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イイね!
2014年12月06日

CCFin神宮外苑前2014 ステージ3 『雨、あがる!』

CCFin神宮外苑前2014 ステージ3 『雨、あがる!』

3回に渡って引っ張ってきたクラシックカーフェスタin神宮外苑前2014の最後はついに現れた日射しの元、この日一番の輝きを見せるクラシックカー達の競演です!

いつも長いこのブログですが今回も長い!というか写真が多いのでコメント少なめでいきます。お気に入りの音楽とコーヒーでゆっくりご覧ください♪



■■■

冬の日射し。ずっと斜めから、それこそ撮影のライトのように照らしてくれるそれは車のラインや曲面の交わりをそれはもう!と言うくらい綺麗に描き出すのです。

逆光大好きオヤジとしてはそれを逃すわけにはいかないのですよ!
ワンパターンっぽい構図が続きますがそんな性癖なのでご容赦くださいね(^_^;


プリンスグロリア6 ワゴン


プリンスグロリアスーパー6 


ホンダ Z  
雨があがると同時にみなさん水滴の除去に余念がありませんでした。



ジャガーXK150S  61年式   この頃で曲面のフロントウィンドウは先進的だったのですよ。今でも通用しそうなデザインですよね。

なお、以下クラシックカーの解説は会場で配布されたトヨタ博物館のガイドによります。


ナッシュ メトロポリタン  54年式
アメリカのナッシュがオースティンA40のコンポーネントを使ってイギリスで生産したコンパクトカー。一時はVWと並ぶ人気だったのだとか。

アメリカン50'sの要素を保ちつつ、かわいらしくまとまったデザインですね!

さあ、雨も上がりずっとカバーを掛けられていたトヨタ博物館秘蔵コレクションもご開帳です! クラシックカーフェスらしい絵がどんどん登場しますよ。



コード810 4ドアセダン 36年式

30年代の車というのはロールスやベントレーの馬車風のそれ。
そう考えるとまずデザインの先端度合いに圧倒されますね。


駆動方式はなんとFF! さらに電気バキューム式のギア、世界初の格納式ヘッドライトなどその斬新さは枚挙にいとまが無いほど。


この頃からすでに流麗でオシャレだったイタリア車
ランチャ アストゥーラ ティーポ 233C  36年式


一目見たら欲しくなってしまうそのデザインはやはりピニンファリーナ
同社の初期の傑作ですね。


フェラーリ創業の10年前にすでにセレブリティ満載のスポーツカーを作っていたランチャ。名門の認識を新たにしましたよ。


イスパノ・スイザK6  35年製
イスパノはスイス人設計者とスペイン資本で作られた自動車メーカー。そこのベアボーンシャシーを輸入して自分でデザインをつくり架装したという1台。


そのデザイナーとは佐賀藩 鍋島家13代当主 鍋島直泰氏。
自らがデザインした車に乗るという贅沢。お殿様ならではの発想ですね(^.^)


そんな贅をこらしたイスパノの隣にちんまり佇んでいるのは
ダットサン 11型 フェートン 32年式  戦前の国産車。
そして現存する最古のダットサンです。


イスパノがあれですけど、これ一台みれば堂々としたものですよ。



当時は道らしい道も無かったでしょうしね。このくらいの車幅が実用的だったでしょう。


しかし同じ年代の実用車としてイギリス車と比べて見るとその差は歴然!
モーリス エイト シリーズ1 37年式

この形や基本性能はは当時としてはすでに古い部類だったそうですが、整備製の良さで4年間に25万台を販売したそう。

しかし実用車と言えばこれにかなう物無し!
大衆車の国、フランスからルノー6CV タイプNN 25年式


20年代の小型大衆車
帽子をかぶって藤のバスケットを背負った貴婦人のようです。
このタイプNNというモデルからフロントにブレーキが付くようになったとか。
それ以前は無かったのか・・・。


