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2015年01月31日 イイね!

『雪灯廊』

『雪灯廊』さあ、ようやく通常運転で参りますよ!(・∀・)

“プロの素人”口調は疲れるwwwww






今日は(昼前に宣言した通り)ちょいとプチ旅行気分で夜の美山へ行っておりました。
毎年この時期に一週間だけ行われる『雪灯廊』というライトアップイベント。



昨夜、関西ローカルTVで特集されたせいもあってか?
駐車場はパンパンだわ、ツアーバスもわんさか来るわ、


人 人 人 ((((;゜Д゜))))





その中で人混みを避けてウロチョロしてきました。




















気温−2℃くらいと思われるクソ寒い中、丘の上の神社で舞を奉納しておりました。
おねーさん達寒そー…((((;=Д=))))






日が沈んで暗くなってくるとなかなかイイカンジに。
……めっさ寒くて手の感覚無くなってましたけどねww







































ごっっっっつ寒かったけど
良かったですよ!(・∀・)





帰り道は、
大して雪積もってないのにやたらビビってノロノロ運転なミニバンの大名行列に引っぱられて
ひじょーにストレスフルでしたが…





「何シテル?」に反応して じゃむぱん! が来てくれたのに、
駐車場渋滞に呑まれた氏とは結局遭遇出来ず終い。(°Д°;)
なんか…すいませんでした。(;ノд`)=з
Posted at 2015/01/31 23:45:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2015年01月31日 イイね!

Mr.Xからの依頼 FILE.05 〜Gale a moment〜




昴工廠支部でのエラー対処を終えた私は、当初の目的地“北方の山岳地”へ向けてその白い機体を発進させた。
スロットルをジワリと開けて動き出した瞬間、私は戸惑った。ある種の衝撃を受けたのだ。
「なんだこれは…!?」
























「…軽い?」


















…加速が良くなっている。
動きが軽い。
踏み込んでいくと如実である。

とはいえ、私の愛機のトルク感には依然及ばない感覚ではあるが、
先程迄と比べると明らかに良くなっている。



これはどういうことだ?
嬉しい誤算ではあるが…なかなか希有なケースであるように思う。
思いつく可能性としては…
…その
…Mr.Xに多少失礼な話になるのだが…



 学習を初期化したら反応が良化した
 →鈍化方向に学習していた?
  →Mr.XはECOドライヴィングに努めていた?




…という可能性である。

初期化した旨を伝えた時のMr.Xの返答


 『それは君にとって逆に好都合なのではないのかね?
 その機体を君好みに調教し直せるではないか、フッ…』



或いはMr.Xはそこまで解っていたのかもしれぬ。

ふむ。
好都合という訳でも無いが、どちらにせよ今から“踏む”のだ。
結果的に私の“癖”が反映される事になる。
余録の愉しみが増えたという事にしておこうか。




















北へ進路を取る。
先程警告灯が点灯した地点を過ぎ、
今度は問題無くSI-DRIVEをS#にダイヤルし、
狭い旧道の山岳路を駆け上がってゆく。



 『酷道 四七七』



私が今通過しているのは、その極一部の短区間ではあるが、
およそ“国の道”というには疑問を抱く
:一般ドライヴァーにとっては過酷な
:我々戦士達にとっては非常にexcitingな stageである。

しかし此処は、まだ私が目指すstageへの前奏曲~overture~に過ぎない。






そう、私は最初から決めていたのだ。

昨日の“南方遠征”は、“装置”を馴染ませる事が主目的であったため
比較的低中速域のstageとした。
しかし、二日目の“訓練”は高速域stageで行い、
そしてそれで今回の“任務”をほぼ仕上げるつもりでいた。

与えられた時間は三日あったが、期限を丸ごと使う気など毛頭無い。
そんな事は“ズブの素人”の仕事だ。
私は“プロの素人”だ。圧倒的余裕を以て任務を完遂するのが美学だ。
スケジュールには充分な余裕を持っておかないと咄嗟のアクシデントに対応できない。
アクシデントは起こるものだ。現に先程の一件で一時間程を失った。





















