
明けましてもせっせとガンプラおぢさんしております。
「ゲルググ」と言いながら思いっきり違う頭が付いていますがw
でも、違和感無くマッチしてると思いませぬか。
知らない人は騙せるw
MS-14JG ゲルググ・イェーガー
登場作品は『0080 ポケットの中の戦争』
(0080と言いつつ、物語は0079のクリスマスだったりする…)
一年戦争終盤で実戦配備されたジオン軍のエース用量産機ゲルググ、の後期生産型というか、実質的には特殊任務用機体。
ゲルググⅠの最強バージョンという認識で問題無いかと。
「イェーガー」は猟兵や狙撃手の意味だが、持っているのはスナイパーライフルではない。ドナイヤネン
赤いカラーリングだが3倍のあの人は関係無い。
何が最強かというと、明らかに過剰なレベルで全身にやたら配置されたスラスター・バーニア類による総出力(加速力)が、当時のMS水準から掛け離れて高い。マジで通常の3倍級。
狙撃手にそんな能力要らんがな。ドナイヤネン
『0080 ポケ戦』といえばMS-18E ケンプファーが一番人気機体ですが、そのケンプファーも装甲を薄くして加速力に全振りした機体。この作品のメカデザイナー(サザビーと同じ人)の趣味なのか作品全体のコンセプトなのかよーわからんけど、同じ作品内で同じジオン陣営の機体が機動力全振りの似たような仕様だというのは意図的であると思える。中立のサイド6に隠密潜入して中でドンパチやる想定の作戦なのでそうもなるが。
デザイン的にも “シュッとして” いてイケメン。
『0080 ポケ戦』の物語は、ホワイトベース(とシャアのザンジバル)がサイド6でカムランのアレでスレッガーがビンタして本気なんだよ!…の頃に同じサイド6の別のコロニーで起こっていた物語です。後付け設定と整合すると(笑)。
「機体が僕の操作についてこない」と言っていたアムロ用に、よりシャープに調整したRX-78 NT1アレックスをサイド6でランデヴーしてWBに届けるハズだった…のをジオンの特殊部隊が強襲・破壊した、というお話。一応タイミングの辻褄は合ってるけど、そんなすぐに新たな専用機なんか用意出来るかよ?っていうw 個人的には、無理して一年戦争の年表に収めなくても良かった作品。むしろ0081くらいに設定していた方が色々と説得力が増す。(一年戦争の外伝系の殆どがそうなんですけどね)
ただ、作品の最大の見所は、NT1のパイロットとジオンの新兵が、お互いの素性を知らぬまま恋に落ち、相手が乗っていると知らぬままザクのコクピットを貫いてしまう悲恋。
ちなみに、イェーガーの公式作例はこちら。
頭部も通常のゲルググとは形が違います。イケメン(笑)。
今回のスタートラインは、
ゲルググⅢに頭だけ使ってデュラハン状態で放置されていたイェーガーに、
レギンレイズ・ジュリアで余ったバウの頭を乗せてニコイチしようという企画。
更に、
ゲルググ・マリーネのシールドを合体。
今回、裏の密かなテーマとしては、この最初の頃に作ったゲルググ(マリーネ)が何かどうにもダサくて納得いかなかったけど、当時の技術では何も出来なかった件のリベンジでもあります。
ゆーても…マリーネとイェーガーでは元キットのスタイルが若干違うので比べるのはどーなんて話ではありますが。
更に更に、メッサーのランドセルも合体。
UC.0100くらいまで改修を重ねて使い続けているゲルググ、ってイメージで。メッサーは若干オーパーツ気味でグレーゾーンですがw(メッサーが登場するのはUC.0105)
廃品回収ミキシングでありながら、ちゃんとジオン系で纏めているのは当然の拘り。(・∀・)
(バウは明らかにZ計画の技術が使われているルックスなのでジオニックの機体とシステム互換性あるのか?と思うけど、ジオニックはアナハイムが吸収して一応同じ会社になってるし、ZZの作中でZにザク頭付けてふつーに動いてたしなw)
ランドセル移植の穴あけは大体の勘でやったら奇跡的にシンデレラフィットw
肩の先の
指3本で摘んで引っ張り上げたようなトンガリが好きで無いので、
例のMGスタインのジャンクパーツから上手くハマるのを選んでシルエット変更。
拡張性を考えて中に3mm穴ポリキャップを仕込む。
丸いコクピットハッチも好きで無いのでテキトーなパーツで上から塞いでますw
そしてコレが、昔は
技術と道具と度胸が無くて出来なかったスタイルアップ。
太ももぶった斬りで2mmプラ板を挟み、瞬着や液パテで埋めてスムージング。
腰は外周に1mmプラ棒を貼ってスペーサーにする単純方式。
あと、違う頭を乗せる加減で首の位置も2mm上げてます。
ソンナコンナデ。
先ずはシールド無し。
自分で言うのもナンですが…
ホント、
塗ると化けるよね。(^_^;)
ミキシングやプラ板加工でツギハギ色だったのが、バシッと一つのモノに仕上がる瞬間はカタルシスです。
更にデカールとウェザリングで命が宿る、というと大袈裟ですが、やっぱプラモは塗ってナンボと思う。
ちなみに、今回のカラーリングは
(なんかユーマ・ライトニングの色に似てますがw)、いつもの
「買ったは良いけど殆ど使わず余ってる色を使おう作戦」で、水色を消費する為でした。
あと、濃いグレーの所も実は「ティターンズブルー1」という色。全然ブルーじゃないw ジャーマングレーとほぼほぼほぼ同じww
ではシールドも付けた完成形。
斜めクランク状のジョイントを作って、仮組みの時よりシールド位置を約1cm下げました。
ゲルググシールドが元々、接続部がボールジョイントで多少角度を変えられるのに加え、
別軸で肩に挿し込んでその軸も回転するため、想定以上に結構グニグニ動かせる結果に。嬉しい誤算。
写真では、上下軸は目一杯下に、前後軸をやや前寄り。
上下軸を上向きにするとサイサリスやクシャトリヤのバインダーみたいな雰囲気に。
シールドを上下逆さまにすると、拳を完全に覆う位置まで下がる。
仮組み時は、ややシールドがデカ過ぎるように見えてバランス悪かったのが、
トータル3mmの高身長化で良いバランスに♪
(もう1mm伸ばしても良かったw)
足裏、裾裏(暗くて見えない)、スカート裏にバーニア類。
最近は、内側奥・チタンシルバー、内側手前・青メタ、中心・チタンゴールド、で塗り分け。
設計が古い&肩アーマーのせいでろくにポーズ取れず、頑張ってこんなもん…
すぐ出せた砂漠ジオラマで。
いずれ、0096トリントンの再現でジオン機オールスター入り乱れ祭に登場させよう。(・∀・)
えー…
そろそろクルマネタもちょいちょい再会していきたいと思っております…シランケドw
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プラモ | 日記
Posted at
2025/01/22 13:00:06