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2013年06月29日 イイね!

すずやの「とんかつ茶漬け」に救われた話

すずやの「とんかつ茶漬け」に救われた話趣味と言うほどではありませんが、パソコンは95年からずっと自作です。
CPUは3年に一回、全取っ替えは6年に一回くらいのペース。
いまのが2008年作なので、そろそろ全取っ替えの時期です。



いまのパソコンにはどえらい想い出があります。
筐体、電源などもろもろを近所のPCデポで買い揃えたのですが、
グラボだけ思わしい物がありませんでした。

ゲーマーではないのですが、HD動画は快適に見たい。
この当時、H.264やVC-1などのコーデックによるHD動画視聴は結構なハードスペックを要求されていたのです。いまではオンチップ程度ですが。

当時すでに自作も下火。グラボなどといった好事家相手の品物は言いなり価格でもおかしく無いところですが、それでも安く入手できる場所といえばやはり秋葉原。

自宅から1時間半かけて、いそいそと出かけました。
そう、忘れもしない2008年6月8日。

 
(以下に出てくる街の画像は「無料写真素材 東京デート」からお借りしました)

 
秋葉原駅には11時に到着。晴れた日曜日、電気街口は活気に溢れています。
その日のランチは電車の中から決めていました。「すずや」のとんかつ茶漬け。もう大好物です。
まず目的のツクモeXへ直行。お目当てのグラボをなんなく入手。
他のパーツもしばし物色して外へ。
中央通りはホコ天開催中。パフォーマーやメイドさんの姿も見えます。
でもおなかが空いたな。ご飯食べてからゆっくり見物してみるかな。

 
そしてUDXにある、「すずや」に向かいました。
醤油だしのとんかつがお茶漬けと合う不思議。
食べ終わった後も、漬けものお替わりし放題をいいことに、大きな急須でたっぷり供される渋旨のお茶と交互にいただいておりました。
 


 この時、50メートルも離れていない場所で何がおこってるのかも知らず。

食べ終わり外に出たのはおそらく昼1時頃。
ホコ天には消防車が数台止まっています。
「ほう、消防署のキャンペーンかな?」
そんなのんきなことを考えながら、中央通りを横切り、
別のパーツショップに向かいます。

CPUクーラーなどを物色していると、店員がインカムで慌ただしく会話をしています。
結局、買い物ができたのはこの店まででした。

まずソフマップ、そしてT-ZONE、ツートップとシャッターが閉まっていきます。

なにか起きた・・・違う、起きている?
異常な轟音に見上げるとヘリコプターが6台。

中央通りに戻ろうとしますが、途中から人垣で動けません。その先はテープによる封鎖。

無数の救急車と消防車。救急車の脇にはブルーシートで覆われたなにか。
まだこの時点では大きな交通事故かと思っていました。
人垣の間からその言葉を聞くまでは。

「はねられた」

「何人も」

「通り魔」

車ではねること、通り魔がすぐには結びつきません。
その後「刺した」という言葉を聞いてことの甚大さが伝わってきました。

昼前の平和から一転、私のいるこの場所は無差別殺人の現場に変わり果てていました。
戦慄と恐怖が一帯を支配しています。

まだTwitterのない頃、
携帯から「2ちゃんねる」で概要を探ってみます。
ニュース速報掲示版には同じく居合わせたもの達からの状況報告がびっしり。

まず安堵したのが捕まったという知らせ。

それから複数の死者がでており、被害状況が甚大らしいこと。
2ちゃんらしいというか、驚いたのはその時点で犯人が犯行予告を書き込んだ掲示板が特定されていたこと。

困ったことにデマも飛び交うのが「2ちゃんねる」。

私をその後本当に青ざめさせたのは「犯人は2人いて、もう1人は捕まっていない」という書き込み。
これを読む前はまだ、落ち着いたらダイナにケーブルでも見に行こうか、などと思っていたのですが、一瞬で血の気が引き、小走りに駅に向かい、帰路につきました。

以上が、私が遭遇した「秋葉原通り魔事件」です。

救助を行ったという英雄譚どころか、
ここまで近くにいたわりに、怖くてろくに現場も見ていません。
単に昼飯食ってて難を逃れたという話です。

ただ、本当に確率の問題でした。
あのとき腹を空かせてなければ、
とんかつのすずやを知らなければ、
あの漬け物がおかわりし放題でなかったら、
ブルーシートをかぶせられていたのは私だったかも知れません。


この出来事を思い出す度に、いつも災難と隣り合わせで生きていることを実感します。
そういえば笹子トンネルも崩落の2週間前に通っていました。


そして、なぜか回避できている運の巡りと、
生きていることの奇蹟に感謝せずにはいられません。

だから、これからも人と比べたり、イキったりせず、
自分に与えられたもの全てを慈しみ、楽しんでいこうと思います。

最後に、被害に遭われた方のご冥福を心からお祈りします。
Posted at 2013/06/29 13:53:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2013年06月16日 イイね!

