
BMWのEV、i3に乗りました。
仕事で写真を撮りにディーラーに伺ったのですが、成田ナンバーのi3が2台も置かれていたので、試乗したい旨を伝えた次第。
これ、マジで未来のクルマです。
伝統のキドニーグリルはブルー。電気自動車なので冷却の必要はなく、穴は開いていません。
最近青いLEDを発明された方が、ノーベル賞で話題になりました。青は自然界に存在しない色だそうです。そのブルーが、クルマのみならず、家電などでもエコロジーの象徴になっています。
さて、クルマの概要ですが、全長4010ミリ、幅1775ミリ、高さ1550ミリ。いわゆるbセグメントのサイズ。
ハイライトはカーボンフレームのシャーシ。フロアとキャビンの骨格などが、軽量かつ堅牢な炭素を採用。
電気自動車なので、フロアにバッテリーが積まれ、リアにモーターを搭載。踏んだ瞬間から最大トルクを発揮。ラジコンと同じ感覚です。
以前、テスラモータースのロードスターに試乗した時と同じく、アクセルのみでほとんど速度調整可能。つまり、減速する場合、ブレーキを踏まなくても、アクセルを緩めれば、まるでブレーキのごとし。エンジン車より、アクセルワークの繊細さを求められます。
ワタクシある程度予想して乗ったので、すぐに楽しめましたが、従来の概念から抜けないと、ちょっと乗りにくかもしれません。まあ、すぐに慣れると思いますし、慣れたらエンジンはアクセル緩めれても減速しないので、むしろ怖いと感じるはず。
しかし、難しいことはさて置き、めちゃくちゃ速い。
トルク25キロが最初から続く加速って、内燃機関ではありえまん。
ほぼ無音ですごい加速が続きます。
ドーンと来る加速。数値にすると25キロのトルクは普通ですが、一度体感あれ。
測ると25ですが、全く違う加速です。
居住性優秀。観音開きのリアドアは、窓が上下に広く開放的。
ウエストラインの、変なデザインの理由が良くわかります。
日産リーフにも乗りましたが、そもそも普通のクルマとして売りたいのと、全く新しいクルマとして存在するのと、そもそも論がちがいます。
巡航可能距離200キロ弱。
リーフと何ら変わりませんが、出で立ちからしてプレミアム。
説得力はショウルームでこそ発揮されています。
リーフには華がありません。i3は新しい提案がいっぱいで、内外のデザインからも世の中は進化していることを感じます。
3とついてるので、これからのスタンダードはこれ。
お値段約500万円。
ガソリン高騰の折、距離を乗る人は節約につながるけど、距離が走れない矛盾。
充電器というインフラが整えば、これはありかも、と思わせる素晴らしいクルマです。
Posted at 2014/10/12 00:43:47 | |
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