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2008年01月12日 イイね!

珍しく、サーブについて

たまにはサーブなんてメーカーの話でも。

元々は航空機メーカー、なんて話は口酸っぱくお話した記憶があります。
正確にはSvenska Aeroplan AktieBolaget(スウェーデン航空機会社)の意味だそうで(出典:wikipedia)、元々は航空機の機体制作会社です。
民間機向けの製作・販売からは撤退していますが、現在も戦闘機の製作は行っている模様です。さらには日野自動車で大型トラクター「日野スカニア・トラクター」が販売されていますが、こちらは昔保有していたサーブのトラック部門でした。

さてサーブといえば自動車ではバブル期に900が流行りましたが、現在も日本に輸入されています。しかし輸入元は西武自動車からGMアジアパシフィック・ジャパンになっています。
そんなサーブの特徴らしい特徴をいくつかご紹介。

・アクティブヘッドレスト
サーブのヘッドレストは逆L字型のヘッドレストが採用されていますが、これは後面衝突時(追突時)のむち打ち症軽減を目的としたヘッドレストです。確か世界初の機構です。

・エンジンイグニッション
サーブのエンジンイグニッションキーはセンターコンソール上に設置されており、キーはそこに差し込んで捻る格好になっています。
これは衝突時にステアリングコラム(ステアリングの前の四角い箱状のもの。ウィンカーレバーやワイパーレバーが装着されている部分)に人間の大腿部が接触しても、キー等で怪我をしないために採用された機構とのこと。
今となってはスマートキーシステム等で珍しい機構ではなくなってしまいましたが。

・ナイトパネル
夜間走行中にスイッチ操作をすると、スピードメーター以外のメーター照明とセンタークラスター照明の殆どが消灯されるシステム。
これはメーター以外の計器には注目されないことから、それ以外の無駄な情報を廃しようとするために設けられた機構です。
ちなみに現代のジャンボジェット機のメーターは液晶パネルで、メーター配列の変更も操縦士の好みによって変えられるそうです。
自動車用で現在液晶パネルを採用しているのはメルセデスベンツ・Sクラスのみ。

・ターボエンジン
市販車では世界初の機構を採用したクルマを作ったのはサーブです。
よく調べてみると、世界初のガソリン自動車用ターボエンジンはシボレー、欧州車初はBMW2002ターボ、日本車初は有名な日産・セドリックターボ。
現在日本国内に投入されているサーブの車両は全てターボエンジン搭載で、基本的にはブースト圧の変更でグレード構成を変更しています。
サーブ9-3は2.0Lのエンジンがベース(Aeroのみ2.8L)、9-5は2.3Lのエンジンがベースになっています。

最近のサーブの動向では、バイオ燃料車両の開発に特に注力しており、もしかしたら日本に試験導入される可能性もあるとかないとか。

というわけで、たまにはサーブも思い出してあげてくださいキャンペーン実施中。(笑)
Posted at 2008/01/12 18:38:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車関連 | 日記

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