
茨城国体の開催に伴い、天皇陛下が御来県されることが決まっていたので、奉送迎に行ってきました。
開会式前日の夜は前夜祭があり、千波湖からは15分間だけですが花火が上がるとのことだったので、仕事帰りに撮影してきました。
花火の打ち上げポイントが分からないので、夏の千波湖花火大会を基準にして場所を確保しました。
たくさんの人が撮影に来るだろうと思っていたのですが、周りを見渡してもカメラマンは自分ひとりだけでした。
あれ?もしかして場所を間違っている?そんな不安さえよぎりました。
今回の撮影はD750を持ってきたので、これに20mm単焦点の組み合わせで来年度の千波湖花火大会の撮影の練習という位置付けでもあります。
19時30分花火の打ち上げがスタート
打ち上げはもちろん水戸が誇る花火師「野村花火工業」さん

そしたらまさかの発射台の真正面というベスポジを確保していました。
が!しかし!
近すぎて20mmの広角でも花火が入りきらないという(笑)
写真は諦めて、肉眼で確認で楽しんでました。
素晴らしい花火がたくさん打ち上がりました!
9月28日
いきいき茨城ゆめ国体の開催です!
天皇陛下が御来県され、皇后さまは体調に支障がなければ御来県されるとのことでした。
この日のミッションは二つ
1.お召し列車の撮影
2.天皇皇后両陛下を奉送迎場所にて撮影
この二つでした。
2週に渡ってお召列車の試運転を撮影し、最終的に決めた撮影ポイントは上下線がそれぞれ分離したポイント
朝4時30分に起きて現地に5時30分ごろ到着するも既に多くのカメラマンが待機していたのにはびっくりでした。
なんとか場所を確保するも、さて、どうやって撮影しようかいろいろと試行錯誤でした。
目の前には障害物があり、これを交わして上手く6両編成を撮影するにはどうすれば良いかいろいろ試しました。
なんとか6両編成で撮影することは出来ましたが、草が邪魔してたり、車両後部はフェンスが被ってしまったりで、あまり良い写真とはなりませんでした。
ですが、こうしてお召列車を見れただけでも嬉しかったですし、無事に最前列を確保して撮影できただけでも有り難いことです。
菊花紋章が装着され、日の丸が掲げられたお召列車はそれは特別な列車であることが伝わってきて、試運転の時と比べてもこうも雰囲気が変わるものなのかという印象でした。
茨城国体開会式の様子
お召列車を撮影した後はいったん帰宅して、天皇皇后両陛下を奉迎するため50号バイパスへ向かいました。
13時前に到着しましたが、早すぎたのか、まだ沿道には誰もおらず、奉送迎場所の設置もされていない様子。
近くのコンビニで時間を潰していると、プラザホテルへ歩いて入っていく人を数名見かけました。
もしかして、ホテル玄関前に奉送迎場所あるのか?
試しに歩いて行ってみると、これが正解。
人数限定で奉送迎場所が設置されてました!
いちばん遠い場所ですが運よく最前列を確保できました♪
沿道からの奉迎だと陛下を乗せた御料車もあっという間に通り過ぎてしまい、陛下のお顔もほんの一瞬しか見れないと思います。
それがホテル玄関前ならば、陛下を乗せた御料車をじっくりと見れて、さらには玄関前でのお手振りが期待できるかもしれないという最高の場所なのです。
これは期待できそうだ。
そう思うと撮影するのが非常に楽しみになってきました。
今回、天皇皇后両陛下の奉送迎場所からの撮影に使用したレンズは先日購入した70-200mm f/4レンズ
これが活躍してくれました!
厳戒態勢がしかれ、皇居警察の警察犬まで来ているとは

沿道にいたらこんな光景も見れなかったと思います。
先導の白バイ、パトカーに続いて、いよいよ天皇皇后両陛下を乗せた御料車がやって来ました。

初めてみたセンチュリーロイヤル、その存在感は凄いものがありました。
それと同時にこのカッコよさ!!
クルマ好きなみんカラユーザーならこのカッコ良さ分かりますよね。
両陛下を乗せた御料車はいったん私たちの後ろを回ってホテル玄関前へ行くというルートなのですが、この時の陛下のお心遣いは本当に嬉しかったです。
以下3枚の写真の窓の位置に注目してください。
私たちの姿を確認すると、手を上げてわざわざ窓を下げてくれたのです。

ほんの一瞬でもこうして私たちに気を遣っていただける陛下のお心遣いが本当に嬉しかった瞬間でした。
両陛下が御料車から降りる際も、運転手は敬礼をしているその姿が素晴らしい
ホテル玄関前にて天皇皇后両陛下が私たちに向かってお手振りをしてくれました。
まさかこんなにも近くで両陛下のお姿を見れるとは思ってもいませんでした。
写真はノイズ多めで綺麗とは言えませんが、スマホで見るには十分なレベルかと思います。
雅子さまのロイヤルブルーのお召し物がとてもお似合いで素敵でした。
そしてこの笑顔。
最高の思い出になりました。
9月29日
翌日もプラザホテルへ奉送に行ってきました。
到着したのは朝5時30分
まだ誰もいなくて、いちばん乗りでした。
警戒中の警察官の方にも驚かれました(笑)
VIPタクシーのアルファード

なんかカタログっぽく撮れたので密かなお気に入り(笑)
70-200いい仕事してくれました。
いよいよ陛下が出発される時間も近くなって御料車のお出ましです。
やっぱりセンチュリーロイヤル、カッコイイ!
菊花紋章に天皇旗が荘厳な雰囲気を醸し出しており、これは他の車では絶対に持ち合わせていない雰囲気だと思います。
最前列、両陛下をいちばん近くで撮影できる場所を確保したので、御料車を撮影するには70mmだとカツカツでした。
両陛下がお姿を見せてくれました。
この日は両陛下共に、グレーのスーツでお色を合わせての登場でした。

カメラ目線でのお手振りありがとうございます。
最後まで笑顔を絶やさずお手振りをしてくださり、本当にありがとうございます。
70-200mm f/4良い仕事をしてくれました。
買って良かった!
描写能力でいったら大三元には叶わないけど、使っていて思ったのは、レンズが大きくないので、こういった場所では周りの視線も気にならないし、相手に対してレンズを向けても引かれることが少ないかなという点
あまりにもガチなレンズで撮影に臨むと相手も引いてしまう可能性もあるんじゃないかなと思います。
重さも全く気にならないので快適に撮影できました。
この日、予定していた馬術の撮影は、この二日間の早起きにより、昼間ちょっと仮眠してから行こうと思ったら寝すぎてしまい、既に競技終了時刻となっていて残念ながら撮影に行くことが出来ませんでした。
今週末は大子町でカヌーがあるので、これも撮影してみたい競技なので今度はちゃんと撮影したいと思います。
かえってどうも!