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トヨタ~のブログ一覧

2025年11月22日 イイね!

飛び石キズを直す(後篇)

飛び石キズを直す(後篇)先週の「前篇」から引き続き、後篇の作業に入ります。

1週間、タッチアップ塗料を乾かすために放っておきました。
乾燥時間はたっぷり取っておくことをお勧めします。

では、タッチアップ部分を子細に見てみます。
全体写真下側のタッチアップはこんな感じ。

ほとんど目立たないので、正直このままで完成としてもイイ感じです。

全体写真上側のタッチアップはこんな感じ。

やっぱり塗料を「むしられた」部分はちょっと凹んでいる印象です。
これは塗料が乾いたときに、シンナーの揮発で少し塗料が「やせた」ために生じる現象です。
もっと目立たないようにしたければ、この段階でもう一回クリアをタッチアップして同じく放置し、凸になるようにすると良いかと思います。

今回使う道具はこちらです。

・サンドペーパー(タミヤの#2000番、目は細かい方が良いです。)
・コンパウンド(タミヤの粗目、細目、仕上げ目。カー用品店の専用品でもOKです。)
・ティッシュペーパー(↑のコンパウンドを使うために準備。)

まずはタッチアップ部分にサンドペーパーを軽く当てて、凸を削り取っていきます。
全体写真下側のタッチアップに、ペーパーをひとなめするとこんな感じ。

真ん中のタッチアップ部分の周囲に、白くなっていない(ペーパーが当たっていない」ところがあります。この分だけタッチアップ塗料が凸に盛られているということです。
一方で、真ん中にもペーパーが当たっていない部分がありますが、これが塗料のやせ部分です。ペーパーを当てると視覚的にも分かりやすくなります。

全体写真上側のタッチアップ部分をひとなめすると、こんな感じです。

さっきと同じように、塗料の凸凹が分かりやすくなったと思います。

きちんとペーパーを当て切った時の全体写真はこんな感じです。

飛び石キズを貰った時よりもひどい見た目に成り下がります。たいていこんなもんです。
では、全体写真下側のタッチアップはどうなったかというと

こんな感じです。完全にキッチリ消えるまでは追い込みませんでした。
(そこまで削るとタッチアップをしていない、元のクリアまでキレイに削り取ることにもなりかねないため。)

全体写真上側のタッチアップ箇所はここまでにしました。

みみず状のタッチアップに対して、完全にペーパーが当たっていない箇所があると思います。ここは凹みとして妥協しました。

ここから、コンパウンドをティッシュにごく少量だけ取って削った部分を磨いていきます。もちろん、コンパウンドは粗目→細目→仕上げ目の順で磨いていきます。
みがき終えた全体写真はこんな感じです。これが完成状態でもあります。

この写真の下側は、うっすらと「もや」が残っているので、分かりやすいと思います。

ではその下側を拡大してみます。

うっすらとペーパーのみがき目が残っていると思います。状態によりますが「あまり磨かない方がいい」のは、こういう状態にもなることがあるためです。

全体写真上側のタッチアップを拡大すると、こんな感じです。

みがき目もうっすら残っていますが、色が少しタッチアップ部だけ濃くなっています。このように、タッチアップ塗料と実際の塗料色はまず「完全に一致しません。」
その理由は、実際の塗装色は外に留め置いたときの紫外線や日光による劣化があること、タッチアップ時点での下地色や塗り方、シンナーのうすめ方によって色が左右されることが理由です。
塗料メーカーによる厳密な色の管理をして、自動車メーカーで厳密な塗装方法の管理をするときに「正規の色」となるのがタッチアップペンの塗料色ですから、そもそも色が一致しないのが当たり前です。
なので、タッチアップをするとみすぼらしくなる…のはモノの理屈からして「当たり前」なのです。

では、少し角度を変えて「すかして」見るとどうなるか。

ここでは運転席ドアミラー近くから、ボンネット先端が上方向となるように写真を撮っています。さっきは目立たなかった、この写真で言う下側(左側)のみがき跡が目立っていると思います。
塗装がどの角度でもきれいに見えるのは、それがきちんと管理されて塗装されているからです。それを破って自己流に走ると、結局は「こんなもん」です。

一番はタッチアップをしないことです。ただ、それでもタッチアップをする必要が出てきたのならば。ある程度のことは「目をつむる」つもりでお試しください。

追伸:多分この程度の「もや」は、ワックスを再施工したらある程度目立たなくなると踏んで「ここまで」としています。
Posted at 2025/11/22 20:45:19 | コメント(1) | 718ボクスター | 日記
2025年11月16日 イイね!

