• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トヨタ~のブログ一覧

2023年02月25日 イイね!

オプション選択を振り返る(答え合わせ)

12月に届いたボクスターも、まもなく2か月、距離にして2000km以上を運転してきました。
「振り返り」というには時期尚早な気もしますが、新車で選んだ人にとって最も悩ましい「オプション」についてまとめます。

オプション話というと、以前に編に分けて主要オプションをまとめたことがあります。(注:後編はお友達登録をさせて頂いた方限定になっています。)
この見積時点で選んだオプションと、今回購入したオプションをまとめると以下の通りです。
◎シートヒーター(購入前、購入時ともに選択)
◎フロアマット(購入前、購入時ともに選択)
◎メタリックペイント(購入前、購入時ともに選択)
□電動格納ドアミラー(購入前は考えず、購入時には選択した)
□スモーキングパッケージ(購入前は考えず、購入時には選択した)
●スポーツクロノパッケージ(購入前は検討、購入時には選択しなかった)

オプションの選択には、購入決定時点で「このクルマに求める目的像」をボンヤリ描いてから選択肢を眺めて決めました。その目標像を以下にまとめます。
1.ポルシェ=高級車、という観念ではない。ポルシェ社の走りのポリシーに共感して選ぶ。
2.オープンカーを選ぶ時点で「スポーツカー」像には過度に囚われない。
3.目標所有年数は最低7年。希望は運転を止めるその日まで所有し続けたい。
4.手に触れる部分についてはできる限り「本物」が良い。
5.目に入る部分については、よっぽど気に入らなければ何らかの選択をする。

以上の目標に対して、何を目的にして、このオプションは正解だったかを振り返ります。

○シートヒーター(満足度100%)

写真はシートヒーター+マニュアルエアコン操作パネルです。
選んだときは「3.」を気にしました。長く乗り続けるにあたって四季を問わずオープンを、ボクスターを堪能したいと思って選びました。
まだ冬の季節だけしか乗っていませんが、選択は大正解でした。
エンジン始動直後、冷間走行中もシートヒーターがあれば結構暖かいです。高速オープンでも、これがあるだけで快適度数は大きく変わります。

○電動格納ドアミラー(満足度100%)
選んだときは「2.」と「3.」を気にしました。
最初は「ドアミラーも手動格納にして、スポーツカーだし…」と思っていたのですが、ある程度の長距離移動を目的とし、乗り降りの面倒さ(ドアが大きいから乗り降りに気を使うだろう、という点)を考慮して選びました。
結果的には、その後借りた車庫の都合や、ドアの大きさによる乗り降りの不便さを経験してみると「選んで正解」でした。

○スモーキングパッケージ(満足度75%)

文字通りの「灰皿」ですが、選んだのはフタによる見た目のサッパリ感を求めたためです。
よって目標に対しては「5.」が最も近いです。
選んだことは正解です。目的に対しては大正解ですが、灰皿内の容積が小さすぎるので、小物入れにもなりません。ペットボトルのフタがギリギリ何とか1個収められるくらいです。

ここで「選ばなかったオプション」について振り返ります。
●スポーツクロノパッケージ(後悔10%)
スポーツクロノパッケージにすると、ざっくり以下の装備が追加されます。
・ドライブモードがノーマル、スポーツに加えて「スポーツプラス」「インディビジュアル」が追加される。
・ミッションマウントが電磁流体による可変マウント(PADM)に変更される。
・ダッシュボード中央にストップウォッチ(アナログ時計)が追加される。
・メーター内ディスプレイに「Gモニター」モードが追加される。
・オーバーブーストモードが追加される。さらにPDK車ならローンチモードが追加される。
選ばなかったのは「そこまでスポーツ性能を求めない」「所有年数に対しては高額なオプション」「PADMの故障事例が多いことが耳に入ったから(しかも直すと高額)」だからです。
ただし、短期所有期間で考えていたならばほぼ必須オプションです。下取り価格が大きく変わる要素です。
私の場合、Gモニターはあった方が良かった…と思うことがあるので、その点の後悔が10%だけあります。

●PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)(後悔0%)
サスペンションのショックアブソーバーに電磁流体を仕込み、足回りの硬さを変えられるオプションです。
私の場合、「3.」の観点から18インチホイールを選択(将来掛かるタイヤ交換費用を気にしました)、「2.」の観点からそこまで攻めて走らない、と決めて選択しませんでした。
届くまでは「足回りが硬すぎるのではないか…」と気にしていましたし、不安もありましたが乗ってみると気になりませんでした。選択しない後悔は今のところ、ありません。

●レザーの車両書類フォルダ―(後悔90%)

選んだときは「1.」を気にして選びませんでした。ただし、届いて標準のケースを見た時に「想像と違って見た目も雰囲気も安っぽい…」と思っています。
正直、通常設定オプションがあるなかでもっとも「付けておけばよかった…」と後悔しているオプションです。

●マルチファンクションステアリングホイール(後悔30%)
選んだときは「1.」と「3.」を気にして選びませんでした。そもそも、ボタンが色々付いていても操作しきれない、理解できない、間違って操作しそう、と思ったからです。
ただし、このオプションで同時装着される「ステアリングヒーター」は未だにあった方が良かったかも…と思うことがあります。
オープン走行中にちょっと手が冷たくなりすぎるときがあるのです。
運転中も「あ、付けておけばよかった…」と「いや、でもボタン操作は扱いきれないし、間違って押すし、これが正解だったんだ」と半々の感情が入り乱れます。

●レザーシート(後悔0%)

標準の合皮+アルカンタラ(Race-Tex)シートです。
選んだときは「3.」を気にして選びませんでした。レザーシート=滑る、体勢維持には布の方が良い、レザーシートは背中が蒸れる…を気にしました。
先日、レザーのスポーツシート車に乗る機会がありましたが、やっぱり心配点は当たりました。滑りまくるわけではありませんが、アルカンタラの方がより滑りにくいです。
最初にちゃんと座った姿勢を維持してくれる点で、標準シート表皮で大正解、選択しない後悔は全くありません。

参考に、オプション設定がないけれど「あったら選んだ」オプションを紹介します。
◎レザーのギヤレバー

標準のギヤレバーはハーフレザー、半分はシルバー加飾になっています。
「4.」と「5.」の観点から、シルバー加飾部分もレザー仕上げのオプションがあれば選びたかったです。もっとも、ここだけ特注オーダーも出来なかったのでそのまま乗っていますが、いずれ何とかしたいです。

◎つや消しのインテリアトリム

標準ではシルバー加飾(写真の通り)、オプションで外装色仕上げ、レザー仕上げ、ウッド仕上げ、カーボン仕上げ、アルミ仕上げが選べます。
このうち、つや消しの仕上げが選べるのは「アルミ仕上げ」のみです。
選択時は「1.」の観点からレザー仕上げ、ウッド仕上げを除外、「2.」の観点からカーボン仕上げを除外、「5.」の観点から反射を気にしましたが「アルミ仕上げ」は雰囲気が違うので標準仕上げのまま購入しました。
運転してすぐにやっぱり反射がフロントガラスに結構目についたので、すぐにウッドつや消しに改造した…という次第です。

◎レザーパッケージ内装の一部
レザーパッケージを選ぶと、シート中央がレザー仕上げになるほかにドアグリップとセンターコンソールが本革巻き仕上げに変わります。

こちらが標準のドアグリップ。一部合皮仕上げになります。

こちらは標準のセンターコンソール。これは完全なソフトパッド仕上げです。
ドアグリップとセンターコンソールは「4.」の観点から、できれば選びたかったと今は不満があります。想像よりも安っぽい印象がぬぐえません。
部品単位でも取り寄せ交換はできますが、ドアグリップだけで片側10万円を超えるのでおいそれとは変えられません。(レザーパッケージのOP代は24.8万円)

最後にまとめます。
今回、目標に対して「選んで(選ばなくて)正解だったか」という視点で記事をまとめました。
つまり、オプションは「テーマを決めて選ぶ」ことが重要だと思っています。
例えば世間的なポルシェのイメージで私が選び直すならばスポーツクロノ、色は白か黒、内装は黒のレザーシート、PDK、ホイールはインチアップを選びます。
長距離の旅行移動用で選ぶお楽しみ車で私が選び直すならば、スポーツクロノとレザーインテリア、PASM、オートエアコンとエントリードライブを選びます。
この際ポルシェに限りません。グレードも含めて、オプションが多いクルマを選ぶならば「イメージしたものに沿って選択する、しない」がオプション選択の満足度を左右すると思います。
具体的にイメージすればするほど、満足度が高くなります。次はよく下調べを行い、いい所・悪いところをできる限り知っておくと選びやすくなります。
もしここをご覧いただく皆様が、オプションの多いクルマを購入するときにはご参考までに。
Posted at 2023/02/25 21:56:13 | コメント(1) | 718ボクスター | 日記
2023年02月18日 イイね!