ディズニーランドのパレードから抜け出してきたような車ですね。



■■■


さあ、楽しいイベントもそろそろ終演。パレードランをもっての終了です。
帰り自宅を始める参加車両達。









このベンツ170S 53年式はなんとオーナーが新車時から所有しているものとのこと。一体いつくの時買ったんだ?と思いますよね。



22才の時ですって! 凄いお金持ち?でもやっぱり今の方がお似合いです(^.^)



■■■


パレードラン 始まり~。 

 

 

 



 

 

 



 

 



  



出発を遅らせて2ショット撮影をしていたコンテッサ達。
911でぼくらがやっているのと同じですね(^.^)


このリヤデザイン ずっと眺めていたい・・・。


今回のトリを飾るのはトヨペットクラウン 55年式



この深みのある塗装! SIGMA DP2merrillの持ち味が最大限に活かせたかなって満足してます(*´ω`*)



大切にされている車って本当に綺麗ですよね。車も幸せそうでそれがこちらに伝わるんです。作り手、直し手、乗り手と大勢の時間と情熱が注がれたこれらの車を見ていられるひととき。たとえ雨でも良いものでした。


あ~楽しかったな。来年も必ずこよう! 



おしまい
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Posted at 2014/12/06 14:16:26

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この記事へのコメント

2014年12月6日 14:33
ルノーだけグリルレスで、当時から異彩を放っていたのですね。
車体の下にみんな缶がひいてあってあっりますね。
やはりオイル漏れ対策なんでしょうね。
コメントへの返答
2014年12月6日 16:29
ルノー、そういえばグリルレスですね~。意識してませんでしたが調べたらやっぱりラジエーターをだいぶ後退させて搭載しているようです。
理由は空力の改善だそう。20年代からその概念、自動車メーカーってのはたいしたものですね。

缶も見てませんでした(^_^; なんか悠輔さんは見ているところが違うなぁ。
2014年12月6日 14:50
車の数が現代とは数桁違いの時代でしょうから、『車=消費の対象』ではなかった証明なんでしょう。ここまで愛された(生きながらえた)個体は本当に幸せなんだと思います。

今の旧車に対しての増税政策は消費を早める効果ばかりになるように思えてなりません。もちろん趣味として車を維持する(特にスポーツカーは最たるものかも)行為は、然るべき経費としての増税も止む無しだと思いますが、使い捨て感覚の軽自動車が溢れる日本の姿が正しいとは到底思えないんですけどね〜。

製造としての自動車大国ではあっても、文化としての成熟度は低いままなんでしょうか。なんか、書いていて悲しくなってきました。
コメントへの返答
2014年12月6日 16:36
そうなんですよね、まだ大衆消費財なんてほど遠い時代。それこそ船を仕上げるようにゆっくり大事に作られたのだろうと思います。
そうした車は何年経っても無下にできないんですよね。古くなったから廃車、なんて簡単に言えないオーラがつきまとっているのかなって。

それでも何台かの車は埋もれていたのを掘り起こしてレストアされたものも有るそうですが、そうさせるのもその車の力だと思うのです。
今売れているエコカーやワンボックスにそんな力があるのかなと考えると・・・どうなんでしょうね。乗っていた人には楽しい思い出が伴うでしょうけど、街や通り過ぎる車に鮮烈で楽しい記憶を植え付けられているか。

luceさんの997ターボなんて、駐車場で並んだ家族に「あのときスゴイ車見たね~」って思い出を作っていると思うんですよ。願わくば日本車にも数台で良いからそうした尖った車を存在させてもらいたいですね!

2014年12月6日 15:23
あー楽し(⌒▽⌒)
仕事になりません。

有難うございます。お疲れ様でした。
コメントへの返答
2014年12月6日 16:39
そう、oz-manさん、それで良いんです!
車って綺麗だな~って思ってもらうだけで良いんです(^.^)

作り手も乗り手も、主催者も、写真を撮ったぼくも思いはその1つだけだと思うのですよ!
2014年12月6日 15:51
こんにちは!
雨あがりは薄っすらモヤがかかって幻想的な作品になりましたね。クルマはみんな素晴らしいのは間違いないのですが、それらをどうやって作品にしたのかという意図が感じとれる素敵ブログでした!(^^)ちなみにイスパノスイザはお台場のヒストリックガレージで見たかも。
質問なのですがこの写真は全部シグマで撮られたのですか?
3連載、お疲れ様でした。次回は番外編ですか^_^;
コメントへの返答
2014年12月6日 16:46
こんにちは!
そうなんです、雨上がりで蒸気が立ちこめる大気と、濡れたアスファルト。そこに斜めから当たる光! 雨の中待っていた甲斐がありましたよ(*´ω`*) 

たまにオーナーが拭いたりして手を掛けるシーンがあるんです。ほんとうはそんなシーンをもっと取りたかったのですが日が射してきたのが終了間際でチャンス待ちに時間を割けなかったのが心残りではあります。

写真はSIGMA DP2merrillとEOSKissX3+SIGMA 30mmF1.4が混在してます。自分でもどっちか分からないくらいですが、最後のトヨペットクラウンなら1枚目がEOSKiss、2枚めがDP2です。EOSはF1.6で撮っているので背景が強くぼけているのがそうだと思って貰えれば!
2014年12月6日 19:39
逆光で撮る勇気が・・
明日逆光も意識してみます。
コメントへの返答
2014年12月7日 9:48
逆光はたいてい露出オーバーかアンダーに振れるんですよね~(^_^;

なのでRAW撮り。こいつで調整範囲広くしておくと良いですよ。あとアンダーめに振っといたほうが安全です!
2014年12月7日 7:47
こんにちは。
写真の質問の返答ありがとうございました。
二つのカメラを使用していたのですね。
最近sonus さんのブログを読んでいてF1.4あたりのレンズが欲しいなー
と思っています。背景を大きくぼかした写真は主役を引き立たせて
素敵です(*^。^*)
SIGMA 30mmF1.4欲しいかも~。

あれ?これはまさかウワサのレンズ沼の入り口!( ゚Д゚)
コメントへの返答
2014年12月7日 9:51
おはようございます!
そう、カメラ2台体制です。ただ両方とも画角30mm(換算50mm)とあまり意味の無いペアでした(^_^;。まあどっちか調子悪くなったときの保険にも。

あれ、みもみんさんデジイチ買って1年以上立つのにまだはまってなかったのですか沼?!
車に比べれば安い物ですからくるぶしくらいまで思い切って行っちゃいましょう!
ソニーとSIGMAもなかなか相性良いみたいですよ。
2014年12月7日 8:00
わくわくするひとときを有難うございました。

オーナーさんが雨上がりの車を拭いてる姿も絵になりますね・・・・・。映画のワンシーンの様です^^。
コメントへの返答
2014年12月7日 9:57
良かった、楽しんでいただけたらなによりです(^.^) 夕暮れ、雨上がり、冬の太陽 この3点で良い絵になってくれました。

オーナーが語りかけるように拭いたり磨いたりしている姿は良いですよね。車も微笑んでいるうに見えるんです。
2014年12月7日 20:59
こんばんは。

ホンダZ。

まだ静岡に住んでいた小学生時代、隣のおばさんが運転するコイツに乗って、大阪の万国博覧会まで出かけたんですよ。

もう乗り心地も覚えていないけれど、懐かしいです。。。
コメントへの返答
2014年12月8日 23:55
こんばんは!
遅くなり失礼しました(^_^;

へぇ、ホンダZでそんな遠出をされましたか!
でもその当時は一家に一台360の軽というのも珍しくない時代ですよね。
今ほど流れの速くない東名をのんびり走ったのかな。良い思い出ですね。

なんて、以外と今乗っても速くて快適だったりして(^_^; あー、360、2ストの軽一回乗っておきたかったです!

プロフィール

「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
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