飛び石キズを直す(前篇)

飛び石キズを直す(前篇)先日、ビーナスラインを走ってきた帰り道にダンプカーの後ろをたまたま走っていました。
車線変更をして後ろに着いた途端に「ゴン、ペン、ビシ」と大きな音が響きました。

…あちゃー、飛び石食らった…と思って、今回は状況確認とそれを直す方法をブログネタにします。
飛び石はボンネットに2か所、全体を引いてみると正直に言って分かりません。
よってマスキングテープでボンネットの飛び石箇所を明示してあります。
(自分で直すときにも「あれ、どこだっけ?」と分からなくならないようにするため、でもあります。)

もう少し寄ってみます。まずは全体写真下側の飛び石キズはこんな感じ。

中塗りの塗装色層まで剥がれ、下地色(またはボンネット素材のアルミ地)まで露出している状況です。
続いて、全体写真上側の飛び石キズはこんな感じ。

上塗りのクリア層だけが剥がれたような状況で、中塗りの青色は残っているように見えます。ただ、クリア層を「むしる」ように剥がれたようで、剥がれた周囲も白くなって剥がれかけのような状況です。

状況確認が終わったら、いよいよ道具を準備して直していきます。
使った道具はこんな感じです。

・タッチアップペン(ポルシェ純正品をディーラーで購入、塗装色とクリアの2本立て)
・筆(私が使いやすいのはタミヤの面相筆(中)です。2本準備)
・プラモデル用シンナー(GSIクレオスのMr.カラーうすめ液50ml、これだけ銘柄指定
・小ビン(タミヤのスペアボトルミニ(角ビン)。2本準備)
・塗料用の平皿(何でもいいです。写真のものは10年以上前に購入、現在メーカー廃業)
・キズミ(ベルジョンのNo.2キズミ、倍率5倍)
・シンナーや筆を拭くためのウエス(今回はキムワイプ、ボロ布でもOK)
以上、キズミでおよそ今なら3,000円くらい、タッチペンを除いて他の合計は1,500円くらいで準備できます。
タッチアップペン本体は約1年前に購入時点で6,100円でした。(現在の価格は正規販売店にお問い合わせください。)

まず、タッチアップペンの中身を小ビンにあけておきます。
これは細い筆で塗料を筆に取りやすいようにするため、中身の状況を確認しやすくするため、などのためです。
平皿にシンナーを薄くあけ、筆先をシンナーで濡らします。濡らし過ぎたときはウエスで軽く拭います。
小ビンのフタ裏側についた塗料を筆ですくって、キズミで覗きながら飛び石キズに塗料を「乗せて」いきます。
イメージは水の表面張力のように、塗料をコンモリと「置いていく」ように乗せることです。また、飛び石キズ以外のところになるべく塗料を付着させないように気を付けます。

タッチアップ1回目、カラー(青色)タッチアップ終了段階がこちらです。

全体写真下側のキズを拡大すると、こういう感じです。

全体写真上側のキズはこういう感じです。

※塗料の「むしれ」を修正するために、模型用のサンドペーパーで軽くヤスってからタッチアップしています。

ここで1時間程度の乾燥時間をおいて、タッチアップ2回目のクリアを同様に「乗せて」いきます。

全体写真下側のキズは、タッチアップでここまで。

ちょっとホコリが目立ちますが、キズ自体はほとんど目立たなくなっています。
角度を変えて、ワザと目立ちやすくしてみるとこんな感じです。

反射のマス目が、タッチアップ部分だけ「できもの」のように歪んでいることがお分かりいただけると思います。
全体写真上側のキズはこんな感じです。

周りをヤスって白く曇っているので、塗った範囲が分かりやすくなっていると思います。

ここで注意事項をいくつか記しておきます。
シンナーはGSIクレオスのMr.カラーを強くお薦めします。特にタミヤのエナメル用シンナーではタッチアップ塗料との相性が合いません。塗料をダメにしたり、タッチアップ塗装の不良になることがあります。
・キズミは「絶対必要」ではありませんが、細かい作業には準備を推奨します。
・タッチアップペンに付属のペンでは、筆が大きすぎて細かい作業に向いていません。
・シンナー作業ですので、換気には十分注意をしてください。また体調不良などが発生したら、すぐに作業を中止してください。

