フロントブレーキ大径化(SSP→NR-A)

　前後のブレーキバランスが良くない(と思っている)NDロードスターです。基本前効きで、ブレンボなんかはだいぶ良くないって話ですね。

　純正OPブレンボを後付けしたけど戻したくてNR-Aキャリパー探してるなんて方の話も聞きましたし…

というわけで・・・
・フロントは標準グレードノーマルローター+パッドのみDixcel Z
・リアはNR-A用純正キャリパー+Dxcel FSローター(ハイカーボン鋼)+Dixcel Z
という組み合わせで使っていました。

だいぶ好みの効き方だったんですけどね。
某氏からも「この効き方いいね、初期も穏やかで安心して踏める」って好評でした。



なのですが、ターボ化して初めてのサーキットTC1000でフロントから煙もくもく・・・
山では前後共モクモクすることはあったんですが、今回はフロントだけ。

確かにフロント周りを中心に推定20kg前後増量(もっとかな？)していそうなのでキャパオーバーですかね。

やむを得ずフロントもNR-A用の大径化をします。
本当はこれに合わせてリアも大径化したいけど、社外ブラケット&ローターが必要になるので今回は見送り。
今回の変化を見て考えます…

　ローターは純正買うのもアレかなーってことでDixcel SD。一応リアのFSよりもダウングレードにしてますが、SDでもハイカーボン仕様です。
　ヤフショッピングでSDで実質1枚1万円くらいです。
　FSは火入れしてあって歪み・クラックに強いのかな？歪んだらFSにすればいいかな…
(今になってFSで良かったんじゃないかと思ったり🙄

一応品番とR、Lの刻印とかが入ってます。

NR-A用　φ280

必要物品
・NR-A用キャリパー
・NR-A用ローター
・17レンチ
・14レンチ
・14スパナ(写真ではモンキー)
・ピストン戻し(写真ではウォーターポンププライヤ)

今回はピストン部分は元車のまま、ブラケットのみNR-Aにしますのでこれだけ。

一式交換するなら
・10のフレアナットレンチ
・交換用銅ワッシャー
・ブレーキフルード
・エア抜き道具
が必要になります。

あとはジャッキとかタイヤ外す道具ね。

難しくないので八王子のガレージにはいかず、自宅の駐車場で車載してる工具だけで済ませます。

キャリバー全部交換ならオレンジのみ外し、配管を外して交換します。

緑は14のレンチで。
多分そのままでも緩みますが、キャリパーブラケットを挟んだ反対の14(赤)もメガネで押さえたほうが緩めやすいです。

緑を抜いてピストン部分を外しちゃった方がオレンジは外しやすいです。
外したら落とさないようにアッパーアームの上に乗せておきます。心配なら紐などで吊ってもいいし。

オレンジは17で外します。

外したブラケット部分。
左がSSP用、右がNR-A用
高さが違いますね

違いはこれだけでピストン側は共通です。

ローターはカポって外れると思います。

外れなかったらサービスホールにM8のボルトをねじ込めば浮きます。
ハブジャケットが外れないとかって時もローター浮かせば外れますし。
(サービスホールが錆びてる時はご注意を)

NR-Aローターの上に置いてみました。
直径で20mmほど大きそうです。

SSPは14の刻印、NR-Aは15なのかな？
詳しくはわかりません🫠

動画撮ってたので油断してました。
途中写真がないw

・ネジロック剤塗ってブラケットをナックルへ取り付け
・ピストンをウォーターポンププライヤーで挟んで戻す
・パッドをブラケットにはめる
・ピストン側を取り付ける
　ネジの締め付けはブラケット側の14をスパナで押さえながらボルトを締める
バックプレートは無加工で大丈夫です

左右でのんびりやっても1時間程度で終わります☕️


　ピストンが引っ込んでますので、必ずペダルを数回踏んでパッドがローターに当たるところまで(ペダルが固くなるまで)ピストンを出します。
　またローターとパッドのアタリが付いてないので接地面積が小さく効きが弱くなります。アタリが付くまではブレーキングは慎重に。


ちょっとエア噛んでそうですがエア抜き道具が八王子ガレージなのでまた今度😅

参考までにDixcelのサイトに書いてあるアタリ付けの方法