
えー…
突然ですが…
ウチは元々親父が紅茶好きで、
その影響でワタクシも日常的にガブ飲みしてるんですが。
(実家はリーフティー、ワタクシはティーバッグ)
(牛乳たっぷりのミルクティを一気飲みしたりするw)
寝る前に飲むのもしょっちゅうですが、
それでカフェイン的なアレで寝付きが悪いなんて事は無く。
そこに関しては今まで一度も気にした事がないんですが…
(乳脂肪分がお腹を育てている件は気にはしているw)
最近気付いたんですよ。
コメダの珈琲飲んだ後、全く眠れない!(´Д`|||)
他所のカフェで珈琲飲んだ後は大丈夫なんですが、
コメダは凄い高確率で眠れない!
薄かったら大丈夫かと思って “ミルクコーヒー” にしてみても全然ダメ。
なんやねんホンマに。( ゚д゚)
なんか入っとるんか…
皆さんも要注意ですよ!(。・`з・)ノ(ぇ)
クリスティーナ・スウィーニー=ビアード 『男たちを知らない女』 (2021)
原題『The End of Men』
原題と邦題でだいぶ印象が違うのがちょっとどーなのと思うのですが。
「男性だけが発症する致死率9割の疫病」で世界が崩壊していく様を描いたSF。
リリースが2021となっているが、殆どの部分の執筆は2018~19だったそうで、出版準備中にコロナ禍が発生。
“想像力を総動員して書いた” というパンデミックの世界が、現実と恐ろしく重なる。
序盤は、夫・恋人・息子・父を亡くす複数の女性の視点が繰り返される。
死に逝く運命にある愛する者に、どう接したら良いか葛藤する妻。
愛する息子を守るため、半年間農機具小屋に隔離した母。
すぐ死ぬと思っていたDV男が免疫持ちで絶望する女。
色んなパターンを網羅してあってリアルである。
更に、経済・社会基盤のシミュレーションも抜かりなく、
男性比率の高い業界の破綻からの、生活インフラを保つための強制就労制度。
食料配給制度、金融業の衰退、女性政治家達による “より柔軟な政治” 。
その先に、性が無くなった社会における “人間” としての生き甲斐、努力目標。
(ジェンダーマイノリティでは無い普通の女性同士でも)同性パートナーとの充足を求め、マッチングアプリが新しいサービスを求められる。
対して、生物学的男性のジェンダーマイノリティが置かれる更に厳しい世界。
ワクチン開発者にも、人類全体の利益の為に研究データを全て公開するグループと、
その公開されたデータを使って先にワクチンを完成させ、己の富と名声の為の武器にする者。
確かに “想像力を総動員” して非常にリアルに描かれた世界。
だし、これが逆に “男しか残らない世界” だったらもっと破滅的になるんだろうなというのも想像に難くない。
登場人物が多すぎてワケわからんくなるのがアレですがw
少ない男性生存者の立ち回りも多様で面白い。
社会的な男女格差や、ジェンダー問題をやんわりと痛烈に問題提起(アンチテーゼ)しつつ、
そういう縛りから解き放たれた “人間” のポテンシャルに期待するポジティブなメッセージ性が強く読み取れる。
そして、結局 “出産” に関する部分の役割はどうやっても変えられないという当たり前の事実。
まぁ…男が9割減とまでは言わずとも、
2割減くらいした方がこの世の中はもうちょっと上手く回りそうな気はするwww
夏海 正隆 『スクランブル 亡命機ミグ29』 (2003, 2009)
べ、別にトップガンが流行ってるから引っ張り出してきたワケじゃないからねっ!!w (*`ω´*)
『僕はイーグル』シリーズの4作目。
今回はほぼ全編、主人公
風谷 の一人舞台で、いつものサブキャラ達は殆ど出てこない。
前半の “豪雪の新月の夜に編隊長として飛ぶ” という、ちょっと想像しただけでも「真っ暗闇で何も見えんやん」という状況、想像以上に数多くの問題が絡んでくる現実が細かく描写されている所が本作のハイライトではないか。
まず格納庫から出た瞬間「滑走路の誘導灯すら見えない」、とか。
離陸前に充分な暖機をしておかないと、上空ですぐ凍ってストールする、とか。
雪雲(積乱雲)の中に入ってしまって乱気流に煽られ、簡単にバーティゴ(空間識失調 航空機パイロットが自機の姿勢、運動状況、天地方向等が判らなくなる状態)に陥りパニックになる、とか。
また、相変わらず “上層部” の保身ガチガチ、融通効かない規則規則規則脳や、リアル現実にも確実に存在する半島寄り大陸寄り政治思想の団体等、
まー…デフォルメして大袈裟に表現してあるとはいえ、なかなか反吐が出るw
とはいえ、
2022年の今、ウクライナ戦争のアレで、もしかしたらこういう “政治とマスコミの言いなり的な自衛隊” というものも、変わっていくタイミングに来ているかもしれない?
そもそも著者もそういう問題提起を目指して執筆したシリーズとのこと。
よー考えてみ? 日本の西~北に隣接してる国、ぜーーんぶヤクザ国家やん。
さすがにこの期に及んで「自衛隊 軍備拡大は憲法違反」とか言い続けてる政党は、ねーわ。┐(´д`)┌
ホンマに、10年後には北海道はロシア、それ以外は中国にされてるかもしれんぞ。
ワシが生きてる間は勘弁してくれ。
ひろゆき 『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』 (2022)
たまには新書など。
“2ちゃんねる” 、“ニコニコ動画” のあの
ひろゆき氏 です。
(と言っても今の20代以下には「誰それ」なのかも)
当時、嫌いだったんですよ。
2ちゃんにしろニコ動にしろ。
(あの時代をリアルタイムに経験している人なら言わんとするところはわかって頂けると思いますが)
一言で言えばカオス・無秩序の最たるモノだったわけです。
テキトー、乱雑、攻撃的、上から目線、無責任、閉塞的、独善的、屁理屈、口だけ番長。
“ねらー” と呼ばれた人々のイメージってそういう感じですよね。
そしてその無法地帯を「ホントに管理してんの??」としか思えない、存在すら都市伝説状態の管理人。
しかし、あの “清濁併せ呑む” …というか、
“ほぼ濁のみ” だったあの時代のネット。
何処を触ってもヤヤコシイ、食虫植物が生い茂り毒蛇や未知のモンスターが潜んでいる魔境の中を手探りしながら探し物をしているようなあの環境。
今思えば、その環境で鍛えられていて良かったと思う。
ネットリテラシーなんてのは、騙しリンクに引っ掛かり、掲示板で口喧嘩し、ダミーのウィルス警告を受け流しながら身に付けるもんで、学校で教わるもんではない。
と同時に、ワタクシも
オッサンになって少し大人になって何となく気付いたんです。
ひろゆき氏の論調や思考回路って、実はワタクシのそれとかなり近い。
多くの人がおおっぴらに言わない、言葉を濁して誤魔化す話題もズバッと真っ向からブッたぎる。
感情的にならず、論理的に順序だててエビデンスを示して説明する。
そして、そんな人がなぜあの時代にあんないい加減なサイトを運営していたのかも、今なら何となくわかる。
…と思って、ふと手にとってみた次第。
読んでみてやっぱり「この人頭の中一緒やな」と思った。
煽りタイトルで仰々しく見せているのは出版社の意向やろうし、叩かれる内容では全く無いし、個人的には概ね既知の情報ばかりだったけど、それも “一緒” である証か。