌は進化していない。

私は多少乗り難くても、人の反対を生きて、今後もこのクルマと旅するだろう。
それは資本主義や近代といったものの、残滓を楽しむという遊びである。

お金が無くてもギリギリ楽しめる生活なのだが、私の変わったライフスタイルに
興味を持った初対面の人の聞いて来る話は、半分がお金のことだ。

ところが新車を乗り継ぐより、おそらく半分以下の資産資本で、やって行ける。
それとヘンな優越感というか、浮いて上等。オレは変わり者で悪いか、みたいな開き直りを凌駕すると、これは快感なのである。
日本人はそこが弱いし、今どきの人の中には、道を極めると言った発想が薄い。
蕎麦屋でも豆腐屋でも、道を極めた個人店は強い。



たかが人生で個人店営業は50年くらいしか頑張れない。
私はその代わりを1台のクルマと33年で、人に分かり易く示している。

「へえ」とか「そう」というストーリーを持つことは楽しい。
たった数十年で生きて死んで行くのだから。一度くらいは面白いことをやってみて、「ありゃあ」「しまった」ということは勉強への薬になる。

そうやって歳月を積み重ねて行くと「この人は本物や」「本気ですね」
「いやこれぞ本格の人」と言った評価が着いて来るようになる。

浪速の春団治の唄が面白いのは「そりゃあワイは阿呆や」それでも
「日本一やで、今にみてみい」の心意気に日本人は痺れるからだと思う。

まあ正月だから、こんな話を書いてみたが、今の日本人に元気が無いのは、
意気ってヤツを最近見かけなくなったからではないのか。

チョンチョン。
Posted at 2020/01/03 11:11:14 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2019年12月08日 イイね!

英独フォードについて考えたりしてみる

英独フォードについて考えたりしてみる











日本から欧州フォードが消えて数年になる。
ショックを当座は感じずに、時代の波にのまれて消えた名門くらいに思っていた。

ところが最近考えが変わった。
なぜかというと、Facebookでタウナスを永遠に追い求めている、
アルゼンチン人の友人がいて、彼の投稿を見ているうちに気がついたことがある。


それは、フォードと言うクルマの性格と、その周辺の空気みたいなことである。



今までうっかり気付かなかったが、フォードと言うクルマは
健全な家庭の健全な生活に供せられる良き道具なのである。

そこに大事な視点を見落としていた。健全な一家の健全なライフの次に
「繁栄を目指す」という思想があることにだ。
それは無理な背伸びでもない、普通の家族、普通の人生でも頑張って
フォードの車が乗れるようになったら、子供や孫たちもそれを知り、
同じような人生を続けられたら。それが自由主義経済の良さだったことである。





そんな普通の夢を、持つことが出来た時代が、気がつくと遠ざかり、
いつから日本人は忘れてしまったのだろう。

簡単に断言はできないが、おそらくは自由主義が新自由主義になったあたり。
競争原理が叫ばれて、選択と集中。あの頃は病的であった。

本当の意味で「新自由主義」は適者生存だったのが、リストラやむなし。
生き残れないものは去れ。痛みを伴う改革に国民が酔ってしまった。



その辺りから自動車の世界観が変わって行った。
一方では高級車の世界は「選ばれた」人のためにより上を目指すように。
何が上とか判らないから、プレミアム感およびブランド化が追従された。

私はマツダ車がプレミアム路線になった時に、頭を疑った。
あの庶民のファミリーカー、ファミリアが主力だったメーカーが、プレミアム
めざすのか。そしてそうなってしまったことに驚愕した。

あのマツダは石油ショック後につぶれかかったことがあり、その時に
住銀の人脈が乗り込んでリストラも進めたが、助けて貰った恩があるのは
フォードのお陰だった。

そのフォードとマツダの関係は、40年後に逆になった。マツダがフォードに
教えてやるような雰囲気になり、これはどういう時代の変化と理由なのだろうと
私は頭をひねった。




今の二極化した自動車の世界は、一方でお金持ちの階層を意識したものになり、
もう一方はシロモノ家電のような軽自動車中心の世界、これも結構高い。

いまベルリンの壁が崩壊して30年経つが、先進国はどこも軒並み中間層が
痩せ細り、いなくなった。
その層が求めていたのが、中庸的なフォードの世界だった。



フォードの走って来なくなった道には、のんびりしたほどほどの人生観が無く
上を目指して無理をして生きて行く人たちの選択しかないし、
自動車を最初から持たない人は、無駄や無理と言う眼で車を敵対する。



私はそのことについて、中流という生き方すら知らない人々に、
何が良かったか。果たしてそれは淘汰されなければならない運命だったのか
少しでも未来に救いや幅のある考えを残すために、今日はこんな記事を書いてみた
のである。


Posted at 2019/12/08 16:44:44 | トラックバック(0) | 回顧録 | クルマ
2019年11月20日 イイね!

