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トヨタ~のブログ一覧

2014年10月09日 イイね!

謎の整備工場、整備に出す…その2

謎の整備工場、整備に出す…その2その1の続きです。

無料点検でのエンジン調整と点検結果を踏まえて、2つの作業をお願いしました。
一つはアライメント調整。ステアリングが斜になっているのに、車が直進することを是正する。
もう一つがブレーキオイル交換。これは「ブレーキの効きに段付きがある。オイル交換はいわゆる推奨」ということでお願いしたもの。

…ブレーキオイルの交換で、ブレーキの効きが変わるの?
大いなる疑問。ブレーキの効きを変えるとはつまり「ブレーキパッドの交換」とか、「ハイグリップラジアルに交換する」とか、「ブレーキホースを強化する」とか、そっちに目が眩みます。

…結果はどうだったのか?
これが面白いくらい変わる。交換作業に機械を使わず、基本的に人力。しかも一人。
整備士曰く「機械式の交換では末端までの交換はできない。だから基本に沿って作業するしかない。」とか。
このとき、ついでにリヤドラムブレーキの調整も入りました。これはアライメントの為とか…?

…ブレーキとアライメント、どうつながっているの?
この車(トヨタ・プロボックス)はリヤのアライメントは一切の調整を受け付けません。
その為、リヤ側のブレーキで車両姿勢の制御をする…らしいです。

…最終的にどうなったのか?
ブレーキは通常制動の範囲だと大幅な改善は見られません。特に変わるのは強く、早く踏み込んだ時。(一番顕著に出るのは緊急回避のための急制動。)
交換前はABSの介入が速く、ドライ路面でも直ぐにABSアクチュエーターによるキックバックが発生しました。
交換後はABSが介入しにくくなり、制動距離がそれまでより短くなりました。よりタイヤのグリップを使い切るまでABSの介入がない、ということです。
アライメントの調整、これが一番即効性で、またわかりやすい変化の一つでした。
今まで斜めにステアリングを握っていたので、走り出した途端に「斜めに走っている(?)」と人間が勘違いする。(笑)
それに馴染むと、分かるのはフロント側のグリップがとにかく効くことです。
首都高速の中央環状線を走り回ると、直線と同じ速度でコーナーに突入しても恐怖感が無くなりました。また、高架の継ぎ目を超えてもステアリングが暴れることもなくなりました。
何より、直線でバシッと直線に走ります。(笑)

気に入らない点と言えば、車両特性上パワーステアリングが利きすぎること(少々ステアリング操舵力が軽くなったこと)が気になるくらいです。


私はその1で、この整備工場のことをこう書きました。
“加えて納期不明(納期切られたら仕事を請けない人)で金額”は”正直高い。”
個人的心象として、キチンと直す、その技術料としては価格に見合うものだと思います。
ただし、絶対的金額は安くありませんし、今までのディーラー整備の値段感覚で話をすると本当にひっくり返るくらい高い見積書or請求書が飛んできます。
また、整備士一人で仕事をしていることや整備士が納得しなければ出庫しないこと、それなりに固定ユーザーが多い(東北から九州まで整備依頼があるとか…)こともあって、納期はそれなりにかかります。(もちろん、遠方ユーザーの場合それなりに事情を汲んで頂けることもあります。)
ここの整備工場、金額は高級ですが整備は一流です。それなりの敷居を跨げるのならば、その先は天国…のようです。
Posted at 2014/10/09 20:47:07 | コメント(3) | プロボックス | 日記
2014年10月09日 イイね!

謎の整備工場、整備に出す…その1

謎の整備工場、整備に出す…その1前回の車検騒動から1ヶ月、別の整備工場に整備をお願いしました。


…どんな整備工場か、って?
先に言うと「(誰でも彼でも)人様に勧められない」ということです。
(←モザイクを入れていますが、Googleストリートビューから工場前の写真)
お店に看板はないし、整備中においしいコーヒーが出てくるわけでもない。
加えて納期不明(納期切られたら仕事を請けない人)で金額”は”正直高い。
おまけに、歯医者のように何度か通って調整することも、人によっては大きなマイナスポイントになるでしょう。
さらに付け加えて、どなたでも最初の見積書(請求書)に記載された金額に驚く…はず。
それを承知できる人でなければ、ここの整備工場を勧めるわけにはいきません。

…じゃあ、なぜそこに整備を出したの?
ここの整備工場は、無料点検という制度があります。整備士の運転(所有者同乗)と各機関の簡単なチェックで、大ざっぱな問題点を洗い出してくれるという制度です。(細かい部品のチェックまではせず、「状況判断」という回答になります。)
まずはこの制度を利用してみよう、と思い立ち寄ったのが最初です。その結果、この人(整備士)なら信用できると思い、お願いしたのです。

…その整備士、信用できるの?
私がまず真っ先に疑ったのは、正直ココです。(笑)
ここの整備工場ではWebサイト・ブログ・Facebookを活用されていますが、これを読む限りだと「気難しい整備士か…?」という印象を抱きました。
メールや電話だと、結局どんな整備士かわからない…。そうだ直に会ってみよう!
…といきなりアポなし訪問したのが8月中旬。本当は上記「無料点検」の話を聞きに行っただけ、のはずがその場で簡単なチェック開始…。(その節はご迷惑をおかけしました。)
「ブレーキの制動力に段付きがある。」
「ステアリングが5度、右に傾いている。」

「スロットルレスポンスがワンテンポ遅い。ATならまだしも、MTでこれは我慢ならんでしょ?」
「エンジン振動過大。」
と次から次へ出てくる問題点。

…所有者(つまり私のこと)は認識していたのか?
乗っているうちに、確かに振動が増えたとは感じていました。エンジンマウントの劣化?と疑っていました。
ステアリングの傾きも少し認識がありました。一番気になっていたのはつまりここで、アライメント調整などが得意ですよと他の方から推薦を受けたのがここの整備工場です。
ブレーキについては…正直、全く気づきませんでした。

…で、(話を戻して)なぜその整備士を信用したの?
この問題点のうち、エンジン振動過大についてその場での調整が入りました。
使ったのは小さいスパナ2本とクリーナー少々。作業時間ものの3分。
これでどうなったかって?
…まずはボンネットを開けての目視段階でエンジン振動の低減。
走り出すと…何となく静か?違いは分かるような、わからないような…?

問題はここから。しばらく距離を重ねるとレスポンスが変わってきたのです。
具体的には
・エンジン音が変わった。(例えれば前:「ブロロロロ」→後:「ブーン(バックコーラス:ヒューン)」)
・中回転域でのトルク感が変わった。今までよりも力強く加速する印象。
・エンジンブレーキ時の振動・騒音が変わった。音は↑と同じ。振動は減ってレスポンスが良くなった?
…なるほど、確かによくなってきた。しかもこれ、即効性はないがバッチリ効くぞと。
…これが、何度も通って様子を見ながら調整する必要性なのか、と。(乗り方・使い方で調整パターンを変えている…らしい。)
部品を一切交換せず、ちょっとした調整で性格を変えている。しかも機械にもよさそうだぞ、というのが信用した経緯です。


…長くなってきたので、当日の修理については「その2」に持ち越します。
Posted at 2014/10/09 19:10:54 | コメント(1) | プロボックス | 日記

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