• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トヨタ~のブログ一覧

2020年07月19日 イイね!

【試乗】BMW 840d xDriveカブリオレ M Sport

【試乗】BMW 840d xDriveカブリオレ M Sport日記がてらの駄文…というか、まさかの試乗ができたというお話です。

今日、天気が良かったので(笑)お台場のBMW Group
Tokyo Bayにお邪魔してきました。
ここはBMWジャパン直営のディーラー網「BMW Tokyo」の系列ですが、BMWだけで展示車20台程度(正確に数えたことはないのですが…)と同じ系列のMINIのディーラー、それからBMW Motorrad(二輪車)も置いてあるというメガディーラー兼ブランド発信スポットになっています。

ここでは「いろんなクルマが一度に見られる」のも一つの目玉ですが、もう一つは「いろんなクルマに試乗できる」ことがあります。
今回はその試乗プログラムを使って「たまたま」試乗できたクルマ、表題の8シリーズ・カブリオレについてご報告します。

たまたまにも試乗できた経緯…はこういうものです。
ここの試乗プログラムは、以前は無料だったのですが6月から有料化(3,000円)されました。
で本当は別のクルマ(結構マジな購入希望…でも「買わない」可能性も高いので「ある種、気軽に」試乗したかったクルマ)を試乗予約してからお邪魔したのですが、その受付でお勧めされた内容から端を発しています。
「もう一台試乗されませんか?1台乗っても2台乗っても3,000円で変わりません。」
へ?んじゃ何があるの?ということで試乗車リストを出されて車種を絞ります。
めったに乗れないオープンカーあたりで探してみようとリストからピックアップすると…
・2シリーズ・カブリオレ…試乗車リストになし。
・4シリーズ・カブリオレ…リストには載っていたものの「すみません、用意はグランクーペ
  (4ドアハードトップ)のみです」とのこと。
  ※これがあったら多分これ乗っていたと思います。
・Z4(s20i Mスポーツ・M40i)…二人乗りだしねぇ…。
・8シリーズ・カブリオレ…1000万円超えるクルマなんて買えないしぶつけたら大変
この辺が引っ掛かってきたのですが、選べるのはZ4か8シリーズだけ。
それじゃ8シリーズ、試乗車の時間は空いています?と聞いたら「空いています」とのことで、まさかまさか(本人も予想せず)乗ることになった…という次第です。

というわけで試乗車をご紹介します。8シリーズはBMWの中で最も大きく、高額なクーペのクラスを担う車です。ボディ構成はクーペ・カブリオレ・グランクーペという4ドアハードトップの3体系があって、エンジンは3.0L直噴ガソリンターボの840i、3.0Lディーゼルターボ+4WDの840d xDrive、4.4L直噴ガソリンターボ+4WDのM850i xDriveの3種類があります。
今回試乗させて頂いたのはカブリオレの3.0Lディーゼルエンジン、4WD仕様ということになります。グレードはM Sportということで日本風にいう「エアロパッケージ付」、オプションでホイールサイズが変わっていて20インチアルミ付(前:245/35R20、後:275/30R20、両方ともミシュラン・パイロットスポーツ3)というものです。

今回試乗コースは(一般道コースと高速コースの選択が可能)高速コースで、首都高速の台場I/Cから乗ってレインボーブリッジを渡って、中央環状線(C1)内回り銀座方向を走り、箱崎で9号深川線を木場方向に、湾岸線横浜方面に出てすぐの有明I/Cで降りる…というコースでした。高速道路料金はETC料金決済で690円、こちらも負担するかたちになります。

運転しだして気になったのは、4WS(インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング)がごく低速から作動して、慣れが必要という点です。
コースに出てすぐに突き当たりの丁字路をUターンするのですが、そんな速度域(20km/h以下)でもドリフトするかのような後輪の挙動を示します。
なにぶんいきなり「8シリーズありまっせ、どうぞ!」的に乗っているので事前情報なし、真面目に「何も分からず」運転しているのでメチャクチャ怖かったです。
乗り心地は一般道、高速道ともに基本的には「快適、安楽、静か」というクルマでした。20インチ+M Sport(←タイヤサイズだけは試乗前にチェックした)ということでもう少し硬めの乗り心地を想像していたのですが、拍子抜けするほど安楽でボディも強く、基本的には「タイヤとサスペンションだけで衝撃が収まる」ような乗り味でした。

