
ガンプラ2つ目、ようやく出来ました。
最初のバンシィの完成直後に始めたのに2ヶ月も掛かってしまった。( ̄▽ ̄;)
色々と “初めて” の作業を試していたのもあるんですが、
途中でモチベーション落ちて放置してたのもありますw
今回の機体は
リゼル C型。
前回のバンシィと同じく登場作品はユニコーン。宇宙世紀で言うと0097。
Ζガンダムの系譜に連なる可変機(だけど量産機)。
UCの機体はどれも好きなんですが、このリゼルもかなりお気に入り。
で、どーせ作るならシンプルなA型より、イカツいC型だろwというチョイスw
前回のバンシィがRG
(リアルグレード)という
凝ったキットだったのに対し、
今回のはHG
(ハイグレード)という
いわゆるフツーのヤツ(笑)。
パーツ一つ一つの大きさが全然違う。
このリゼルC型は背中のユニットがデカい分、HGの中ではトップクラスのパーツ量らしいですが、
それでもRGに比べると全然楽。
むしろ「え…そこ1パーツなん…?( ̄  ̄;)」とこっちが心配になる
大雑把な箇所もありw
・今回初挑戦の工程 その1
スジボリ
専用の工具を使って、新しく溝を彫る事。
何もない所に線を引いて、パネル表現や陰影をつけることで “情報量” が増え、よりリアルに機械っぽく見えるようになるディティールアップテク。とのこと(笑)。
RGでは元々のディティールが細かいから必要無さそうやけど、HGでは結構効いてくる。
まー、この
タガネという工具が、この小ささで3~4000円しますw
でも、この用途専用の工具。
ケガキ針とかでやって失敗するより、
初心者ほど道具に頼れというヤツですよw(`・ω・´)
刃の幅も0.1mm刻みでラインナップ。
今回選んだのは0.2mm刃。
硬質塩ビ?のガイドテープを貼って、カンナ掛けみたいな感じで何度も何度も(30回以上)薄く削ります。
これを1人で部屋に籠って黙々とシャー…シャー…とやってるわけです。
暗いですねw
このスジボリ、なかなかセンスが問われる部分でして…
どこに線を引くか、どんなラインで引くか、どれだけ引くかによって印象が全然違う。
上手い人の作例を見ると…

左のザクのふくらはぎ部分が凄い。
右のズゴックはビフォーアフターで分かりやすいです。
ワタクシはガイドテープで直線的に引くだけですが、
テンプレートと呼ばれる雲形定規みたいなんも色々売ってます。

たったこれだけ線引くのでも、
どこにどうやって引こうか、左右対称に綺麗にできるか、どうやってガイドテープを貼ろうか、とか考えてるだけで時間経ちますw
慣れてきたらサクサク決まるんでしょうけど。
なんし、この “考える時間” が億劫になったのもあり…( ̄▽ ̄;)
・今回初挑戦の工程 その2
プラ板貼り
これもディティールアップテクの1つ。
塗装することが前提。
スジボリが “凹” のディティールアップなら、
プラ板は “凸” のディティールアップ。
色んな形、色んなサイズにカットしたプラ板を張り付けてメカっぽさを出す。
が、これもまたひじょーにセンスが問われる。
と同時に、自分の指先との戦いww
実際やってみてわかったんですが、
HG(1/144)にプラ板加工しまくってる人は人間じゃないwww
小さすぎて無理www
またまた上手い人の作例ですが…
これはたぶんMG(1/100)だと思います。
そうだと言ってw
同じリゼルだから凄さがよくわかる…
一回やってみて自分は無理だと思いました。( ̄▽ ̄;)
少なくともHGではやらんな。
細かいパーツを1つ綺麗に貼り付けるだけでも大変やのに、左右対称に貼るんですからね…
ルーペで目の方は補えても、指の震えはどーしようもないw
・今回初挑戦の工程 その3
塗装
時間掛かった最大の理由は
初めて塗装したからです。
塗装にも色々とやり方があって、
大きく分けるとスプレー(エアブラシ、缶スプレー)と筆塗りの2つ。
エアブラシが一番クオリティ高く仕上げられるんですが、器材の準備が(価格的にも)大変。
なので缶スプレーでやってみようと思ってたんですが…
なんかこんなモノがあったのでゲット。
マーカーペンでエアブラシ的な事ができるという。
本物エアブラシは初期投資がなかなかするのに対し、これはその1/15くらいw
マーカーペンの色しか出せなかったり、その都度エア缶とマーカーペンを買い足すコストはエアブラシより嵩みますが、なんといっても簡単お手軽。(・∀・)
なので、“初めて” はとりあえずこれで一体作ってみよう、と。

いっちょまえにこんな塗装ブース的なモノを作ってw
とりあえずどんな色味になるのかバンシィのライフルで試し噴き。
マスキングが面倒なので分割できる所だけ別々に違う色で。
おお、良いぢゃん♪( ・∀・)
一気にソレっぽくなった。
コレちょー楽しいww
御達者な方々は、一度全部仮組みしてから全体にサフを噴いて、その後また部位ごとにバラして一気に塗装するみたいなんですが、
それをするには “基本的に一度ハメたら外せないパーツ” を
後でバラせるように加工する 必要があって、それが
面倒難しそうなので、
アナログな
組みながら塗る方法でやってます。
小さい部位単位何パーツかを切り出して、
塗り分けして、
乾くのを待って、組む
という工程なので、ちょっとした部位を作るのにも時間が掛かるw
しかも手抜きして、洗浄もサフ噴きもせず、直接ぶっかけ塗装してるので
しっかり乾かさないとハゲやすい。
パーツをハメる為に持って力掛けただけでハゲることもw
ま…まぁそれが逆にウェザリングっぽく見えて良い…かも…しれない…?(;´∀`)
マスキング塗装にもチャレンジ…

…要練習!(笑)
しかしこの “マーカーエアブラシ” 。
・エア缶を使うのですぐエア圧が下がる
・連続使用中はたまにペンを振って塗料を染ませる必要
・ペン先が傷んでくるとダマになりやすい
等々、色々とストレスフルではあるw

…ま、所詮簡易的な “なんちゃってシステム” ですから?
だし、エア缶とマーカーの消費もまぁまぁ早い。
今回リゼル一体塗るのにメタレッド3本、黒2本、グレー2本等々…
エア缶も5本くらい。
初期投資した後のランニングコストはコンプレッサーエアブラシの方が断然安い。( ̄▽ ̄;)
でもコレお手軽♪
だし…猫の居るウチではシンナー使うエアブラシは取り扱い注意やからなぁ…
悩ましい…
ソンナコンナデ。
とりあえず形になりました(完成とは言ってないw)。
敢えてリゼルを紅くしてみたwww
前半(上半身から腰辺り)は色々意気込んで頑張ってましたが、
後半急にダレて殆ど細工してませんw
バックユニットに至ってはスジボリ一切無しw
なぜか今回も背面ショットがやたらカッコいいw
なんで?w
しかしコイツでかいんすよ…
背中のキャノンを下ろすとこんなに長い。
あと盾作ってシール貼ってクリア噴いたら完成ですが、
まー、色々実験した習作でした。
いっそウェザリングの練習台にもなってもらおうか。( ̄▽ ̄;)
連邦機を2機続けて作りましたが、
「初心者は連邦機から」と言うのがわかった気がする。
デザインが(ジオンに比べて)直線的なんですね。
だからスジボリとかヤスリ掛けとかも楽。
というわけで、次はジオン系に行ってみたいと思います(爆)。