
今回は早かった!
実質2週間というスピード製作!(笑)
本体の塗装を下地含めて1日でやってしまったのが大きかった。
というわけで、
今回は
MS-18E ケンプファーです。
登場作品は『0080 ポケットの中の戦争』。
「ポケ戦」と略されます。テレビでもなく劇場でもなく、OVA上下2巻というマニアックな作品。
「0080」となっていますが、作中の時間は0079、一年戦争の最終盤。
連邦の新型機を奪取or破壊せよ、との命を受けたジオン特殊部隊のお話。
1stガンダムから10年後89年の作品で、ガンダムで初めて富野氏以外が監督を務めた等(当時としては)色々と話題作に。
個人的にはモビルスーツデザインの大きな転換期になった作品だと思う。
良くも悪くも “ロボットアニメ” 的だったそれまでのモビルスーツを、(別のデザイナーの下)リアルに再構築した功績。
RX-78-2の再解釈、RX-78 NT-1 アレックス。(NT-1はRX-78のバージョンアップというかマイナーチェンジ版で、アムロに引き渡す事を前提とした専用チューニングが施されている
…という、後付け感全開の設定w)
ズゴッグのリデザイン、ズゴッグE。
ゴッグがあんなカッコよくなるとは誰も思っていなかったハイゴッグ。
そしてこのケンプファー。
明らかに強そうw ガンダムより強そうw
で、実際強いし、その設計思想がまたオトコノコ的に胸熱なんですよw
“単機で敵勢力下に潜入し、敵部隊・敵基地を制圧する” という、そもそも最初から一騎当千コンセプト。
機体スペックは機動力・運動性に全振り。軽量化の為に背面装甲はペラペラ。
ジェネレータ出力を全て機動に使うべく、エネルギー兵器はビームサーベルのみで実弾兵器を極限まで搭載。
任務の性質上 “生還” は想定していない。
ほら、
好きでしょ?こーいうのw
これだけリアルな考察の上に成り立ってるモビルスーツはこれが初ではないかと思う。
ほんで実際(?)、作中では(辺境のコロニーとはいえ)単機で連邦の駐留部隊を壊滅させたのでした。
(ガンダムという作品である以上、NT-1には勝てないのですがw ただそれも弾切れとパイロットの慢心に依る所が大きい)
『ポケ戦』の主役機はケンプファーです。
ショットガン2丁拳銃に、
バズーカ2門に、
シュツルムファウスト(無誘導榴弾)×2に、
ビームサーベル。
動く武器庫状態(笑)。
作中では更に(携行武器ではないですが)チェーンマインも使用。
で。
プラモ的な話になりますと。
HGの中ではかなり古い部類なのに、
非常に良く出来たキットだと思う。
思ったよりパーツ数が少なくてサクサク組めるし、
目立つ合わせ目も肩アーマー(とモナカ構造のバズーカ)くらい。
特筆すべきは股関節の可動域。
新しいキットでもこんだけ動くのは少ないんじゃないの。
かなり開脚してもちゃんと自立する。足の安定感が素晴らしい~
あ、さっきからモノアイがやたら光ってるのは…

手芸用品店でゲットした
色付きスワロを仕込んだからです♪
光を当てると
ビコォーン!しますw(☆∀☆)
いやぁ…
でもこれね、作ってる途中はあんま気合い入ってなくて、
スジボリは胸パーツと腕に1ヶ所ずつだけ、プラ板工作は無し、ボディも一色塗りで、
ぶっちゃけ手抜き気味…( ̄▽ ̄;)
だけど、
デカール貼って武器持たせた途端
チョーカッコいいw
あ、コーションデカールは拘りのドイツ語表記です(笑)。
塗装レシピ。
Tはタミヤ、Cはクレオス、GMはガンダムマーカー
ボディ:Tダークマイカブルー
装甲、バズーカ:Cセミグロスブラック
関節:Tガンメタル
スラスター(外):Tライトガンメタル
スラスター(内):GMシルバー、GMオレンジメタリック
ショットガン:Tガンシップグレイ、Cマホガニー
シュツルムファウスト(弾頭):Tオリーブドラブ
ソンナコンナデ。
5つ作って色々わかってきた事もありますね。
とりあえず缶スプレー全塗装が自分の基本スタイル。
細かい所はガンダムマーカーで塗ってますが、そろそろ限界というか、もどかしい部分が。
塗料の重ね塗りはやっぱりちゃんと使い分けしなあかんなぁ。
缶スプレーはラッカー塗料なので、その上に塗るならエナメルかアクリル。
ガンダムマーカーはアルコール塗料で、ラッカーの上には乗るけど、そこに更に別の色を乗せるとなると混ざって滲む。
ちゅーわけで、今後、塗料のタイプを増やすのが一つ課題。
と、
今まで全て、“キットをそのまま作るだけ” でした。
何も足さず何も引かず、普通に組んで塗っただけ。
まぁ、初心者が背伸びしても仕方ないし、やり方もわからないんですが。
それが、前回の
サイサリスと今回のケンプファーで、何となく
改造欲がムラムラと(笑)。
とりあえず、
ピンバイスで穴を開けてジョイント繋いだらなんとかなるんぢゃねーの?と。( ̄▽ ̄;)
とりあえずピンバイスは買った。
この↓ケンプファーみたいに色々背負わせてみたい。

こういう作例って、完成図と追加した武装一覧とかは見せてくれても、どういう加工をしてどうやってマウントしてるかを説明してくれてるのってほぼ無い。
見て盗もうにもよくわからんw
なんですが、こうやって自分が一度作って構造がわかったキットの改造例を見たら多少は何をやってるかわかってくる。
ケンプファーは元々マウント穴が4ヶ所開いてるからそこから継ぎ足せば結構簡単だと思う。
それと同じ要領でギラズールのバックパックを加工して大物長物を背負わせるとかしてみたいw
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プラモ | 日記
Posted at
2021/01/21 11:00:17