脱衣所から移籍した McIntoshの代役

脱衣所から移籍した McIntoshの代役以前書いたオーディオネタについてコメントがありました。嬉しい!(*^_^*)
そこで今回は久しぶりのオーディオネタです。興味の無い方ゴメンナサイ・・。

我が家ではオーディオが2セットあります。

 うち、リビング用がアンプにMcIntosh MA6800、スピーカーがJBL Century Gold、CDプレーヤーがDENONのS10という、90年代トリオです。
 
McIntoshのプリメイン。金掛けたいのか、ケチっているのかよく分からない存在ですね(^^;)

でも非常に美音でかつ力強いというMcIntoshらしい要素を充分備えています。
キツメといわれるCentury Goldも、艶のある良い高域を奏でるようになりました。
省スペースという点も助かっていました。

しかし、突然これの右チャンネルの音が出なくなりました。
  
スピーカーをつなぎ替えてもダメ。ヘッドホンでは両方出ているということで、スピーカー出力系統の疑い。
まあ、17年経ってますし、なにがあっても不思議ではありません。

幸い、ポルシェと同じく、McIntoshも製造された製品の数多くが現存するという、タフネス設計が売り。どんなに古くても修理可能と言われています。

もちろん、金さえ積めばですが、このあたりもポルシェと同じですね。。

さて、どこで直すかです。McIntoshの輸入元はこのしばらく転々としてましたが、またエレクトリに戻っているとのこと。 
購入したショップで聞いた話では、エレクトリへの依頼はオーバーホールが前提で、一発10万円とのこと。交換部品次第ではそれ以上。

そこでいろいろつてを辿ってみると首尾良く弟の知り合いで、頼める人を発見。
もともとメーカーの技術者で、ご隠居されているとのことですが、今もちょくちょく修理を引き受けている方だそうです。
そしてその方、栃木にお住まいでした。

 みんカラでも栃木の方と多く関わらせていただいていますが、どうも最近ご縁があるようです(^_^)

次の課題がどうやって栃木まで送るか。

重量32キロ、持つだけでも一苦労です。ここは搬入ついでの栃木ドライブも考えたのですが、トランクへの搬入途中に落っことしてフェンダーでも傷つけたら両泣きです。
諦めてヤマトのらくらく家財宅急便を頼みました。
 
設置場所からの搬出に梱包、先方での搬入まで含めて1,800円。保険つけても2,300円です。これなら安い!

さて、しばらく繋ぎのアンプが必要です。そこでお風呂用に使っていたミニコンポのアンプを急遽代役に抜擢です。オンキヨーA905。小さい。すっかすか。


音もすっかすかなんだろうなと思い、つないでみる。
・・・あれ? 意外に深々とした低音が出るじゃありませんか♪
 
8Ωで15W×2なのですが、JBLセンチュリーゴールドの能率が90dbと高めということもあり、余裕で慣らしているご様子。これは嬉しい誤算でした(^_^)

ただし、音色という部分では当然ですがかなり変わります。
Century Goldでよく言われる高音のキツさが前面に出てきた感じ。トーンコントロールで押さえざるを得ません。ボーカルの深みもなくなります。どの歌を聴いても、芝居をみても、少しずつ下手になった感じ。

でもそんなところまでMcIntoshと比べちゃかわいそうですよね。何ヶ月待つことになるか分かりませんが、その間の代役は充分務められそうです。

この後、弟が使わないからとオンキヨーのTX8050というネットワークレシーバーを貸してくれたのですが、97年製のA905はそれより確実に良い。少なくともこのスピーカーとは合っているようでした。


