〜 〜 〜
いつかこの日が来るんじゃないかと望んでいながら
“その瞬間”が訪れる事をどこか恐れているような
遠足の日を心待ちにしながら 「あと1日」のまま止まっていて欲しいというような
“待つ愉しみ”が失われるような複雑な感覚
だが
“それ”との接触は
紛れも無く 望んだ世界
〜 〜 〜
と、なにやら大げさな前振りを書いてしまいましたが
僕の中ではそれくらい大事件だったのです。
『人生初ポルシェ』のその瞬間。( ̄▽ ̄)
仕事後、昨日下げられ過ぎたww車高を調整しに入庫。
担当のお兄様に「責任取って1人で直せー!ww」と、ギコギコやってもらってると、
1台の911が。
ヘッドライトのタマ切れで来たらしいけど、
オーナーのおっちゃん、ワシのインプに興味津々(笑)。
「赤いインプって珍しいですねぇ!」
「スバル良いですよねぇー!
僕も前レガシィ乗ってたんですけど、正直僕のポルシェよりスバルの方が速いですよ!」
とかなんとか色々話が盛り上がり、
こっちはこっちでポルシェ(しかも911)は憧れのクルマやから、
お互いにクルマをジロジロし合う展開(笑)。
最初はアチラが「車高低っっっ!!かっこええええぇぇぇ!!」と、こっちのクルマにかじり付いて
リフトアップしてる下回りを覗き込んだりして
「えぇぇえぇえ?!コレめっちゃイジってますやん!?!」
「カッコいいホイールですねぇ!」
「うわ!左右ともレカロ入ってる!え!何このレースカーみたいなシートベルト!?!」
と、なんともオイシいリアクションを連発してくださいました。(*´∀`)ヾ
そして今度は僕が996にかじり付いたら、あれよあれよと
「あ、どうぞどうぞ座ってください」
「エンジンかけてみます?」
「その辺グルッと走ってきてみます?」
即答「お願いします!(*´∀`)」www
NOと言えない日本人万歳!www
996 Carrera4
3.4L NA 300ps 4WD
この個体はMT(6速)で、当然左ハンドル。
GT3の可変リアウィング付き。
なんだかんだでもう15年ほど前のクルマやけど、
全然そんな感じがしないグッドコンディション。
…いや、コンディションも良いのかもしれないけど、
『911』という存在は、時間の流れと無縁の次元に居るようにも思う。
変わる事の無い存在感、価値。
コクピットは結構タイト。
シートバックも昨今の日本車とは比べ物にならないタイトさ、ペダルの間隔も狭い。
キーを捻ると一昔前のスバルターボと同類のドコドコ音が後ろから響く。
踏み込むとバラバラバラバラ!と、「これぞポルシェFLAT6」な独特の低く太いエキゾースト。
右手でコクッコクッとミッションをいじると、
これまた何ともいえぬ“精密機械感”。
もうコレだけでイクww “良い物”感満載。( ̄∀ ̄)
走り出したら、もう、たまらんwww
ミッションが気持ちいいからどんどんシフトアップしてしまうし、
エンジンもどこからでもツイてくるような、パワフルではないけども必要十分なトルク。
そして鳴り響くFLATサウンド。
これはもう、どこまでも踏み抜きたくなる気持ちよさ。
ただ、オーナーさんが言うように(少なくともこのNAカレラだと)
“速い”というわけではない。
でも気持ち良い。すごく。
カチッとした機械感。これは良い。
やっぱり、クルマ好きたる者
“人生、一度は911”
改めて、実感を込めて思った。
いや、むしろ、知ってしまったがゆえにもう戻れない(爆)。
『911』というクルマは、なんかもう理屈抜きに『特別』と感じさせる何かがあると思います。
ある意味、僕の人生に於いて非常に重要な夜になりました。
kaku-Sanと同じ目標になりますけども
50歳までに911乗るぞー!(´∀`)/
…でもね。
スバルも、ポルシェに負けず劣らず世界的に熱く受け入れられてるクルマであります…
なんかさ、このスバルとポルシェ2台の並び、これだけでなんかもう、
…ニヤニヤしっぱなしである。(*´∀`)
Posted at 2013/10/26 23:17:42 | |
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