• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年04月20日

【試乗】トヨタ・RAV4(2.0ガソリン)

【試乗】トヨタ・RAV4(2.0ガソリン) 予想外!SUV買うならこれじゃない?

4月10日に新型が発表された、トヨタ・RAV4に乗ってきました。
と言っても、試乗したのはお台場のメガウェブ内施設「ライドワン」を使ったので、簡易的な内容にはなります。
試乗した後に、これならレンタカーでもう一度、じっくり乗ってみたい…と思ったクルマの数少ない1台です。(他はVWゴルフ、現行インプレッサ1.6くらい)

試乗する前に簡単に、展示車でどんなクルマか紹介がてら慣れてみることにします。

展示車はガソリンG"Zパッケージ"、ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン
フロント側の全景です。ホワイトのボディカラーのせいもあってややクルマが大きく見えますが、それもそのはずで全長4600mm、全幅1855mm、全高1655mmもあります。
その割には車両が低く見える印象を抱きました。主に大きく見えるのはフロントマスクだけで、最近のクルマにしては珍しくサイドガラスが大きく、またそのサイドガラスの下端位置も低いので、他車と比較して「相対的に」低く見えたのかもしれません。

同じ展示車を撮影。
リア側の全景です。こうやって見ていると、サイドの処理はレクサスNX風、テールランプ周りの処理は三菱アウトランダー風、どこかで見たような車の寄せ集めに見えます。

同じ展示車を撮影。内装色はライトグレー。
インパネ周りです。直線基調で視界の邪魔にはなりにくい面構成をしています。
エアコン周りの操作性はあまり高いようには感じられませんでした。
また、センターコンソールのスイッチが多く、あまり触らないにしても煩雑な印象を受けます。が、すべてナビ画面を使って操作してください…的なレクサス他プレミアムブランド的な「使いづらさ」は感じられにくいので、一長一短というところでしょうか。
また、リアシートに回るとサイドガラスの大きさが功を奏して室内空間がより広くなったような印象を受けます。

試乗の時間がやってきたので試乗車へ乗り込み、走り出します。
試乗できる車種はガソリン車だとAdventureグレードの4WDになります。
タイヤはヨコハマタイヤAVID、サイズは235/55R19(!)となります。
走行距離は私が乗った時点で250km程度でした。

走り出してスロットルの感触を確認します。CVT車ですので踏み出しのかったるさは残っています。がこれまでの「踏んでツーテンポ遅れてエンジン回転と加速が追いついてくる」印象は少なくなり、ワンテンポ遅れくらいにはなっています。
この点では進化著しい多段ATのよく出来た車種にはかないません。
(DCTはゴルフなどでもわずかに「半クラッチ長いな」と思うタイミングがあるので、DCTがカツーンと変速する!とは言えないところがあります。)

続いて、石畳やドタンバタンの不整路を走ります。石畳で19インチ車だから来るであろう僅かなコツコツ感があります。(速度10km/h程度)
横溝の路面で段差を降りた時もトスッと落ちるような感覚があります。(速度20km/h程度)
いずれにしてもタイヤサイズを落としていけばもう少し「角の丸い」乗り味になると考えられます。ボディ剛性については評価できるほどの場面がありませんでした。

ステアリングの感覚としては電動パワーステアリング車としては並の上程度です。しつけはやや緩慢で、あるていどの大らかさを持っている印象です。
また、スラローム走行(速度25km/h程度)でステアリングをわざと遅めに切ってみると、すぐにタイヤのサイドウォールが「ゴロゴロゴロッ」という音がしはじめます。19インチの割にステアリング操作の感覚が「速くても、遅くても」緩慢なままで、またロールせずにタイヤが撓んで吸収している感覚があります。

ブレーキの感覚は、速度25km/hからフルブレーキをかけてみると早めにABSの介入が始まりながら車両が停止します。制動距離は想像よりもやや短め、どちらかと言えばフロントサスペンションがやや硬すぎる印象があります。(先に述べたスラロームとの印象も合わせ)