さて、リビングのシステムについてちょっと紹介させてください。
こちらの主目的はカミさんと映画やライブビデオを見ること。
 
当然、2チャンネルですし、台詞はファントム再生になりますが、
その実存感たるやまったく生々しく、役者の息吹が眼前に感じられます。
低音もスーパーウーファー要らず。

固く、重さを伴った低音が部屋と胃袋を揺すります。

絵もその音に負けじと、プロジェクターを投入。
SONY HW-10 反射型液晶の入門機ですが、以前の透過型液晶機から比べると隔世の黒が再現できるようになりました。
プロジェクターのラックは自作です。

石膏壁に専用ビス8個で固定。3.11の大震災の時も載せてあるだけの本体が少しずれただけですみました。かなり丈夫なようです。
 
スクリーンはOSの80インチ グレーマット。これも石膏壁に専用ビス2個で固定されいてます。


うちのリビングには都合良く液晶TVを置いて、その前にスクリーンをつるしてくれと言わんばかりの「出窓」がありました。
スクリーンを下げた状態がこんな具合です。



実際はテレビ裏の遮光カーテンも締めて暗室にしてから使います。
後ろに見えているテレビは46インチ。大きさが伝わりますでしょうか。
  

このプロジェクターとスクリーン、実は996C4Sのタイヤ1セット+アルファくらいで購入可能です。知らない人には凄そうにみえるかもしれませんが、意外と安いのです(^_^)
そして、オーディオへの散財においてすべからく敵である女性という生き物が、なぜか大画面は好き。

というわけで、カミさんに映画や、福山雅治のライブBDをたまに見せることで多趣味の免罪符としてもらっているという実情話でした(^^;) 
 
Posted at 2013/06/16 23:50:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2013年06月09日 イイね!

たっ、楽しいんだぞ、消耗品交換

たっ、楽しいんだぞ、消耗品交換先月、996C4Sを手にして初めての車検を迎えました。その時の話です。
今年でまる10年を迎えることに加え、私の元に来てからの1年半で25,000キロを走らせています(^^;) さてどんな結果が待っているやら。

主治医としてお世話になっている老舗の整備工場に車検もお願いします。

 一発目に出た見積は

36万円!
想像はしていましたが、なかなかの金額です。プレーリードッグもう一匹買い足せるじゃん。

ただ、内容はどれも消耗品の交換ばかり。内訳を聴けば、7万km超過の車としては当然の結果でした。
大物から。フロントのローター。こんなに減っています。
  

当然パッドも。パッドセンサーが無くなる手前。

次の大物 Vベルトとプーリー。アイドリング時にキュルキュル言っていた音が止まりました。
  
吸気フィルターにエアコンのフィルター
   
そしてプラグ


見積で約10万円を占めていたブレーキ系については社外品を選択。ローターはディクセルのPDと、パッドは同じくディクセルのMタイプ。これで純正の約半額に。ディスクがフラットでパッドがたっぷりあるよ~(*^_^*)



互換パーツを適宜おりまぜ、それでも総額31万円。重量税その他込み。
しっかりリフレッシュしたし、うん、妥当な金額でしょう。

で、もろもろの改善効果を確かめるために向かったのはいつものお・く・た・ま!

低μ過ぎてNewパッドの意味無し。奥多摩、今日も安定運行です。
  
まあ林道は冗談ですか、奥多摩に行く以前の最初の交差点からブレーキたっちは激変。今までの摩耗パッドでの踏み加減が、弱・中・強(ABS)の3段階だとしたら、Newパッドは10段階以上! アナログコントロールが可能です。だから周遊道路が楽しいこと! 

ギリギリまで遅らせて"じわっギュギューッ" 減速最高!

そしてこのパッド、低ダストタイプとのことですが、本当に汚れません。
通常、奥多摩周遊道路を2往復もするとホイールの内側はティラミスみたに粉を吹いていたのですが、この綺麗さ。峠メインの私には充分な製品です。



また吸気フィルターとプラグの交換の影響か、ハイギア・低回転で流している状態からのピックアップが俄然鋭くなりました。ツキが良くなったというのでしょうか。

しかし早くも次の大物消耗品の順番が回ってきそうです。
昨年10月に替えたリアタイヤが風前の灯火。車検ギリギリだったとか・・。
  

減り方はきれいなんですけどね。
距離は約1万キロ。Michelin PS2も前のRE050とライフは変わりませんね。

しかし次のタイヤを考えているはなから別の大物がDOWN。
それはMcIntoshのMA6800。右チャンネルの音が出なくなりました(>_<)
こいつの修理費も捻出せねばなりません・・。

