• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トヨタ~のブログ一覧

2015年10月30日 イイね!

新型プリウスのプロトタイプを見てきた

新型プリウスのプロトタイプを見てきた今年は2015年、2年に一度のモーターショーが始まりました。
今モーターショーでトヨタが一般お披露目を始めた新型プリウスが、某所で「ご自由にご覧下さい」状態で置いてありましたので早速見てきました。

まず初めに、新型プリウスの新しいポイントをトヨタのプレスリリースから読み解くと…
1. トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ(TNGA)という各車共通プラットフォームを使い始め
  る最初のクルマ。
  それによってシャシーの全面刷新を行い、ボディねじり剛性を現行型比+60%まで高められた。
  加えて、パッケージングを見直して走行安定性を高めることができた。


2. トヨタのハイブリッドシステム(THS)とエンジン本体の効率向上を図り、燃費を向上。
  具体的に、エンジン本体は空気の流れと点火方法、エンジン冷却方法を見直して熱効率40%を
  達成。この数値はちょっと前のディーゼル車並み。
  ハイブリッドシステム本体は、トランスアクスル(つまりミッション機構)の小型化とギヤ配置方法
  の変更で20%の損失低減を実施。モーターは巻線方法を見直し。ほか変更ポイント多数。

3. プリウス史上初の4WD(e-Four)を設定。リヤはモーター駆動方式。

4. 安全運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。

の4つに集約できると思います。展示車では主にパッケージングの見直しが確認できたので報告します。

まず展示車についての断り書きです。
撮影車両はプロトタイプにつき、市販車とは異なる部分がある可能性があります。予めご了承ください。
本体型式はZVW51型、製造工場プラントはA42=トヨタ自動車堤工場。
型式からの類推、および同型式展示車のオプション装備から推測すると2WD(FF)車であると考えられます。
また車体番号も確認できましたが本当にプロトタイプの番号です。市販車の番号ではないことも最初に断っておきます。


まず車両のスタイリングですが、写真で見るよりも本物の方が「拒絶反応」は薄いです。思っていたほどエグいスタイリングではありません。見慣れたら意外とありかもしれません。


運転席に座り込んでみます。
前を向いてみると、プリウスの悪しき伝統でボンネットの先端はほとんど見えません。一方で、目線位置が従来のややミニバン的高さが無くなった印象を受けます。内装色がブラックであったため、ドア周りの囲まれ感は相変わらずです。そして着座位置が低くなった分だけ乗り降りの感覚が"少し地面に近くなった"印象を受けます。


リヤシートへ座ってみます。
着座位置が低くなったこと、加えてルーフ位置が下がったこと、さらに外観上の問題に加え内装色が黒でプライバシーガラスが装着されているため、リヤシートはさながら洞窟です。
身長180cmの座高高めな人が座ると、頭がルーフトリムにつっかえます。
タクシーなどにははっきり言って不適です。



改めて運転席に掛けなおしてみます。
ステアリングやシートをこじったり引っ張ったり押してみたりしても、変なグニャグニャ感やガタつきはありませんでした。割合に剛性は高いかもしれません。
ルームミラーを覗き込むと、現行型に比べて真ん中のバーが薄くなったような印象を受けます。
ただし、シフトレバーについてはより遠く、運転中からは見づらい位置になってしまいました。


最後、面白かったのはドアノブ形状が一新されていたことです。

結論としてプリウスはどうなのか?
プリウスという商品性があるからこそ、後席の居住性やパッケージングの、多少の文句は許せるのだと思います。これを乗用車として求めるのならば、一度自らの目で見て乗って触って確かめて納得する必要があると思います。
ただし、新しいプラットフォームに変わることで自動車の走りに関する性能は向上しているような、そんな期待を抱くことができました。その理由は、ドアを開いて閉じてみれば少し理解できると思います。
Posted at 2015/10/30 23:17:10 | コメント(2) | 新車紹介 | 日記
2015年10月11日 イイね!

