
サザビー以降、せっせとパチ組み仮組みばっかしてたら “ちゃんと作りたい病” を発症しましてw
久しぶりに加工から塗装までフルでやったら
やっぱ楽しい♪(・∀・)
しかし…
しかしですよ…
ガンプラ(特にHGUC)をとりまく状況は悪化の一途を辿っておりますな…(-公- ;)
コロナ禍で引きこもり趣味が流行る
↓
ガンプラブーム到来(ワタクシが始めたのもこの辺り)
↓
お手軽でラインナップも豊富なHGが人気
特にオッサン世代は宇宙世紀(HGUCやオリジン)が好き
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宇宙世紀系HGが品薄
↓
HGUCの話題の新商品相次ぐ(メッサー、バウンドドック、ペーネロペー、Ξ、ナイチンゲール)
ほぼ同時に『閃光のハサウェイ』公開
↓
開店待ち行列からの争奪戦
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ネット転売横行
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新作は買えないから従来品で手を打つ
↓
既に品薄だったHGUCが更に店頭から消えていく
↓
1stガンダムとシャアザクだけはやたらと有るw
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SEED、OO、AGE、鉄血、Gレコ、ビルド等の非宇宙世紀のシリーズは比較的揃っているものの、オッサン達はそんなもの知らない&興味ないww
(宇宙世紀系では唯一UCが主役級機に限っては安定)
↓
量販店でガンプラの売り場が縮小される
↓
中古屋からもHGUCが消える
↑イマココ!
こないだ梅田のヨドバシと駿河屋行って呆然としましたよ。( ゚д゚)
ここまで酷い状況になるとはね…
バンダイがガンプラの新工場を稼働させたらしいけど、当分供給追い付かないだろうし…
“作りたい機体” とか言うのはもはや贅沢。┐(´д`)┌
とは言え。
これは新規層(ワタクシもやけどw)や復活層が “お求め易い” HG(1/144)に殺到しているだけ、という見方もでき、
スケールが一つ上のMG(1/100)はほぼ従来通りのラインナップを維持しております。
だから、MGに鞍替えすれば結構好きに選べるんですが…
お値段がHGの2~3倍、消費する塗料も倍、箱にしろ完成品にしろ置き場容積も倍w
なかなか二の足踏むのも事実。
HGの供給が安定しているのは東京の公式直売店『ガンダムベース』のみ。量販店はどこも壊滅。
中古屋や昔ながらの個人模型店を廻る方が可能性あるけど、それももはや時間の問題。
中古屋に残ってる非宇宙世紀系のチョイレア機体も、今はまだ定価同等で推移してるけど、絶対値上がりする。
(と思って、OOのリボーンズガンダム ¥1,900円を先物買いしてきたw こないだジンクスも買ったし。いや、自分で作るけどね?)
と、前置きというか、解説なのか愚痴なのかが長くなりました。
ので、本編はサクッと、
これが!

こうなって!
こうじゃ!(・∀・)
どーん!!
以上!(・∀・)w
いや、ちゃんとやりますよww
この
OZ-06MS リーオーという機体。
さっき散々言ってた “非宇宙世紀” のシリーズ、
『ガンダムW』(Wと書いてウィングと読むw)に登場します。
(TVシリーズは95年。G、W、Xと続く “ガンダムだらけ” アナザーシリーズの第二弾)
型式が06な所でお気付きの方もおられるかもしれませんが、言わば
W世界のザク。
デザインもなんとも雑魚感溢れるやっつけ仕事なチープさw
…なんですが、
(宇宙世紀のザクと違い)この
リーオーは、元になったプロトタイプを量産用に大幅にデチューンした機体。(むしろRX-78とジムの関係)
プロトタイプはW世界の戦闘用MS第一号で、後の全てのMSの始祖となる機体
トールギス。
歴史上第一号の機体にもかかわらず、後のガンダムタイプと比べても性能的に全く引けを取らないという驚異の機体。
ただし、高性能を追い求めた結果、非常にピーキーな扱いにくい機体であり、特にその容赦ない加速Gは殺人的と言われた。
そらデチューンされるでw
パッと見の印象は随分違いますが、良く見ると頭部と肩アーマー以外の基本デザインはリーオーと同じです。びっくり(笑)。
なので。
このリーオー君、実に典型的ザコっぽい雰囲気を醸し出していますが(実際ザコなんだがw)、
実はそのルーツや、本来秘めたポテンシャル、伸び代はボスキャラ級なんだぜ?という熱い機体なのです。
無理やりクルマで例えたら、32GTRに対してRB20の32GTSみたいな感じ?( ̄▽ ̄;)
ソンナコンナデ、ここからはプラモ的なお話。
前、ガーベラテトラを仮組みしてた時に、肩の接続が凹型で普通と逆だとボヤキました。
ところがこのリーオーも同じ方式。
…どうもこの方が可動域を広く取れるので、設計が新しいHGはこの方式が増えているっぽい。

現にこのリーオーのキット、
元々貧相な機体シルエットが幸いしてか腕も脚もありえへんくらいグニングニン動きますww
しかし、今回はその良好な可動域を一部スポイルして
ザコ機をハードチューンしたエース機をコンセプトに
初のミキシングをやってみようと思いました。(・∀・)
というわけで、
じゃん!(・∀・)
ガーベラテトラの肩腕をポン付け。
肩関節のジョイント部が干渉して可動域が狭くなってますが、とりあえず無加工でもそれらしくいけた♪
干渉部を削って薄くすればもっと動くようにできるけど、
メンドいからとりあえず放置!(・∀・)w
背中には「いつか使おう」と思って置いてあった、この(真ん中の)ブースターとタンクのセットキット。
に、
作品No.2のリゼルのバックパックを分解して移植。
リゼルは解体して今後ミキシング素材になって頂く。( ̄▽ ̄;)
初めて塗装した練習作として思い入れはあるものの、当時やったガンダムマーカーエアブラシでの全塗装というのは、今からしたら無謀&低レベルで見るに堪えないw
以上の4つを仮組みしたのがコレ。
このツギハギ具合がミキシングの醍醐味?
しかしまぁ…とりあえずちゃんと収まってはいますが、
腕の可動域がほぼ皆無w
なかなかのサイズな小手状のアーマーもあって、デカい武器も持てない。(´Д`)
まぁ…今回はとりあえず “ミキシングを一つ形にする” のが目標なのでこのまま次の塗装に進みます。
今回のメインカラーはクレオスの
ネイビーブルー。
ブルーと言いつつ濃いグレーか緑に見える。
で、全身ネイビーブルーだと流石に地味すぎるので
肩にアクセントの赤、その他一部に濃紺メタリックを入れて…
↓こんな感じに纏めてみた。


今回、ゴールドで墨入れして、モールドをエングレーブ的にアクセント映えさせる作戦。
(ここで一つ勉強になったのが…
缶スプレー=ラッカー塗料の上にエナメルで墨入れするから滲まなくて楽々、のハズなんですが。
前のサザビーの時にも場所によって下のラッカー地が浸食されたんですよね。
で、ちょっと調べたら、何故かタミヤラッカーとタミヤエナメルは相性が悪いらしい。ナンデヤネンw
言われてみれば、クレオスラッカーの上にエナメル塗ってる所は滲まず綺麗。
よーわからんけどなんか色々あるのね…)
で、ここからが今回の拘りポイント。
デカールです。
手持ちの純正デカールは宇宙世紀用ばっかりだし、
そもそもW用のデカールなんて出てない。
汎用のCAUTIONデカールだけでやるのも味気ないのでどーしたもんか、と思っていた所、
たまたま戦車プラモコーナーで面白いのを見つけまして。
たまたま今回塗ったネイビーブルーとイメージもバッチリ合うし…
単に余っていたからアクセントに使った “サザビーレッド” の肩も、最初からそのつもりで塗ったかのような…
これはもう必然的に…
ナチスドイツ仕様にしてみた。


あかん…
デカール貼るとめちゃくちゃカッコ良くなるw
使用デカールは
・1/35ナチス親衛隊戦車兵用
・1/72メッサーシュミットbf109用
・
(ケンプファーにも使った) “ドイツ語表記” の汎用CAUTION
兵士用のデカールをガンプラに落とし込むのチョー楽しい♪
ただ…
現実世界のWWⅡにモビルスーツが降臨したのか、
ガンダムWの世界に古の親衛隊モチーフの組織が現れたのか、
の設定を色々考え出すと、上手く整合性が取れるプランが突き詰められなかったので途中で諦めた。
とりあえず、OZ-06MS改め、
SS-06FP 親衛隊特務仕様
って事で、
Soco'n'Toco YOLOshic!! (`・ω・´)
FPはFliegende Panzer=空飛ぶ戦車ね(笑)。
ホントはもっと武装盛り盛りにして継戦能力高くしたいんやけど、
肩&腕が嵩張って小物しか持てない悲しさw
…でもよく考えたら
シャアザクもマシンガンと蹴りだけやもんなw←
少なくともシャアザクよりだいぶ強そうやんコレw
というわけで。
初のミキシング作品でした。
何をどう組み合わせるか考えてるのが楽しいんですが、
一回やってみて思ったのは
ワタクシは既存のキットをそのまま組む方が向いてる気がする。( ̄▽ ̄;)
なんか…完成しても説得力が無いっていうか…
なんか…ビミョーにしっくりこない。
いや、楽しいし達成感もあるんだけど。
今回みたいな完全ごちゃ混ぜキメラ合体が特にアレなのかもしれない。
もうちょっとさりげない控えめなミキシングならまた違うかも。
まだデカール余ってるから非宇宙世紀系の機体は同じ仕様で作ってみるのも有りか。(・∀・)
しかし…
つぎ何作ろう…(-公- ;)
投げ売りしてるシャアザク買ってきてウェザリングの練習でもすっかぁ?