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2016年07月30日 イイね!

メルセデス・ベンツのグリル

メルセデス・ベンツのグリル画像は現行Sクラスのフロント全景。(メルセデスベンツ日本のHPより)

メルセデスベンツの主力機種、Eクラス・セダンがフルモデルチェンジしました。
日本では当初導入がガソリンターボL4 2L(E200、E250、E200 4MATIC)、ディーゼルターボL4 2L(E220d)、ガソリンツインターボV6 3.5L(E400)のエンジン組み合わせ、基本的にアバンギャルド顔がメインとなりました。(E400 Exclusiveのみ従来のクラシック顔です)

今回はそんなグリルのお話です。

元々、メルセデスベンツのグリル形状は「ラジエーターグリル」から由来しています。
1910年代のメルセデスベンツはラジエーターの形をそのまま外装スタイリングに用いたのです。このときシンボルマークがラジエーターグリルの上に配置されたのも、実はラジエーターキャップだったという「機能本位」な設計から由来しています。

(写真はトヨタ博物館所蔵のメルセデスベンツ・500K 1935年式)

これが、戦後からはラジエーターがボディ内部に内蔵されるようになりました。そうなると、ボンネット上のシンボルマークは車両先端のマーカー代わりに使用されることが多くなりました。これも一種の「機能本位」設計であると言えるでしょう。


(写真は新型Eクラス メルセデスベンツコネクション展示車を撮影)
時代は現代。グリルの形状が変わって日本では「旧来のグリルが良かった」という人が多数います。
…私もそうです。現行のシンボルマークが大きく主張する姿はあまり好感を抱きません。

しかし、現代の「シンボルマーク」もやはり「機能本位」の設計に基づく配置であるのではないかと思うようになりました。
キーワードは「自動運転」です。つまり、自動運転をするために必要なレーダーがこの後ろに隠れているのです。これを旧来クラシックグリルでやろうとすると、グリル中央部が四角いプラスチックの板に変わります。見た目としても一目でレーダー付と分かるのを嫌ったのではないでしょうか。
これがグリル中央にシンボルマークを持ってきて、レーダーを透過しつつ目隠しに使う…。これもひとつの設計手法・スタイリング手法としては良いのではないでしょうか。(アタマの良い設計とは言えないですが。)

私は旧来のクラシックグリルが好きですが、今後の予防安全装置の普及や来る自動運転のための技術を使っているという前提が付くならば「現行のグリル」も今のメルセデスの顔としてふさわしいのではないか、と思います。
Posted at 2016/07/30 20:20:58 | コメント(0) | 雑学・小ネタ | 日記

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