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トヨタ~のブログ一覧

2012年09月29日 イイね!

新型オーリス試乗

先日のお話ではあるのですが、オーリスに試乗してきました。
試乗させていただいたのは180RS Sパッケージ、というわけで6MT車です。

そもそもの試乗する経緯が
「4輪ディスク・MT・屋根空き」が揃ったクルマが出てきたことに端を発します。
これに5ナンバーサイズが加わっていたら、まさに完璧に理想の車になります。
(BMW・MINIがあるじゃねーか、って突っ込みが出来ますが、高すぎます…)

というわけで、結構本気で「プロボックス代替」を視野に入れて乗せて頂いたものです。

運転席に座ってみると、フロントウィンドウの角度がきつく、フロントガラス・ピラーが額に刺さってきそうな印象を受けます。そしてバックミラーを合わせてみると、ミラー越しのウィンドウ面積が小さい事に気づきます。
ポジションをしっかり合わせてみても、ボンネットの先端は確認できません。車両サイズは(実寸以上に)大きく感じます。

エンジンをスタートさせ、シフトを入れます。
シフトはかなり「スカッ」と入ります。力は要りません。そして機械スイッチを操作したかのように、手ごたえがないことに驚きを覚えました。
(プロボックスの場合、低速ギヤではかなり入りが渋い印象があります。カッ、カッと一段"噛み損ねた"ような手応えがかえってくることもあります)
停車時のエンジン騒音は相当に静かです。振動もほぼ全く伝わってきません。

とうとうクラッチを繋ぎつつ、そろそろと走り出します。
エンジン騒音・振動レベルはそのまま、スルスルっと走り出します。アクセルを踏み、かなりエンジン回転数を回してもエンジンは3枚向こうの壁遠くにある印象です。
シフトチェンジをしても、シフトフィールはやはり変わりません。まるっきりデジタル・スイッチ。
サスペンションの設定は硬め。ロールなども(街乗りの右左折程度では)感じることができません。
硬いといっても、プロボックスのようにシャシーが"わななく""ばたつく"印象はありません。ドンッとショックが収まります。ただ、ほんの少し「揺り返し」がある気がします(上下運動方向に)。
ステアリングを操作した時の印象は…正直忘れてしまいました。

低速ギヤで引っ張りつつ、そこそこの速度域まで加速・巡航してみます。
乗り味はしっかり、路面にしがみつくような印象を受けます。直進安定性はこのサイズ・価格にしては(国産車の中では)かなり高い印象を受けます。

以上、思った事を覚えていただけ書き出してみます。
次はこの現象すべて考えてみます。
エンジン騒音・振動レベルは相応に吸・遮音レベルを上げ、振動レベルはエンジンのマウントがまだ柔らかいということと思います。
シフトフィールについては、どんな時でも入り易いように、シンクロを強くしたのではないかと思います。
サスペンションの設定は、ゴム系のダンピングが中速域では弱い印象を受けます。サスペンション設定そのものは特段変わった印象を受けません。
ボディ剛性は後半周りをそれなりに作ってある印象を受けます。FFにしては珍しい?

結局、オーリス乗ってどうだったのか。
セッティングを向けているのは高速巡航時の安定性志向なのではないかという印象を受けます。
反面、コンパクトスポーティに(私自身が要求する)街乗りの楽しさ、"走っている"と感じる楽しさはかなり希薄です。
シフトフィールといい、エンジンフィールといい、MTで楽しむ向けの味付けではなく、どちらかといえば「デジタル・ガンダム(?)」のようなデジタルっぽい印象です。YESかNOしかない。
求めているのは"いつも全力"か"いつもオフモード"か、ではなく全力からオフモードまでの"道のり"や"プロセス"を楽しむものがスポーティ・ドライブだと思います。
これなら別に225万円出してRS買うまでもなく、1.5L車を買って安くなった分だけ貯金すればハッピーだと思いました。

結論は「オーリスRS買っても楽しくない。今の車の方が求めている楽しさがある」というものでした。

…というわけで、これ以上「現行車」に未練を垂らしていても所詮"こんなもん"か、というのが今回のお勉強。
現行車・あるいは未来のMTはきっとこんな「デジタル」チックになるのかなぁ、と思います。
それは操作系に対するデジタルでの処理、車両性格も機械的にではなくコンピュータ一つで決まる事を積み重ねていくと、こういう乗り味になると思ったからです。

ふっ切って壊れる・修理できなくなるまで今の車をジックリ使いこむことにします。
Posted at 2012/09/29 23:38:03 | コメント(3) | 新車紹介 | 日記
2012年09月28日 イイね!

満一年。

満一年。プロボックスが納車されて、早いもので1年経過しました。

1年で走りまわった距離は20926km(納車時のオドメーターは0kmではないので、厳密にはもう少し少ない)、今のところ埼玉あたりから京都・兵庫辺りまでしか行ったことがありません。
いずれ47都道府県全制覇してみたいなぁ、とは密かに思っています。

そんなプロボックス、1年も乗ればイイトコロ&悪いトコロがじっくり見えてきます。
というわけでまとめてみようと思います。

☆イイトコロ
・車幅感覚が非常に掴みやすい。小回りが非常によく利く。
・シート構造は2クラス上、表皮とクッション材の相性も良いので長時間乗っても疲れない。
・高速走行時の安定性。結構飛ばしても怖くない。
・積載性能の高さ。それと、荷室の機能・使い勝手も非常に良い。
・動力性能の高さ(1.5Lの場合)。発進さえしてしまえば引っ張って楽しむこともできる。

◆悪いトコロ
・(標準バン用)リヤシートの構造と座り心地。安かろう悪かろう?
・高速道路のカーブを曲がった時はロールがきつい。シートもサポートが高くないので、心理的に不安。
・思ったより燃費が良くない(通産14.25km/L)。乗り方の問題ともいう。
・当たり前ながら、見た・聞いた人の反応。気に入って買っていても「つまらない車」と評する(心ない)人もいる。

まとめると、これが○○0万円で買えたと思うと満足度150%、といったところです。
結局、身銭を切って毎日乗っているので「愛着」とか「あばたもえくぼ」という部分も込みですが、すべてのバランスが非常に高いというところが結局は満足度が高い理由です。
毎日乗っていても案外飽きないです。それよりも、しっかり作るべき点はしっかり作っているので、乗っていて安心感も結構高いです。

さて、今後1年はどういう「お楽しみ」ができるのか…私も楽しみです。
Posted at 2012/09/28 20:26:10 | コメント(10) | プロボックス | 日記

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