いよいよ、そのstageに到着した。



ほぼ平坦。
Rの大きなCornerと、それを結ぶ、峠道としては長い直線。
整備された広く良好な路面。
そして、交通量の少なさ。
…それと、“訓練”には関係無い要素だが、景色も良い。



このような好条件の場所はなかなか無い。
日中から“訓練”ができるくらいなのだ。
…ただし、逆に、此処も夜間訓練の場合は例の

 Cervus ~ケルウス~

に要注意だ。
その意味では昼間の方が安全かもしれない。






















前方を走行していたK-TORAをゆっくりとpassし、
私は“走行”を開始した。

Mr.Xの “昴GVB型戦闘機・改”



 踏 ま せ て 頂 く !




右足を床まで踏み抜いた。
エンジンが目覚め、口を開けて酸素を求める。
加速度的に流動する空気が機械を回転させる唸りが響いてくる。
熱せられた空気が出口を求めて暴れ狂うカン高い叫びが後ろから飛んでくる。
四つのゴムが路面を蹴り、その白い機体は猛然と加速した。


速い。


このマシンは速い。


私の愛機とはまた違う速さだ。
やはり、上の伸びが良い
下の加速は、私の愛機の弾丸トルクが勝るが、
4000rpm以上の加速はこちらの方が数段上だ。鋭い。
やはりタービンの大きさだな。
得意とする回転域差がこうも明確に体感できるとは。
なるほど。勉強になる。



しかし……
このバックタービンの音はどうも好きになれん。
フシュルル…フシュルル…と…
FF8の学園理事か…

それにフルブーストで踏んでいる最中にもバックタービン音がするとはどーいうことだ?







次のコーナーへアプローチする。
直進状態のうちに軽く減速を済ませ、緩やかにターンイン。
タイヤと路面の相談に聞き耳を立て、ブラインドコーナーを旋回。
ジワリジワリとスロットルペダルに力を掛け、視界クリアで解き放つ。
リアタイヤが離陸しないように感覚を研ぎすませ、真っ直ぐ、真っ直ぐに立ち上がる。
揺れない盤石、腰の入った蹴り脚だ。

躍動し弾む力は、己の鼓動か。

再び響き渡る官能のハーモニー。

加速するは己の心。魂が飛行する。
物理法則に囚われたこの身の不自由さよ。
少しばかり、動きが遅い。

我が愛機と比べ、肩幅が広い事のスタビリティと引き換えに
大きい身体の身の重さ。
ジレンマ。
天は二物を与えず、か。



私の愛機ではリアがブレイクしてしまう場面でも、
未だ路面を掴んで踏み足せるリアの踏ん張り。これは素晴らしい。
トレッドの差だけでなく、ハッチとセダンのボディ形状差も大きいだろう。
(だが、これよりも更に良いVABが在る今となっては、少し存在が霞むのも否めない)

一方で、140kgの重量差も小さくない。
大きく重い故の安定性、小さく軽い故の機動性。
なるほどSpec Cという解か。


6MT。
クロスレシオも一長一短。
少しせわしない。
5MTもMAX速度はほぼ同じ。
強度面で不安な5MT、とはいえこの6MTはクロスし過ぎな感。
なるほどやはりBL5 Spec Bの6MTが本命となるか。

























私は心地よい疲労感に包まれていた。
楽しかった。
こんなに楽しい“訓練”は久しぶりだった。

得るものも多かったが、純粋に楽しんでいた。
そして嬉しかった。

我が愛機『WRX』は、
決して『WRX STI』に劣る存在では無い、と。

疾りの“質”が違うだけなのだ。





ただ…

 GVB型の方が、少ない労力で同じ“速さ”に到達できる。

これは事実だろう。
労力とは、
技術であり、度量であり、消費カロリーであり、資金である。





既にあちこちで論じられているその事を
私は“自身の経験”として得た。
それが今回の一番の報酬だろう。

「誰かが言っていた事」ではなく
「私の言葉」として其れを言える。
これ以上の財産は在るまい。




フ…Mr.Xに感謝を。





























Dr.hのラボに戻ると、私の愛機がジャッキアップされていた。



愛機を預けている間にメンテナンスを頼んでおいたのだ。
足回りの微調整と消耗品の交換だ。
細かいメニューはいちいち聞いていない。
私はDr.hを全面的に信頼している。基本的なメンテナンスは彼に任せてある。
…支払いも彼の懐に任せたいものだが…



