最近世界的にsuvブームのようですが、ちょっとイイなと思うのがレクサスNX。
レクサスRXよりややスポーティで若々しいクルマで、泡の中をスピーンターンして、真っ赤な下着のカップルの後ろ姿で締めくくるテレビcmが印象的です。
先日トヨタ販社のイベントで実車を初めて見ましたが、素直にカッコイイクルマです。
クルマ通を自負する人たちは、レクサスをあまり良く言わないですし、実際国内でイメージ、販売とも苦戦しているようですが、ワタクシ、いいものはイイと思います。
ズバリ、アウディがデラックスワーゲンから脱却したように、nxはデラックストヨタから抜け出しました。
おそらくアウディQ3やメルセデスGLA辺りがガチンコライバルでしょうが、一番モテるクルマと思います。
加えてエンジンは2リッターの本格化邸排気量ターボかハイブリッド。
プレミアムsuvとして、欧州の代表選手と真正面から勝負できます。
RXなど2.7リッターのエンジンで何とも中途半端、さらにはハリアーがレクサス名になるとお値段1.5倍戦略が見えて、出た時から苦しいクルマだと思っていました。
ハリアーといえば、最近やたらと見るようになりました。実際自販連の8月の数字を参照すると販売台数10位。
トヨタノアや日産セレナより売れているのです。
同時に驚いたのは、シトロエンDS4の劣位コピーのホンダヴェゼル、販売台数5位。よく見るはずです。
これらの事象からわかるように、250ー350万円くらいのSUVを求める人が相当いるようです。ミニバンでいうセレナやボクシーからアルファード層が、ミニバンに飽きてSUVを買っているものを推測します。
と言うか、上からも下からもユーザーを取れるのがSUVなのでしょう。
王道のハリアーがレクサスに格上げされ、この2台がなかった時期は、トヨタヴァンガードがこの層を取り込んでいたように思います。
つまりミニバンは趣味でなく、大きめなボディは欲しいけど、街乗りしかしないから四駆はいらない、クルマ好きというよりファッション好きな人たち。
ハリアーとヴェゼルは、昔のハリアー好きにピタリとはまったようです。
その本格バージョンがレクサスNX。
ホントはあれが欲しいけど、今はこれです。
NXは多くの人にとってあれ、ハリアーやヴェゼルはこれなのでしょう。
いずれにしても、セダンやクーペの時代は遥か過ぎ、ワゴンも過ぎてミニバンも過ぎつつあるように思います。
だってオシャレな人、乗ってないから。
時代はSUVを本格的に支持し始めたようです。
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2014/09/27 17:21:31