前回の続きです。
友人A
9月3日現在、発症から6日、自宅療養3日目。
1日の夜、解熱剤を飲んでいたにも関わらず
39℃の熱が出て
「死がチラついた。死兆星が見えたぞ…」
「あー…皆こうやって死んでいくんやなー…と思ったw」
その時は咳は殆ど無く、熱だけで凄い悪寒、
何とか起き上がって頓服飲んでどうにか乗り越えたそうです。
それが1日深夜の話。
2日の明け方から日中にかけては
逆に「めっちゃ汗かいて服ビシャビシャ(笑)。暑いーー!」と。
ふつーの風邪とかインフルだと汗かきだすと治り始めやけど、どーなんでしょう…
その2日の夜は「ちょっと何か食べれる気がする」「あ、でもご飯粒はしんどいな」というので、
まぁまぁ具の入ったスープを持っていきました。
ここまでひたすらポカリを飲めと言っておいて
実際、1日3リットルくらいのペースで飲んでたようで、
「カロリーメイトも1本飲んだぞー」。
ここで新たな情報を仕入れて、味噌汁も飲ませる方針。
大豆タンパク質と塩分補給。
汗かいてるなら尚更。
2日→3日の夜は熱は出ず、
「37℃台をウロウロしてる。ガツンと出ない代わりに下がりもしない」
でも、電話してる間ずっと咳が酷い。
今まであんまり咳はなかったのに。気になる。
「熱が引いたからだいぶ楽だけどねー…なかなかですわ…」
コロナがどういう快復曲線を描くのか知らんですが、
かつてマイコプラズマ肺炎に罹ったという楓姐さんの談によると
一般的な肺炎の場合、
高熱のヤマが過ぎた後、微熱が1週間以上続く。
熱が引いて特に苦しくもないけど、レントゲン撮ったら肺は真っ白だったと。
ただ、楓姐さんの時は普通に入院して毎日点滴していたというのが今の彼との大きな違い。
まぁ…油断したらアカン大事な所ですね。
で。
テレビも新聞もネットもワクチンの話ばっかで
今のワタクシからすると「そんな “前段階” の平和ボケな話は要らんから、具体的な使える情報寄越せ」と思う。
こっちはリアルタイムで模索してんのに。
メディアが伝えない自宅療養の現実
友人A 一人暮らしアラフォー男子 大阪府民 の場合。
・保健所からの毎日の電話
→ありません
・保健所からの食料等の配給
→ありません
・医者の訪問
→ありません
・血中酸素濃度測定器の貸し出し
→ありません
医者に関しては今日の新聞に出てましたが、
現状、かかりつけ医しか対応しておらず、初診でも対応するように対策中だとか。
他の3つに関しては言えることは明白、
既に保健所が完全破綻しています。
昨日1回だけ保健所から調子伺いの電話があったそうですが、
「薬飲んで安静にしててくださいねー、急変したら電話してください」
以上www
┐(´д`)┌www
で。
で。ですよ。
ワタクシ、今日初めてちゃんと調べて知ったんですが。
この保健所が言う「急変したら」という表現。
最初から前提条件が成立していない事が判明しました。
「コロナ 自宅療養」で検索して幾つかの記事に目を通しましたが、そこで出てくるのはどれもこれも全て
「パルスオキシメータの数値に常に注意し、指定された数値を下回ったらすぐに保健所に連絡」という手順。
パルスオキシメータ。
日本語で言うと、
血中酸素濃度測定器。
そんなもん有りませんけどwwwww
今の友人Aは、クルマで例えたら、
水温計、油温計、油圧計が付いてなくて、粘度も銘柄もどれくらい使ってるかもわからんオイルのままレースを走っていて、「ヤバイと思ったらブローする前に言ってね。いつオイル交換できるかわかんないけどw」。ってか。┐(´д`)┌
それでもまだクルマなら、まぁまぁ解ってる人間ならまだ対応できると思うよ。ブローの予兆とかそれなりにさ。
でもワタクシも友人Aも医学・医療に関しては完全素人ですから。
メーター無しでどうやってそんなもん予測しろっての。
それこそ気付いた時にはもうブローしてる、ってヤツやん。
この血中酸素濃度。
正常値は99~97で、
彼が3日前に病院で計った時は
95だったそうです。
医者には「んー、ちょっと低いねー」と言われたけどそれだけだったと。
ネットで見た例によれば
92を切るとヒジョーにヤヴァイらしい。
この92というボーダーライン設定も、数ヵ月前は94だったというような話もあります。
で、この酸素濃度。低下しても自覚症状が無い場合もあると。
ただ、今のデルタ株の場合、
酸素吸入が必要になる “重症” まで悪化する事例は、
発症から4日程度でそこまでいってしまうのが平均らしい。
…彼の場合、最初の症状と経過日数から見て、セーフじゃないかと思う…のだが…何とも言えない。
けど、今日咳が増えてるのはこれが悪化してる可能性も考えられる。
そこでこれまた調べて、
登山用・スポーツ用の酸素缶なる物で急場凌ぎをしている事例がある。
某芸能人が自宅療養中にそれで楽になった、とかかんとか。
しかし、もっと調べて専門家の見解を読むと、
「気休め」程度。
医療用の物に比べて容量が圧倒的に足りない。
1本5リットル入り、とかなんで素人的には「いっぱい入ってるやん」とか思うんですが、
市販の酸素缶で重症者の酸素投与を行うには、何ケースもの膨大な量が必要なんですと。
でも逆に、今の友人Aくらいの症状の人には有効、
っていうか、大袈裟に言うとそれで拾える命になるかもしれない。
ところがどっこい、
ここでまた発揮されるいつもの日本人気質、
「必要になるかもしれないから買っておこう」で
既に店頭在庫は壊滅状態。
通販はまだ若干動いてるみたいですが。
“今要る人” が買えないんだよfuck
今のところ本人が特に息苦しいとか言っていないので大丈夫かなと思う反面、
自覚症状無しで手遅れになるという話もある。
目の前で実際に見れたらまだわかるんでしょうけど、何も見えない。
昼と夜、1日2回電話して、他の時間もLINEしてるワタクシでも、何もできなくて歯痒いんです。
1日1回すら電話してこない保健所に何ができるw
数時間返信が来なかったり、電話して出なかったりするとめっちゃ心配。(;´д`)
Posted at 2021/09/03 19:00:13 | |
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