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トヨタ~のブログ一覧

2017年09月13日 イイね!

トヨタ・ハイラックスを見てきた

トヨタ・ハイラックスを見てきた(ちょっと大きすぎるけれど)個人的クリティカルヒット!

仕事帰りにメガウェブへ足を伸ばし、道草を食ってきました。
目的は昨日、9月12日に発表・発売されたハイラックスを見てくるためです。

ハイラックスとはどういうクルマか、と言いますとトヨタの小型トラックがそもそものスタートですが、これの前身として日野自動車のブリスカという車がありました。これの後継車種、ということで生産は日野自動車が受け持っていました。この流れはずっと続き、現在はトヨタ・FJクルーザーとランドクルーザープラドが生産車種になっていますが、今でも「トヨタ企画・日野生産」は続いています。
…話はそれましたが、代を重ねるうちに小型トラックの荷台にFRPの"幌代わり"ともいえるものを付け、荷台との間仕切り板を取ってワゴン風にした「ハイラックス・サーフ」が発売されて乗用車用ではこっちが主流になりました。(サーフそれ自体は'09年に国内販売終了、北米名:4Runnerで現地専売車種で存在。)
小型トラックのハイラックスとしては'04年の6代目で国内向けの販売が終了され、しばらくトヨタの小型トラックは車種構成に存在しなかったのですが、今回13年ぶりに販売が再開されるというのが今回の新型ハイラックスです。

一方で、ハイラックスは東南アジアなどの新興国向け戦略車種になり、それ専用でシャシーが設計、生産され現地生産されることに主眼が置かれました。同じシャシーを使う車で3列シートのイノーバとSUVでフォーチュナーが生産されています。

またこのことより、今回日本で発売されるハイラックスもタイにあるトヨタの工場「トヨタ・モーター・タイランド」のバンポー工場で生産され、つまりは輸入車の扱いとなっています。

ボディ形状は日本ではピックアップ型、かつ4ドアのダブルキャブ型のみであります。
タイの現地ホームページに掲載されるラインアップをまとめると、下記の通りになります。

おそらく、タイ以外の仕様でより多くのバリエーションを持っているクルマであると考えられます。

さて見てきた印象を述べますと、第一印象「日本で乗るにはデカすぎる」…です。

全長5335mm、全幅1855mm、全高1800mmのサイズは全長でセンチュリーやレクサスLSよりも長く、メルセデスベンツSクラスのロングボディとマイバッハ(エクストラロング)の中間というサイズです。
つまり駐車場の大きさはSクラス級を要求するということでもあり、駐車する場所を極端に選ぶことになります。


フロントシートに腰を掛け、シートやステアリングを合わせてみると見切りが良く、見晴らしがよく、頭上周りにも十分な余裕があります。ただし、ステアリングはテレスコピック機構が備えられていますがこの可動範囲が短く、ステアリングに合わせてシート位置を調整するとブレーキペダルがかなり近くなります。このポジションを狭いと取るか、悪路走破時の微調整が効くと取るかは考え方次第です。

リヤシートに回り込んでみると、こちらも広さ感は十分にあります。またお尻のクッションは十分に厚く、トラック故にゆったり寛ぐ背もたれ角度は期待できませんがパッと座った印象では「悪くない」レベルでありました。


荷台については、使い方次第で何とでも言える代物ではありますが個人的評価は「必要ならば自分で改造してください」という程度の装備であると考えます。
これにパイプを渡して区切りをつけ、趣味のものを積みやすくするもよし、何もせず積みたいものだけドサッと積むも使い方には合っています。ただし、幌やロープをかけるためのフックが事実上皆無なので、どっちにしても「ちゃんと使いたい」なら荷台の改造は必須であると考えます。

余談、みんな大好き(?)トヨタロゴもオプションでありました。メッキ調でハンチング加工でした。




メカニカル関係、今回日本投入モデルは直列4気筒ディーゼルターボの2GD-FTV型、トランスミッションは6速オートマチックのみです。コモンレール直噴型のディーゼルエンジンは後処理に尿素処理(AdBlue方式)を用いています。AdBlue満タンからの走行可能距離はメーカー公称値で13,000km、タンク容量は13.8Lでエンジンルーム内に補給口があります。(残量警告灯はメーター内にあります。)

細かい話で、ZグレードとXグレードでシート表皮の違いはメーカーWebサイトにも掲載されています(カタログ未確認…この記事作成時点で持っていない)が、シート表皮の縫製形状がまるで違います。片方はクラウンのロイヤルサルーン風形状(Zグレード)、もう片方はノア標準グレード風(Xグレード)となっています。


また、運転席・助手席のシートベルト取り付け部分(Bピラー部)に謎の凹みがあります。何用でしょうか…。


総評ですが、これだけ細かく見てきた時点でお察しがつくかもしれませんが、個人的にメチャクチャ気になっていた車種です。というのも、トヨタの働くクルマシリーズで大外れはまずめったになく、また海外でも評判の車種が日本に導入された、ということからイメージ先行で期待値が高かったです。
その期待値に違わない印象のクルマです。ちょっと大きすぎることは欠点ですが、これを購入できるだけのもろもろの事情が許す方はぜひとも購入していただきたいです。
Posted at 2017/09/15 23:49:31 | コメント(5) | 新車紹介 | 日記

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