
先週金曜に劇場公開された、ガンダムの新作
『GQuuuuuuX』
まず、
「何て読むねん…」って所からですが…
「ジークアクス」ですって。
ジーク アクスなのか
ジー クアクスなのか
わからんし…
てーかそもそも見た目とかカラーリングとかドギツすぎやろ…
と、いう感じで
第一報がリリースされた時点では「イマドキのガンダムはもう要らんがな…」と思ってました。
が。
最初に公開されたショートティザームービーを見たら
明らかにザクなMSが出てきたし、この主人公機が持ってるのって
ザクのヒートホークじゃねぇの?( ゚д゚)
と、多くのガノタがザワザワしました。
え?ナニコレ、宇宙世紀ってか一年戦争のパラレルもの??
というまさかの期待感から、にわかに気になる注目作に。
この『GQuuuuuuX』は新作テレビシリーズとして企画されていますが、今回の劇場版は、その冒頭数話分を編集して『Beginning』としたもの。要は、大掛かりな有料のPVという感じ。
それを昨日観てきました。
えー…開始10秒でもうネタバレになるというwww
ナンゾコレwwwww
とりあえず、
1st世代は騙されたと思って観に行くべし!!
…という事で、コレより先はネタバレ全開でいきます。
自分の目で劇場で衝撃を受けたい方はここで閉じて下さいw
はい。
宇宙世紀パラレルです。
ジオン勝利ルートです。
ふつーにシャア出てきます。
あのMSもこのMSもリデザインされて出てきます。
ザクはあんまり変わってませんが、ガンダムはめっちゃ変わってます。エヴァっぽいです。
そして
シャアがガンダム奪いますw
ホワイトベースも奪いますw
ガンダムはサイコミュ付きで、紅く塗ってビットを搭載します。
シャリア・ブルのブラウ・ブロと2機タッグで無双します。
でもジオンがソロモンまで押し込まれる=ドズル戦死までは同じです。
そこから大反抗でジオンが勝ちます。
ビグザム量産の暁です。
でも連邦が悪あがきでコンペイトウ落とします。
「頼むぞ、キャスバル坊や…」
逆シャアのアレと同じ光景が繰り広げられます。
シャアは謎の光に包まれ行方不明になります。
…というのが0079パート。
BGMは当時モノ。演出もほぼ完コピ。
声優は違います。シャアが画面外で喋ってると誰かわからんw
随所にオマージュネタがふんだんに散りばめられ、ニヤニヤしっぱなし。
たまにチラッと「スポンサーに忖度するしかなかった当時の1st」を解釈し直しているような表現も。
個人的に気になったのは(つい最近ネタにした事もあり)キシリアの目元がオバサン年齢っぽく描かれていたこと。あれは24歳ではないぞ…
そして本編(?)は0085。
ジオン勝利の世界でも依然、中立独立を保っているらしいサイド6。
街並みやインフラの表現が余りにも現代日本過ぎてちょっとシラケるけど、まぁアニメだし。その辺は観る側が脳内補完しろって事で良いんじゃないかな。
カラーだし。“第三新東京市” 感だと思えば。
行方不明になったシャアを探し続けているシャリア・ブル中佐。
(髪色と髭のせいでAGEのアセム・アスノにしか見えんw)
新型ガンダム、クアックスを搭載したホワイトベース(緑に塗って改名)を任される指揮官になっている。
“紅いガンダム” を探してサイド6に。
“紅いガンダム” を発見する事は出来たが、乗っていたのはシャアではない。
シャアは何処に行ったのか…?
クアックスのテストパイロットは “紅いガンダム” と交戦した末に不時着し、軍警に捕まる。
そこに居合わせた主人公のJK “マチュ” 。
テストパイロットが起動できなかった “Ωサイコミュ” を難なく使いこなし、ド素人ながら直感的な操作で闘い、軍警を撃退。
更に成り行きで、MS 2対2の非合法賭けバトル(ジャンク屋組合が開催している?)に参加する事に。
そんな時に偶然 “紅いガンダム” を駆る少年と出逢い…
ジャパニメーション・オールスターというべき布陣の制作チーム。
原作:富野
監督:他の人
が結局一番イイモノになる気がするw
細かい世界観表現が結構丁寧で面白い。富野御大はそういう説明苦手やもんね。
民間用MSはモノアイが緑で、そこに非合法の火器管制システムをインストールするとモノアイが赤く変わるとかオモロー。
その非合法パーツを闇バイトで運び屋するキャラが登場。
『水星の魔女』に引き続き、ジェンダーレスLOVEのエッセンスがチラ見えするが…
逆に、マチュがなんでいきなりMSに乗るのか、乗れるのか、という動機や背景の説明が一切無いのでそこが本シリーズでどうなるのか。「台本にそう書いてある」ご都合主義だから、と言ってしまえばそのまんまですがw
シャアにしろマチュにしろ、今までの純正宇宙世紀作品よりも、ニュータイプの演出表現があからさまに分かりやすく強調されています。
シャアが消える直前に
“あちら側” と交信している表現もあり、ニュータイプと “あちら側” の関係が物語の鍵になっていくと思われる。
ぶっちゃけ、
『2001年宇宙の旅』のラストシーン感がもの凄くするw
でもシャアはちゃんとシャアとして再登場させてくれないと我々は納得しませんぞ!w
あと、タイトルは作中のシャリア・ブルの言い方だと
ジー・クアックスと読むのが一番シックリっぽい。Gはガンダムの意味ね。
uが6つ並ぶ意味とか、ロゴのuがOを半分に切ったようにも見えるとか、まだギミックがあるかもしれない。
(まぁ…ジオンが勝った世界で何でガンダム開発しとんねん…という根本的なツッコミもあるがww)
これを富野御大のお墨付きとして発表したことにより、
今後のガンダム世界(公式非公式、営利非営利、プロアマ問わず)の展開は爆発的に広がると思う。
なんせ
パラレルOKなんですもんw
極端に言ったら、クアックスのガンプラとHGUCのガンプラをチャンバラさせても(多少のデザイン差異はあれど)アバウトOKって事にもなる。まぁ、そうなっても厳密差別化組とごった煮組とで宗派対立は生まれるだろうけどw
まぁとにかく…
「敢えて言おう、観ろと」
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プラモ | 日記
Posted at
2025/01/24 10:00:20