倉庫の借り換えと、ハイエースのレンタカー

倉庫の借り換えと、ハイエースのレンタカー本日はプライベートであった話、とそれにまつわるクルマの話を。

一人暮らしをしていた時期の荷物、クルマのスタッドレスタイヤ(今は夏タイヤを保管)などを保管するために借りていたコンテナ倉庫から、12月にハガキが届きました。
内容は「今借りているコンテナ倉庫が閉鎖となります」というもので、代わりの倉庫に借り換えるか、契約を解除する(他のコンテナ倉庫屋を借りるのも含め)の2択しかありません。
今回は借り換えるということで話を付けたのですが、大物を運ぶにはプロボックスでは心許ない…というわけで、大きな貨物車をレンタカーで借りました。

それがお題のハイエース、というか借りたのはレジアスエースとなります。(同じ車種の名前違い、元々は販売店違いの車種です)
借りたグレードはロングバン・標準ボディ・標準ルーフのDX、ガソリン2.0Lの5ドア仕様・3/6人乗りとなります。


簡単に解説すると、ロングバンと名前がありますが国内ハイエースの中ではショートサイズ、標準ボディは全幅の話で「狭い・広い」の狭いボディ、標準ルーフは「ロ―ルーフ・ミドルルーフ・ハイルーフ」の3の高さがあるうちの「ロ―ルーフ」になります。つまりは一番ボディサイズが小さいハイエースということです。

借りて都市高速も含めてあちこち走ったのですが、ドアが薄くて左右のシートが端に寄せてある(=運転席・助手席間が広い)ので運転感覚が掴みやすいです。加えてフェンダーミラー仕様だったのでミラーを目安に左にも寄せやすかったです。
乗り心地は貨物車としては普通で、空荷のリヤは跳ねやすいです。ただし、不快なほどの硬さではなく、想定内の硬さでした。ステアリング感覚はプロボックスより3割緩くした印象ですが、貨物車の性格を考えると運転しやすい感覚でした。ATの変速タイミングが、1速で引っ張り気味になるのも貨物車ならではです。
ちなみに燃費は100km弱走り回って11.3km/Lくらいと、望外によかったです。

毎度のことながら、トヨタは目的が特化した車を作らせると絶対に外さないクルマを出してくる印象を、より一層深く認識したクルマでした。
Posted at 2023/02/18 20:56:25 | コメント(1) | 日常・駄文 | 日記
2023年02月11日 イイね!

エクスペリエンスセンターご招待…?

エクスペリエンスセンターご招待…?ある日、自宅へ戻るとポルシェジャパンから一通の封筒が届いていました。

中身を早速開けてみます。





ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京へのご招待状でした。

…が、中身を読むと…?

「ご招待の有効期限は、ご注文及びご予約金を頂戴した日より1年間です。」
2021年6月25日注文・予約金振込の私は、2023年2月にご招待を頂いても有効期限切れじゃないのこれ?(滝汗)

というわけで、手紙に記載されていた予約ダイヤルへ電話しました。
私:一つ確認させてください。封筒に「有効期限は注文・予約金の支払日から1年間」って…
窓口のお姉さん:大変多くいただくお問い合わせです。
            1年経過しているということですよね?
窓口のお姉さん:有効期限をお調べしますので、お客様の情報をお教えください。
…(しばらくの保留音の後)…
窓口のお姉さん:(招待状の発送日と思しき日付)から1年が有効期限です。
            ↑もちろん、今も有効期限内です。

と、こんな流れで有効期限を教えてくれます。
おそらくですが、予約金・注文日から1年以内の人は「その期限内が有効期限」、1年を過ぎてから招待状が届いた人は「都度、問い合わせの上対応」という形と思われます。
もし招待状が届いたときに「招待状の有効期限が過ぎている」方は問い合わせてみると良いかと思います。


…小言。窓口のお姉さんは平身低頭、「混乱を招く文面で申し訳ございません」とお詫びし倒していましたが、これは招待状の文面考えた人が「あまり宜しくない」ものと思っています。せめて「招待状は1年間有効」とかにすればよいものを…。
Posted at 2023/02/11 23:58:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 718ボクスター | 日記
2023年02月04日 イイね!