こいつの話はオーディオネタで別ブログにします・・。

 
しかし、タイヤも大事。
で、今気になっているのがFalkenのFK452。住友ゴムの海外展開ブランドですが、不思議なことに295/30/18という、996ターボとC4Sしか履かないレアサイズがラインナップにあります。そしてネットでは26,000円/本で買える!?
速度もY規格。これからいっそう消耗の激しい夏を迎えるわけだし、こいつにと思っているのですが、どなたか詳しい方おられたら教えて貰えればと思いますm(._.)m。


分不相応に高価なものを持つといろいろ維持も大変ですか、こうした消耗品の交換も結構ワクワクしますよね。私も古い外車乗りとしての適性はあるようです(^_^) 
  
 
Posted at 2013/06/09 20:43:51 | コメント(7) | トラックバック(0) | 996C4S | クルマ
2013年06月01日 イイね!

ラビットさんのマラソンツーリング第一弾に参加してきました!

ラビットさんのマラソンツーリング第一弾に参加してきました!
我が996C4Sも先週末ようやく車検整備から生還。
結構な費用がかかりましたが、
ようやくのポルシェのある週末です。
ポルシェのある週末。なんと幸せな響きでしょう。

今日はそんな幸せ者が一堂に会した マラソンツーリングの話です。

5月26日(日)に行われたもので、主催は栃木の有名ショップ「ラビット・コーポレーション」様
みん友のkon911さんからのご紹介で、受付締め切り後にもかかわらずむりやり横入りしてきました。

こちらでのポルシェツーリングはなんと第30回とのこと。
それを記念して、今回はひたすら高速だけを走る長距離ツーリング、
つまりマラソンツーリングとして企画されました。

コースは以下の通り。常磐道→外環→関越→北関東道→常磐道と、北関東を大一週する330Km。私は守谷サービスエリアに8:00の集合でした。



今日は初めてが二つ。
まず、みん友さんとお会いできる。
もうひとつは、集団走行。ここ何年も1人でしか走っていない私が
いきなり65台のポルシェと330Km! 大丈夫なのか・・。

そんな緊張感で早々に目も覚め、6時台の首都高も常磐道も快調に流れ
7時半には守谷SAに到着。
現地到着までの平均燃費は11.9km/Lを記録。いやはや、996C4S、とんだエコカーです。

 既に数台のポルシェが到着ずみ。みなさんお早い。
こちらはかわいい息子さんと参加されていた964。いろいろモディファイされていますが、ディープリムのホイールが印象的でした。

 
 こちらは見送りに来られていたEmz993さん。素晴らしい仕上がりの993です。
 写真は撮りそびれてしまいましたが、por/yoshiさんも見送りに来られていました。
このときはお相手いただいてありがとうございます。緊張がほぐれました。
 
やがて次々に到着するポルシェ軍団。  そして・・
 
 
でました! kon911さんの新パートナー 993 ! 深みのあるグリーンがなんとも素敵です。

そびえ立つ二階建てウィング。空冷の抑揚たっぷりのデザインにはこのくらいの羽もなんなく馴染みますね。うちのカミさんも格好いいと言っていましたよ。

 いつのまにか凄い数に。普段岸壁やらやら苔むした岩やらと写真をとられているうちの奴が今日はこんなに大勢の素敵な仲間に囲まれています。なんというか、幼稚園の参観日の気分(*^_^*)
 

うちの子か一番かわいい!と言いたいところですが、
まあ皆さんよくもこうまで素敵に仕上げるかな、という達人技の祭典でして。

ちなみに今から紹介していく写真はオーナーが誰か分かりません。
こういう場に参加したことのない人のために言っておきますと
車の側に絶えず持ち主がいるわけでは無いのです。
どうも私の頭の中ではドッグショーのようなイメージがありまして。

 
だから写真は撮りましたが、全部「かっこいい赤い964」的な言い方になります。
"みんカラ"やっててその車知らないってマジ?!"
という叱責も多々聞こえようかとは思いますが、今しばらくこらえて読み進めていただければと思います。

では早速。
かっこいい赤い964。       伝説の934に似てますね。
 

続いて 993 リベットオーバーフェンダー軍団。80年代テイストがたまりません。
 
964のスピードスター ワイド&ロー この年代の車はディープリムが似合いますね。

  

996を格好良くモディファイした物も多く来ていました。
左はラビットさんのデモカー。しばらく997GT3か思って見ていました。
996のライト、初期も後期も私は好きなのですが、こう言うマスキングをすると993からのデザイン文脈があることがよく分かります。
 
右のピンクのは目立ってましたね~。ターボルックのバンパーも良いです。
 
 996GT3 このデザインは996シリーズでは2番目くらいに好き。さらに白とダーク系のホイールの組合せが好物なので思わずシャッター。うちのもこう言う方向で仕上げたいな。
 

白が続きます。左はドレスのレディー2人が降りてきて驚いた、ナロー。
ナロールックなのかな?可憐な車でお似合いでした。
 
右はラリー仕様の964 ブラックアウトされたレンズ周りが統一感を出しています。
 
そして個人的なベスト2 まず550スパイダー ジェームスディーンも乗っていたあの伝説の車が、いま私の足下に。低っくい! 小っさい!


 絵になる車ですね~。このまま額縁にいれて飾れば即アートですよ。
背景が駐車場なのが惜しい。こちらもラビットさんのショップカーでした。


  そしてカレラGT ついこの間カーグラフィックTVでやっていたのですが、こうして間近に見られてエンジン音も聞けるとは。集まりには顔を出してみるものですね。

ボクスター、ケイマンのMR一派がこの系統を汲んでいるということがよく分かります。

 実物は低く長く広く、この世の物とは思えないかっこう良さでした。

 
 

各々の素敵なパートナーを堪能させていただいた後、いよいよ出発です。

もっとも高揚したのは次のサービスエリアに向かう瞬間。
65台のポルシェが渡り鳥のように一斉に離陸していきます。
そして適度に空いた東北道本線に次々と合流、そのまま編隊飛行となります。
 


 ペースの合う車同しが自然にグループになっていきます。
ときには一旦走行車線に戻り、過ぎゆく様々なポルシェのお尻を眺めたり、サウンドを聴いたり。ああ幸せ。
景色は全く印象になし。ただポルシェが視界にあるだけ。
走りながら65台と会話している気分。

北関東の高速はトンネルも少なく、平野部を突っ切る作り。中央道と東名箱根方面を根城にしている自分には信じがたいくらいの、ひたすらまっすぐな道がちょくちょく現れます。 
 
そうした道が現れたときのこと、前の二台が待ってましたとばかりにフル加速。おいおい、凄いな。うちのもついて行けるかな?踏んでみる。タコメーターの針は高速道路ではめったに目にすることのないレッドゾーンを差したまま。よし、なんとかついていけている。
 
すごい勢いで流れ飛ぶ視界の中に、ただひとつ固定された911のリヤ。これに引っ張ってもらう形でひとときの高速クルージング。ああ楽しい!
 
ときおりすれ違う550スパイダーと風にたなびくアフロに和まされます。
ご本人は大変でしょうけど。


途中のSA立ち寄りで発生するポルシェ渋滞


最初、高速だけを330km走るツーリングってどうなんだろうと思っていました。kon911さんからも眠くなるかも、なんて言われていたのですが、いやいやあっという間でしたよ。最後の筑波牛久ICに着くときは「えー、もう終わっちゃうの?」というのが正直な感想でした。

運営のラビットコーポレーションさんにも大感謝です。これだけの台数を停められるパーキングエリアを行く先々で確保し、見事に誘導。事故も無く、最後のビンゴ大会も大盛り上がりで締められました。
 
そして、ブログ初心者の私に早々に声かけしていただき、ツーリングにお誘いいただいたkon911さん、そのお友達で、いろいろ気を遣っていただいたげんた君さん、ココベルさん、Sax911さん、本当にありがとうございます。おかげさまで楽しく過ごすことが出来ました! 
私、ポルシェの話をできる相手に飢えていることを、今回の集まりでようく分かりました。

せっかく東京にいるんですし、もっと大黒や辰巳などにも顔出しするようにしていきたく思います。皆様、これからもよろしくお願いいたします! 

 

Posted at 2013/06/01 20:26:19 | コメント(7) | トラックバック(0) | 996C4S | 日記

プロフィール

「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
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