スズキ エブリイワゴン PZターボ 試乗記

本日はスズキ エブリイワゴンに試乗しました。試乗グレードは上級グレードのPZターボになります。

【エクステリア】


いわゆる軽箱です。とにかく限られた寸法の中で室内の広さを追求しているクルマなので、エクステリアデザイン云々を語るのはちょっと的外れかなと。強いて言うなら乗用車登録になるのでタイヤサイズの自由がバン登録よりもあるので、ライバルのアトレー よりもタイヤ周りの感じが力強く感じられますかね。

【インテリア】


ベースがエブリイバンなのでクオリティもそれなりです。気になったのは使える小物入れがグローブボックスくらいしかないことで、案外気軽にものを放り込めるスペースがないことです。

【シート】


写真で見るよりも実際の掛け心地はまぁまぁです。ただ、クッションの沈み込みは大きめで、長時間運転する場合は腰に負担がかかるかもしれないですね。

【エンジン・トランスミッション】


660CCターボエンジンと4速ATの組み合わせになります。加速力は車重の割に力強く、アクセルを少し踏み込んでやれば加速に不満を感じることはありません。ただ、カタログ燃費は13.3km/ℓなので、燃費はあまり期待しないほうがよさそうです。

【サスペンション・乗り心地】


さすが乗用車登録だけあって、ゴツゴツ感はバン登録のクルマよりも少なめであり、それなりに硬めのサスペンションセッティングながらも、まぁまぁ快適な足回りに感じられました。ただ、電動パワーステアリングのセッティングは少し違和感があり、少しアシスト過剰なところが感じられました。
また、思っているよりも少し重心が高いので、なるべく急のつく操作はしない方が賢明かなと。

【総括】


長らく試乗したいと思っていたエブリイワゴンにやっと試乗することができました。乗用車登録ならではの良さを実感できるところもありましたが、正直なところアトレーと比較すると古さを感じるところも散見されました。今後のマイナーチェンジでまず追加したいのはレーダークルーズコントロールですね。