今回はカラー1回、クリア2回のタッチアップ塗料を塗って、しばらく乾燥させます。この作業だけでも十分ですが、今回はもうひと手間加えます。それは後篇として後日紹介します。

余談。「ゴン、ペン、ビシ」なら3か所ぶつかっているでしょ?と思って探すと。

フロントガラスに直撃しています。表面のみのキズで割れていないので、こちらはこのままにします。使っていればキズは付きます。仕方ありません…。

独り言のようなメモ欄。「むしるような塗料の剥がれ」がなければ、後編の作業は元々考えていませんでした。ヤスっているいることからお分かりのように、今度は「磨く」必要があるためです。そして「磨く」ためには塗料がきちんと乾燥しなくてはいけません。内心は「メンドクセー」と思ったものの、そこそこちゃんと直すには、やっぱり手間をかける(かおカネを払う)必要がありますから、手間をかける方向に切り替えました。
あと、カラー1回+クリア2回も特に決まりはなく、状況に応じて都度決めています。作業中にたまたま見つけた別の飛び石キズ(つまようじの先くらい小さい)はカラー1回だけでお終いにしています。
つまり「決まった作業」をやったのではなく、よく見て都度決める(判断する)必要がありますので、このやり方は参考程度にお考えいただきますようお願いいたします。
Posted at 2025/11/16 22:11:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 718ボクスター | 日記
2025年07月25日 イイね!

クルマ的サマリー:西日本ツーリング

クルマ的サマリー:西日本ツーリング昨日戻ってきた、西日本ぐるり一周の旅で、まずはクルマの総括(まとめ)からいこうかと思います。

まずは数字で分かりやすい、燃費の面からいきます。旅の直前にガソリンを満タンにして、帰ってきて今日、同じガソリンスタンドで満タンを入れました。
道中で9回の給油をしています。総走行距離は(ガソリンスタンドまでの往復を入れるので)3853.6kmで、総給油量は284.45L、燃費は13.55km/Lという数字になりました。
と言っても、高速道路上での巡航がメインですから、クルマとしては負担の少ない状態が続いたと思います。


1日の走行距離で最大は、この画像の通り899.5kmが最大になります。運転時間ベースでは毎日9時間~最大12時間超のドライブとなりました。

それだけ運転していたら疲れるんじゃない?と思うかもしれません。
不思議と疲れないんです。人間のメンタルの方が先に音を上げます。


シートに座っていても、どこかが痛くなるとか辛くなることはありません。
ただ個人的な乗り方の問題だと思いますが、かかとが痛くなるのはボクスターの唯一「気に入らない」ポイントです。
他にも「なんか思い通りに動かないな」とか「ちょっと違うんだよな…」と思う瞬間がまずほとんど無いので、感覚としては「身体がそのまま大きくなったような」感覚でずーっと走り続けられます。

ですので、途中の睡眠不足による「眠い!」とかがなければ、よっぽど運転は楽なクルマに感じました、というのが今回の「まとめ」になります。


そんなわけですので、今日のガソリン給油ついでに4000km弱の汚れもさっぱり洗い落としてきました。ほぼ雨にも当たらずに駆け抜けてきたボクスターですので、フロントは虫だらけ、飛び石キズも多少は受けて、サイドも写真の通り少々ホコリっぽくなり、ホイールはダストまみれという体たらく。でも快適でした。

旅路で出会ったものとかはこの後に紹介しますが、一部はお友達登録をさせていただいている方に限らせて頂こうと思います。あらかじめご了承ください。
Posted at 2025/07/25 20:51:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 718ボクスター | 日記
2025年06月21日 イイね!

