
オオワシに会いたくて24日も涸沼へ行ってきました。
この日はみん友である
「かず@車狂」さんが、涸沼でオオワシの撮影に来るという連絡を頂いていたので、ぜひご一緒しましょう!ということで、撮影オフをかねて行ってきました。
かず@車狂さんは私と同じD500を所有しており、レンズも同じ物をお持ちの方
同じ場所で同じ被写体を撮影するので、お互いどんなイメージで撮るのか楽しみにしていました。
今回も撮影場所は網掛公園からとしました。
午前9時頃から一緒に撮影を開始。
撮影開始直後は風もなく、べた凪状態だったので、これはちょっとヤバいかも?
と感じました。
水鳥達の姿もほぼ確認できなくて、ちょっと焦りましたが、風も吹き始めると上空には鳶の姿も確認でき、あとはオオワシの登場を待つだけとなりました。
しばらくするとミサゴがやってきてくれました。
まずは肩慣らしです。
今年からオオワシの撮影デビューをした自分にとってはミサゴが見れるだけでも嬉しいのです。
11時近くになり、本日最初のオオワシがお出まし♪

朝早くから皆さん待ち続けていたのか、周りにいたカメラマンは一同、夢中でシャッターを切り続けます。

しかし、相変わらず高い位置を飛んでますなぁ~
今回もガッツリトリミングをしてのお届けなので、画質は悪いので、雰囲気で楽しんでいただけたらと思います。
オオワシの後は魚を捕らえたミサゴを撮影できました。

ピンが甘いのですが、口を開けて飛翔するミサゴがカッコイイ
かなり大きな獲物を捕らえたみたいですね。
背中を向けているので魚種の判別が難しいですが、おそらくはシーバスかなと。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、瞳に光も入っていい感じに撮れました。
オオワシが魚を捕らえたシーンを初めて目撃することができました。

対岸の位置なので遠く、ピンも来ないので画質が悪いですが、初めてオオワシが水面へ降りてきた光景を目撃できたので嬉しかったですね。
再びミサゴが魚を捕らえた様子を撮影できました。
かなり大きなシーバスを捕らえた様子が分かります。
しかしこのミサゴ、ずっと空中を旋回していて、私たちの前にたしか3度だったかな?と思うのですが、
「まだ魚持ってるよ~」
とかずさんと談笑していたのでした。
3度も姿を現すと、捕らえられたシーバスの表情が「オレ、なんで空飛んでんだろ?」
という表情に見えてしまい滑稽に見えてきます 笑
※スマホからの閲覧だと分かりにくいかと思います。
なかなか降りないミサゴ
それがのちに不運に見舞われることに。。。
少しするとオオワシが再び登場

やはり風が吹き出すと出現率が上がるような気がします。
かなりトリミングをしていますが、今回のお気に入りの写真。
オオワシの瞳までなんとか写すことができたので嬉しい一枚になりました。
オオワシの撮影時は通常はAFエリア25点で撮影しているのですが、これは中央1点で追って撮影したやつか、グループエリアで撮影していたやつだと思います。
きちんと追えるようになればこれらを使って撮影したほうが良さそうですね。
オオワシは獲物を見つけると、次第に高度を下げながら旋回するそうで
この時のオオワシもその体勢に入っていました。
これはひょっとすると!?

事前に得た情報によると獲物を発見すると翼をすぼめて急降下の体勢を取るのだそう。
この体勢をファインダー越しに見ていた自分は、この後の行動にドキドキした瞬間でもありました!

今まで飛んでいた速度とは明らかに違う速度でぐんぐん急降下。
カ、カッコイイ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
その先にいたのは、なんと先ほどのシーバスを捕らえていたミサゴでした!
まさかの空中で横取りに、ファインダー越しに見ていた私は大興奮!
ミサゴはオオワシの奇襲にせっかく捕らえた獲物を手放してしまいます。
いつまでもウロウロしているから~ 笑

ミサゴが手放したシーバスを空中でキャッチしたかに見えたオオワシ

残念ながらキャッチならず

爪を大きく開いて必死でキャッチしようとするオオワシ

しかし無情にもシーバスは水面に向かって落下していきます。
それを、逃してなるものかと追いかけるオオワシ
水中に落ちてしまったシーバスを捕らえるべく水面下へダイブするオオワシの様子を捉えることができました。
かなり貴重なシーンだと思います。
体を水中に入れてまで獲物をキャッチしようとするシーンは珍しいんじゃないかなと思います。
帰り際に他のカメラマンが教えてくれたのですが、
以前にオオワシが羽を水中に入れてしまった時は死にかけた時があったそうで、その時は地元の漁師さんが助けに行ったそうです。
ミサゴの場合は水中に体ごと入れて獲物を捕らえるのだそうですが、オオワシは体を入れることはないそうです。
なるほど。確かにこの日撮影したミサゴが獲物を捕らえるシーンを確認してみると、体が水中に入ってますね。
写真は写りが悪いので割愛。

水中から出てきたオオワシ
果たして獲物を捕らえることが出来たのでしょうか?

!?

!? !?

残念ながら取り損ねてしまったようです。

ここまでするということは余程お腹が空いていたのでしょうか?
ここまで一連の動作を100連写で撮影。
バッファ容量がいっぱいになることもなく、ひたすら連写し続けるその性能には驚きました。
D500の恩恵を最大限に受けた瞬間でもありました。
100連写のおかげもあり、一連の様子を動画にしてみました。
JPEG撮って出しのものをPhotoshopで作成
私がカメラのファインダー越しに見ていた光景です。
しかし、いい加減ビデオ雲台が欲しくなってきました。
他にもドットサイトや双眼鏡 etc....
いろいろ欲しい物がありすぎて^^;
このあとは風も落ち着き、辺りも静かになり、次第に帰る人たちもいて、かずさんも帰られるというので、ここでお別れ。
私はその後、ちょっとだけ居残ってみましたが、この日は概ね満足していたので、程なくして私も撤収。
その後は地元の白鳥を撮影に行ってみました。
白鳥もそろそろ旅立つ頃かと思います。
未だに早朝の白鳥の飛び出しを撮りに行けていない私💧
地元の白鳥を世話している方の話だと、おそらく今週末あたりから旅立っていくのでは?という話も聞いたので
今週末、最後のチャンスと思い撮影に行ってきます。
そしてオオワシの撮影も今シーズンあと何回撮影に行けるのか?
3月中旬までいるとされる涸沼のオオワシですが、今年は暖冬の影響もあり、もしかしたら早めに旅立ってしまうかも?と感じています。
残り少ない撮影回数の中で目の前を飛ぶオオワシを撮影できたらなと思います。