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イイね!
2024年03月10日

EV車らしさってナニ?

2週連続、ちゃんとした(?)クルマネタでいきます。

今年に入ってから、2台のBEV車に試乗できる機会に恵まれたので乗ってきました。
1台はヒョンデのコナEV、もう1台はBYDのドルフィン。ともにアジアメーカーの車両で、ブランドの日本(再)上陸から日が浅いメーカーのクルマになります。

共に乗ってみて思ったことは、あまりEVっぽくないこと、ガジェットのような部分で自動車の本質から外れる魅力は非常に高いことです。
もう少しかみ砕いて説明すると
(1)自動車としての乗り味は過不足なし。ただし、乗り味として「これを選びたい!」と思う特徴もない。
(2)EV車に期待する静かさ、無振動で走る感覚はある。ただし、アクセルに対する反応やドカン!と加速するパワー感はない。
(3)価格に対する装備レベルは高い。例えば合皮シート表皮とか電動シートとかコンソールのセンターディスプレイなど。
(4)ディスプレイを介して、ナビ・オーディオ・エアコン以外のカスタマイズやおもちゃのような機能が充実している。
(5)シルエットはICE車から脱していないが、カッコはかなり攻めた先進性がある。
…といったところです。

他に乗ったことのあるEV車(日産・リーフの初代と2代目、ホンダ・e、BMW・i3、ポルシェ・タイカン)を思い出すと、今回の2台はちょっと異質…というか、あえてガソリン車に運転感覚を寄せている印象さえ受けます。

そこでふと気になったのは、EV車だから提供できる価値は何だろう?という疑問です。
これまでのEV車では、振動がない、騒音が低い、トルク感が強い、シャシーが構造上強くなる(傾向がある)と考えていたのですが、ヒョンデやBYDのそれは「トルク感が強い」「シャシーが強い」感もなく、振動と騒音が抑えられたクルマの印象を受けました。

…もっと言えば、バッテリーやシャシー、下手したらパワーパックそのものにおカネ(≒開発費)を掛けず、分かりやすい装備とソフト・アメニティにおカネを割いた印象さえ受けました。もちろんその方向性自体は、クルマのメカが発展しある程度の「枯れた技術」化してきた現代では一つの方向性としてアリとも思います。
ただ、個人の好み…せっかくEV車に乗るならば、EVでしか味わえない走行性能を提供して欲しいと思う人ならば、今回乗せてもらった2台は「ちょっと違うかな…」と思う印象を受けました。
ブログ一覧 | 愚痴こぼし | 日記
Posted at 2024/03/10 20:41:05

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