今年の秋

今年の秋ここの所投稿もしていませんでした。
精神的にもアップ気味だったりしていて。



愛車の方は修理をして、また乗っています。





また農業も土地を借りて、再開しております。




Posted at 2019/11/20 10:45:33 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2019年11月03日 イイね!

近況とか

近況とか












昨年よりは楽になったけど、心の元気は年をとって行くので
年々衰える最近です。
5年前にアルファの75に乗っていたのも良いタイミングでした。

40代くらいで、いろんな輸入車の中古に乗れたことも、実に幸運で
よいクルマ人生だったと思います。





写真はあまり関係のないものばかりですいません。
英国のルーツ系の珍しいセダン2台だと思います。



これはルノーフエゴですね。
最近までアルゼンチン産と知りませんでした。
Posted at 2019/11/20 10:36:43 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2019年10月23日 イイね!

18年ぶりのセルモータ交換

18年ぶりのセルモータ交換









今850クーペは修理に出していて、セルモータを交換中です。
部品はネットで入手しました。

セルが回らなくなったのは、過去にもあり、2001年の1月末のニューイヤーミーティングに向かう、東名のパーキングで発生しました。
結構致命的なトラブルに成り、横浜の手前の藤沢に宿をとったのですが、この年は降雪になり脱出までに、たくさんの知人の手を煩わせました。

あれから18年経ち、またセルモータが逝ったのですが、今日の祝日に、頼んでいた部品が届き、修理工場に持参すると、kotaroさん、運が良かったね。この部品、もう限界寸前で、バラバラに壊れる直前だったとカバーを外した部品が破損しかかった状態で、工場に置いてありました。

こういう旧い車を何気なく乗り続けるには、いろんな人の支援があり、可能となります。オーナーの個性だけでなく、クルマに対する知識と理解も要りますし、そのスタンスは、何でも自分でやっちゃう派から、様々です。

何でも自分でやる人は立派ですし、コストも最小限です。
私は学生時代からクルマをいじり始めて、20代はソレックスツインキャブの分解までやりましたが、今は工場に出しています。
いろんな考え方があり「餅は餅屋」というのが私の持論です。

自分でやったソレックスツインは、調整が出来ず、本調子になりませんでした。
前オーナーに返したセリカは、ちゃんと調整されて、数年後に、上まで回るエンジンになっていて、「ああ損した」と思ったからです。

それとこういう個人ユーザーの個性的なクルマを直せる工場は、昔に比べて減りましたが、工場を潰さないためにも、仕事を発注する客がいないと続きません。
私たちは自動車のホビー要素の強いおいしい空間に住んでいるマニアですが、ホビーや趣味は一人で相撲を取るものではありません。

私は割と早くから、マニアの世界で生きて来た人物なので、濃い遊びが好きです。
その濃い遊びを楽しむためには、人を育てて潰さないことが大事だと思います。

私も完璧な人間ではありませんが、よく同じ趣味の世界で間違った人間に牙をむく人を見かけます。「お前は間違っている。私のやり方が正しい」と言わんとすることは判りますが、言われた側はビギナーでこれから入門して、大成する可能性があったのに、入り口でもう御免になりますよね。

私の旧車趣味は、最初の車から数えると40年近くになりました。フィアットで33年です。

他の趣味の人たちのライフスタイルは様々ですが、私が憧れるような人は滅多にいません。

どうしてもカタログ雑誌的な本の影響を受けたり、本来の海外の趣味のあり方の亜種的な日本独自の発展に影響を受けています。
しかしそれを否定するのでなく、包容力のある人は、趣味のセンスや持ち物が何であっても、ああこの人は付き合えるなと思ったら、友達付き合いが一生続いて行きます。

最近の世の中は、すぐ下の足元まで貧困が接近するような時代になりました。でも趣味は、いろいろな人にとり、心を養い、育て、人間的な成長を伴走する第3の教育だと考えます。

私は考えたら幼少の頃からずーっと、好きなことばかり追究してきました。
還暦の60歳になって、成功や栄達とあまり縁がなく、この世に名前を残すこともおそらくなかろうと考えますが、多分趣味を続けて来たから、絶対という評価(会社の社長や重役とか、ノーベル賞みたいな)がなくても、相対的に幸福な一生だったと思っています。

無名人の生き方は、なかなか教えてくれる先生がいません。
私にとりホビーや趣味は、その「先生」に当たるものであり、それを無意識に導いてくれた母は、よい親だったなと、今考えています。

Posted at 2019/10/23 04:17:10 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ

プロフィール

「トヨタの夢 http://cvw.jp/b/176891/48620683/
何シテル?   08/26 05:18
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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