
久しぶりに釣りの大会を観戦してきました。
千葉県香取市にある道の駅さわらで開催された
Basser ALLSTAR CLASSICというブラックバス釣りの大会で、毎年秋に開催されており、今年で30回目となる大会でした。
舞台となるのは、霞ケ浦、北浦を含む利根川水系で、この広大なエリアをバスボートを使って移動し、魚を釣ってくるのです。
二日間で釣れた魚の総重量を競う大会で、一日あたり五匹をリミットメイクとし、二日間の合計で優勝者が決まります。
オールスターと冠する大会ですから、出場する選手はもちろん人気、実力ともに兼ね備えた選手ばかりで、バスフィッシングをする者にとっては夢のような大会であったりします。
普段は参戦している大会の違いから、競い合うことの無い選手達が、この日ばかりは日本のみならず、アメリカで活躍している日本人選手や、さらには元・トーナメントアングラーで第一線で活躍していた人、さまざまな選手が一堂に会する大会でそれはまさにオールスターの名に相応しい大会となっています。
ガンダムでいうと、作品の枠を越えて名だたるパイロットが一堂に会し、誰がいちばん強いパイロットなのかを競う大会と言えば分かりやすいですかね?
えっ?余計分からないって!?(爆)
まぁでも、それぐらいのインパクトはある大会で、皆さんの好きなスポーツでスター選手ばかりを集めた大会で誰が一番なのかをを決める大会だと思ってくれればいいかと思います。
バスフィッシングの面白さは、答えがひとつではないというところにあると思います。
戦略を立てて釣りに臨み、最善のパターンを探すのか、それとも自分の好きなスタイルに拘って釣りをするのか様々な釣り方がある訳です。
考える要素がとても多く、
季節は春夏秋冬のいつなのか?
天候は晴れなのか雨なのか?
時間帯は早朝?日中?
水質はクリア?ステイン?マッディ?
どこで釣りをして何のルアーを使う? 巻物?カバー撃ち?
書いていたらキリがないほどたくさん出てきます。
事実、初日はプラクティスの段階では釣れていたのに、前日の冷たい雨でコンディションが一気に変わり、それまで連れていたパターンが通用しなくなり、苦戦した選手もいました。
自分が今まで経験したことをフルに駆使して釣りをすることが最大の楽しみであり、その結果、大きな魚が釣れた時の喜びといったらもう感動ものです!
釣れたのではなく、釣った!!という感覚を得られる釣りです。
会場は各メーカーから様々なブースが出展されており、選手が帰着するまでの間は各ブースにてトークショーやイベントがあり、来場した人達が楽しめる様になっています。

私は現在はバスフィッシングをやらないので、メーカーのブースに特に興味がある訳でもなかったので、各メーカーさんのデモカーを見ていました。

今回のスポンサーでもあるメルセデス
G-クラス 1000万オーバーというプライスにびっくりしましたが、なんだか妙に納得させられてしまうのはメルセデスだからでしょうね。
ウェイインはバスボートをランチングして観衆の前を通る演出が成されます。
年に一度のお祭りでもあるこの大会では、DJによるBGMが選手の入場を更に盛り上げてくれます。

本場アメリカでは毎回この様なスタイルで大会が行われていますが、日本ではフィールドの規模の違いから、全戦バスボートを使っての大会は行われておらず、バサーオールスタークラシックではバスボートでのウェイインショーが見られるのが最大の魅力となっています。

このステージ上で選手のインタビューが行われます。
初日のウェイインはYouTubeにてその模様がアップされています。
写真と共に、見どころのあるシーンでは時間帯を記載していますので、併せてご覧になるとより臨場感を味わえるかと思います。

初出場の澳原選手

ライブウェルから魚を取り出す澳原選手。
何気にこの魚を出す順番も小さなサイズから出して、最後に大きいサイズを出すという演出もありますね。

一匹目は小さくて表情もイマイチな澳原選手。
因みに大会ではキーパーサイズが決まっていて、30cmとなっています。

そして。。。

この日いちばんのBIG FISHを持ち込んだ澳原選手。
会場も一気にどよめきました。
動画の54:45秒あたりからご覧いただくと楽しめると思います。

もう一枚。
1880gという文句なしのウェイト!!
ウェイトから察するに48cm前後ですかね?

並木選手の入場。
かなり大きなこのクルマとても気になりました。
どこのメーカーのクルマなんだろう?
一際目立ってました。

バスボートをけん引する姿がカッコイイです。

アメリカでの輝かしい戦績のある選手でキャストの正確さといい、人気実力ともに誰もが認める選手です。


小森選手
オールスターでは優勝、準優勝も経験している選手です。
この日もきっちり五匹を釣ってリミットメイクを達成されてました。
さすがですね。

グランドチェロキーといえば!
田辺さん
バスボートをけん引する黒のグラチェロがたまらなくカッコよく見えてしまいます。

私の尊敬するバスアングラーです。
オールスターでは三度の優勝経験を誇り、アメリカのトーナメントにおいても成績上位入賞者のみで行われる大会のバスマスタークラシックでも6位入賞という実績の持ち主です。

インタビューでは、キーパーサイズは釣ろうと思えば獲れたけど、そこは狙わず、ビッグフィッシュに狙いを定めた田辺さん。
「パターンフィッシング」の提唱者でもある田辺さんですが、そこは自身のスタイルでもある「ストロングスタイル」を貫く田辺さんらしいコメントにらしさを感じました。

河辺選手
河辺さんもオールスターでは三度の優勝経験のある選手です。
今大会もビッグフィッシュを持ち込んでくれました。


こうしてみると、ラージマウスバスと呼ばれる所以がわかりますね。

菊本選手
初代JBワールドチャンピオンでもある菊本さん。
ビッグバスハンターとしてのイメージが強い選手でもあり、関西の選手らしくそのパフォーマンスも魅力です。
動画では2:10:20秒あたりから見て頂けると楽しめるかと思います♪

まだあと一本いるよ!のアピール

盛り上げ方が上手いですね!

この日、最後に現れたのはKINGこと清水盛三選手
アメリカのトーナメントで活躍しているモリゾーさん。
絶大な人気を誇り、最終日の大会終了後のファンサービスではいつも長蛇の列が出来る選手です。
残念ながらこの日はノーフィッシュで終わってしまいましたが、モリゾーさんの釣る魚はもしかしたらと期待をしてしまうので最終日まで目が離せない存在ですね。
初日の結果はこの様な結果となりました。

初日はビッグフィッシュを持ち込んだ澳原選手が暫定首位となりました。
しかしこの好調を翌日まで維持出来るかがカギであり、単日のビッグフィッシュよりも安定してスコアを持ち込める選手の方が優勝にいちばん近い存在であるといえます。
事実、最終日である30日は北 大祐選手が他を寄せ付けないリミットメイクを達成し優勝をしました。
久し振りに観戦したバサーオールスタークラシックでしたが、数年経った現在でも十分楽しめました。
数年前と比べると、観衆の数がちょっと少ないかなと感じたりもしましたが、初日は初めて見に行ったので、最終日とはまた少し違うのかも知れません。
機会があればまた来年も見に行きたいと思います。
Posted at 2016/10/31 00:17:22 | |
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Basser ALLSTAR CLASSIC | 日記