• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トヨタ~のブログ一覧

2006年04月15日 イイね!

セルシオ・ショック!

セルシオ・ショック!今日はこの間言った「セルシオの過去日記」です(爆)
要するに、手抜き記事(爆)

では参ります。日記は05年7月20日のもの、元タイトルは「セルシオ・ショック!(爆)」です。

~前略~
で、セルシオ伝説、これは有名ですが今一度御紹介まで。
セルシオを作るためにトヨタがテストコースを作りました。これは当時のCMでもやっていたと思います。場所は士別、全長10km。
セルシオが発売された当初、乗った人々から出た言葉は
「エンジンが遠くで動いているみたいだ」
これはトヨタにとって最大の賛辞だったと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそもトヨタが「超高級車」を作ろうとしたのは「80点主義」の頃から、といわれています。
トヨタにとって「80点主義」は余程悔しかったのか「それならば」ということでセルシオの企画が開始。
しかし、トヨタのイメージは「大衆車」「壊れない実用車」のイメージしかありませんでした。
そこで、アメリカ市場では新たにブランドを立ち上げ、そのメイン車種として据える事にしました。これが「レクサス」誕生秘話。
国内市場では、トヨタの変革を示すために今までの「トヨタ」のエンブレムから今の楕円形エンブレムへ変更されました。つまり「今のトヨタエンブレム」は初代セルシオから変わったわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当時、トヨタがマーケティング調査でメルセデスベンツやジャガー等のアメリカユーザーを調べると、「購入した理由」は「ブランドイメージ」が先立っていました。
つまり「ベンツだから買う」「ジャガーだから買う」というわけです。
こういうユーザーを取り込むために考えたトヨタの方針は「動力性能、防音・防振性能をベンツなどより良くする。ただし究極を目指す」というものでした。
では、そのためには何をすればいいのか?トヨタは考えました。
たどり着いたのは「機械としての完成度を上げる」、つまり機械公差(部品同士のガタツキを減らす)を減らすことでした。
しかし、当時トヨタが保有していた工作機器・計測機器では納得できる目標まで達成できない事が判明しました。
そこでトヨタは工作機器・計測機器を作ったのです。とてつもなく高精度の機器を。
そこまでトヨタは「80点主義」にブチ切れていたのでしょう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここまでして作ったセルシオ、他にも塗装や木目パネル(本物)をこだわっているのは有名ですね。ちなみに現行セルシオの木目パネルはプラスチック樹脂に木目スライスを貼り付けた木目パネルです(初代は木材合板に木目スライス)
現在のプラスチック+木目スライスだと軽くて不良部品が出にくいことが特徴。
現行センチュリーも初代セルシオと同じ作り方です。今、木材1枚板の自動車用本木目化粧パネルなんて作っていないと思います(新車用では)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これほどすごいクルマを他のメーカーが放っておくわけがありません。発表後はメルセデスベンツ、ジャガー等の高級車メーカーがこぞって買ってバラして研究したそうです。
ジャガーがセルシオのエンジンを意識して新型エンジンを作った、というのは有名な話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トヨタの初代セルシオ新車発表会では「セルシオ交響曲」が発表され、出席者にはディナーが振舞われた、とても豪華絢爛極まりない発表会でした。
ちなみに当時は「7年フルモデルチェンジしない」と発表されました。
しかし、当時の世の中はバブル真っ盛り、おまけにアメリカ受注を優先させたためクラウンを乗り継いだお客さんでもセルシオ注文すると「御注文ありがとうございます。納車まで2年お待ちいただきます。」状態で並行輸入車(レクサス車)が右から左へ売れる状況。
そうこうしている内にバブル崩壊。初代セルシオは5年で2代目に道を譲りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、国内市場では元々売る気がなかった、という話も聞きます。なぜ国内販売する気になったのかは私には分かりません(笑)

~後略~

こんな具合です。
しかし、1989年というと私の生まれ年と1つしか違いません(汗)
今見てもいいデザインです。初代セルシオ。
その辺は・・・ また今度(爆)

ちなみに写真はヤフーから持ってきたモノです(激爆)
Posted at 2006/04/15 23:03:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車関連 | 日記

プロフィール

※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2006/4 >>

      1
234 5 6 78
9 1011121314 15
16171819202122
232425 26272829
30      

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
初の愛車。'11, 7/21に正式発注。'11, 9/29に納車。 5ナンバーサイズで立 ...
ポルシェ 718 ボクスター ポルシェ 718 ボクスター
2023年モデルの718ボクスターです。 購入したモデルは2.0ターボの4気筒エンジン搭 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
父の愛車です。'16年 2月登録。 色はシルバーメタリック(1F7)、内装色はクールグレ ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
1990年11月から2003年3月まで使っていた、父親のビスタです。 私にとってこの車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation