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2016年05月21日 イイね!

なんも言えねえ! NA6CEで行く初夏の北陸路

なんも言えねえ!  NA6CEで行く初夏の北陸路
 ~前回までのあらすじ~
 
 大枚叩いて足回りを一新した貴婦人号こと996C4S。しかしまさかのエンジン不調で楽しみにしていた北陸帰省ロングドライブは中止。打ちひしがれて新幹線で帰省の途につくsonusだが。


弟のロードスターをぶんどってご満悦なのであった。




あーめっちゃ天気良い! なにこの連休の富山の居心地の良さ!




あれだろうな、Excelとかクラウドとか予実管理とかから遠ざかってるのも大きいんだなきっと。



リモートデスクトップとかノマドワークとかいってるやつは生粋のマゾだ。間違い無い。


それにしてもこのNA6CEロードスターの楽しさはなんだ?!
足回りリフレッシュして感動した996C4Sに遜色なし。というか、狭いワインディングなら断然こっちの勝ち!
185/60/14インチなんてプアなタイヤでビターっと張り付いてシュィーン!と加速するんだもんな~。

まあ加速は後付けターボの効きも大きいけど。



ところで今更ながら分かったことが1つ。
ぼくが好きな富山の道ってのは結局八尾~山田村~南砺ルートだ。景色・道幅・車の少なさ この3点が見事に揃っている!



庄川を南下すれば現れる合掌造りの建物。旅情感たっぷり。



・・・なんて言ってみたが、小さい頃は隣の家がこんなのだった。
旅情感なんて格好つけてみましたが幼き日の日常。



ここで写真を展示していたおじいさんがかってに解説を始めてくれたのですが、これがなんとも生々しい。

●交通事情が良くなると皆都市部に勤めに出るようになる。
 大きな街道沿いにあった家は早々に瓦屋根の現代建築に建て替えた

●街道からさらに山あいに入った集落に合掌造りが多く残っているのは貧乏で建て替えられなかったから

うへぇ、さすが地元民、身も蓋もない解説(;´Д`) 
観光資源としてありがたがられるようになったのは道が整備されたこの25年来の話。維持に手間はかかるは湿気は籠もるわで喜んで住みたい類いの物では無いらしい。


さてこの街道沿いの合掌造り村上家のすぐそばになんともキャッチーな看板が!



そう、五箇山の庄川東岸は江戸時代の流刑地。地元民は流刑人の世話をしつつも一切口をきいてはならぬと言う厳しい掟に従っていたとか。

当時使われていたという流刑小屋がこれ。凄みがあるなぁ。



この流刑小屋もかやぶき屋根。でも農家のものとくらべると雑で、それがまた凄惨な印象を引き立てる。


この格子窓、気になるじゃないですか。のぞき込むとかなりびっくりするんです。

理由はこれ! 



最初まっくらなんだけど目が慣れてくるとこの人形が見えてきて驚くというしかけ。
このまっくらさ加減を撮りたかったのに暗所に強いEOS6Dは勝手に明るく修正してしまうのでした。



誰とも話をさせて貰えず拘束されるって時間の経つのが遅いだろうな。精神的なきつさはいかほどのものだっただろうか。

いにしえの流刑人の気持ちをおもんばかった後、道ばたのチューリップでしばし和む。



こんなに綺麗なのに流刑地。もと流刑地のふるさと。



なんだかアウトローで格好いいような! 中2心が刺激されます(*´ω`*)



山道を走り回って日が暮れた。ここまでが5月5日の出来事。






あ、この日の晩飯は焼き肉。脂が付くのが嫌でカメラも出さず。
地元民は刺身は食べ付けてるのでたまの外食は焼き肉が多いのです。


■■■


さあ今日も早起きして山走りです。




山あいの県道で見つけた素敵な道。




廃村ギリギリ。まさに限界集落って場所。実際あと300M走ったら行き止まり。



ところが広い耕作放棄地に鉄線が張り巡らされ、横文字の企業看板が掲げられている。
メガソーラーで押えたけど買い取り保証無くなったので放棄されてるってところかな?

行き止まりに至る道は年々増えている。来年はこの集落までたどり着ける保証もないし、貴重なショットになったのかも。


■世界一美しいスターバックス?

さすがに田舎道ばかりというのも何なので後半は別のテーマ。
富山市中心部に来てみました。




富岩運河 環水公園




北陸紀行番組で知った場所。いつできたんだろうこんなの?




富山屈指のデートスポットになっているのだとか。
確かに。あとは城址公園くらいしか思いつかない。




運河に遊覧船が走る風景。これが本当に富山か?



さて、この公園にあるスターバックス。なんと世界一美しい場所にあるスターバックスなのだとか。
またあれか、お嫁さんにしたいNo1みたいに自分で勝手に言ってるのかと思ったらスタバのコンセプトストアってやつで本当に最優秀に選ばれたらしい。



といっても2008年度のことなんですけど(^_^;
北京オリンピックで北島康介がなんも言えねぇって言った年。


綺麗は綺麗だけどそこまでか?と思っていたら・・・



運河をまたぐ橋からみてちょっと納得。なるほど、このアルプスっぽい風景が評価されたのね。
後ろの公営住宅がちと惜しいけど。



いずれにしても富山県民が遠慮無くオシャレしてくつろげる場所ができたことは喜ばしい。



市街の商店街はほんとくたびれているので(;´Д`) 壊れていない看板探すのが面倒になるほど。


さて日頃からスタバのサンドイッチ、クソ高い絶対食うかと思ってるぼくですが、
富山県民に東京仕込みのオーダー見せてやるぜとばかり一番高いのを頼んでみました。

「アボカド&シュリンプ サンドイッチ」

こんなに小さくて
お値段680円+税!



オーダーする姿では誰の度肝も抜けなかったのですが、一口ほおばって自分の肝が抜けました。

なにこれ、旨い!

・アボガドとバナメイエビがたっぷり! むしろこれを食べるための皿にパンを使いましたって感じ。
・つなぎで入るポテトサラダとエスニックなソース、さらにトマトとレタスが海老とアボガドの融和を促しつつ、違う食感を加えてメインイベントを盛り上げる!


ただし。一緒に頼んだカフェモカトールは失敗! 
生クリームが乗ったどろっとしたココアコーヒーとこのサンドイッチの相性の悪さといったら! どろっとしたものを食べてどろっとした物を飲む。ああスッキリしたものが飲みたい。このアボガドシュリンプサンドと一緒に頼むならお奨めはアイスコーヒーですよ。もしくは水。

以上富山からのスタバ春の新作サンドイッチのご紹介でした。

■■■


楽しみにしていた996C4SのGWロングドライブが取り上げられて落ち込んでの帰省だったものの、NA6CEロードスターの楽しさはそれを補ってあまりあるもの。それは夜寝る前に「ああ、明日アレに乗れる」とニヤつき朝目覚めたら「ああ、今日アレに乗れる!」とニヤつかせるほど。

むしろなんでこれを手放しちゃったのか考えてしまう今回のGWでした。

軽いは正義! MTは正義! オープンは正義! 安いは正義! 



「貴婦人号にはその正義一個もないね」

「こら言うな! かわいそうだろ」




(;´Д`)


次回はそんな悪の貴婦人996C4Sで出かける初夏の西伊豆ツーリングの模様をお送りします。
果たしてエンジンは直ったのか? こうご期待・・・。



撮影機材 EOS6D EF24-105mm F4L IS USM
Posted at 2016/05/21 18:40:27 | コメント(8) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2013年10月26日 イイね!

濃緑の雨と三島の鰻

ちょっと間が空きましたが、伊豆ツーリングの後半です。
   
「R&Sホテル伊豆高原」に泊まった一同。
日が開けて10月20日(日) 目覚めの朝風呂は雨音を聞きながら。
こういうのも風情があっていいですねぇ。

朝食は鰺の干物をその場で焼きながらという凝った物。


そりゃあ旨くないわけが無いでしょ! 


ゆっくりと朝食を堪能。
早く出かけたいような、ゴロゴロしてたいような旅館での朝のひととき。

天候も悪いので峠攻めはまたの機会にして、三島の有名鰻点に向かうことに。
皆先ほどはおかわりまでしてましたが、まあ、腹はそのうち減るでしょう(^_^;

濃緑の風景もそろそろ見納め。
雨の演出で艶を増した各911をあらためてご紹介です
 
993CS親分号 リヤフェンダーの張り出しがたまりません。


ミラクル996さんの996C HP仕様 
ショールームに置いてあったかのような、綺麗な車でした。


Sax911さんの996C このフロントスポイラーは格好いいなぁ。  
Kon911さんのブログでしょっちゅうお目にかかっている気になってましたが、6月以来2度目だったのです。


Kon911さんのザク号。本日の参加者でもっとも歌舞いてますが、さすがにこの風景と雨で幾分落ち着いて見えます(^_^; 
あと涙目に見えるのはなぜ?


さて、今回の「R&Sホテル伊豆高原」はかようにとっても素敵なホテルだったのですが、我らがポルシェ軍団には頭痛の種がひとつ。
エントランスの坂が急峻で、全員顎をすりそうなのです!

ということで、誘導しつつ皆さんのアプローチテクニックをチェックです。
まずココベルさんの996C4S  ギリギリクリア!


フロントスポイラーが心配だったミラクル996さんもクリア。  


993CS親分は意外と余裕。 


Sax911さんのはさすがにスポイラーを擦ると思いましたが、なんとクリア。


絶対ダメだろと思ってたKon911さんですが
うぉっ、はえぇぇ!

ものすごい勢いでクリア。なぜか笑ってるKon911さん。
その表情はまさか?
 

そのまま隣の大企業の保養所に突入するワイルドぶり!
 

エントランス通過は結局全員成功! 
ぼくの996C4Sなら絶対擦ってたな。今日はロードスターで良かった。

先ほどの大企業の保養所から出てきたKon911さんと合流して一路三島「うなよし」を目指します。

今回は135号を北上、亀石峠から19号に抜けるルート。
本来はお楽しみの亀石峠なのですが、道が川になる一歩手前の雨。
慎重に進みました。
  


着く前にお腹空くかな?の心配をよそに、要所要所の渋滞もあり着く頃はすっかり良い時間に。 

ファミレスのように広い駐車場を持つ鰻専門店。俄然期待は高まります。


993CS親分紹介三島の有名店「うなよし」
雰囲気のある看板に期待はピークに。

 
当然国産、それも三島で上がった物を食せるのだとか。

並3,200円という値段を見て期待はいよいよMAXに!(^_^;、
親分とココベルさんはさらに1,500円高い「上」を頼んでました。 
 

来ました! この幅広の器。もはや鰻重ですね。
いただきます・・・んぉぉぉお!
 
表面パリっの、中身はふわり、口溶けとろり・・


骨の叩きも丁寧でひっかかる物が何も無い。
皮も上手に焼かれていてほこほことした身と一体となり旨さを増幅。

(あのぐにゃりとした食感とは無縁なのです。)


炭火の高温で付けられた焦げ目がまた絶品。
苦くならないギリギリで保たれた香ばしさ、後味じんわりで広がります。

なるほど、これが国産鰻なのか。
これは値段も納得。実際、雨にもかかわらず店内は満席、大勢の方が並んでいました。地元のリピーターもしっかり掴んでいる様子。

ああ、いいもの食べられて満足!
連れてきてくれたココベルさんと、993CS親分さんに感謝!
 
それからポルシェ5台になんとか着いてきた旧友、NA6CEロードスター。
お前もありがとうな。20代の頃、思い出したよ。


この後沼津インターから東名で帰宅。その日のうちに弟に無事送り届けました。
今度は快晴の日を狙って借りよう。
FR、MT、オープン、ライトウェイト。ロードスターは正しい要素のみで成り立っている偉大な車でした。


余談

 お土産で立ち寄った「まるい海産」の干物がまた絶品。
えぼ鯛の一夜干しは先週の晩酌の良いアテでした。
 
もうひとつは珍味炙り穴子。これが吟醸酒に合う処の騒ぎじゃ無いのです。

マヨネーズに七味を振ってもしゃもしゃ、吟醸酒をひと吸い。
カミさんと二人、手品師のように一瞬で消してしまいました。
 
Posted at 2013/10/26 11:02:13 | コメント(8) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2013年10月23日 イイね!

秋雨の伊豆で叙情的とは無縁の男たち

秋雨の伊豆で叙情的とは無縁の男たち
悲劇は携帯機種変から起こりました。

ココベルさん主催の伊豆ツーリングの前の週に、なにを思ったか15年使ったau携帯をイー・モバイルに変更して連絡もしないというていたらくのぼく。

そして8時半の集合に5分遅れるぼく。


前述の通り、他の連絡手段が無い。
Konさんのケータイメールもそういえば前の機種の中だ!

てなわけで、駅の伝言板よろしく、「何シテル?」にメッセージを残した始末。
根底のところでITを生かし切れない世代(^_^;

しかし同じ頃、栃木発の皆さんはそれ以上の大渋滞で動けなくなっているのでした。

そんなこととはつゆ知らず、遅れをリカバーしようとターンパイクに向かったぼくに合わせ
て、わざわざ御殿場経由をオダアツ経由に変越してくれた皆さん(T_T)

手前からKon911さん(993C)、ココベルさん(996C4S)、Sax911さん(996C)、ミラクル996さん(996CHP)、H(仮)さん(993CS)。



久しぶりに996(他人の)を見る。911って大きいな~。しみじみ。

ところで本日の目的地は伊豆高原。

この時点で11時で、今からターンパイクいったらすぐ着いちゃうわけです。
幹事のココベルさん、せっかくの計画狂わせてゴメンナサイ。

気を取りなおしてターンパイクまで先導をつとめます。

本日初冠雪だった富士山・・なのですが、ターンパイク往復している間に雲に。


大観山ではロードスターのミーティングも開催中。

こっちの方が落ち着きそうなので紛れてみる。(左端)
 


山頂を見られなかった富士山への思いと、ついでに腹をこれで満たす。
 

その後、栃木組の皆さんに椿ラインを紹介。湯河原に向かうタイトなワインディングです。
気に入っていただいてなによりなんですが、実はぼくが走りたくてしょうが無かった道なのでした(^_^;

なにせ久しぶりのロードスター。
マニュアル、そして5ナンバー。走りやすいったら無い。
 
でも滑る!? このすべりは異様だ。雨だけのせいじゃない。
正解は程なく判明。
エ コ タ イ ヤ ー (声 大山のぶ代)
弟の野郎、横浜のアース1とかいうのを履かせてました。
やっぱりヴィッツかフィットにでも乗ってる気でいる様子。 

でもターボのヒューンを聞くとその思いもどこへやら。
低い速度でも満足できるのがこの車の良さかも。

10月の雨の日暮れは皆さんのペース同様早かった。4時過ぎの伊豆スカイラインはすでに薄暗く。そんな中、間違って先頭を走ることになったNA6CE。
 
必死こいて走るも、996、993勢に余裕で付かれる。
バックミラーに映る996C4S。思ったより顔でかい。
迫力がある。こりゃ道空けるわ。
 
そして、人生好きなように生きてきたおじさん達(ルビ:ぼくら)は集団行動が苦手。
大観山では「こりゃ時間もてあますかな」と思ったがなんのその、はぐれては合流を繰り返しホテルに着く頃には真っ暗に。

大観山での心配は希有に終わり、ちょうど良い頃合いでの到着。
今日は風呂入って食って飲んで寝るだけだ。気楽~。  


ココベルさんの計らいでとってもらったホテルは
小ぶりながら施設は充実。


そして源泉掛け流し! 嬉しいじゃないですか。

しかしこのホテルの真の実力は夕飯にあったのです。 とにかく料理が旨い。

豚肉のデミグラソース和えに、みかんがこんなに合うとは。


そして伊勢エビ! こんなに旨く生まれてくる身の不幸、と味わう身の幸せ。


トドメの海鮮鍋!

  

・・・からのカニ! こいつのダシ部門の貢献度は表彰もの。

 
夕食後も宴は続く。
 

今回発見したことが2つ。
 ・ドラッグストアで酒盛りの仕込みが可能
 ・畳の上で飲むと酔いが早い(H氏の受け売り(^_^;)
  これは布団が引いてあるとなおさら 


そんなわけで、シーバスリーガルもすっかりカラに。


と、ここまでが前半。後半へつづくのです!
  
Posted at 2013/10/23 01:21:39 | コメント(8) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2013年10月14日 イイね!

奥多摩に響く、ブローオフバルブ

奥多摩に響く、ブローオフバルブ996C4Sいまだ帰還せず。
3週間と聞かされて、今週末ようやくその1/3を過ぎただけ。
残り二週間が1万年に感じます。

 
さて、少々暑くも快晴の続く10月のドライブ日和、
どうして過ごそうと考えているところ、ふと思い当たる車が。

そうだ、奴(弟)のがあった。
ポルシェが無いならロードスターに乗れば良いじゃない!

ということで、借りてまいりました。
NA6CE ユーノスロードスター  


 

以前のブログでも紹介していますが、20年前に入手して約9年を供にした車。
その後10年以上、実弟の元で維持されていたのです。
初年度登録からすると23年。
本当に丈夫だな~ロードスター。

でも外見ボッロボロ。走りに影響しないところは放置の模様。
(幌とショックとタイヤは新品に替えてありました。)

 

弟はこれで長距離ドライブをガンガンこなしているとのこと。
そう、走りゃ良いんです。で、前の訪問からわずか3週間にもかかわらず、
すでに禁断症状の出かかっていた奥多摩に。

 懸念された中央道の渋滞は1時過ぎにはほぼ解消。
相模湖東までは1時間もかからず到着しました。

マニュアルの運転は2年ぶりですが、身体が覚えているものですね。
相模湖あたりではすっかり元の感を取り戻してました。

そうそう、NA6CEは2速の入りが渋いのです。H型じゃなくて、Kをひっくり返したイメージでやると入りやすい。そんなことも思い出したり。



そして・・・あーあ。
思い出したことがもう一つ。
これはできれば思い出したくなかったのですが・・・。
 
マニュアル、やっぱ楽しいや! 
ちくしょう!

 シフトがカキン! トルクがガツンって間髪入れずに付いてくる感じ。



NA6CEに合わせて作らせたかのような奥多摩周遊道路。
そこを2速3速を駆使して走り回る楽しさといったら!
この操作感、久しく忘れていたなぁ。

ところで、このシフトノブ、まったく違和感無く収まってますが、
とある旧車からの移植なのです。
答えは最後にでてきますので、考えてみて下さいね。
    

そして、この車にはもう一つ大きなお楽しみポイントがあります。
 
これ!↓



小さいながら、タービンが付いているのです。
ぼくがこれ(HKSのキット)をつけたのが98年頃。
エンジンの寿命を縮めるかなと危惧したものですが、なんのその。
15年過ぎましたが、すこぶる快調!
奥多摩湖畔にコォォォプッシャーというブローオフバルブの音を響き渡らせていました。


エンジン全体。クリーナーもHKSのキノコタイプ。


最近の車はすぐカバーを掛けますが、やっぱりカムカバーは露出してないと! 

 

おきまりの川野駐車場。
快晴、連休と条件が重なり、走り系も行楽系も大勢来ていました。
萌え看板の前は人気のようで停められず?!
 
 

ここでリヤウィングが特徴的な996C2と遭遇。
あまり見かけない車ですが、今日はこんななりのNA6CEなので声かけられず(^_^;

それにしても車が増えました。
この時期は海が無くなりますから、山に集中しますよね。
賑わうことは悪くないです。道も周辺施設も維持されますから。

今日もすぐ1BOXを先頭のトレインが組まれてしまうので、途中途中の駐車場を用い車間を調整しながら楽しんだ次第。
皆がそれぞれの速度で楽しめるようにしないと。

 
夕刻5時に降りましたが、この時間から向かう車もちらほら。
皆さん分かってらっしゃる。都民の森駐車場が閉まるのが5時。
それから6時の閉門までの1時間は独走しやすい時間なのです。

帰りも上野原までの峠道をたっぷり楽しむ。
中央道も混んではいましたが、まあそれほどでもありませんでした。
よほどのことが無い限り、上にいた方が早いですね。

 

そうそう、シフトノブ。
実は117クーペの物なのです。
免許取って初めての車。1年を待たず不動車となってしまったのですが
思い出にノブだけ取ってありました。
しかしよほど良い素材を使っているのか、いまだに新品のような艶と柔らかさ。剥げも硬化もしないのです。ハンドルはぼろぼろなのに!
 

そんなんこんなで996C4Sの怪我のおかげで懐かしのパートナーと過ごした週末でした。
名車ユーノスロードスター、996C4Sに2年乗った後でも楽しさに遜色無し!
911と二台体制の人が多い理由が良くわかります。
なんかずっとこれでも良いかなと思ったりもして(^^;)
Posted at 2013/10/14 00:35:50 | コメント(14) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2013年04月22日 イイね!

ユーノスロードスターがいかに頑丈かという話




雨だ。でも全然へいき。さて今日も奥多摩に行こう!
と思いつつ、念のためTwitterで確認したら・・積雪で通行止めと!

しょうがない。どうせすぐ連休で乗り倒すことになるから今日ぐらいは大人しくしておくか、ということで、古い写真など整理しておりました。

冒頭の写真は95年から、2003年まで乗り倒したNA6CE ユーノス ロードスターです。

世評にたがわぬ名車でした。
これを購入したとき、中型バイクにも乗っていたのですが、
ここまでバイクのようにシュンと曲がる車があるのかと感心したものです。

ただあまり写真を撮っておらず、出てくる写真が奥多摩ばかり。
どれだけ好きなのか奥多摩(^_^;)



これで峠を走るのはそれは楽しかったです。若かったし、今以上に一日中走ってました。
ただNA6CE、つまり1,600ccのモデルは車の見た目ほど早くないのが難点。
特に上りで道を譲られてもなかなか追い抜けないという恥ずかしい思いも多々しました。

そこでHKSの4-2-1のインマニ&マフラー、キノコタイプのエアクリーナーなど、徐々に手を加えて、最終的にはボルトオンターボに。



CPUもそのままで簡単な燃調ユニットを挟むだけ。TD04という小さなタービンを0.35kg/mm2というロープレッシャーで回す、ライトチューンもいいところなキットでした。
それでも、トルクは1.5倍程度に増し、高速でもトップギアのままらくらく加速するようになりました。

同じ車でNAとターボの二種類を味わう形になったわけですが、
今になって思うとターボ化手前の、インマニを替えたあたりが一番楽しかったような気がします。
ここまでのお手軽ターボは高回転域には及びません。
結果、中回転を多用したイージードライブに終始するようになります。

ぶん回してなんとかしていたNA時代が少し懐かしくもあり、それでNAに回帰したロータリー、RX8がますます魅力的に映ったのかもしれません。


(↑この写真はグラマーグローフィルタ適用)

実はこの車、まだ乗ることが出来るのです。それは実弟が維持してくれているから。
ロープレッシャーターボゆえの余裕なのか、そもそもNA6CEが丈夫なのか、
20年を経た今も元気に走っています。

昨年の春、帰省した際996C4Sとあまり意味の無い乗り比べをしてみたのですが、
改めてロードスターのライトウェイトと、911のリヤヘビーを思い知らさせることになりました。
ステアリングもタイヤも細い、NA6CE。でも、車重の軽さとあいまってヒラリ、キュキュッと峠をこなす。
これに小一時間乗って996C4Sに乗り替えると・・もう何もかもが重い!
ステアリングもブレーキもアクセルも、なに?こんなに重い物を踏んづけていたっけ?という感覚に。

911の評価によくでる「車との対話」というのも、結局はリヤヘビーを意識したコントロールを常に要求されると言うことなんですよね。ブレーキによる荷重移動、アクセルの踏み込みのタイミング。
全てリヤの重量物との兼ね合いのポイント探し。

しかし、この重量物による見返りは十分すぎるもの。
これのおかげで、キャビンに4座のスペースが確保出来る。
低いボンネットによる流麗なクーペデザインが作れる。
アスファルトとタイヤがギヤで噛み合ったかのようなトラクションが得られる。
4輪全てで押さえつけるブレーキが実現する。

RRにて発生するすべての事象のうち、メリットなど2割も無かったかと思うのですが、
それを互しがたい魅力に高め、改良を続けた911。
初代ロードスターがいかな名車といえど、このような対決は分が悪すぎます。

でも、久しぶりにそれに乗って感じた印象を素直に言うなら「この車、欲しい!」でした。
曲がりたいと思った方向になにも考えず曲がっていける。目を三角にしなくてもテールスライドが楽しめる(^_^)

こうしてたまに乗れる機会を与えてくれる実弟には感謝。
今度の連休も楽しもうと密かに期待しています!



Posted at 2013/04/22 00:10:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ

プロフィール

「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
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