ボクスター、初洗車

ボクスター、初洗車先日のことですが、ボクスターを初めて洗車しました。
「このくらいのクルマを買うなら、自分で洗うなんてケチなことをしなくてもいいんじゃない?」と言われる方もいるかもしれません。
確かにそういう意見もありますし同調できるところもありますが、いちクルマ好きの立場として「クルマの造りや今の状態を知る」ために洗車をしているので、人任せにできないところでもあります。

というわけで洗車を開始しますが、トップ画像のバケツ4個分の水で洗車をしています。
(プロボックスでも同じ水の量で洗車をしています…ホースが引ける環境ではない為)
今回はオープンカー特有、ボクスター特有の箇所に絞って簡単に紹介します。

一つ目はソフトトップの掃除です。

ソフトトップの掃除には、靴磨き用の馬毛ブラシを使いました。

これで撫でてホコリを払います。靴と同じく、結構力を入れてカサカサとソフトトップを撫でます。

ソフトトップの保護剤に、今回はグリオズガレージのファブリックプロテクタントを使用しました。これをまんべんなく吹きかけておきました。
(と言っても、新車1ヵ月のクルマ相手では元々の撥水加工がバッチリ効いているのですが。)

二つ目はガラスの油膜取りです。
問題はソフトトップに油膜取り剤を付けたくない、ということです。

用意したのはゴミ袋とはさみ、マスキングテープです。
ゴミ袋の閉じている部分と筒を切り離して、一枚のビニールに加工します。

加工したら、ソフトトップの間にビニールを載せてトップを閉じます。
すると簡易的なマスキングが完成します。

リヤスクリーンについては、ガラスの周囲にマスキングを施してから…

ビニールをリヤフードに巻き込む形でフードを閉めます。
必要な部分はビニールを切り取って、最初に貼ったマスキングテープの上に重ねるようにマスキングテープで固定します。

これで油膜取りができます。

ちなみに、ボクスターの取説には「サイドウィンドウは疎水性の加工が施してあります」なんて書いてありますが、油膜取りで一発除去できます。
(正直、ガラコのほうがよっぽど強力な撥水加工で油膜取りが大変なのですが…。)

三つ目は欧州車特有、ホイールダストです。
先日紹介したオートグリムのホイールプロテクターを、タイヤの調律のときに施工してみました。

1269km走ったボクスターのフロントホイールがこんな感じ。

同じく、リヤのホイールがこんな感じ。ダストの付着量は確かに「目に見えて少ない」印象があります。

さらに、ホイールを水洗いすると「水に乗ってホイールダストが落ちる」のですね。
擦る必要はほとんどありません。洗えば元通りのホイールになります。
欧州車に乗る皆様のうち、ホイールダストでお悩みの方には「ホイールコーティング」はお勧めします。
できればホイールの内側まできっちり施工すると、洗った時の「キレイ度」は格段に上がります。

この後、クルマ本体は水洗い→鉄粉取り粘土→ワックス施工で仕上げました。
しかし新車と言えどホコリが落ちるのは良いもの…と同時に、ボクスターの造りの考え方には(日本車とは色々違う点で)驚くことが多かったです。
Posted at 2023/02/04 22:18:01 | コメント(1) | 718ボクスター | 日記

プロフィール

※当方パーツレビューの情報について 情報は当該パーツ購入時点での参考情報となります。 品番、価格、品物等は予告なく変更、廃止されますので注文の際は各販売店等...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/2 >>

   123 4
5678910 11
121314151617 18
192021222324 25
262728    

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
初の愛車。'11, 7/21に正式発注。'11, 9/29に納車。 5ナンバーサイズで立 ...
ポルシェ 718 ボクスター ポルシェ 718 ボクスター
2023年モデルの718ボクスターです。 購入したモデルは2.0ターボの4気筒エンジン搭 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
父の愛車です。'16年 2月登録。 色はシルバーメタリック(1F7)、内装色はクールグレ ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
1990年11月から2003年3月まで使っていた、父親のビスタです。 私にとってこの車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation