
野外ジオラマ三連作、第二弾。
あ、今回から “作品No.” をちょっと変えました。
ガンプラはそのまま “No.◯◯” 、
ジオラマが今後まだ増えそうなので、DioramaのDで “No.D-◯” とナンバリングすることにします。
今回は “軍事基地” 。
GUNSTAで展開している物語の都合上、色んな背景に組み替えて別の場所っぽく見せられるようにしたい。
となると、結構な数の建物要るやん。( ゚д゚)
つうわけで、
先ずは建物作りから。
格納庫の時と同じく、“クオリティを求める” と鉄道模型ストラクチャーを使う流れ。
鉄道模型グッズ使うと高いんですけどねw しゃーないw
でも完成品で売ってるのも多いから楽チン。
と言っても、勿論そのまま使うなんて野暮な事はしません。←
バラして、塗装して、汚して、小道具足していきますよ~
サクッと全バラ。
窓にはスモークを噴いて伽藍堂の中が見えにくいように。
建物はとりあえず余っていたグレーを使うw
土台の部分には、今回初めて使ってみるタミヤ
テクスチャーペイントのライトグレー。
ドロドロの水性塗料で、乾くとコンクリートみたいな見た目になる。
クレオスのウェザリングペーストと似たようなシリーズながら、色と質感で絶妙に住み分けしているラインナップ。
屋上パネルの墨入れ面倒臭い…(´Д`)
でもこれの有無で印象全然違うし。
まぁソンナコンナデ。
屋上設備も塗って、ザザッと汚して、
別商品のエアコン室外機をそれっぽく置いてみた。

似たような感じで他にも幾つか建物作る。
仮置きしてスペースを確認。
MS2機が闘える広さを取るべく、30cm×30cmの中規模ベースを使用。

イイカンジじゃね?(・∀・)
次は地面作り。
手前に広めのチャンバラステージを固定で作り、
後ろの背景建物はモジュール式にして差し替えできるようにする。
軍事基地といえば打ちっぱなしコンクリートのイメージ。
前述のテクスチャーペイント・ライトグレーはこの為に用意したもの。
ベットベトドッロドロなので、100均のハケを使い捨てで。
しかしこれ、コンクリートぽさを出すにはまぁまぁ厚塗りした方が良さげやけど、粒子の大きい塗料を厚塗りするとパネルラインのモールドが埋まる…( ̄  ̄;)
塗っては彫り、塗っては彫りの繰り返し。
しかも乾燥が遅っせぇんだわw
土台付きの建物を地面とツライチにするために、下にプラ板を何枚も貼って地面を嵩上げ。
組み替えと収納を考えて、建物は接着固定はせず、大きいヤツの位置決めガイドだけ。小さいのはそのまま置けば良いし。
左上は、元々格納庫ジオラマ内に置くつもりで作った戦闘機格納庫。
せっかくやからこっちでも使ってやろうというのと、MSを寝かせたらほぼ全身収まるサイズだったので。

壁はコンクリート、トラス天井は鉄って事で。
コンクリートの汚れ表現を模索、行く先々で参考にできそうな “実物” を探してキョロキョロw
後ろ半分(↑の写真 右側)を格子にしているのは、採光の都合。
固定ジオラマにするなら電飾付けて壁伝って土台裏に電池置いたらエエけど、ストラクチャーも使い回し、地面も差し替え前提で作っているので、配線を通せない→自然採光。
(まぁ、やれんことは無いけど面倒くさいw)
ほんで。
前半分は倉庫っぽい屋根にするかなぁと。
トラスの骨組みはまたNゲージの橋を探すかぁ?と思ったものの、サイズ・形状がしっくり来るモノが無く、
じゃあ…自分で作る?( ゚д゚)
イワユルこーゆーヤツ↓ですよ。
模型で「トラスを自作で組む」って、ムズそう&面倒そうな
もはやただの修行なイメージ(爆)。
でもま、今回は必要な奥行短いし、そんなにしんどくないかな?とかなんとか。
2mm角棒であーしてこーして、と流れをイメージして着手。



やれば出来るもんだねw
せっかく組んだトラスなので、屋根で全部フタするのは勿体無い…とかなんとか言いながら、
例の採光の事も有り、片側をオープンにしてしまおうという思いつき。


1cm四方の採光窓を切り抜き、1.1cmにカットした1mmプラ棒で窓枠を作る。ウェザリングカラー・グランドブラウンで塗ると何でも木目調になるというモデラートリビアw
布もウェザリングカラー(のグレイッシュブラウン)で薄茶色に染め、木工ボンドを塗りながら折り畳む。
布は瞬間接着剤と相性が悪いので、ネバネバジェルの “ゴム系接着剤” を使用。
…と、平行して
地面パネルのスミ入れ。
いつもならエナメルでやる所なんですが、雨染みやオイル染みが溝に溜まったみたいなホンノリ薄い感じを出したい。
エナメルだと多少薄めてもかなり色が強く出るので…
ここでまたウェザリングカラーを使用。
マルチブラックを、敢えて撹拌せずにワザと沈殿分離させた上澄みだけ使うw
…という、細かすぎて伝わらない拘りポイントw

あくまで背景なので、言われないとわからないくらいの感じでイイんですw
更に…まだ有りますw
MSキャリア、的なヤツ。
要は例の可能性としてぇ所謂ぅ…

コレ的なヤツw
一応公式キットも有るんですが、プレミアクソ高なので “っぽい物” を作ってしまえ作戦。

ダイソーのミニカー6台を片っ端から破壊しw
32輪を詰め込む。
これ、一応根拠ある計算に基づいておりますw
タイヤ1本の許容限界重量というのが、バスやダンプの物で約3t。
それよりは太いデカいタイヤに見えるので、1本辺り4tと仮定。
4t × 32本 = 128t
MSの重量は(武器装備を除いた本体重量で)、RX-78やザクⅡで約50t。ドムで約65t。
サザビーは大型機ながら装甲材質が軽いらしく約30t。
更に時代が進んだギラズールも技術の進歩でか約20t。
まぁ、乱暴にザックリ言えばだいたい40~50tと思っておけばOK。
これにキャリアの自重がまぁ10tくらいと仮定して、
MSを載せた状態でも許容限界重量の半分くらいに収まる計算。
実際、バスで計算しても定員Maxの総重量よりも、タイヤの許容限界はそれの倍近くになっているので、これくらいがリアルな数値っぽい。
という机上の空論を振りかざし、
こんなシーンもヤラカシてみるw
で、今回の初挑戦要素。
“錆びを描く” です。

それ用の塗料を新しく調達し、1日掛けてプラ板で練習しw
やってみましたが、
“範囲が大きい” “腐食の進んだ錆” を表現するには描く方が向いている。
細い線傷や細かい飛び石の表現には、いつものシリコン剥がしの方が良い。
ということを “経験として理解した” という収穫。(`・ω・´)
むしろ、シリコン剥がしにこの塗りを足せば更に深みが増すと思われ。ムッフッフ(*^ω^)
つーわけで、
もうえーかげん長いんでw
完成図をば。





まだ細かく作り込める箇所は多数ですが、
1ヶ月以上ひたすらコレだけやってたので、もう解放されたいというのも正直なところw
でも、今回色々やってみて、ツールも増えて、
ミニカー用の地面とかも作ってみたくなりました。
主役(メイン被写体)よりもむしろ舞台背景を作りたい欲。
いつぞやのオートメッセで買ったインプラリーカーのミニカー(結構高かったw)、おもっクソ汚して砂漠か雪道のジオラマ作ったろかw
モビィディック用にサーキット路面作ったろかw
“作りたい物リスト” がどんどん長くなって、時間が全然足りませぬ…( ゚д゚)
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プラモ | 日記
Posted at
2024/02/02 14:14:18