ともあれ、私が“任務”を終えて戻ってきたタイミングで丁度Dr.hの作業も終わろうとしていた。
私には、先程の“訓練”で得たEmotion、Imaginationを、忘れぬうちに愛機に落とし込みたい気持ちがあった。
Dr.hのこの示し合わせたかのようなタイミング、素晴らしいmad scientistっぷりだ。
やはりこうでなくてはな。



既に充分な距離を走行し、“任務”は完了している。
二日間で約250kmを走行した。



後は“装置”の微調整、つまりDr.hの仕事になる。
私のこれ以上の走行は無意味と判断し、私は白いGVBをDr.hに預けた。

私に色々な事を教えて呉れた、僅か二日間だけの愛機。











そして…
私は紅い機体に向き直る。











誰だ…
こんな派手な目立つ機体に乗る奴は。
自嘲が漏れる。

隣の白い機体と見比べると、やはり小さい。
しかし、私は二日前迄とは少し違う気持ちで愛機を見た。

何も恥じる事は無い、と。


 『オマエは速い』


そう、心の中で呟いた。
心の中で呟いたつもりだったが、
隣に居たDr.hがニヤついていたので顔に出ていたのかもしれない。
私は“プロの素人”としてまだまだ未熟なようだ。

















二日振りに我が愛機に乗り込もうとして、ふと
ラボの片隅に置き捨てられている部品が目に留まった。



ブレーキパッドとブレーキディスクだろう。
正確に言えば、どちらも「だった物」という方が適切そうだ。
どちらも見事に擦り切れている。

パッドは残り1mm以下で、所々“地”が出ている程だ。


ディスクも淵にクッキリと2mm程の段差が出来ている。


聞けば、このディスクは「スリット入り」だったそうだ。



……スリットなど陰も形も無いのだが……


削り切ったとでもいうのか…?





  KICHIGUY だな。





こんな無謀な乗り手が私の生活圏に居るとは…
この街も危険かもしれん…



















私は愛機GHのシートに身を沈めた。
このローポジションが懐かしく心地よい。
小径ステアも手に馴染む。
一つだけ設置したメーターは視界の右隅に佇んでいる。

クラッチを床まで踏んでキーを捻る。
エンジンが目覚め、やや粗暴な炸裂音が轟く。
この“普通ではない”排気音は、R205型の排気管に由るもの。
そう。私の機体とて、只のGH型ではない。


後で聞いた話だが。
Mr.XのGVB改と、私のGH改。トルク差は10kgfもあった。
…どっちが上かって? 野暮な事を訊くな…
まぁ、あれだけ太いマフラーだと、な。
抜けが良すぎるのも良し悪しか。



















私はDr.hに目だけで挨拶し、向き直ると
ギアを1stに押し込み、クラッチをジワリと上げた。
僅かな衝撃と共にクラッチが駆動を伝え、紅い機体がググッと動き出す。
アクセルペダルの上に置いた右足に力を込める。

後は…往くのみ。

























私は“プロの素人”。
今回の“任務”は終わった。
またしばらくは“世を忍ぶ仮の職務”に追われて平凡な日々を過ごすだろう。

新たな依頼が入るその日まで。


























そう


 私は


  エージェント RedXIII







Posted at 2015/01/31 02:37:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | Mr.Xからの依頼 | 日記

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「@あすきー  ナニコレめっちゃHighSenseやんw」
何シテル?   05/21 21:59
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