おはようございます、千葉かずです!
アンリミ走で、腰下からのトラブルでエンジンブローし、
原因究明と修復プランを立てるため、昨日エンジンを降ろしました。
↑金曜日の異常な天候で、エンジンが降ろせなかった。
なので、店長さんと途中から来たトラ君と3人で作業開始し、
↑3人掛かりでサクサクと♪
最悪な状況なのに…ワクワクして仕方ない自分w
機械に触れる事が大好きだから〜
↑お決まり⁉︎w
エンジンが抜けて、スッカスカなエンジンルーム。
エンジンが無い時こそ、出来る作業がたくさんあるので、
来週から作業を進めて行きますよ〜
さて、降ろしたエンジンを早速分解へ!
↑ヘッド部分は、全く異常なし!
メタル剥離と言っても、粉状でなくて良かった♪
しかし…
↑インマニやサージタンク内がオイルまみれ…
タービンやインタークーラー、スロットルまで、一切オイル付着が無く、
もちろん、エンジン自体周辺からも漏れも無かったし、
ヘッドにしても、オイル下がりの跡形もなく、
オイルキャッチタンクも、ブローバイが溜まっていませんでした。
なのに何故…
引き続き降ろしていくと…
↑おぉ〜……ストレーナーにメタルがタップリ!
メタルが、こんな鉄の塊の様な状態で、初めて見ました。
メタル剥離って、大方粉々になってエンジン全体に回って、
大変な事になるんだけど…
↑ピストントップを見ると…
手前が2番、奥が3番なのですが、
上死点の位置で、2番が低いのがお分かり頂けるかと。
この時点からも、2番コンロッドに異常ありですね!
↑やはり…2番コンロッドが焼き付いていた!
オイルを空吸いして、2番コンロッドにオイルが回らず、
メタルが焼けてしまい、剥がれ落ちたために、
コンロッドとクランクシャフトの間に大きな隙間が出来て、
回転力で大暴れして、腰下の大きな打音となって現れたわけだ!
この時点での、エンジンブローした原因として、
エンジンヘッドとインマニを繋いでいる、
↑PVCバルブ付きブローバイラインがあり、
ここを通してオイルが吹き出し、その量が約1Lほど流れ、
極端に減った所に、空吸いが発生してメタル剥がれが発生した。
とりあえず、現状ではコンロッド1本とクランクシャフトの交換で済みそう。
もちろん、エンジンを完全に分解して洗浄を徹底的に行い、
消耗品を交換した上で、修復を施して行きます!
後は、ブローバイの配管を工夫する必要があるので、どう対策を練るのか、
構造を今一度検証しながら、じっくり検討して行きます。
これに加えて、フライホイールやプーリー等も合わせて、
フルバランス取りを、東名パワードへ依頼する予定で、
今週中には、パーツ発注を掛けて復活に向かいたい!
他にも、色々と確認をしましたので、
これらは、また別の機会にブログアップします♪
Posted at 2015/12/13 08:24:07 | |
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