これまで、何度か取り扱ってきた「昭和40年男」という雑誌ですが、今月号(隔月刊誌なので今月販売号?)の特集は、「俺たちが目撃した革新(エポック)」というものでした。
http://www.crete.co.jp/s40otoko/vol_032/
巻頭特集は、F1、次に2輪のGPだったのですが、今回取り上げるのは、その次の特集だったJr.スポーツ自転車についてです。
特集で大きく扱われていたのは、フラッシャー自転車と呼ばれるリアの反射板が巨大化した自転車が中心だったのですが、昭和40年男ではなく1970年男の私にとっては、フラッシャー自転車は身近な存在ではありません。
むしろ、その後に台頭してきたリトラクタブルライトを搭載したスーパーカーをモチーフにした自転車がズバリの世代です。
リトラクタブルのライトのやつは最高級機種に搭載されていて、当時にして7万ぐらいしたのではないでしょうか?私は買ってもらえませんでした。
で、今回の特集の中では文章でかすかに取り上げられていた程度で、写真はなかったのですが、小学校の頃欲しかった自転車は、丸石の「スーパーカーシフト」でした。
フェラーリ風のゲートが切られたHパターンのシフトが存在していて、ブリジストンより丸石派だった私は(って、小学4年とか5年ですが)、スーパーカーシフトの自転車が欲しくてたまりませんでした。(とはいえ、こちらも最高級機種で高かったのですが)
しかし、丸石のスーパーカーシフトは、中学入学の時には型落ち。自転車通学だった私は、当時普通に採用されていたATタイプのシフトレバーの自転車を買ってもらいました。
その後、流行は繰り返すことはなく、Jr.スポーツ自転車というカテゴリーはなくなりましたが、採用された技術は、その後、花開いたものも多いとのことでした。
ブレーキや変速ギアもその一つ。
私は、自転車のことは詳しくないので、雑誌の受け売りですが、シマノの技術者曰く、現在の変速ギアは機械的に変速しておらず、電気信号を受けて変速しているとのこと。(いわゆる、バイワイヤということなんでしょうか?)その電気によるシフトは、当時のスーパーカーシフトのような電気式(まさに電池が必要)シフトの技術から生まれたものなんだそうです。
当時のJr.スポーツ自転車は、見かけ倒しではなく、ハイテク自転車だったのですね。
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Posted at
2015/07/22 22:09:23