
新年の初エントリーがルーチンワークの読書感想文ってどないやねん。( ̄▽ ̄;)
今年の初詣は “一切雪無し” で、当たり障りなくつつがなく話題性無く終了してしまったので特にブログにしようという気も起こらず←
クルマ活動的にもただただ現状維持でヌルヌル過ごしているだけの日々。
新入り猫の一件で暫くガンプラ触ってなかった間に、またゲームの方が再燃し、猫に部屋を返して貰ってからも全然ガンプラせず。
しかもやってるゲームが『FallOut 3』っていう15年前のゲームw
まぁ、ナンダカンダで無難に生存しておりますということで…( ̄▽ ̄;)
マーク・グリーニー 『暗殺者の回想』 (2022)
原題『SIERRA SIX』
グレイマンシリーズ11作目。
ストーリー的に1~5作目が1期、6~10作目が2期と分類でき、
前作のラストで、作戦本部長であり事実上ジェントリーの保護者のような存在であったハンリーが補佐官のブルーアに嵌められて左遷され、ジェントリーはまたもや追われる身となりフリーランスに戻る。PoisonAppleチームも分解、という状況で新たに3期突入という所。
シリーズに親しんでいる人なら原題からある程度予想できますが、今回はジェントリーの昔話がメイン。
「エピソード0」とでも言うべき、今まで語られなかった特殊部隊 ゴルフ・シエラ時代のジェントリー、特にチーム加入当初のすったもんだが語られ、よりジェントリーの人間味が深まる。
12年前の昔語りと、現在が交互にオーバーラップし、同じ人物との12年越しの対決に収束していく。
個人的に一番楽しかったのはシエラ加入時の模擬戦のエピソード。
単独で隠密行動・潜入・欺瞞・破壊工作・暗殺を手掛ける “独行工作員” として訓練を受け、20代半ばで既にその方面で一流以上の存在になっていたジェントリー。
そんな彼に本部命令で特殊部隊ゴルフ・シエラへの異動が命じられる。
自分の技倆に絶対的な自信を持ちプライドの高いジェントリーだが、チームワークは全くの素人。案の定、模擬戦でチームの和を乱しまくる。
気性の荒いメンバーから早くも「辞めて帰れ」と言われるが、リーダーのザックに「条件を変えてもう一回やろう」と提案。自分1人 対 シエラ残りの5人 で模擬戦をやろうという。「舐めてんのか」と息巻くメンバーに真正面から啖呵を切るジェントリー。
その結果や如何に?(笑)( ̄▽ ̄)
1作品分の頁数の中で2本のシナリオを同時進行するので、片方ずつのボリュームは少しアッサリ目なのは仕方ない。若干いつもより展開がサクサク進むw
過去編のクライマックスは胸熱で必見。
Posted at 2023/01/30 11:11:14 | |
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