718ボクスター、例年通りの洗車(@洗車場にて)

718ボクスター、例年通りの洗車(@洗車場にて)半年ぶり、恒例のワックス洗車タイミングでしたので、今日洗車してきました。
…ただし、場所はいつもの自宅駐車場ではなく、洗車場を見つけたのでそこに向かいました。

今回お邪魔したのはD-Wash本庄さんです。手洗いブースと機械式洗車機のそれぞれがある洗車場ですが、どっちも「純水洗車」をウリにしているところです。
それに加えて、一部のD-Washでは手洗い洗車ブースが事前予約制になっており、寄ったはいいけれど場所がない…ってことがないこともあって、予約してお邪魔しました。

洗車場内では高圧洗浄・通常ホースがそれぞれ2本ずつ(車両左右にある)と、ブース奥に洗面台が置いてあります。いずれの水も純水だそうです。
このほかに、エアブロワー1本・ブロワー付き掃除機1台・脚立が2つと洗車用スポンジが1個、バケツ2個と作業用の座面が付いたキャスターが1つ、いずれも予約時間中は使いたい放題になっていました。(使用後は元の場所に戻しておくだけでOKです。)
あと、この時期はありがたい扇風機も常時回りっぱなしで、かつクルマに直接風が当たらないような角度になっていました。


ボクスターを入れて、両ドアを目一杯開けてみた図です。
これでも、ドアの横を普通に通っていけるだけのスペースは残っています。ブース内はかなり広いです。

今回は手洗い洗車+いつものワックス掛けと、室内清掃までやって6時間の予約フルに使い切った格好です。
今回の料金は3,300円、今の時期はキャンペーン中だそうで最初の30分0円、以後10分ごとに100円の料金設定でした。
通常料金は最初の30分1200円、以後10分ごとに150円の料金設定です。
予約時に車両ナンバーの登録と同時にカード決済が済んでいると、出庫時は何もなしでそのまま出庫すればOKです。入庫時もナンバー読み取りで各種設備の電源が入って使用可能になります。

こんな洗車場、もっと近くにできてくれたら尚嬉しいです。(片道100km・高速2時間コース)
Posted at 2025/06/21 21:25:07 | コメント(2) | 718ボクスター | 日記
2025年06月14日 イイね!

ポルシェディーラー巡り?

ポルシェディーラー巡り?5月17日、18日でフォーミュラーEの東京レースが開催されました。
会場は東京ビッグサイト近くの公道レースだったのですが、ビッグサイトでもイベントをやっていた(+観戦チケットなしの無料でイベント参加可能だった)ので、こっちの方に顔を出してみました。

…特に紹介していないあたりからお察しいただきたいところもありますが、東京ビッグサイトを極めて贅沢に使ったイベントに驚きました。

同日にビッグサイト内で「TOKYO GX ACTION」なるグリーンエネルギーイベントもやっていたので、こっちも顔を出してみました。
ここでポルシェ・タイカンのマイナーチェンジ後が展示してあって、説明員さんとちょっと話をしたら「ここのお店でこのイベントに出しました」と名刺を頂きました。

それがポルシェセンター八王子さんでした。できて間もない正規販売店さんで、残念ながらここでの購入ではありません。
イベント後に別の用事があって近くを通ることがあったので、プロボックスでお邪魔した次第です。今回はその報告です。

とっても早い話でいうと「ポルシェに熱い営業さんがいますので、お近くの方はぜひ」という宣伝です。(笑)
新車・認定中古車ともに取り扱いがあるディーラーさんで、ディーラーの1階が新車・2階が認定中古車の棲み分けに一応はなっているそうです。
色んなクルマを見せて頂きながら、営業さんからお話を伺いましたが結構詳しく、マニアックな方がいます。ここ10年くらいのモデルならばちょっとしたことは頼れそうな雰囲気です。
整備工場内でも初代のボクスターが整備入庫していたり、今後は古いモデルの整備などでも知見を増やして対応していきそうな感じでした。
飛び込みで、近くでもないのに快く対応して頂き、ありがとうございました。


小声。自宅近くにポルシェセンター××(ボクスター購入時はない系列の、新しいお店)があるのですが、同じく飛び込みで、(ボクスター所有中のことは伏せて)プロボックスで行ってみた時のこと。
「全モデル2年近くの納車待ちです。それが一般的なポルシェのお話ですね」
「展示してある新車はすべて顧客が付いています」→ポルシェ公式サイトの「新車在庫」で紹介されている
「そのモデルの中古車3台のうち、2台は商談中です」→3台ともポータルサイト掲載、1か月以上掲載続いていた
「中古車も1台だけ、100万円近い値引きでどうですか?否ですか、出口はあちらです」
「お住まいのところでしたら、△△(別の地名)のお店が近いですから、そちらでどうぞ。」
ってお店もあります。ここには目の前でボクスター故障しても絶対に預けません。
Posted at 2025/06/14 21:41:21 | コメント(1) | 718ボクスター | 日記

プロフィール

※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
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