
「誰やねんソレ( ゚д゚)」という声が聞こえて来そうな、ガンダムオタクでもまぁまぁ深くないと反応出来ない機体を持って来ました(笑)。
しかも30年前の所謂 “旧キット” 。
ZM-S06G ゾリディア
登場作品は『Vガンダム』。
宇宙世紀153年のお話。
事実上、宇宙世紀年表の最後に位置する物語。
(厳密には、宇宙世紀223年の『Gセイバー』(海外TVドラマ&ゲーム化)があるが、設定の直接的な繋がりが薄く色々な意味で一般的では無い)
「ザンスカール帝国」を名乗ったサイド2が連邦からの独立を宣言、開戦、地球侵攻。
…と、一年戦争の焼き直しのようなストーリー。
主人公のウッソは、ガンダム史上最年少の13歳。また、一年戦争のWBクルーだったジョブ・ジョンが爺さんになって登場。
主人公の幼さもあって、子供向け回帰のガンダムかと思いきや…
語られるテーマはなかなかヘヴィで残酷表現も有り、ガンダム史上最も多く人が死ぬシリーズと思われる。
さすが富野作品w
一方、ザンスカールのMSバリエーションの豊富さも1stガンダムを彷彿とさせる。
宇宙人のような土偶のような細目が特徴的なデザイン。
いわゆるザクにあたるゾロアットをベースに、やたらバリエーション派生が多く、「ぶっちゃけコレ要らんやろ…」という機種も一つや二つではない…w
そんな中で本機
ゾリディアは、ベースでありザンスカールMSの基礎である
ゾロアット(いわばザクⅡ 初期C型)の、
地球大気圏内専用 再設計機(いわばザクⅡ J型もしくはグフ)。
箱絵の型式の頭に付いている「ベスパ」はザンスカール帝国軍の組織名。
プラモ的な話をすると、
1/144 HQ(ハイクオリティ)という、現在主流のHGよりも古いシリーズ。
関節の構造・可動域・保持力が残念、全塗装前提な成形色、そのクセ塗り分けがめちゃくちゃ難しい等、初心者殺しなキットですが、
立ち姿シルエットと顔の造形はとても良いと評判。
関節を現行パーツに置換、プロポーション調整、ディテールアップでイマドキのキットに見劣りしない仕上がりになるポテンシャルを持ったキットと言えそう。なのに定価500円w
ですが、
今回は
無加工ストレート組みで塗っただけですw( ゚д゚)ヲイw←
サクッとお手軽に低カロリーで作ろうな気分だったので…
ハンドパーツすら換えていませんw
このビームシールド基部の赤の塗り分けが鬼ムズいw
ビームシールド&ビームソードもクリアじゃないし、元は真っ赤w
そして、足首と腰アーマーがポロポロ取れるんだわw
古いキットなので、一部ハメ込み部分が劣化してちゃんと噛まなくなってたりもしました。
イケメン…かどうかは別として、確かに顔の造形は細かいしバランスも良くて素晴らしい。
んが、これまた塗り分けが鬼ムズいw
本気出して丁寧に加工すれば確かにバケると思う。特に関節。
コレに比べると、ホント今の最新ガンプラは良く出来てるというか、イージーというか、弄る余地が少ないというか(笑)。
そういう意味でも、たまにこうやって旧いキット触るのも面白いデス。
Posted at 2024/07/26 17:00:46 | |
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