「あっ、ソナスが二週間前の出来事UPしようとしている!
恥ずかしいから止めさせないと」
「でも眠くなってきちゃった。起きたら止めるぞ。ムニャムニャ・・・」
よし、うるさいプレが寝てるうちにUPだっ!
■10月23日(日曜)晴れ■
前回に続いてまたまたツーリングのお話しです。
Navisukeさんが用意してくれたルートは中央道で甲府まで移動して下道から富士山を目指すというルート。楽しそう!
甲府南ICそばに集まる911
ここで三重からやってくるちかっちゃんと独星さんと合流です。
そういえばNanajiroさんの996C4Sとは久々の邂逅。もしかしたら昨年のEPM以来かも?
相変わらずオシャレなボロネーゼさん。
シルバーメタリックのアシックスが決まってます。
そしてこちらが10ヶ月を費やして復活したボロネーゼさん930のエンジンルーム。
さすが長く磨き込んだだけあって綺麗ですね~。
先週に続き秋晴れの日曜、あちこちでツーリングと思わしき車の集団に出会いました。中でもインパクトが高かったのが軽トラの集い。
キャビンが広めで内装も普通のワゴン車と変わりなし。
こういうのをセカンドカーにもって郊外の家庭菜園にいそしむなんてのもイキですね。
おっ、ブレンボのブレーキ! よく考えたらミッドシップだし軽トラってのは侮りがたい実力の持ち主なのかも。
■ちかっちゃん登場■
そんな軽トラが良く似合う牧歌的な道の駅に突然舞い降りたスーパーカー!
ランボルギーニ ディアブロ
シザースドアをさっそうと開けて降りてきたのは
ちかっちゃん!
ペイズリーのスーツがすげぇ似合う。
そうか、ファッション雑誌で学べることなんてほんの触りなんだな。
こちらお友達の独星さん。一緒に朝5時に三重を出て9時に甲府に到着。
タフガイ2人。
たった一台加わったランボルギーニで場が一変。
その場に居合わせた人が全員笑顔。さらに近づいてくるのです。
フェラーリやポルシェターボもスーパーカーですけどそれとは明確に一線を画すこの反応は
「有名人だ、写真とらなきゃっ!」てあの感じに近い。
セレブカーってのはまさにこのことですね。
↑この写真はポルカブ和尚の作品。構図が素晴らしいので使わせていただきました。しかし低いフロントスポイラー。貴婦人号のそれが低いとよく愚痴ってたぼくですが、
甘えたこといってんじゃねえと横っ面叩かれた気分です(;´Д`)
この黄色ってのも笑顔の創出の元。
形からくる凄みに明るさ華やかさを足してちょうど良いあんばいに。
さっそく試運転させてもらうマロゴン。駐車場一周するのにエンスト3回!
クラッチが岩のように重く、そして合わせるタイミングが難しいのだとか。
シザーズドアの開け閉めも初体験。驚いたのが意外な軽さ。ダンパーの調整具合が絶妙ですね。
ぼくも座らせて頂きましたが、シートを含めた
内装の隔世感が凄い。イタリアの革工芸師は良い仕事しますな。
ウィンドウとボンネットの角度が揃った車の多分に漏れず、フロントはまったく位置が掴めません。これはまあ日本のワゴン車でもあるから良いとしましょう。
問題は後方視野。
噂には聞いていましたがまったく見えません。
70年代の面影を残すアナログメーターに刻まれた数字は340Km。
貴婦人号こと996C4Sのメーターは300Km その上が刻まれているというインパクトは意外に大きいのです。
あー楽しかった(*´ω`*)
貴重なお車を触らせて頂いてなんと申し上げて良いやら。懐の深いちかっちゃんに感謝!
ディアブロと独星さんの993を伴って西湖に移動する一同。
今日ははぐれないようにしなきゃ。
さあドライブしてくれといわんばかりの湖沿いのワインディングとこの日の天気。
今年はいろいろあったけど本当に直せて良かった。
懐は寂しいままだけど(^_^; 集まってのツーリングはそんな苦労を帳消しにしてくれます。
到着したの西湖の駐車場。小さいながらも素敵な富士見スポット。
■ 突然のカメラ指導 ■
ここでEOS1DX持った外人のおじさんにカメラを頼まれるソナス。
キャノンパワーショットを渡して富士と西湖とおじさんを適度にフレームインさせてスナップしろとのこと。
そこで2枚ほど写して渡すと
「NO! コレジャナイ」とダメだし。
逆光になってるのが気にくわないとのこと。
いやあんた、そりゃ逆光になるでしょこの状況じゃ(;´д`)
かつさん奥様に通訳してもらうと
・もっと近づいて写せ
・そうするとFlashが炊かれるから逆光を打ち消せる
・お前そんなカメラ持ってて分からないのか?
めんどくせー(;´Д`)
スナップ頼まれてのまさかの撮影指導。
結局7枚ほど撮ってようやくOKをもらう。
あのねおじさん、
逆光なんてブラケットで撮ってHDR加工すればどうとでもできるじゃない!
コレとか↓
これとか↓
まあ
MEN'S CLUBのダメ見本みたいなモデルはさておいて。
■■■
続いてスバルラインで富士山5合目へドライブ。
ここに至る道中でNanajiroさんの996C4Sを試乗させてもらう。
4万キロしか走っていないその車はまさに新車!
内装もボディもほんとうにしっかりしてる。
これだけ綺麗だと確かに高級車って感じがします。
996C4Sって買ったときはこんな車だったんだなぁ。
固いと思っていたスポーツサスはボディがしっかりしているとちょうど良い感じ。
むしろ今貴婦人号に履かせているビルシュタインPSS10は柔らかすぎかも?
こんどダンパー5から6、7あたりに締めてみようかな。
気になるエンジンはすこし特製が違う。
2,000回転以下はNanajiro号はすこしダル。
しかし3,000から上の瞬発力は勝る。
もっと上まで回せる場所で試して見たいと思わせる出来でした。
で、貴婦人号に乗って貰ったNanajiroさんの感想はいかに?と待つも
なかなか現れない。
しばし待ってようやく登場。
「おんどりゃ~!?」 えっ? 雄鳥がなにか?
「おんどれといっとんじゃワレ! ワレのナビが変な道案内するから迷ってしもうたやないか!」
あっ、しまった。もともとの集合場所のセブンイレブンをセットしたまま渡したものだからスバルライン目指すつもりが変な路地入らされたようなのです。
Nanajiroの親分さん、すませへん。ゆるしてつかぁさい。
「こないだのST3.6さんといいイジリ方が酷いな・・・大丈夫かソナス」
■■■
続いて試乗させてもらったのはかつさんの993。
長く見てきた車だけど運転させて貰うのは始めて。
その印象は・・・乗りやすい! そして速い!
軽さと重厚さが程よくバランス。
996C4Sから見るとその軽さが際立つ印象。
コーナーはヒラリヒラリ、なのにオンザレール。矛盾した要素をうまく融合させている。
これがいわゆる911か。安定に振られたカレラ4とは車の性格が違う。
刺激もあっていい車です。なるほどかつさんが速いわけだ。
その後アラフィフによるジャンプ大会
年齢的にリテイクは許されずシャッター押す責任は重大。今回は比較的若手、かつさんの海老反りジャンプが光ってました。
「やった~! サイフ見つかったよ!」
さあ五合目駐車場にやってきましたよ。
こうしてみると日本は白い車だらけだだなとつくづく。
こうなるとますますスーパーカーには派手な色が欲しいなと思わされるのです。
標高約2,300M 車は意外と普通に動いていますが人間がダメ(;´Д`)
階段ちょっと登るだけで息苦しい。
去年立山登ったときも大変だったなあ。2,600Mくらいから一歩一歩が重いこと。
しかし元気なNavisukeさんの奥様! 顔出し看板の名人。
札束が異様に似合うちかっちゃん。ギャンブルやっても強そう。
■ほうとうの1人前は凄かった!■
お昼はほうとうです。
この店のオーダーの取り方が有無を言わせなくてびっくり。
「みなさんほうとうで良いですね?」
この強気はもはや熱田蓬莱のひつまぶしや山本屋の味噌煮込みうどんレベル。
さぞ凄いものがくるのだろうと思ったら・・・
でかい!
4人でつつくくらいの鍋がそれぞれの前に置かれる。
スープがドロリ。 カボチャがゴロリ。
さ、さあみんな笑顔笑顔!
ほらかつさん笑って!
ボロネーゼさん、笑顔で乗り切ろう!
朝6時から食事らしい食事とってなかったことが幸いし、なんとか食べられた一同。
お腹いっぱいのまま帰路につく。
■■■
どうしみちに入ったあたりで眠くて死にそうになり小休止。
あ~眠い。どうしよう。
「ソナッシ~どうしたの? 早く帰ろうよ!」
うへ、マロゴンとボロネーゼさんはなんでこんなに元気なんだ。
そうだ、気分を変えるためにボロネーゼさんの930を運転させて貰おう。
目が覚めるかも。
覚めた~!
なにこの振動!
なにこの重さ!
なにこの匂い!
お~っ、これが930か。
これだったのか。
930。小学生の頃から落書きするときはいつもこの車。
ようやく乗れたそれは・・・
容赦なしに硬派な車でした。
もうね、
一挙手一投足が車との格闘。
もともとアンダー気味のハンドル設定に、重さゆえの手アンダーが加わる。コーナーの度に全身に気合いを込め「えいっ!」と回す。
シフトはセンター固定無し。フリーダムにクニャクニャ動くそれを探って2速、3速に押し込む。もちろんガラスのクラッチには繊細な足さばきが必要。
コーナー一つが一大イベント。眠くなるどころじゃない。
このダイレクトな感覚はまさにカート。そして慣れてくると面白い♪
これに比べると996C4Sはカローラだ。パワステのわりにハンドルが重いとかいっててすいません。
そんなこんなで今回も楽しいツーリングでした。
皆さんいつもいつもありがとうございます。
また行きましょうね!
おしまい
「長い! なんで3回くらいに分けてUPしないの?」
いや~ いろいろありまして(;´д`)ゞ