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イイね!
2008年02月18日

7人乗りステーションワゴン風ミニバンって?

他にも、こんなネタいってみましょうか。

セダン・ワゴンって私が好きなジャンルのクルマではありますが、最近は絶滅危惧種のクルマになっています。
というのも、ワゴンはやはりこういうクルマが既に代替として用意されているからです。
現在、真っ当なミドルクラス・ステーションワゴンとして国内で買えるクルマはレガシィを筆頭として、アテンザくらいでしょう。大穴でアベンシスは存在しますが。
という訳で、気になるクルマをピックアップして乗ってみました。

●トヨタ・マークXジオ
実は運転は2度目です。以前運転したのも2.4Lモデルでした。
今回は240Fを運転してみました。全高はFFモデルで1550mmジャスト。4WDモデルで1565mm。よって4WDユーザーは立体駐車場に入庫する事は諦める事になります。
シートに座ると、90年代の日本車らしい少々柔らかめのクッション。
パッと運転してみると、横はあまり気を使わないにしても、2.4LとCVTの組み合わせはラフなアクセル操作で飛び出すような仕様ですので、ジェントルな発進には結構神経を使います。
街中でも非常に取り回しはし易いですが、正直な話「やっつけた感」は否めない出来です。
またセダンモードですが、私も設定が分からなかったのですが営業さんも設定が分からない始末。やはりここはワゴン+αとしての6人乗り、の方がやはり分かりやすかったと思います。

●ホンダ・オデッセイ
運転したのは2台、Mタイプとアブソルート。
アブソルートから先に運転したので、まずはこちらから。200馬力の5AT仕様車になります。
エンジンを始動させると、非常に野太いサウンドがします。室内に入り、窓を閉め切ったとしてもやはり野太いサウンドはします。雰囲気としてはアメリカン的。
路上に出て発進すると、動力性能的に特別な印象は受けません。
しかし、ステアリング操作が重いながらも違和感がある印象。これはMタイプを運転して分かりましたが、どうやらステアリングのパワーアシスト設定自体が若干重め。
それにさらにタイヤが起因じゃないか?という印象です。
走り出すとロードノイズが盛大です。にぎやかって程ではないですが、決してサルーンって訳ではありません。このクルマに18インチホイールは明らかにオーバースペック。
乗り味としても、アブソルートの場合ヌメッとしたような印象です。
ステアリング設定が重めである上、恐らくサスペンションの設定も適切なのか安定して真っ直ぐ走ってくれます。しかし街中の取り回しやワインディングロードはちょっと勘弁していただきたい印象。
さらに乗った個体の問題かもしれませんが、少々内装材の取り付けも甘い印象です。

続いてMタイプ。こちらは160馬力のCVT搭載車。
運転すると、こちらの方が非常に快適です。またステアリングが若干重めであるのは変わらないですが、こちらは違和感がある印象は受けませんでした。
またホイールサイズの違いやサスペンションの減衰が違うのか、硬いながらも柔らかく、ボディ剛性感もこちらの方が上に感じます。
しかし剛性感ってアテにならない感覚ですので、距離を重ねていくほど、内装材の甘い印象からすると、もしかしたら良くないのかもしれません。
印象としては、私は通常モデルのほうが遥かに上質感を感じる事ができました。

●両方を乗り比べてみて
結果的にワゴンには敵わない印象です。
7人乗れて、立体駐車場に入るクルマ、となるとやはり出来はそれなり。
欲張れば欲張るほど、やはりいい出来ではなくなっていきます。
条件が増えれば増えるほど設計としても難しくなり、また相反する条件との最適点が低くなるからでしょう。
走りを追求するなら快適性を犠牲にすればいい。また逆もしかり。それに見合うだけのユーザー層、予算、設定条件ってのはやはりちゃんと存在するようです。
7人乗りステーションワゴン風ミニバンには、やはり足かせとなる条件が多すぎる印象を抱きました。
ブログ一覧 | 自動車関連 | 日記
Posted at 2008/02/18 00:32:55

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この記事へのコメント

2008年2月18日 17:42
マークXジオは、触ったことがないんで何ともいえないですが、イケメンの佐藤部長を使って「男の真ん中でいたいじゃないか」と宣伝してほしかったですw。そうじゃなければ、マークXとの共通点ないですよね。マガジンXで言われちゃったように、血筋偽装っすね。
同じ2.4LのCVTアウトランダーは、坂道発進しようとすると、下に下がりますね。古いゴルフほど発進はかったるくないですが。下のトルクも多分、あると思います。親父は以前うちにあった初代オデッセイと比べて、アクセルを踏むとグッと来るみたいなこと言ってました。

現行オデッセイは自分が高校2年生の頃にでまして、雑誌やカタログからは快適で良さそうなイメージ持ってましたが、運転席の腰の部分が変だったのを思い出しますが、どうでした?初代オデッセイはそうでもなかった気がしますが。アコードみたいに、シュクラ製のランバーサポート使って、他も金かけて欧州車に勝てるクルマにして欲しいです。

あと、ロードノイズはうちのアウトランダーもスタッドレスの初代オデッセイより凄いですが、それはさておいて、アブソルートは静粛性とか、低速のトルクとか、足りないみたいですよね?スポーツミニバンを名乗らせるなら、下手に足を固めてもダメだし、そうすると相当に値段が高くなって、逆に良くないかもしれないっすね。

この手のクルマは、車高が低くても国内向けのは金を掛けられないし、それで室内の広さを確保しようとすると、サス設計の自由度が下がりそうですね。最近の日本メーカーは金と時間を掛けさせてくれないみたいなんで、なおさら仕上がりが良くないかも、ですね。
コメントへの返答
2008年2月18日 23:31
こんばんは。コメントありがとうございます。

あぁ、皆さん口を揃えてやっぱり同じように言うのですね(苦笑)
男の真ん中じゃない、と。
ちなみにマーク2のワゴン時代にも、マーク2の名前でありながら中身別物だったクオリスがありましたが、それも同じように失敗しました。
私はクオリスについて言えば、かなり好きなクルマではあるのですが。
CVTのクリープは、本来自然なものではなくあくまで制御で作り出したものですから、多少の違和感はやはり仕方ないのかもしれません。
あとは人間がCVTの感覚に慣れていくだけ、かと思います。

シートについて、よく覚えていらっしゃいましたね。
アコードと基本骨格は同じだと思いますが、オデッセイの場合シート形状は少々悪い印象を受けます。
私もランバーサポートが欲しいと思う方なのですが、こういうクルマを買うユーザーさんにとって使える人、使いこなせる人はやはり少ないのかもしれません。
高級車に装備されていても、やはり使っている人は少ない印象を受けます。

アブソルートのトルク感は正直、街中で扱う分には十分だったと思います。
上手に制御してくれているので、飛び出すような印象も受けませんでした。
しかしロードノイズに関しては本文でも取り上げたとおり、ワゴンやミニバンとは思えないレベルで「うるさいな」と感じました。
しかしコレもタイヤ一つで変わってしまうので、一概に申し上げる事は出来ません。

国内向けだからお金かけられないは絶対に無いです。
なぜなら同じシャシー系列で海外仕様車もやはり作っているからです。
オデッセイならアコード、マークXならオーリスやRAV4など。
ベースとする車台が同じなら、基本設計にメスを入れるのは大変お金がかかります。なるべく共通化して(仕様別の)部品数を減らそうとするのが合理的かと思います。
日本車だから悪い、欧州車だから良いってことはただの国別信仰に近い印象を受けてしまうのですが・・・(汗)

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