まとめると、このクルマの性格自体は穏やかな性格を与えられています。
タイヤとの組み合わせに多少の難点があるとは思いますが、スロットル・ブレーキ・ステアリングのいずれも性格と個別の感覚がよく合っていて、乗っていても不安感や疑問を抱かない仕上げになっています。
元々狭い道を低速で走るのがこの試乗コースですが、それでもパッと乗って「ボディサイズを気にしながらでも信じて行ける」クルマは珍しいです。
(だいたい、あまり良くないクルマは「当てどなく何となく曲がっていくけれど、クルマが信じられない」ことが多いです、このコースとメーカーの車種の場合。)

一般道で、もう少しじっくりといろんな速度域、道路事情で走ってみても「信じられるクルマか」は、試してみないと分かりません。
いずれ、トヨタレンタカーあたりで車両の導入もあると思いますので、もう一度乗る機会を作ってみたいと思います。

余談:トヨタのTNGA系で、プリウスもC-HRもカローラスポーツもやっていなかったことです。
ブログ一覧 | 新車紹介 | 日記
Posted at 2019/04/21 00:28:30

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

あじさい祭りフォトコンテスト202 ...
剣 舞さん

はじめから?!
shinD5さん

誰が乗ったんだろう(しみじみ~)
P.N.「32乗り」さん

こんばんは^_^
tatuchi(タッチです)さん

今週の晩酌 〜 鳳凰美田(小林酒造 ...
pikamatsuさん

愛車と出会って6年!
hiro_worstさん

この記事へのコメント

2019年4月21日 7:12
このメーカーの車、特に同セグ?の
ハリアーやNXって…PF起因なのか
実際のサイズとは裏腹に?やたらと
ブカブカ感と申しますか思い通りに
狭いトコで車体を扱いにくいんスよね

新RAV4…
「トヨタがドメ市場に縛られずに
ガチで作られたヤツは大抵いいクルマ」
の法則(個人の感想デスw)的な?匂い
何となく感じます故、家内の車として
如何だろうか?と興味シンシンです(笑)

コメントへの返答
2019年4月21日 22:34
喜怒煮萎π(キドニーパイ)の…商人?さん、コメントありがとうございます。

>ハリアーやNXって…
残念ながらレクサス・NXに試乗したことがないのですが、ハリアーはまさに「ブカブカ」という表現がぴったり合うほど「シャッキリ感がない」ので、仰せの通り「当てがない、扱いづらい」のですよね…。
何というのか、ハリアーってレクサスRXの初代・2代目は良かったですが…(以下省略・笑)

>「トヨタがドメ市場に縛られずにガチで作られたヤツは大抵いいクルマ」
その法則、個人的にはホンダに多く当てはまる気がします。
トヨタの場合、国内向けになると見えないところにお金かけない(その代わり、カタログ装備は良くなる)傾向がある気がします。
例外はハイエース、プロサク、ランクル(70&200)、JPNタクシー、センチュリーくらいでしょうか。

話が逸れましたが、もしご興味をお持ちでしたらば試乗をお勧めします。
…久々に「乗ってイイですよ」と言えるクルマに会った気がします。(笑)

プロフィール

「とりあえず、一時凍結から解除されたのでみんカラも続けられそうです。しかし、移転先はこれから探してみますので、決めましたらまたお知らせします。当面は、こちらと新しい先で2つ、同じ記事を書きながら続けるかもしれません。」
何シテル?   07/11 20:57
※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     1 2
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
初の愛車。'11, 7/21に正式発注。'11, 9/29に納車。 5ナンバーサイズで立 ...
ポルシェ 718 ボクスター ポルシェ 718 ボクスター
2023年モデルの718ボクスターです。 購入したモデルは2.0ターボの4気筒エンジン搭 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
父の愛車です。'16年 2月登録。 色はシルバーメタリック(1F7)、内装色はクールグレ ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
1990年11月から2003年3月まで使っていた、父親のビスタです。 私にとってこの車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation