
こないだの週末、久しぶりにヌメダの服屋へ行きまして。
GW前からろくに営業してなかったので2ヶ月近く振りで。
店が開いてない間にも新商品は出てるわけで、
(都市部は某宣言のアレで閉まってるけど、営業してる店舗もどっかにあったわけで)
営業再開した途端Sale期間突入という、「定価って何…原価って何…( ゚д゚)」状態。
まぁソンナコンナデ、久々に行ったら見たことない新商品がいっぱい。
しかも大抵の物が3割~5割引きとくりゃ、
気が付いたら
爆買い勃発w
5着買って、うち4つがSale品にも関わらず、5万Yen近く逝ってもーてた(爆)

経済効果 経済効果( ̄▽ ̄;)
クライブ・カッスラー 『大追跡』 (2007)
原題『THE CHASE』
3年前に読んだカッスラーのノスタルジックシリーズ1作目。
2作目を古本屋で見つけたので再読。
カッスラーはメカギミックが大好きで、ともすればそれに凝りすぎて “やり過ぎ感” があるのだが(現代ベースの作品を読んでやはりそう思った)、
20世紀初頭を舞台にするこのシリーズでは、最先端の技術は蒸気機関車や自動車、バイク、電信等。
宇宙ロケットを船の上に落とす等という無茶なネタはやりようがないw
今の我々からしたら牧歌的なローテクの世界なので、幾らやり過ぎ破天荒なカッスラーといえどやれることは知れている(笑)。
これが結果的にちょうどいい案配になってると思うのですわ。
それでも、再読して前は気付かなかったツッコミどころが…
作中でサンフランシスコ大地震があり、街は焼け野原、ケーブルカーの線路が蛇のようにヒン曲がり…みたいな描写がありながら、
その直後、蒸気機関車同士のカー(?)チェイス勃発。
その線路は大丈夫なんかいwww
あとねー…
これは日本語訳の校正の問題やけど、誤字多い。
1作品で4~5箇所ってのは出版社としてどーなの。(¬_¬)
クライブ・カッスラー 『大破壊』 (2009)
原題『THE WRECKER』
というわけで↑の続編。
1作目以上に鉄道を前面に押し出した作品。
ボストンの大銀行の御曹司でありながら、父へのわだかまりから家を出て、〈ヴァン・ドーン〉という全米規模の探偵社に籍を置くアイザック・ベル。
前作では凶悪な銀行強盗を追い詰めた彼が、今回はサザン・パシフィック鉄道に対して執拗な破壊工作を仕掛ける “壊し屋” と対決。
前作では西海岸から中部までが舞台だったが、今回は東海岸ニューヨークまで活動範囲を広げ、広大なスケールで繰り広げられる捜査活動。
その大陸横断に掛かる時間は、“貸切列車を手配し(単線区間の優先通行権を得る)、最速の機関車でリレーして4日半” という。
“壊し屋” は、トンネル工事現場の崩落工作から、急行列車の脱線工作、電信線を傍受して偽の電信を送り単線区間で正面衝突させる、枕木にダイナマイトを埋め込む、橋脚工事の上流にダムを作って決壊させる、等々、ありとあらゆる破壊工作を仕掛けるが、その狙いは何なのか。
脅迫で金銭を要求するでもなく、他の鉄道会社には目もくれず、ただひたすらサザン・パシフィックに損害を与え続ける。
この時代(20世紀初頭)にアメリカ大陸を縦横無尽に駆け回りどうのこうのするというのは、ぶっちゃけ “金持ち” でないとできませぬ。
前作でもそうだし、たぶんこのシリーズは全てそうだと思うけど、敵も味方も基本、“一握りの特権階級” の人間達です。
主人公アイザックが「大銀行の御曹司」という設定なのも、それくらいの金持ちでないとこのスケールの物語は動かせないというアレ。
そういう意味で、やはり良くも悪くも “カッスラー節全開の大冒険活劇” に変わりはない。
いつも通りの安心品質という意味でもありますけどね(笑)。
Posted at 2021/06/28 21:00:15 | |
トラックバック(0) |
活字部 | 日記