【試乗】Jeep Cherokee

【試乗】Jeep Cherokeeちょっと欲しいかも。

アメリカ車に対する印象、皆さんはどうお持ちでしょうか。
私は一言で「大きい」という印象を持っていました。ボディが大きい、エンジンが大きい、ガソリン代の負担が大きい(=燃費が悪い)などなど・・・。
もう一つの大きいがあるとすれば、大味という印象も。

…先日の「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」という本でチェロキーが紹介され、興味本位で乗ってみましたというのが今回のブログネタ。

今回のチェロキーを簡単に紹介すると、日本には2014年から現行型に変わっております。
今回からチェロキーもフレーム構造を取りやめ、通常のモノコック構造になった模様…資料少なきため、違う可能性あり。
ボディサイズは全長4630mm×全幅1860mm×全高1700mmとなります。
エンジンは2.4Lと3.2Lのガソリンエンジンが用意され、組み合わされるトランスミッションは9速オートマチックになります。
グレード構成はLongitude(ロンジチュード)が2.4Lエンジンで2WD仕様と4WD仕様、Limitedが3.2Lエンジンで4WD仕様のみとなります。公式HPに掲載のあるTrailHawk(トレイルホーク)は限定モデル扱いで、3.2Lエンジンの4WDのみ。
今回乗せて頂いたのはLongitudeの4WD仕様、車両本体価格は464.4万円となります。

乗る前から車の性格で驚くようなポイントが一つあります。それはドアを閉めるときです。
通常のドアを閉めるときのような力が要らないのです。軽く閉まる。その上でドアラッチを噛むときの手応えも軽い。しかししっかり閉まる。…ボディ剛性が高いのではないかと期待が高まります。

シートをアジャストして走り出します。…アクセル、ブレーキ、ステアリング、すべての最初に触った印象はやや軽めです。しかしその後はしっかり芯があります。応えが返ってくるのです。スカッとしたそれとは違います。
一方で継ぎ目を超えたり、交差点を曲がった時のボディやサスペンションの印象も軽いながらしっかり追従するものです。不快な振動もありません。衝撃はピシッと一発即吸収。でもボディはミシリともしません。リヤシートに座ると、ややリヤサスが硬い印象もありますがフロアが強靭です。メチャクチャ快適。

パワートレインの印象も基本的には軽快な印象が強く、スロットル操作に対して街中程度の回転数では常にトルクが返ってくる印象です。しかも基本的に振動(ブルブル)やメカの騒音(ガラガラ)も伝えません。ただしちゃんと回っていることの音(ブロロン)は返ってきます。トランスミッションとの組み合わせも適切で、忙しなくシフトしまくっていることはありません。踏んでトルクを維持したいとき(たとえば登坂)はギヤの固定も自動車側で適切にやってくれます。

気に入らない点があるとすれば、少々荷物スペースが期待するよりも狭いことと日本で乗るにはやや幅が大きすぎることくらいです。
パッと乗り換えてサッと走り出しても違和感なく、運転者は安心して走り出すことができます。
それぞれの最新技術を使ったとしても、入念なセッティングが施されている妙を感じることができます。ただただ普通に乗れば何の違和感も疑問もわきません。
乗った後、正直に思った印象は最初の通りで「これなら欲しい」と思うものでした。久々にイイモノと出会った気分です。
Posted at 2015/10/11 23:07:53 | コメント(1) | 新車紹介 | 日記

プロフィール

※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/10 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829 3031

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
初の愛車。'11, 7/21に正式発注。'11, 9/29に納車。 5ナンバーサイズで立 ...
ポルシェ 718 ボクスター ポルシェ 718 ボクスター
2023年モデルの718ボクスターです。 購入したモデルは2.0ターボの4気筒エンジン搭 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
父の愛車です。'16年 2月登録。 色はシルバーメタリック(1F7)、内装色はクールグレ ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
1990年11月から2003年3月まで使っていた、父親のビスタです。 私にとってこの車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation