
いきいき茨城ゆめ国体2019
10月6日に鉾田市にある鉾田総合公園で行われたスポーツクライミングの観戦に行ってきました。
この日の予定は午前中は百里基地から福島県の大滝根分屯基地の開庁祭に向けて展示飛行をする為に飛び立つ301SQの特別塗装機のファントムを撮りたくて朝から百里基地へ向かうも現地の天候不良によりキャンセル
集まったカメラマン全員が残念そうにして帰って行きました。
早くカエルスペマの飛んでる姿撮りたいのになー
気を取り直して、茨城国体スポーツクライミングの撮影に向かいました。
スポーツクライミングは東京2020オリンピックで追加種目として正式に採用されている競技です。
スポーツクライミングってボルダリングのこと?
とばかり思っていた私。
これは種目の名前なんだそうで
スポーツクライミングには「リード」「ボルダリング」「スピード」「複合」
という4つの種目があるそうです。
茨城国体では「リード」と「ボルダリング」が行われました。
スポーツクライミング、そこまでメジャーなスポーツでもなさそうだし、観戦するのも楽かな~なんて思っていたら、これがとんでもない大間違い(;゚Д゚)
連日、超満員で立ち見が出る程の人気ぶり。
それもそのはず、地元茨城の選手で東京2020オリンピックに出場が内定している「野口啓代」(あきよ)選手を応援すべく多くの地元の方が集まったのでした。
リードとボルダリングはそれぞれ別の会場で行われ、リードは外、ボルダリングは室内で行われました。
鉾田総合公園に到着したのが11時過ぎ
午後のボルダリング決勝から観戦しました。
この日は少年女子の部 高校生(16才~18才)の決勝が行われました。
室内での撮影。
競技が始まる直前に照明は落とされ、ステージに照らされる照明のみという状況だったので、撮影には厳しい状況に😅
ボルダリングは高さ約5mの壁に設置されたホールドと呼ばれる突起物を使っていちばん上まで登り、両手で保持することができればクリアとなります。
課題となる壁が2基設置され、1基につき2課題が設定され、選手は5分間の中で2課題を登ります。
その後休憩を挟んで2基目の課題を登ります。選手は計4枚の壁を登ることになります。
頂上へ辿り着くためには、どう攻略すればよいか考える必要もあり、各選手はそれぞれのアプローチで頂上を目指します。
時間内であれば、壁から落下しても何度でもやり直しがきくので、選手は諦めることなく何度も壁に挑みます。
通常はひとりで行う競技ですが、茨城国体では二人一組となってチームで戦う競技となっています。

その為、競技前にお互いに意見を交わしあったり、壁を登り終えた選手がアドバイスしたりする姿が見られました。
茨城代表 森 秋彩(あい)選手
彼女のクライミングは凄かったです!
他の選手が苦戦していた場面もいとも簡単に登って行き、彼女に登れない壁はないんじゃないかというほどスイスイ登って行きました。
余裕の表情で完登

東京オリンピック代表を目指しているだけあってレベルが違うのが初めて観戦した自分にもそれとなく分かりました。
背中の筋肉の付き方が凄いですよね。

まさにアスリートの体。美しい

結果、個人では1位を獲得してました。
ボルダリングを見た後は、お昼休憩を取ってリードを観戦。
注目の野口啓代選手を応援しようと、大勢の観客が押し寄せて立ち見エリアも規制が入るほどでした。
私はなんとか立ち見エリアを確保して撮影に臨むことができました。

高さ12m以上ある壁を登り、どこまで高く登れるかを競う競技です。
ボルダリングと違い、落下したらそこで試合終了となります。
安全の為、命綱を使ってカラビナにかけながら登っていきます。
ボルダリングとは違う面白さがあります。
最後に登場したのは、地元茨城の代表 野口啓代選手
圧巻のクライミングでした。
レベルが違いすぎる!
ここからは彼女の圧巻のクライミングをご覧ください。

茨城国体の選手宣誓をしていたのも野口選手です。
他の選手が続々と落下していく中で、彼女だけは違ってました。
この体勢。会場からもおぉ~とどよめきの声が鳴り響きました。
自分もファインダー越しから「マジか!」と驚きの声をあげました。
マジでレベルが違いすぎる

こんな凄い人が茨城にいたなんて
東京オリンピックでは彼女を応援します!

東京オリンピックを最後に現役を引退することを表明しているので、引退前にその姿を見れたことに感謝したい。
そしてついに頂上へ到達!
この日、完登したのは彼女だけでした。
総合では2位、個人では文句なしの1位でした。
満面の笑みで観客に手を振って応える野口選手。
カッコ良かった!
見に行って良かった!
軽い気持ちで会場に足を運びましたが、まさかこんなに凄い選手に出会うとは思ってもいませんでした。
茨城新聞の記事で動画もアップされてますので会場の雰囲気をご覧ください。
茨城県は45年ぶり2度目の天皇杯、皇后杯を獲得することが出来ました!
普段はスポーツ観戦に足を運ぶことのない自分ですが、茨城国体を通して、様々な競技に興味を持つようになりました。
国体が始まる前はそれほど興味もなく、せっかくの機会だからと興味本位で観戦した国体でしたが、どれも素晴らしい内容で感動しました。
実際にこの目で見ると、一生懸命頑張っている選手の姿は美しく、記憶に残るものとなりました。
残念ながら障害者スポーツ大会である「いきいき茨城ゆめ大会」は台風の影響で全日程が中止になってしまいましたが、国体を観戦することで今後はいろんな競技に興味が湧いたので見に行って良かったですね。
お住まいの近くで国体が開催されるようなことがあれば是非見に行ってみてください!
地元の選手を応援する楽しさは最高の思い出になると思いますよ(^^♪
かえってどうも!
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茨城国体 | 日記
Posted at
2019/10/12 01:48:27