
三大流星群のひとつである「ふたご座流星群」が14日、極大であるピークを迎えましたので、撮影に行ってきました。
三大流星群とは
8月の「ペルセウス座流星群」
12月の「ふたご座流星群」
1月の「しぶんぎ座流星群」を指します。
このうち8月の「ペルセウス座流星群」は毎年お盆休み期間中に極大を迎えるとあって、ここ数年は毎年見に行ってました。
ふたご座流星群としぶんぎ座流星群は極大を迎えるのが平日だったりすることもあり、撮影に行ったことはありませんでした。
今年はふたご座流星群の極大が金曜日の夜からということもあり、日にちも都合が良く、翌日が休みだったこともあり、撮影に行く事を決めたのでした。
撮影に訪れたのは「プラトーさとみ」
ここは県内では星空を見るなら最高のロケーションの場所で、この場所から星空を撮影したくて、今年の夏にロケハンして、ずっとこの日が来るのを楽しみにしていた場所なのです。
金曜日、仕事が終わって帰宅し、食事をして準備を整えて出発。
現地入りをしたのが23時近く。
標高の高い場所にあるプラトーさとみ、到着したときの外気温はなんと-3.5℃を表示(;゚Д゚)

ここ茨城ですよ!?
行く前から寒いのは分かっていたので、防寒対策はしっかりとしてから行きましたが、それでもこの外気温にはびっくりです。
因みに私の防寒対策は
上は半袖Tシャツ+ヒートテック+ネルシャツ+ニット+ダウンジャケット+コートに加えて、ニットキャップ、マフラー、手袋を着用。
下はヒートテック+ジーンズ+防寒ズボンというちょっと大げさではと思う位の対策をして撮影に挑みました。
さらに撮影は流れ星を撮るためにインターバル撮影を行うので、撮影は椅子に座って星空観賞をするので、ブランケットも持っていきました。
到着して驚いたのが、夜空を見上げたら降り注ぐ位の無数の星空に圧倒され言葉もありませんでした。
天然のプラネタリウムがそこには広がっていました。
茨城県でこんなにも星が綺麗に見える場所があるなんて。。。
噂では聞いていたのですが、実際にこの目で見る星空は感動モノです。
これからこの綺麗な星空を眺めながら撮影することにワクワクしながら準備を進めていざ撮影を開始!
GPVでも雲一つない最高の気象条件。星空観賞をするにも大変良い状況で見られるとの情報だったので、これはイイ写真が撮れそうだ!
そう思ったのですが、久しぶりの星空の撮影ということもあり、星にピントを合わせられない!
いろいろと試すも、何度やってもモニターに表示されるのは真っ暗な画面。
よくよく見たらレンズキャップが付けっぱなしでした(笑)
そりゃ何も写りませんよね(;^_^A
で再度トライするも、今度は星にピントを合わせるのに苦労。
ライブビューに切り替えて星を探してピントを合わせるのですが、ライブビューに星がなかなか写らず、何度かトライするも上手くいかず。
そうこうしているうちに、寒さで指先の感覚が無くなってきて、まともに操作するのも一苦労だったので、仕方なくピントは∞マークに合わせてそこから調整して撮影に挑みました。
そんなことしているうちに空には雲が出始めいてしまい。。。
何とも残念な撮影スタートとなってしまいました。
撮影開始直後は雲が多かったですが、次第に雲は流れていき後半は再び綺麗な星空が現れました。
インターバル撮影をしていたので、タイムラプス動画にしてみました。
JPEG撮って出しのものを動画にしました。
特に動画目的で撮影をしていた訳ではないので、一回当たりの撮影枚数も100枚だったのでこれだけだと動画にするにはホントに一瞬だと思うのですが、たまたま同じ構図のまま2回に分けて撮影していたので、計201枚の写真をつなげて動画に出来ました。
インターバル撮影中にも幾つかの流れ星が写り込んでいました。
ピントが合っていないのが本当に残念で、納得できない部分ではありますが、その瞬間を捉える事が出来ただけでも良しとしましょう。
パソコンでご覧になっている方は画面を右にスクロールをお願いします。
画像が大きく表示されます。

インターバル撮影中はやる事ないので、私は椅子に座って星空観賞🌠
ふたご座流星群は極大の時は1時間に40個近くの流れ星が見られるという情報もあり、実際、この日私も相当な数の流れ星を目撃しました。
ふたつ同時に流れる流れ星という珍しい光景も初めて見ました!
一通り撮影が終わったところで、場所を移動して撮影しようと思ったのですが、なんとこの時点で雪がちらつき始め❄❄❄
マジですか~😲
寒いなとは思っていたけれど、まさか雪が降ってくるなんて
雪も降ってきたし、とりあえず写真も撮ったことだしこの日は帰ることにしました。
帰りの道中で、過去最高の燃費を叩き出しました。
走りも楽しめて、この燃費、最高の相棒です。
そして翌日!?
12月15日
えぇ2日連チャンです。修行のために訪れました。
前日の星空にピントが合わせられなかったのがどうにも納得いかなくて、リベンジしてきましたよ(笑)
この日はやや明るいうちに現地入り
空が綺麗に焼けていてこの日はなんと遠くに富士山が見えました。
レンズ交換して場所を移動していたらあっという間に暗くなってしまうと思い、広角レンズでとりあえず証拠レベルだけでもと思い撮影しました。
プラトーさとみから富士山が見られるのは知っていましたが、こうして自分の目で、まさかこんなに遠い場所から富士山が見られたことに感動しました。
日も沈んで次第に星も現れ始めて撮影開始です。

この日は、前日に撮影出来なかったプラトーさとみの施設からの撮影としました。

ふたご座流星群の極大は過ぎましたが、この日もうっすらと2個の流れ星が写っているのが確認できるかと思います。
月明りの影響もあり、星空の撮影にはやや適さない状況であるにもかかわらずこの星の数が見られるプラトーさとみは本当に素晴らしい場所です。
施設の左側にはうっすらと天の川も写っています。
月が沈む23時以降まで粘って撮影をしたかったのだけれど、翌日は首都圏外郭放水路に行くことになっていたので、この日は早めに撤収。
最後に前日に撮影していた同じポイントでリベンジ撮影(笑)
今度はちゃんと星にピントを合わせられたと思います。
やればできる子なのです(笑)
次は風車の前から撮影してみようと思います。
(風車の前に行くにはちょっと茂みの中へ行く必要がありそうなんで夜だと怖い)
風車の右側に天の川を入れてこの日の撮影は終了!
前日の納得いかなかった部分をクリアできてスッキリしたのでこの日のミッション達成となり帰路につきました。
年明けの1月はしぶんぎ座流星群があり、調べたら4日から5日にかけてが極大を迎えるみたいです。
ちょうど正月休みなので、これは今回の流星群を綺麗に撮影出来なかったリベンジとして行ってみる価値はありそうですね。
ただ、しぶんぎ座流星群はそれほど多くの流れ星が見られる訳でもなく、時間にしても3時間位が見られる時間帯とのことなので、撮影できるチャンスは限られそうですね。
それでも行ってみる価値はありそうなので、天気次第ですが、夜はしぶんぎ座流星群の撮影をして、早朝は大洗の神磯の鳥居から朝日を撮影してみるのもイイかなと思っています。
まぁ正月休みで飲んだくれているかもしれないので、あくまでもプランですが(爆)