オープンカーですので、高速に乗るまでの5分間程度のみオープン状態で走りました。
(晴天の夏、昼間にオープンで乗るのは地獄…熱中症になりそうになるのです…閑話休題)
時速50km/hで太ももあたりにエアコンの冷たい風と外気のぬるい風が吹き込んできます。この時サイドウィンドウは前後共に上げた状態…オープンとしては風が入りにくい状態で乗っているにもかかわらず、です。
個人的経験則・感覚則で「4シーターオープンに快適なオープン無し」と思っているのですが、これも感覚通りという印象です。
(経験則についての簡単な説明を…オープンカーで外気が太ももまで巻き込まれると、冬場のヒーターが効かず「寒い」というクルマになります。そこで空力上の知恵を絞る必要があるのですが、4シーターはリアシートがある都合上、どうしてもリアシートから入った空気がシートまで達しやすい傾向がある模様です。2シーターは幌(トップ)によってそこは塞がれているのでわりあいに「快適になりやすい」傾向があります。ちなみに2シーターでも風が太ももまで達して「そうではない」クルマもありますのでご注意を。4シーターの場合は…完全専用ボディで相当入念に設計しない限りは防ぎようがないですが、そこまでやってもオープンカーが「売れない」カテゴリーですから、まずそんなクルマはない、と思っていると予想が外れた(太ももまで風が来ない)時に「いいものに当たった♪」と喜べます。ご参考までに。)

まとめます…というか最後の感想?ですか。
これまた個人の感想として、1000万円を超えるクルマはほとんど嗜好品、どれを買っても「お好みでどうぞ」という感覚を持っています。
なぜならどれを見ても触っても「考えがいろんな意味で極端、割り切りがはっきりしている」であり、好みにさえハマればどっぷりとハマれますし、逆の場合ははっきりと拒絶反応が出ることが多いです。これは「高ければ高いほど」傾向は顕著です。
庶民感覚で落としてくると…ラーメンのスープと同じで「塩派、しょうゆ派、みそ派、とんこつ派」で味も違えば好みが違うことと似たようなものです。
そういうわけで「いいクルマ」という評価をすること自体がナンセンスで、好きか嫌いかの判断で概ね間違いのないクラスのクルマです。
じゃあ乗った本人としてはどうだったか?好きなの嫌いなの?と問われますと…
判断できません。ただ、私が思う「BMWっぽい」…少し重めでも路面を撫でているかのように感覚が分かるステアリング、他メーカーの同クラスに比べてやや硬くても路面のうねりがお尻に伝わるかのようなサスペンションとシート、右足の1mmまで操れるかのように思うエンジンとパワーデリバリー…とは少し違うクルマに感じます。はっきり言っちゃうと「黙って運転しているとメルセデスっぽい」のです。私の好みで言えば「もう少しBMWらしい味付けがあった方が楽しめる」と思います。

最後に、公式ウェブサイトに記載されている「試乗記念品」ですが、こんなものでした。

Mテディベアのキーホルダー。BMWのキーリング、Mのキーホルダー(結構ゴツい)から選べました。
あとは新車を買うと5万円分のディーラーオプション・グッズに交換できるチケット(3か月間の有効期限付き)が付いてきます。
Posted at 2020/07/19 23:47:50 | コメント(3) | 新車紹介 | 日記

プロフィール

「とりあえず、一時凍結から解除されたのでみんカラも続けられそうです。しかし、移転先はこれから探してみますので、決めましたらまたお知らせします。当面は、こちらと新しい先で2つ、同じ記事を書きながら続けるかもしれません。」
何シテル?   07/11 20:57
※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/7 >>

   1234
5678910 11
121314151617 18
192021222324 25
262728293031 

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
初の愛車。'11, 7/21に正式発注。'11, 9/29に納車。 5ナンバーサイズで立 ...
ポルシェ 718 ボクスター ポルシェ 718 ボクスター
2023年モデルの718ボクスターです。 購入したモデルは2.0ターボの4気筒エンジン搭 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
父の愛車です。'16年 2月登録。 色はシルバーメタリック(1F7)、内装色はクールグレ ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
1990年11月から2003年3月まで使っていた、父親のビスタです。 私にとってこの車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation