
エーット…
ソンナコンナデ…
11/24(金)に(赤ターボで初めて)岡国走ってきたYO!( ゚д゚) の件。
…既に1週間経ってますがw
例によってまたクッソ長いので十分覚悟の上でお進みくださいw
岡国は、今年の
4月と
5月に他人のクルマ(爆)で走ったことはありますが、
自分のクルマで走るのは今回が初。
岡国は知り合いもいっぱい走っているし、ワタクシの周りでは鈴鹿派より岡国派が圧倒的に多いのもあり、
筑波よりももっと具体的な "力試し" になるので、実際かなり楽しみにしておりました。
とはいえ、岡国は結構なハイスピードコース。
ウチの赤ターボは基本特性的には “まったりGT” だし、ワタクシのカスタム方針は "お山スペシャル" 。パワーを捨ててトルク偏重のセッティングです。“踏みッパ” な場面は息切れしちゃう子です。
そんなクルマでは正直岡国は厳しいんじゃないかと事前に憂いておりました。
…が、んま、そこについては後程(笑)。
基本特性の話ついでに、ウチの子、GH8というクルマについてちょっとおさらい。
「STIではありません。ただのターボです」
EJ20ターボの中で最もショボいEJ20Xという眠いエンジンを積んでいます。
タービンもレスポンス重視の小さいのです。
(その辺りの詳しいことはこの方のこのブログをご案内致します)
ミッションも5速です。ノーマルのブレーキなんか【フロント2pot リア片押し】ですw
GRB(STI)に比べて優れているところは100kg軽いことだけです。
そんなGH8で、GRB・GDB・VABと互角に走れたら
カッコエエやん?(*°∀°) というのがワタクシの根源の動機ww
なので、
「GHであること」を捨てる弄り方はしない。
ウチの赤ターボはエンジンもタービンもノーマルです。ブーストアップも無し。GTウィングも無し。
履いてる靴も、サキトで8Jの235。普段のお山は7.5Jの225。
ブレーキは今まで散々苦労したので一応ブレンボを入れてますが、それだって所詮ふつーの4pot。
トータルして
別にスペシャルなパーツは何も無いです。
エアクリなんかノーマルですよw
…という、独り善がりの拘りを展開し続けて、早4年。
ある意味、今回の岡国は “赤ターボ” のこの4年間の集大成ですね。
のんびり行って、某チームのピット後方にちゃっかり席取り。
ワタクシはメンバーではないですが、なんやかんや複数人と親交があるので片足突っ込んでるようなものでして。( ̄▽ ̄;)
なにやら怪しいタイヤを履いている…
このBMW顔のレガシィ、後で試験に出るので覚えておくようにw
あ、
ワタクシのタイヤはいつもの71Rです。
1曲目から最高潮のドラミ(え?w)
後ろを走っているレースカー'sの爆音で殆ど聞き取れずw
ソンナコンナデ、1本目。
サーキットブログ恒例の疾走感BGM(笑)
51台も居て、全然クリアが取れない…
そんな中、前も詰まらずミス無くイイ感じで走れていた序盤のラップ。
バックストレート後半、ヘアピン手前。当然アウト側からアプローチするわけですが、
そろそろブレーキングというタイミングで、ミラーに青い影。
かなりの速度差で迫りながら足元からすんげぇ白煙あげてフルブレーキでインに突っ込んでくる。
…ぉぃぉぃ…それロックしてんじゃねぇの?( ̄Д ̄) 止まれんのか? 絶対突っ込んでくるやん…
"ええブレーキ" 過ぎて、熱入ってない間は全然効かんってヤツちゃうの?そんなんで最初っからゼンカイすんなよ…
こっちがふつーに自分のラインでターンインしたら横っ腹に突っ込まれるのが見え見えだったので
しゃーなしアウト側に大回りしてラインを譲ってあげましたが…
せっかくのアタックラップを台無しにされたという感情。
悪意ある妨害ではないのかもしれないけど、それなりのクルマに乗るならそれくらい解ってるんちゃうん?
それでカッチーンときてしまったワタクシ、オトナゲ無いオトナ。
リボルバー〜パイパーでベタ付けして左右に振る(爆)。
その現場を激写されてた件(爆)
その後エンケイの下で譲られましたが。
ゴチャついてるから皆イライラしてるよね〜…
その後もクリアが取れないままタイヤはタレていく(笑)。
パイパー立ち上がってエンケイブリッジの先に7~8台の団子が見えたときのあの絶望感よwww
こうなるともう、セッション終了間際のファイナルラップ作戦。
2周ダラダラ流して時間を稼ぎ、残り3分でアタック。
それでも完全クリアは取れず。
モヤモヤの一本目でした。( ̄▽ ̄;)
レガシィで2回走った時の手応えから、事前に自分でタイムは予想してたんですが、
まぁとりあえず53秒はいけるんちゃう?と。
条件揃ったパーフェクトラップで52秒フラットくらいかな、と。
ドンピシャやないかいwww
この日のトラフィック(特に皆が意気込む朝イチという)状況を考えれば上出来かなと。( ̄▽ ̄;)



ほんで2本目。
コースインをわざと10分程遅らせて時差アタックを狙うも、大して変わり無しw
相変わらず “納得の1周” は取れず。
たまたまレベルで、ほんのちょびーっとだけ更新。( ̄▽ ̄;)
この2本目のタイムが3本目の模擬レースのグリッドに。
ちなみに、
バックストレートの最高速度は180km/hくらいです。
直線ではSTIやM3にガンガン抜かれますww
てぇかE90系M3、すんげぇ伸び良いのねアレ…
他のクルマの車載を見るとSTI系で190〜200km/h、
ポルシェやBMWでは220km/h超えなんてのも居たりして…
置いていかないでぇぇぇ〜〜〜!!⊂⌒~⊃。Д。)⊃
…このあたりでEJ20Xというエンジンを痛感するんですよね。(;´∀`)
「コイツほんとにタービン付いてんのか?w」ってくらいw
せめてレガシィ(EJ20Y)のカムが欲しい…
ちなみに、
模擬レースは8周です。
国際コースをゼンカイ8周というのはなかなかタフ…
ブレーキもたんやろなぁ…(;´д`)
すぐにグリッド並べが始まるので、とりあえず昼飯。
ん?天津風さん?( ̄▽ ̄;)
はい。試験に出る
BMW顔のレガシィ です。
見た目だけじゃなくて中身も手ぇ抜いてません。
ヘッドこそレガシィのEJ20Yのままですが、ブロックをGRBのEJ207、タービンはGT2835で
450ps!!
今回Sタイヤ投入で50秒切り達成。
「なめんなよ レガシィ!」(笑)
ワタクシは4列目8番グリッドから。
1台前のGVB、実は
S206 。
プレミア限定モデルをサーキットでガチ踏みする心意気はスヴァラスィ。
が、ワタクシの目の前にそんなのが居ると、
下剋上精神のムズムズを禁じ得ないwww
密かに内心ロックオンw
いよいよコースイン。
あ、ちなみに。
ワタクシ、
ロガーはおろか車載すら撮ってないので、全て記憶を頼りの再現文ですw
走り方も、あまり理屈はコネないエモーショナルドライヴィングですのでw
後ろにこんだけズラズラ並んでるってぇのはなかなか良い気分じゃのぉ♪(*´∀`)←
以下、ながーい再現レポートなので、面倒な人は二つ先の写真までスクロールどうぞw
フォーメーションを終えて、シグナル待ち。
周りの空気のピリピリ感が半端ない。
シグナルレッド。
全ての目が一箇所を睨み、地響きのような咆哮が轟く。
ブラックアウト。
限界まで張り詰めたエネルギーが堰を切って放たれる。
前のS206がスタートミス、一気に右から並びかけてそのまま1コーナーへ突入。
チラッと左を見ると、3ワイド、場所によっては4ワイド。
正に濁流。阿鼻叫喚。
前も後ろも横もとにかく窮屈。アクセルを踏むことよりも、とにかく無事に切り抜けることだけに集中。順位を上げるのは抜け出してから。
インベタで1コーナーを切り抜け、そのままウィリアムズ(2コーナー)のアプローチはアウト側。
幸い右には誰も居ないのでまだ気分的に楽。真後ろにはS206が至近距離で追従。
2コーナーの右端を通過するべく慎重にターンインし始めた瞬間、
視界の左隅に
クルマのテールが見える。
ワタクシの左後ろ、3ワイドの真ん中?に居たインテグラがゆら〜りとスピン。
マジかよ!?Σ(((;゜Д゜)))と思うも、こちらが半車身前に出ていて、あちらのスピン速度も遅かったので
このまま前に出れば当たらない!とそのまま進路だけ見据えて右の縁石沿いに抜け出す。
ワタクシは幸い影響無かったですが、インテより後ろに居た人達は一歩間違えば多重クラッシュだったハズ。
1台も接触が無かったのは奇跡かと…
しかし、内心
「よっしゃこれで後ろはもう来ない!(°∀°)ラッキー♪」と思ったのも事実(爆)。
モスエスからアトウッドあたりで、もうほぼ大勢は落ち着きワタクシたぶんこの時点で6番手?
スタートで(AWDとFRの差で)抜いた
E90M3に裏ストレートであっさり置いていかれるwww( ゚д゚)ナニソレ
1周回ってくるころには先頭集団のSタイヤ軍団はみるみる遠ざかり、
ワタクシの周りの世界は、すぐ背後に居るS206のみ。
これもまた直線ではあちらの方が速いんですよ。(; -´ω`-)
3周目か4周目に裏ストレートで並ばれて1車身ほど抜かれましたが、あちらが周回遅れに引っかかり(というか、そうなるように敢えてラインを空けたw)、ヘアピンのブレーキング勝負でワタクシが内側に居たりと、
偶然に見せて、実は計算しての間接的なブロック(笑)。
「タイムアタックとレースは違うのだよ!!(# ゚д゚)」
ゆーても、コーナーで詰められる訳ではないのでストレートだけちょっと気をつけていれば良いだけでしたが。
こっちはもう
「如何に周回遅れをパイロンに使うか」を考えて走ってました(性格悪い)。
ただ、車重が100kgは違うので、ブレーキングのアドバンテージはこちら。並ばれただけでは抜かれないという気持ちの余裕♪
やはり5周目くらいからタイヤもブレーキもタレ気味になるも、思っていたほど辛くない。
正直最初は8周走りきれるか自信ありませんでしたが、「これはイケんじゃね?」と思う。
そうなると、
もう意地でもなんでも絶対S206には抜かせねぇ!!(°Д°#)(笑)
…とは言っても、もうこの頃にはそんなに至近距離でもなく、プレッシャーを楽しむ余裕が出てきてました。
5周目と6周目だったかに、
ブレーキが死亡した青いクルマと、タイヤがタレたっぽい白いクルマをパスして4番手に。
もう何周目かわかってなくて、
「もう無理!もうキツい!」と思ってストレートに帰ってきても、
無情にもコントロールポストに旗は無くww
「もう1周あんのかよー!!(´Д`)」と叫ぶw
最後の2周はもうブレーキもタイヤもかなりお疲れ。
ブレーキ抜けたら怖いから2速まで使ってエンブレで減速。
滑るタイヤをデフで強引に喰わせていく感じで、
“美しい走り” とは程遠いw
それでも、8周、約15分を走りきれたという達成感と安堵。
ウチの子、思ってたより
強いじゃないか♪(°∀°)
成り行きで勝手に目の敵にしたS206も、
スタートからフィニッシュまで、お互いを視界に捉え続けてゼンカイBNYし合ったという事でリスペクトの気持ちがある。
レースの順位はワタクシが上でしたが、ベストラップはあちらの方が速いですから。
しかしまぁ…
ずっと後ろを見て走っていたせいで、
前はずっとクリアなのにベストタイム更新してないwwwww
ブレーキングポイントがメタメタですね。
楽しかったから良いんやけどね。(*´∀`)
それに、このレースリザルトを見ればニヤニヤが止まらない(笑)。
敢えて言おう。
下剋上 完了!!(*°Д°)ゞ
GH8の野望、此処に成就(笑)。
このクルマとの4年間の集大成。
ベストタイムでは何台にも負けてますが、
"レースを走りぬく強さ" は、ワタクシにとってはタイム以上に価値があると思う。
クルマの総合力と、ドライバーの駆け引きの勝負。
最終的に得た
4/46というポジション。
たぶんこれ、ラジアル車で最上位なんじゃなかろうか。GC8のタイヤ見てないからわからないけど。
とはいえ。
今回のベストタイム
1'53,294 には勿論満足していません。
このまんまであと1秒はイケるし、
レガシィとの違いで一番痛感したのが
ダウンフォース不足。
特にマイクナイト(最終一つ手前)が顕著。
レガシィはあそこをベタ踏み全開で行けたけど、ウチの子はどうしてもアクセル抜いてしまう。
やっぱりハッチバックの泣き所ですね。リアの接地が足らない。
マイクナイトの通過速度はそのままホームストレート速度、ひいてはモスエス〜アトウッドまで響いてくるので
あそこを踏み切っていければもっとタイム短縮できるかも。
GTウィングつけたら51秒台もイケんじゃね?( ゚д゚)
「羽根つけたら負け」と思ってるけどwww
ワタクシの赤ターボはサーキットメインじゃないですから!w
お山戦闘機ですから!w
ナニハトモアレ。
無事に走り終えました。
んで、冒頭の話。
岡国にはパワーが足りないんじゃないかとか、それ系のアレ。
実際、今回とある人から言われました。
「そのクルマ(STIじゃないのに)なんでそんなに速いんですか!?( ゚д゚)」
それに対する明確な答えはワタクシは用意できませんが…
とりあえず
「乗り手の頭がオカシイからです!(°∀°)」って事にしとくかw
今回の走行会だけに限らず、また、岡国だけに限らず、
結局どこでもいつでも、リザルトの上位にいるのは
軽いクルマじゃないです?
重量級ハイパワーがトップタイム出してる事って、ほぼほぼ見た事ない。
ウチの子は、1.3tなんで絶対的には軽くはないですが、
イマドキのクルマの基準から見ればまだ比較的軽い部類に入る。
GR/GVやVAと比べたら約100kg。
今回もブレーキングポイントの差でそれを実感しましたし、最後までブレーキがもったという事実も。
パワーが無くても、直線で負けても、トータルでは同じ。か、それ以上。
やっぱそれって、カッコイイやん。
ワタクシの場合は更に色々自分で "縛り" を設けているマゾ野郎ですがw
まぁ、たぶんそういう事なんじゃないのかな、って。
ある程度のパワーは軽さでチャラにできる。
ウチの子の速さはターボの速さでは無いです。
ってのが、4年掛けて言いたかった事かもね!w(°∀°)ダハハハ
あるいは、ウチの子の速さの秘密はコレかもしれません。
"紅くて3倍" なのでサイコフレームを搭載してみました♪(°∀°)ダハハハ